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蘇州には綺麗な庭園がたくさんあります。なかなか何度行っても回れない感じです。今日は人民路にある「怡園」へ来ました。

「怡園」は世界遺産で知られる他の蘇州庭園と比べると、だいぶ静かです。

この「怡園」は清朝の末頃に建てられました。蘇州の各庭園では、もっとも近代的な一つです。

しかし、「新しい」庭園ということもあって、蘇州の各庭園の長所を勉強できています。
この「藕香榭」は主要建物です。かつて持ち主の応接間とのことです。

東部庭園には建物が多く、西部庭園には水と築山が中心です。

神秘な階段から築山に上ると、庭園を一望できます。

新しい庭園ですが、庭園としてすべての要素が揃っています。造園手法も上手です。

人混みの観光化された世界遺産の庭園より、同じく蘇州庭園の美しさを感じられるところと言えば、この「怡園」はベストチョイスかもしれません。
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- 世界遺産 庭園 応接間 蓮根 築山

- 世界遺産の庭園・拙政園(蘇州)
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エリア:
- アジア>中国>蘇州(ソシュウ)
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2012/10/15 14:56
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今日は機会があって、通常のツアーと異なって、ゆっくり拙政園(せっせいえん)を見ることができました。

拙政園は明代の役人王献臣が400年前に作ったのです。現在は蘇州庭園の代表です。

持ち主は「つたない政治」でこの庭園を命名したのは、自分が政治に対する不満を表しているそうです。

中国5Aクラス(トップクラス)の観光地です。ユネスコに世界文化遺産として認定されました。

庭園の総面積は5.6ヘクタールもあり、蘇州庭園の一番広いものです。
庭園は東部、中部、西部に分かれています。その中、東部の建築物は破壊されたことが多くて、中部と西部の保存はややよかったです。

中部庭園のこの場所から見ると、前回紹介した「北寺塔」までも見えます。これは中国庭園の「借景(しゃっけい)」作品の代表です。自分の庭園内の景色ではありませんが、隙間をのして、その塔の景色を借りて、庭園の深さを増加しました。

曲線の「遊廊」で庭園の各地の建物をつなげました。雨除けの機能以外、景色の一つにもなります。

また、持ち主大好きな植物もたくさん植えていますが、その内、中国役人としての「正直人生」を代表する竹も著しく多かったです。

拙政園の中部庭園のスポットと言えば、まずはこの「見山楼」です。持ち主の書斎の建物です。周りには、水の景色(蓮の花)を鑑賞することもできれば、隣の山を見ることもできます。

「見山」という言葉は東晋時代の詩人陶淵明の詩から取った言葉です。
採菊東籬下(菊を採る 東籬の下)
悠然見南山(悠然として南山を見る)
持ち主も詩の中で表現した隠逸生活への憧れを表しました。

また、中部庭園のメインの建物、持ち主の応接間として設けられた「遠香堂」です。四面八方どこを見ても正面の景色を見ることができます。

この「遠香堂」の三つ文字は中国明代の詩人画家の文徴明の字です。

このの写真は「香洲」と言います。このような古代中国船舶の形をする建物を「舫」と言います。
この船の形をする建物は三面に水に囲まれています。まるで舟に乗った気分で建物の中にいることができます。

これは「枇杷園」です。庭の中の庭です。
本当に枇杷も植えています。

この2枚の写真は東屋「梧竹幽居」の中かた撮ったのです。
実は、東西南北の四方面に眺めると、四つの円形の門があります。その門を通して、春夏秋冬四季の移り変わりを見ることもできると言われています。
更に、二つの対面の穴から立体的に見通しをすることや、二つ横に並べる穴を見通しをすることによって、全く違う風景が見えるのた面白かったです。

蘇州拙政園の西部庭園です。
ここは、東部と中部庭園より、若干近代的で、後の持ち主からリノベーションした内容が多いです。

この写真の撮り方がちょっと下手でしたが、実はこの扇子の形の窓を通して、一つの東屋「笠亭」が見えます。

メインの建物はこの「三十六鴛鴦(オシドリ)館」です。古代のリビングルームですが、南北対照的に作っています。家具の陳列や、建物のデザインは非常に優れています。

現在、その名前を呼び戻すために、本当にオシドリも飼っています。日本と同じですが、一婦一夫制の象徴で、持ち主の愛情を表しています。

これは「浮翠閣」と言います。
ここの「翠」は緑を意味します。緑の上に上がってくる建物という意味です。

拙政園には建物以外、植物も美しいです。
持ち主大好きな蓮や竹、また長生きの銀杏が600年以上の樹齢を持っても、頑張って生きています。
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- 世界遺産 銀杏 家具 オシドリ 四季

