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エリア:
- アジア > インド > デリー/ニューデリー
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テーマ:
- 観光地
インドの首都、ニューデリーはほとんど日本のようなものです。
と、一言で言っても、違いますが・・・・
最近は、2010年のデリー全土メトロ開道に向け、デリー市内ではメトロの工事が進んでおり、また今まで使われていたぼろぼろのバスではなく、新しいバスを見かけるようになりました。「クリーン・デリー」を目標に、道端にはゴミ箱が設置されるようにもなりました。
南デリーのサケット地区には、昨年デリー最大のショッピングモール、セレクトシティーウォークができ、ますます「都会化」したデリー。
そんな都会のデリーでも、インドらしい寺院などはもちろん健在。
様々な宗教が混ざり合うインドですが、宗教関係なく、インド人は寺院に足を運びます。インドの人口84%のヒンドゥー教徒だって、シーク教徒の寺院へ行くんです。ヒンドゥー教徒だってイスラム寺院へ行くんです。
そこで本日は、現地のインド人が宗教関係なく、訪れているデリーの観光スポット(寺院)を紹介します。
まずは、ロータステンプル。(バハーイー寺院とも言われる)バハーイー教といわれるイスラム系新宗教の寺院です。
大理石で作られたハスの花の形をした寺院で、地元のインド人に大人気の寺院のひとつ。
警備がしっかりしていて、寺院の中に入るために、寺院のスタッフが20〜30人ぐらいずつ誘導します。
寺院の中はとても静寂としていて、まさにハスの花の中にいる雰囲気。座るためのベンチがたくさん並べられており、そこに座り、瞑想をするのがインド人流。
寺院内は撮影禁止なので、画像はない分、是非足を運んでいただきたいです。ちなみに月曜日は定休日なのでご注意を。
続いて、インドと言えば「ターバン」のシーク教徒の寺院。バングラ・サーヒブ寺院。
デリー市内では最大のシーク教徒の寺院と言われています。
シーク教徒の寺院といえば、アムリトサルの黄金寺院(ゴールデン・テンプル)が有名ですが、そのミニチュア版という感じです。そして、シーク寺院に入るときの決まりごとがあります。ご存知ですか?
まずは、靴などの履き物を脱ぎ、素足になったら、指定の洗い場で足を洗います。現地の人々はほとんど持参していますが、男性はハンカチ、女性は民族衣装のスカーフを頭に巻きます。ハンカチなどを忘れて人は、寺院で頭を覆い隠す布が用意されているので、それを頭に巻くことができます。(巻かなければ中には入れません!)
これがシーク教流、神様に対する敬意なんです。
ね。みなさん頭を隠してますね。
寺院の中心には、シーク教徒の聖典「グルー・グラント・サーヒブ」が安置されており、その周りで祭祀達がハルモニウムや、タブラ、ヴィーナを演奏した聖歌が歌われています。寺院を訪れた人は、その聖典の周りを一周し、聖典の前に膝をつき、深く頭を下げ、何度も礼拝しています。
寺院内には、黄金寺院にある「不死の池」のような池があり、そこで沐浴している人も見かけます。また、その池に素足で入って沐浴気分に浸るのもいいですね。沐浴までいかなくとも、水を頭にかけたりしている方もたくさんいました。
そして、そして、インド人には有名ですが、意外と日本人や他の外国人に知られてないシーク寺院の醍醐味があるんです。
そう、それは、ご飯が無料で食べられること!
バングラ・サーヒブには寺院の地下のようなところに食堂(テーブルやイスはなく、地面に座る)のようなものがあり、座ると、ターリー皿が配られます。すると、バケツに入った豆カレーをおたまで配られ、はい、次は野菜カレー、はい、ご飯、はい、チャパティーと、どんどんどんどん配られます。食べていると、ハイ、もう一杯どう??と言われるくらい。食事は全部ベジタリアン料理です。
これはヒンディー語で「プラシャード」と言われ、神様への捧げ物のお下がりの意味を表し、神様からの導きがあることとして、とても神聖なこととされています。これはシーク寺院に限らず、ヒンドゥー寺院でも同じようにご飯ではありませんが、インドのスイーツなどが配られます。
バングラ・サヒーブでは、ご飯だけでなく、チケットのようなものを受け取ると、そのチケットと引き換えにスイーツもいただけます。私が行った時は人参のスイーツでした。
最後は、ヒンドゥー寺院。ヒンドゥー教には様々な神様がいて、それぞれの神様の寺院もあります。デリーにも、ラクシュミー・ナラヤン寺院や、カーリー寺院など、神様の寺院がありますが、意外と旅行者に知られていないのが、クリシュナ寺院です。ISKCONといわれるこの寺院は、International Society for Krishna Consciousnessの略です。
寺院内はとても広く、クリシュナの博物館や、ゲストハウス、クリシュナに関する売店などもあります。また、クリシュナのマントラと言われる呪文(ハレ・クリシュナ・ハレ・クリシュナ・クリシュナ・クリシュナ・ハレ・ハレ・ラーム・ハレ・ラーム・ラーム・ラーム・ハレ・ハレ)のようなものを唱えながら、一歩づつ進めば、クリシュナ神に辿り着く、ゾーンもありました。
