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エリア:
- アジア > 中国 > 周荘/周庄(シュウソウ)
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テーマ:
- 買物・土産
- / 観光地
- / 街中・建物・景色
回は特別な観光コースです。
普通は上海郊外の水郷観光コースは、一箇所だけ訪問します。「周庄日帰りツアー」または「朱家角半日ツアー」は普通ですが、今回は二つの水郷を1日で廻る依頼主があって、案内しました。
ガイドとしては、前方助手席に座るので、普通のお客様で見られない角度から写真を撮れますね。
周庄や朱家角へ行くには、どちらもG50高速(旧A9高速)を利用します。
朱家角へ行くには、「朱家角」という出口があって、大変便利です。今回は先に周庄に行くので、もう2個先の出口に進みます。
高速道路に停車して、パンクしたタイヤをチェンジするトラックも見えています。これは中国の高速道路では、日常茶飯事ですね。
朱家角や周庄も、いずれは「淀山湖」の隣にあります。この「淀山湖」の面積は63平方キロメートルで、杭州の西湖の12倍です。水深は約2メートルです。
上海市民憩いのリゾート地に開発される予定です。
今回は周庄へ行くため、「金沢」で高速道路から降りることにしました。
高速道路の両側、至るところには水が見えます。
河や池の中、蟹と魚と海老を養殖しています。
この高速道路は「G50」に改名されましたが、まだ看板や標識を変えていなくて、旧名の「A9」と書いているところがあります。
高速道路から降りたら、もう暫く田舎の一般道路で走ります。
周庄行きの田舎(上海市・青浦区)道路は、並木が綺麗で、両側の畑を見る限り、心が静かになりますね。
しかも、市内中心部からちょっとだけ離れていますが、全然交通手段も違いますね。市内ではすでに10年以上前も消えた三輪バイクも走っていますね。そんなに違いがあるのでしょうね。
高速から降りて20分ほど走ると、上海の境を超えて、すぐに「周庄古鎮」の看板が見えます。しかも、「国家AAAAA観光地」です。
たくさんの国旗が掲揚していますが、それは2001年の上海APEC会議開催の時、たくさんの首脳が周庄の前で記念撮影を撮った場所です。
さすが「中国第一水郷」ですね。
大きな駐車場に入ります。恐らく300台以上の大型バスは平気で入れます。まず、ここのチケットオフィスで入場券を買います。
自然な村なのに、入場券を取るのはちょっと。。。ですけど、買わないといけません。
一日券セット:100元/人
17時以降入場:80元/人
さすが「中国第一高い水郷」です。
駐車場から電動カートに乗り換えた、いきなり水郷に入りました。
太鼓橋、運河、白壁、黒瓦、、、
情緒あるね〜〜
周庄の老街、両側は店だらけです。特に「中市街」という中心ストリートは完全に商店街になっていますね。
中国では最初に開発した水郷の観光地ですので、商業化しすぎますね。
やはり静かの村がいいなぁと思います。
水と太鼓橋は水郷のもっとも美しい風景です。
川沿いには、四角のテーブルと中国風の椅子を置いて、お茶室を設けています。のんびりお茶を飲んで、水郷の風景を楽しめます。
ここの店、売っているものはほとんどの中国観光地と同じです。
お菓子だけ、地元の独特の甘い餅や団子があるのですが、あまり、、、美味しくない、、、です。
お婆ちゃん達は「河鮮」の乾燥した物を売っています。
後、このお婆ちゃんは揚げ「臭豆腐」を売っています。臭ければ臭いほど、美味しいです。日本人が食べている納豆と同じくて、独特味はすべての人が慣れるとは限りません。食べ慣れると、大変美味しいです。
これは周庄にある「聚宝堂」という建物(観光スポット)です。
ここは、「宝」というのは、中国共産党歴代のリーダーが訪問した時の跡です。
一番目立っているのは、2001年APEC会議の際、国家主席江沢民の肉筆です。
共産党の幹部になるには、書道も練習しないといけない習慣がありますね。
次は「張庁」という観光スポット、昔、周庄にいる貴族の家です。「玉燕堂」とは、応接間です。
周庄が観光地になった後、大きく力を入れて、修復しました。
以前のまま、書斎やお庭を復原しました。
「張庁」から出た後、いきなり、運河で服を洗濯するおばさんが見えました。さすが、運河で生活している水郷の人々ですね。実は、水道水はちゃんと入っているのですが、天然の水を使わないと、もったいない意識が強いですね。
農家ゲームをやっている店もあります。
この店の売っている物を見ると、すぐ「朱家角」ってお分かりでしょうね。
周庄から出発して、車で約40分間程度で、「朱家角」に着きました。
同じく水郷の町ですが、風格はまた違います。
まずは広い「淀山湖」という河があります。「放生橋」という太鼓橋が中心です。
ここにも桃肉の醤油煮(蹄髈)も売っていますが、周庄の「万三蹄」とは微妙に味が違います。美味しいです。
ここにも桃肉の醤油煮(蹄髈)も売っていますが、周庄の「万三蹄」とは微妙に味が違います。美味しいです。
公衆トイレもきちんと整備されています。中国語と英語と日本語表記がありますね。
朱家角の街並で歩いている途中、突然、ジャズのミュージックが耳に入りました。この古い建物からです。とても合わない雰囲気ですが。。。
中に入ると、更に異様な感じです。
レンガ作りの典型的な「江南民居」の中に、中国元素のたっぷりアンティックやアクセサリ、しかも、皆古そうです。
階段には中国茶の急須が置いてありますが、実はこー費を売っています。
しかし、このような建物の中、ジャズとコーヒーのサービスは、非常に調和されていない感じですが、しかし、独特、独特です。
とにかく、変わった感じ。。。
この店の場所は朱家角の「課植園」の向こうにあります。ぜひ一度朱家角旅行の際、立ち寄る価値があります。
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