1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 特派員ブログ
  3. 南太平洋
  4. ニューカレドニア
  5. ヌメア
  6. 歴史・文化・芸術
  7. 【ニューカレドニア旅行記】固有種の宝庫!リビエールブルー州立公園・日帰りツアーに参加しました!
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]

南太平洋旅行専門店スタッフブログ

~フィジー、ニューカレドニア、タヒチ、バヌアツ、イースター島など南太平洋の魅力あふれる最新情報、旅行社の日常などご案内しています~

南太平洋旅行専門店トーホートラベル
フィジー・ニューカレドニア・タヒチ南太平洋専門の旅行会社です。特典豊富なツアーも満載。オリジナルツアーもおまかせください!
プロフィール

ニックネーム:
トーホートラベル
居住地:
東京都
会社名:
南太平洋旅行専門店トーホートラベル
会社英字名:
South Pacific Specialists toho travel
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-5643-8032
業種:
旅行業
自己紹介:
■(株)トーホートラベルは長年の歴史と実績を誇る、国内唯一の南太平洋旅行専門店です。取扱エリアは南太平洋の人気リゾート地、タヒチ、フィジー、ニューカレドニア、クック諸島、イースター島、バヌアツ他、世界の厳選リゾートとしてモルディブも多数のリゾートをご案内中です。日本でどこよりも早く、幅広く取扱っている南太平洋のスペシャリストです。
■スタッフは全員、定期的な視察で現地との繋がりも深く、現地情報にも精通したスペシャリストです。最新のリアルな情報でお得な価格にて、ご提案いたします。
■専門店だからこそ、オーダーメイドの旅やツアーアレンジも自由自在!お好みのホテル、航空会社、離島めぐりもお好み次第!お見積もり無料&迅速に対応いたします。
■日本全国の空港から出発できます!成田、関空、中部、福岡、新千歳の各空港から出発できます!
■営業時間10:00〜19:00(平日)10:30〜19:00(土曜日)日・祝日休
■東京都中央区日本橋茅場町3-8-5松村ビル2F
ご旅行のご相談は事前予約制となっておりますので、ご来店前にお電話またはメールにてご連絡ください。
トーホートラベル予約担当03-5643-8031
《最寄り駅》
日比谷線 八丁掘駅 徒歩1分
日比谷線 茅場町駅 徒歩1分、
日比谷線 日本橋駅 徒歩10分
JR東京駅 徒歩15分
半蔵門線 水天宮前駅 徒歩10分

旅行企画・実施:株式会社トーホートラベル
観光庁長官登録旅行業第1848号
一般社団法人日本旅行業協会(JATA)正会員
旅行業公正取引協議会会員

カレンダー
3月<2024年4月    
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

アーカイブ

【ニューカレドニア旅行記】固有種の宝庫!リビエールブルー州立公園・日帰りツアーに参加しました!

2016/05/11 14:37
1
エリア:
  • 南太平洋 > ニューカレドニア > ヌメア
テーマ:
  • 歴史・文化・芸術
  • / 自然・植物
  • / ドライブ
今回のニューカレドニア滞在で、出発前からとにかく楽しみだった、
『リビエールブルー州立公園・日帰りツアー』

ニューカレドニアのイメージは・・
美し〜い青い海、真っ白な砂浜🌴♥♥

・・ですが♪
白砂ビーチの絶景も楽しめて、
大自然の豊かさも楽しめてしまうのが、実はニューカレドニアの魅力でもあるのです!

そんな大自然の魅力を、丸1日かけて楽しめる
『リビエールブルー州立公園・日帰りツアー』の様子をご紹介させていただきます♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

0
(画像:ニューカレドニア観光局)

ツアーの出発は、朝8:00。
早いです(笑)でも、それだけ丸1日楽しめる♪!
時間通りに宿泊ホテルへ、ガイドの“フランソワさん”が車で迎えに来てくれました!

こちらが、フランソワさんです。
うれしいことに、日本語も話してくれるんですよ〜!