なんと、このISKCONですが、ニューヨークやオーストラリアなど世界中にあり、日本にもあるそうです。
以上、本日はデリーの様々な宗教の寺院案内でした。是非自分の目で確かめてみてください
と、一言で言っても、違いますが・・・・
最近は、2010年のデリー全土メトロ開道に向け、デリー市内ではメトロの工事が進んでおり、また今まで使われていたぼろぼろのバスではなく、新しいバスを見かけるようになりました。「クリーン・デリー」を目標に、道端にはゴミ箱が設置されるようにもなりました。
南デリーのサケット地区には、昨年デリー最大のショッピングモール、セレクトシティーウォークができ、ますます「都会化」したデリー。
そんな都会のデリーでも、インドらしい寺院などはもちろん健在。
様々な宗教が混ざり合うインドですが、宗教関係なく、インド人は寺院に足を運びます。インドの人口84%のヒンドゥー教徒だって、シーク教徒の寺院へ行くんです。ヒンドゥー教徒だってイスラム寺院へ行くんです。
そこで本日は、現地のインド人が宗教関係なく、訪れているデリーの観光スポット(寺院)を紹介します。
まずは、ロータステンプル。(バハーイー寺院とも言われる)バハーイー教といわれるイスラム系新宗教の寺院です。
大理石で作られたハスの花の形をした寺院で、地元のインド人に大人気の寺院のひとつ。
警備がしっかりしていて、寺院の中に入るために、寺院のスタッフが20〜30人ぐらいずつ誘導します。
寺院の中はとても静寂としていて、まさにハスの花の中にいる雰囲気。座るためのベンチがたくさん並べられており、そこに座り、瞑想をするのがインド人流。
寺院内は撮影禁止なので、画像はない分、是非足を運んでいただきたいです。ちなみに月曜日は定休日なのでご注意を。
続いて、インドと言えば「ターバン」のシーク教徒の寺院。バングラ・サーヒブ寺院。
デリー市内では最大のシーク教徒の寺院と言われています。
シーク教徒の寺院といえば、アムリトサルの黄金寺院(ゴールデン・テンプル)が有名ですが、そのミニチュア版という感じです。そして、シーク寺院に入るときの決まりごとがあります。ご存知ですか?
まずは、靴などの履き物を脱ぎ、素足になったら、指定の洗い場で足を洗います。現地の人々はほとんど持参していますが、男性はハンカチ、女性は民族衣装のスカーフを頭に巻きます。ハンカチなどを忘れて人は、寺院で頭を覆い隠す布が用意されているので、それを頭に巻くことができます。(巻かなければ中には入れません!)
これがシーク教流、神様に対する敬意なんです。
ね。みなさん頭を隠してますね。
寺院の中心には、シーク教徒の聖典「グルー・グラント・サーヒブ」が安置されており、その周りで祭祀達がハルモニウムや、タブラ、ヴィーナを演奏した聖歌が歌われています。寺院を訪れた人は、その聖典の周りを一周し、聖典の前に膝をつき、深く頭を下げ、何度も礼拝しています。
寺院内には、黄金寺院にある「不死の池」のような池があり、そこで沐浴している人も見かけます。また、その池に素足で入って沐浴気分に浸るのもいいですね。沐浴までいかなくとも、水を頭にかけたりしている方もたくさんいました。
そして、そして、インド人には有名ですが、意外と日本人や他の外国人に知られてないシーク寺院の醍醐味があるんです。
そう、それは、ご飯が無料で食べられること!
バングラ・サーヒブには寺院の地下のようなところに食堂(テーブルやイスはなく、地面に座る)のようなものがあり、座ると、ターリー皿が配られます。すると、バケツに入った豆カレーをおたまで配られ、はい、次は野菜カレー、はい、ご飯、はい、チャパティーと、どんどんどんどん配られます。食べていると、ハイ、もう一杯どう??と言われるくらい。食事は全部ベジタリアン料理です。
これはヒンディー語で「プラシャード」と言われ、神様への捧げ物のお下がりの意味を表し、神様からの導きがあることとして、とても神聖なこととされています。これはシーク寺院に限らず、ヒンドゥー寺院でも同じようにご飯ではありませんが、インドのスイーツなどが配られます。
バングラ・サヒーブでは、ご飯だけでなく、チケットのようなものを受け取ると、そのチケットと引き換えにスイーツもいただけます。私が行った時は人参のスイーツでした。
最後は、ヒンドゥー寺院。ヒンドゥー教には様々な神様がいて、それぞれの神様の寺院もあります。デリーにも、ラクシュミー・ナラヤン寺院や、カーリー寺院など、神様の寺院がありますが、意外と旅行者に知られていないのが、クリシュナ寺院です。ISKCONといわれるこの寺院は、International Society for Krishna Consciousnessの略です。
寺院内はとても広く、クリシュナの博物館や、ゲストハウス、クリシュナに関する売店などもあります。また、クリシュナのマントラと言われる呪文(ハレ・クリシュナ・ハレ・クリシュナ・クリシュナ・クリシュナ・ハレ・ハレ・ラーム・ハレ・ラーム・ラーム・ラーム・ハレ・ハレ)のようなものを唱えながら、一歩づつ進めば、クリシュナ神に辿り着く、ゾーンもありました。
なんと、このISKCONですが、ニューヨークやオーストラリアなど世界中にあり、日本にもあるそうです。
以上、本日はデリーの様々な宗教の寺院案内でした。是非自分の目で確かめてみてください