シャンゼリゼ通り沿い、コンコルド広場に近い位置にあるグラン パレは、
1900年に開催された第5回パリ万国博覧会の際に、隣に立つプチパレとともに建設され、
メイン会場として使用されました。
石造りの建物に鉄骨とガラス張りの屋根を持つ、幅240メートル、高さ45メートルの建物は、
多くの彫像も配され、荘厳な印象があります。
万国博覧会の後は、見本市やサロンと呼ばれる芸術団体主催の展覧会が行われる会場として
利用されるようになりました。
1937年には建物の西側部分に、プラネタリウムのある科学技術博物館
パレ・ド・ラ・デクーヴェルト(Palais de la Découverte)が開設されました。
ここでは自然科学、数学などをテーマにした企画展やイベントが行われ、
子どもに人気があります。
さらに、1964年には、時の文化相アンドレ・マルローの要請によって、
建物内の東側の一部を美術展会場として使うために、改装することになり、
グランパレ・ナショナル・ギャラリーが誕生しました。
以降、ピカソ、ジョルジュ・ドゥ・ラ・トゥール、モネなど巨匠の企画展が開催されています。
正面ファサードを入ったところにある中央ホールは、
パリコレなどのイベント会場としても利用され、また、館内には映画館もあるなど、
多目的利用されているモニュメントです。
Grand Palais グラン パレ
美術展からパリコレ会場まで、多目的利用されるモニュメント
- 投稿日2014/09/30
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ジャンルスタジアム・スポーツ観戦 文化財・歴史的建造物 世界遺産
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エリア8 区
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住所
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アクセス地下鉄1・13線 シャンゼリゼ クレモンソー Champs-Élysées-Clemenceau駅からすぐ
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電話番号+33-1 40 13 48 00
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予算一般 14ユーロ
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公式サイト
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