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- 重慶の旅(1):渣滓洞
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エリア:
- アジア>中国>重慶(ジュウケイ)
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/09/19 07:19
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長江の遊覧船から降り立ったら、すでに重慶市の朝天門埠頭です。そこからタクシーで30分ほど、おそらく中国人しか行かない観光地へ行きました。名前は「渣滓洞」です。
ここは歌楽山の上にあり、旧国民党時期に、特務機関の訓練養成所です。しかも、国民党に対する敵対の人の牢獄でもあります。
中国人がここのことをよく知っているのは、一つの小説(その後、テレビドラマにも作成されました)「紅岩」からです。
拷問室なども展示されています。共産党は中国全土を解放する戦争を起こした最後の時期、国民党が重慶を逃亡し、大勢の革命家をここで殺害する場所とのことです。小説「紅岩」のおかげで、中国において重要な政治記念施設になっています。なので、無料でした。
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- 革命家 国民党 労国 拷問 共産党
- 長江三峡のツアー(7):豊都鬼城
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エリア:
- アジア>中国>重慶(ジュウケイ)
- テーマ:観光地 テーマパーク クルーズ
- 投稿日:2014/09/18 18:30
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宜昌から重慶への三峡上りコースに、最後の下船地点となります。
すでに三峡を出てしまったので、水面も広くなり、水深も浅くなります。よって、船が長江の長江の真ん中の止まって、長い橋通して上陸します。やっと、自分の乗っている船の大きさが分かりました。
この最後の下船地点は重慶市豊都県の「鬼城」です。
ここは、中国人が想像していた「冥界」です。中国人の神話では、人間が死後、冥界の鬼に呼ばれ、この「鬼門関」を通ったら、向こうの世界に入ります。
中国が思っている世界には「陰」と「陽」があります。我々生活している「陽
」の世界は現実の世界で、死後は「陰」の世界へ行きます。その「陽間」から「陰間」への行く道が「黄泉路」といいます。
人間が死んだ理由に、たくさんがあります。死んだ理由によって、人間はいろんな種類の「鬼」になります。たとえば、お酒を飲みすぎで死んだ人は「酒鬼」と言います。
頭が良すぎる人は「聡明鬼」と言います。
肉を食べ過ぎる人は「肉鬼」と言います。
「陰」の世界の鬼は、「陽」の世界にも来ます。人間の中、死んでよいと思われる人を掴めて、「鬼門関」を通って、冥界を連れて行きます。
悪いことをしたら、鬼達があなたを掴めます。
冥界の支配者は「閻王」といいます。おそらく、中国人の心の中、一番怖がっている存在と思います。彼は人間の生死を決めます。
死んだ人が「閻王」の前で裁判を受けますが、「裁判官」があなたの人生にやっていたことを判断して、死後の待遇を決めます。
中国人の信仰には、死後の待遇が二つに分かれます。
生前「善」を尽くした人は、天国に上がり、「神仙」になります。
一般の人は、再度妊婦のお腹に戻して、再度0歳からの人生を暮らします。その妊婦がいる家庭の貧富や生活レベルも、「前世」とは「因果応報」しています。
生前「悪」を尽くした人は、地獄に投げ込まれます。
この二人は、一番よく知られる「鬼」の代表です。一人「黒無常」で、一人は「白無常」です。
二人がよく「陽」の世界へ来て、死ぬべき人を探します。
さて、本当の悪い人はあの地獄で永遠に罰されます。ここは地獄です。
中華鍋に炒めます。
器官を切ります。
尻を切ります。
体を解体します。
要するに、生きている間、必ず善をしてください。因果応報を信じている中華文化では、地獄の重要かつ確実な存在のように思われます。
さてさて、これで長江クルーズの旅はいよいよ終わります。
4日間は本当にあっという間でした。最後の夜は、フェアウェルパーティーを開催します。
船長が再度登場して、皆さんと挨拶します。本当にお疲れ様でした。
長江の旅、なかなか味わいの深いコースでした。
明日の朝、重慶に上陸します。もうこの船とお別れです。
この後は、重慶市の観光にも行きます。
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- 長江三峡のツアー(6):白帝城&瞿塘峡
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エリア:
- アジア>中国>重慶(ジュウケイ)
- テーマ:鑑賞・観戦 クルーズ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/09/17 15:01
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昼食を食べてから、また遊覧船で昼寝してから、午後3時頃、また集合のアナウンスが流れます。
デッキに上がったら、すでに長江三峡の第三部「瞿塘峡」に来ています。
長江三峡の中、瞿塘峡がもっとも山が険しいことによって著名です。
しかし、すでに水面が80m位あがっています。三峡ダムのない時は、ここは如何に険しい河流でしょうね。
さて、午後の上陸観光は「白帝城」です。
ここから、自然景観の観光が終わり、人文的な観光に変わりますね。
中国人に「白帝城」を言ったら、まず李白のこの漢詩が歌われますね。
早(つと)に白帝城(はくていじょう)を発(はっ)す
