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エリア:
- アジア > 中国 > 上海(シャンハイ)
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テーマ:
- 観光地
- / テーマパーク
- / お祭り・イベント

万博パスポートは上海万博の発明ではありませんが、なぜか上海万博では想像超えるほど人気です。

パスポートといえば、スタンプを集める手帳ですね。代表的なパビリオンはそれぞれ指定のページがあり、そこに各パビリオンのスタンプを集めるのです。

ところで、上海万博では、このスタンプ集まりが異常に歓迎されています。パビリオンの見学はともかく、スタンプもらうのは第一目的としている人がいっぱいです。
独自パビリオンを持っていない国は、「連合館」に出展しています。「アフリカ連合館」や「南パシフィック連合館」などでは、一つの連合館を見るだけで、30〜40のスタンプをもらえるのです。それでも十分満足されている人々がいます。

それはなぜかというと、海外旅行経験のまだ乏しい中国の人に対しては、このような万博ツアーで、まるで世界周遊した気分が出て、十分満足できるからです。

ところで、この万博パスポートがあまりにもの好調で、印刷製造するは全然間に合いません。
一冊30元で、全部で4種類があります。(表紙の色が違うことによって、男子用、女子用、児童用など)

販売先は万博パーク内の「記念品特許店」のみです。ほとんどの「特許店」はあまりにも多くの問い合わせを受けているので、入口に大きな看板を出して「没有護照」(パスポートありません)と書きます。

入手困難な理由はもう一つです。
このパスポートは本人の万博見学記念ではなくて、もっとも人気のある土産品になっているからです。
写真に写っている人は、万博パーク内、至る所で見えます。一人で10冊、またはもっと多く持って、スタンプをもらっています。それを、友人や親戚に土産として渡すようになっているようです。

甚だしきに至っては、一部のパビリオンのスタッフはあまりにも多くのパスポートにスタンプを押すのは苦労するので、「スタンプは一人一回のみ」「1人2部以上禁止」とかの禁止事項も出しています。
面白いその国の人気ポイントですね。
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