日本語は独学で、お客様とお話しながら習得されたそうですが、
専門用語も本当によくご存知で、判りやすく日本語の単語で伝えてくれますので
わかるし、楽しい〜♥・・スタートから、ワクワク度もUP!

1

人気のツアーということで、もちろん日本から事前予約。
この日はたまたまですが、
なーーんと、お客さんは私たち2人だけ☆(贅沢すぎます💦)

ツアーの人数は、当日にならないと判りませんが、
最低催行人数は2名より。最大で20名様のツアーとなります。

この日の前日のツアーでは、最大の20名のお客様だったそうで、
日本人ゲスト6名、スイス人、オーストラリア人、フランス人、韓国人・・と、
様々な国のゲストが参加されていたそうです!
色んな国のゲスト同士で、ワイワイするのも楽しそうですね!

多国籍なゲストにも、何カ国語も駆使して説明してくれる
フランソワさんの語学力に、脱帽です!!

2

今回は、日本人2人だけということで、会話は日本語半分、英語半分♪
車を走らせながら、ニューカレドニアのこと、植物のことを色々話してくれます。
早くも「そうなの〜?」「知らなかった!」の連続・・

途中の綺麗な場所を見つけては、車を止めてくれるフランソワさん。
まだリビエールブルーへの途中半分ほどですが、すでにヌメアとは全然違う景色!

3

珍しい植物を見つけて、車をストップ。
日本語で「コレ、ヤドリギ(宿り木)デス」と見せてくれました。

すごい、不思議な花〜☆
日本では、もちろん見た事のない植物です。まるで陸上のイソギンチャクみたい!

3

こちらにも、珍しい植物が・・☆

日本でもある、“ブラシの木”の仲間にも見えますが、
こちらでも、通称“哺乳瓶のブラシ”と呼ばれている植物だそう〜
変わった花だなぁ〜

4

またまた、遠くまで見渡せる“絶景ポイント”を満喫!
乗ってきたのは、こちらのミニバス。乗り心地も満点です!

2

ここで、フランソワさん、地面にオーストラリアとニューカレドニアなどの
オセアニアの地図を描いて、地球の大陸の進化などを図解しながら説明してくれます。

日本語でも「18オクネンマエ(億年前)・・」と、
年号なども日本語で話してくれるので、とても伝わります!

フランソワさんの知識たるや・・
その幅広さとスゴさに、終日 驚き続けた私たちでした。

5

「ラシショクブツ(裸子植物)」「ヒシショクブツ(被子植物)」と、
日本語の専門用語も使いながら、希少な植物の進化や
ニューカレドニアの鉱物についても、説明してくれます。

土地の面積は、日本の四国と同じ位のニューカレドニアの本島(グランドテール島)が
ニッケル世界3位という埋蔵量。

これって、スゴいと思っていましたが、
地学的にプレートがとても珍しい動き「地殻変動」で出来た島・・なんだと、
フランソワさんの説明で、初めてわかりました。

フランソワさん、地学の先生、植物学の先生のようです!
「へぇ〜〜!」「ほぉ〜!」の連続。
もっと学生時代、勉強しておくべきだった(笑)

1

ニューカレドニアの土地の地質、植物のことなど面白い話を聞きながら、
いよいよ「リビエールブルー州立公園」の入り口へ到着です!

2

これも、珍しい〜植物。
こちらの春には、幹から直接紫色の花が咲くのだとか。

3

こちらも、珍しい〜花!
名前を教えてもらったのに、、忘れてしまいました💦

この花のカタチが、頭、手、足に見えるから、
人のようだ・・と言われているんだそう。
すごく可愛らしい〜♥

5

ちなみに、こちらがトイレ。
終日山の中のツアー・・ということで、トイレが無いのでは?と心配していましたが、
途中途中で、ある程度困らないくらいには、トイレのある場所があって、
心配した程ではありませんでした♪

どのトイレも、トイレットペーパーは補充されていましたが、
念のため、少しティッシュを持っていると安心かもしれません。
やっぱり、山ですので・・☆

3

フランソワさんに導かれて、ニューカレドニアの固有種の森へ・・

なんだか、原始の森に迷い込んでしまったみたい!
現代のジェラシックパーク?!