上海の南浦大橋付近には、こんな煙突付きの建物があります。ここは上海の旧「南市発電所」です。上海万博の時に改築して、パビリオンの一つとして利用しました。その煙突も、温度計に変身しました。

万博終了後の2年後、やっとこの建物は旧中国館と同時に、再開されました。
「上海当代芸術博物館」に変わりました。

上海地方の現代芸術館ですが、中国最高レベルの芸術館になりかねません。

現代芸術って、日常的なものを、芸術家の加工で、芸術品になることと言ってよいでしょうか。

でも、単純な積み重ねではなくて、一定の意味が隠されています。

2時間程度回りましたが、かなり楽しめました。

美人も見えました。

トップフロアに上がると、黄浦江を一望できるデッキがあります。

河の向かい側にある中華芸術宮(旧:中国館)も見えますよ。
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- 万博 芸術 博物館 デッキ パビリオン

- 中華芸術宮(旧:中国館)見学レポ
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エリア:
- アジア>中国>上海(シャンハイ)
- テーマ:観光地 お祭り・イベント 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2012/10/11 20:16
- コメント(0)

旧上海万博の中国館が「中華芸術宮」に変身しました。
完全予約制ですが、無料で入場券を配布しています。早速インターネットで予約して、入ってみました。
上海万博の時は、何度も入った記憶のある場所ですが、今回全く違う様子になるのでしょうか。

地下鉄8号線では、新しく「中華芸術宮」駅を開通しました。

この駅ですが、上海万博の時にすでに存在していましたが、「周家嘴路駅」と呼ばれています。しかし、中国館の地下に埋まってるため、保安上の都合で、ずっと運用していませんでした。
この万博閉幕の2年後に、ようやくオープンしました。

9時から入場開始ですが、8時55分に着いたら、すでにこんなに並んでいます。
今回無料オープンで、上海市民の年配者が多いです。上海万博の時は、市民入場券があっても、どうも中国館に入る整理券が入手できず、ずっと入れていなかった人々です。今回は宿願の「中国館」にようやく無料で入れるようになりました。列は若干ありますが、大した問題がありません。

セキュリティ開始後、20分間で、ほとんどの行列を消化しました。
セキュリティチェックも万博のように厳しくありません。
液体物とライターは持込み禁止ですが、お水は一口飲めば大丈夫です。

一階では、こんなにデッカイなインフォメーションセンターがあります。

最上階の49mフロアに上がるには、少しエレベーターの行列がありました。しかし、万博の行列を経験した上海市民は、随分マナーがよくなっていますね。

49mフロアのこのドアーに入ると、万博の時には、「中国30年変化」を紹介するパノラマ映画を見る所でしたが、今は変わりました。

こんな彫塑の展示になりました。

「中華芸術館」に変身した旧「中国館」ですが、中国の「ルーヴル」を目指しています。しかも、建物が大きいので、十分サイズの大きい作品を展示できます。

2時間で見学する予定でしたが、速足で回っても、2時間で半分した見ていませんでした。この広い敷地の中で、じっくり見るには、1日でも足りません。
展示物の多さ、大きさは、びっくりです。
レベルも高いです。

今回練習運営期間に展示しているメインの内容は、上海を中心とした「海上画派」という中国画家の一つの流派です。それ以外、他国の芸術品もいっぱいです。
本当に、最高でした!!

売店は、整備しています。十分楽しめる施設ですが、まだ飲食施設が少ないような気がしますが、しっかり見る方は、ご自身でサンドイッチや弁当を用意したほうがよいでしょ。ぜひぜひ、一度のご見学にオススメです。

まだ練習運営中ですが、一部の展示物の設置が完了されていないところもあります。一番名物の国宝「清明上河図」の公開もまだです。
また、無料公開中で、まだ芸術宮としてのマナーの足りない見学者もいますが、このお爺ちゃん、入っちゃダメなところに普通に歩きますね。
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この国慶節は杭州近くの安吉県にある大きなリゾートへ来ました。名前は「江南天池」です。
この「江南天池」とは、安吉県のある山の頂上に作った人工貯水池です。

貯水池と言っても、雨水を貯めるわけではありません。夜間の安い電気代を使って麓にある川から水を頂上に吸い上がって、昼間に水を放して、高い価格で電気を売っているわけです。浙江省の人間って、商売が上手と言われていますね。その通りです。

上海から車で2時間程度高速道路から走って来るところです。ちょうどう夕方に着いたので、夕日も綺麗でした。
この頂上には、リゾートもあれば、温泉浴場やスキー場もあります。面白いですね。
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