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エリア:
- アジア > 台湾 > 台北(タイペイ)
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テーマ:
- 観光地
- / 街中・建物・景色
皆さん、こんにちは。台北市民と申します。
縁あって、2年前から、台北で暮らしています。妻との二人暮しです。
プロフィールにも記してありますが、駐在員ではなく、日本人社長の台湾企業で働いています。ですから、よりドメスティック&ディープな台湾生活を皆さんにご紹介したいと思っています。
さて皆さんは、台湾/台北に対してどのようなイメージをお持ちですか?
おそらく、あまり台北をご存知の無い方は、「ビルと看板がひしめき合うアジア的混沌のまち」というイメージだと思います。私も、台北で暮らし始めた当初はそのようなイメージでした。
ですが、二年ほどこちらで暮らし、更に最近はポンコツですが自動車を購入して台北を走り回って見ると全く別の顔が見えてきます。台北は、中心部こそビルがひしめき合っていますが、周囲を山と緑に囲まれた盆地で、町の中央部を河川が縦横に流れています。市の中心部からわずか数キロ程度離れると、緑豊かな自然の風景が広がっています。都市部が非常にコンパクトにまとまり、周囲を美しい自然が取り囲む、とても美しいまちです。
ちょうど先月私は、周辺の自然を求めて、台北郊外の「新店」という町に引っ越しました。美しい渓流が流れる町で、私は毎日、冒頭の吊橋を歩いて渡り、地下鉄の駅に向かっています。日本から金城武や中村獅童も参加した映画「赤壁(クリフハンガー」の試写会会場にも選ばれた場所で、中国的な風情を感じさせます。
タイトルの写真は、ちょうど吊橋から我が家のマンションを臨む風景です。夕方に取ったので少し見えづらいですが、ライトアップされた吊橋がきれいです。そして次の写真は、ちょうどタイトルの写真の左方面の風景を朝撮ったものです。残念ながら先日台北を直撃した台風13号のせいで水が濁ってしまっていますが、普段はグリーンに透き通る、ちょっと不思議な美しさをもった渓流です。崖の雰囲気とあわせて、中国の昔の水墨画的な雰囲気だと思います。
新店は、台北駅からMRT淡水線で南へ20分、終点の駅が新店駅です。写真の吊橋へは駅から歩いて2〜3分で着きます。淡水等と比べると、日本人旅行者にはあまり有名ではありませんが、お奨めです。
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