朝辞白帝彩雲間 朝(あした)に辞(じ)す白帝(はくてい)彩雲(さいうん)の間
千里江陵一日還 千里(せんり)の江陵(こうりょう)一日(いちじつ)にして還(かえ)る
両岸猿声啼不住 両岸(りょうがん)の猿声(えんせい)啼(な)いて住(や)まざるに
軽舟已過万重山 軽舟(けいしゅう)已(すで)に過(す)ぐ万重(ばんちょう)の山(やま)
「白帝城」は昔、山の頂上にありますが、今は長江水面の変化により、島になりました。一本橋で渡ります。
さて、三国志に興味のある方は、この「白帝城」のことをきっと分かります。
蜀漢の皇帝劉備が死に際し、息子劉禅を 諸葛孔明に託した「劉備託孤」舞台です。
では、白帝廟に入ります。
「劉備託孤」の物語を演じています。
しかし、ここでは、まだ一箇所自然景観の見る所があります。それは、人民元の10元札の裏に書かれている画面です。この白帝城の山から、絶好の見る場所が確保されています。
温習ですが、人民元の裏にある画面です。
1元:西湖(浙江省・杭州)
5元:泰山(山東省・泰安)
10元:長江三峡(重慶市・奉節)
20元:漓江(広西省・桂林)
50元:ポタラ宮(チベット自治区)
100元:人民大会堂(北京市)
中国の旅行って、少なくとも人民元の裏に書かれている場所程度を訪れなくちゃ〜
日が暮れて、また船に戻ります。今夜は、パーティーが開催されますよ。
長江遊覧船の旅に、退屈な時間は一刻もありません。すべての時間に、好きなエンタテイメントをチョイスできます。上陸の観光以外、船上にも映画館もあり、水泳プールもあり、ドリンクバーもあり、ゲームセンターもあり、図書館もあります。本当に豪華遊覧船でのクルーズが楽しいですね。そして、このようなイベントも毎晩ありますね。司会者は船に同行している2名の観光案内ガイドです。一人は中国語ガイド、一人は英語ガイドです。パーティーの時は、司会者も担当します。
そして、船内の照明や音響も、すべてプロな施設です。
出し物を演じている人は、船員の皆さんです。レストランの服務員もいれば、客室の係りもいます。プロなくんれんを受けていて、大変プロな演芸でした。
このような日々を暮らしますと、この船と別れたくなくなりますね。
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- 長江三峡のツアー(5):小三峡&小小三峡
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エリア:
- アジア>中国>重慶(ジュウケイ)
- テーマ:ハイキング・登山 クルーズ 自然・植物
- 投稿日:2014/09/16 00:27
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朝食の後、2隻の中型船に乗り換えて、「小三峡」の観光に入ります。
ここはすでに長江ではありませんが、長江の1本支流の河です。
河の幅が小さくなり、水深が浅くなり、山も小さくなりますが、風景は昔の長江三峡と同じのため、「小三峡」と名づけました。
長江三峡って、中国人の魂になる場所ですが、すでにダムの建設で風景が破壊された残念もあって、この「小三峡」で昔の思い出を味わうしかないですね。しかし、子供でも、真剣に写真を撮っていますね(笑)。
確かに、ここの風景は、昔の長江三峡とそっくりですね。サイズだけ一個小さいです。
自然の村も綺麗です。
「小三峡」の次に、またオプション(120元)で「小小三峡」です。
更に、小型船に乗り換えます。希望者だけ参加しますが、不参加の人は中型船に乗ったまま、長江遊覧船に戻ります。
小舟ですが、すでにエンジン付きです。
昔の三峡漁民が着ていた笠を着用して体験撮影できます。
水面が静かで、のんびり観光することができます。
観光の内容ですが、主に絶壁にある「懸棺(崖墓)」を見たり、山にある洞窟を遠くから眺めたりすることです。約40分ほどのコースでした。
これで、また先ほどの中型船の戻って、長江遊覧船に戻ったら、すでに12時半も過ぎました。すべて遊覧船で昼食が食べれるようになりました。
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- 長江三峡のツアー(4):巫峡
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エリア:
- アジア>中国>重慶(ジュウケイ)
- テーマ:ハイキング・登山 クルーズ 自然・植物
- 投稿日:2014/09/15 00:08
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遊覧船が一晩の運航を通して、重慶市管轄の長江流域に入りました。
窓の外にある景色が変わっていきます。
すでに三峡の第二部の「巫峡」流域です。
ここの山が、西陵峡の山と違って、やはりいろいろな形に風化された。たとえば、この山が美人のように見えると船内の案内ガイドが説明してくれました。
朝早いですが、すでにトップデッキに撮影に来た人が多かったです。
長江の河もまっすぐではなくて、どんどん回ります。
船の後ろを見ても、河が回っています。
実は、長江ダムの建設によって、ここの区間はすでに昔より80mぐらい水位が高くなりました。想像して見ると、今の水面より80m以下の水面で運行すると、この山々の景観が壮観でしょうか。残念ながら、すでに写真でしか見れない昔の三峡の風景です。
ここの山には、なんだか蝙蝠や、羊などが見えるそうです。
見えますか?
そして、今日のスケジュールは迎えに来る中型船に乗り換えて、「小三峡」への観光です。これも船のチケットの含まれる全員の観光コースです。早速朝御飯を食べて、体力を準備しましょう。
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- ダム 風化 水位 蝙蝠 デッキ
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