5

ここリビエールブルー州立公園の中にある、約8割(3200種)の植物が
世界中で、ニューカレドニアにしかない固有種・・というのだから、スゴい!

ニッケルやクロムなどの鉱物を豊富に含む土壌は、
普通の植物にとっては毒だけれど、太古の植物にとっては適した土壌であったことで
こうした原始の植物が、当時の姿のままで生き残っているのだとか。
これって・・・奇跡!!

日本の植物の種をまいても、
すぐに枯れてしまう・・・そんな特異な土壌なのだそう。

2

生き生きとして、
生命力溢れて、なんという美しい植物たち。

ちなみに・・ニューカレドニアの景色で「南洋スギ」と呼んで
その風景が、まさに・・ニューカレドニアらしいな〜と思っていましたが、
「南洋スギは、スギじゃないのですよ」と教えてもらいました。

正式名称は「アローカリア(Arau Caria)」。
太古からある、裸子植物の仲間なのだそうです。
なるほど〜〜

5

希少な植物だけに、パーク内には説明も用意されています。
よくマップを見ると、確かにニューカレドニアの中でも、
この植物は南部の少しの場所しかないみたい・・すごい・・

1

日本でみたことのない、原始からの植物の生命力に圧倒!
つややかな緑の葉が美しい!!

2

大地を埋め尽くす、自然に落ちた植物の葉。
長さは5〜60センチは有にある。太さは3センチくらい・・
これだけで、オブジェみたいに美しい!

1

車に乗り込み、リビエールブルーを奥へ・・。
この橋で、最初に乗ってきた車から、2台目のバスへ乗換えます。

ここまでは、地元の人たちも車で来られますが、
ココから先は、許可書を持った車とドライバーさんだけしか乗り入れられません。

それにしても、なんという絶景!!

4

橋から右を見ても、左を見ても、
雄大な自然が、鏡のように水面に映る姿が美しい!

1

車を乗り換えて、リビエールブルーの奥へ。

3

鉄分を多く含む、赤い大地に
湖面の中から生きているニアウリの木々。

水中から樹木が生きているなんて・・神秘的すぎる!

4

美しい「ヤテ湖」を見晴らす大地を散策。
珍しい植物たちを見つけては、説明しながら見せてくれるフランソワさん。

2

日本ではもちろん見たことのない植物ばかり・・

ここにあるものは、世界でもここだけにしか無い植物も多く、
研究者の人が『世界的に絶滅・・
今は化石でしか見ることの出来ない植物が、生きてるなんて!!!』
と、目をまん丸にして驚いているのだそうです。

2

そんな希少な植物が、ここニューカレドニアで見られるなんて!

多くの動植物が、天敵のいない特異な環境で、
恐竜が生きていた時代の植物が、原始のままの姿で生き残っているのだ・・・
これって、めちゃめちゃ凄いことでは・・!

3

野生種の珍しいランの花も多く見られる、リビエールブルー。
右の華やかな花は、
ニューカレドニアの南部地区のシンボルと言われている花なのだそう。

3

写真は、大地を覆っていた・・・白いコケ!

モフモフで、海綿のようにも見えるけど・・これも植物とは!
よ〜く見ると、珊瑚礁にも見えてくる、面白い!とっても不思議!

1

川をダムでせき止めて作られた人造湖「ヤテ湖」

青く輝いて見える川は、赤土から溶け出たニッケルが混ざっているからなのだそう。
『青い川』・・リビエールブルー。公園の名前になっている川です。

1

ツアーでは、所々車を降りて、散策もさせてくれました。
車も楽だけど、歩くと、また見えてくるものが違いますね!

15分、20分くらいのウォーキングが気持ちいい!

ちなみに、この通り、道・・赤いです。
ここの大地の色。
これは先にも触れましたが「鉄」が含まれているから。

この赤色は、服や靴などに付くと、綺麗に落ちないこともありますので、
リビエールブルーのツアーは、汚れでも大丈夫な洋服でご参加ください☆

3

笑い話ですが・・
以前、真っ白なワンピース、綺麗な靴で参加された外国人の方を見て絶句(笑)
汚れる心配をお話して、着替えてもらったこともあるそうです😁

5

有名な「沈める森」へ。

かつてダム湖が築かれて沈んだ森に、
赤い大地が育んだ強い植物が腐らずに残っている・・
静かな森の中、腐らないことが不思議で幻想的な風景です。

5

車を降りて、少し散策。
フランソワさんが、珍しい植物を手に取りながら教えてくれます。

4

2枚、2枚、2枚・・・2枚

永遠に2枚ずつに分かれた、植物の葉。
名前は覚えきれなかったけど、面白い植物・・!

4

これも野生のラン。
とっても小さくって、花のサイズは・・1ミリ、2ミリ。

自然保護地区に指定されてる、リビエールブルーには
世界でここにしかない固有種が3200種あるっていうけれど、それって凄い数字。

4

食中植物のウツボカズラなども・・
右のフランソワさんが持ってるサイズの大きさ!!

“ビアグラスみたいでしょ・・笑”
なんて、ジョークで伝えてくれたけど、ホント大きい〜!

4

少し車で場所を移動して、ついに来ました!
ニューカレドニアの国鳥、
飛べない鳥「カグー(絶滅危惧種)」に出会える可能性のあるエリア。
カグーの保護区となっています。

会えるかな・・?!
どうかな・・野生だしね。

1

ツアー中、何度も感動!!してしまったのが、
フランソワさんの鳥の鳴き声!

今、カグーを呼んでくれています!

この前には、巨大なハトを呼んでくれたのですが、出す声がまた違って・・
生態を熟知されているからこそ・・
何とも言えない、あまりにリアルな鳴き声、感動しまくりでした。

2

フランソワさんの声を聞いてか、、
き、きたっっ!!!!

ついに!!!
野生の「カグー」が出て来てくれました♥

3

こんなに近くまで・・
おぉ〜〜2羽、現れてくれました!!!

地べたに這いつくばり、ズームを駆使して
大興奮でシャッターを(笑)
こうゆうときも、洋服・・汚れます😁

1

カグーには、立派な羽があるのに飛べません。
羽を広げるのは威嚇の時らしく、今回は羽を広げたのは見られませんでした。
(よかった・・笑)

犬や大型の天敵がいないニューカレドニアの環境で
飛ぶ能力が退化してしまったのだそうです。

また、このカグー、オスもメスも見た目は全く同じで見分けがつかないそうです。
唯一、求愛の時などに出す鳴き声が、
オスとメスでは全く違うそうで、鳴き声で初めてオスメスが判るのだとか。
面白いですね!

また、カグーは生涯同じツガイで過ごすことから、
“カグーを見ると、幸せが訪れる・・♥”とも言われているそうです。

4

カグーとの出会いで大興奮した後は、
少し散策して、川沿いの高台でランチタイム。

2

このツアーが楽しいのは、大自然の美しさはもちろん、
きっとフレンドリーなフランソワさんのおかげ☆

鹿肉と野生ブタのソーセージも絶品、おいしい〜♪
ヘルシーな野菜サラダやクスクスなど・・
とってもヘルシーで美味しい、フランソワさんお手製のランチでした。

この屋外の雰囲気も最高!
すぐ横を流れる川の流れる音も最高のBGM!!

1

食事のあとは、川辺でフリータイム。
地元の方がサイクリングで通ったり、本当に環境が最高。

43

今回、水着を着てきていなかったので、水には入らずのんびり♪してましたが
この川での水遊びもできるそうです。

ニューカレドニアの白い砂浜・・とは、違う世界だけど、
ものすご〜く気持ち良くって、最高に贅沢な時間。
来てよかったな〜〜!!と、水音を聴きながらしみじみ。

2

川辺でゆっくり寛いだ後は、ツアーも後半。
来た道を戻りながら、もうひとつの見所へ到着します。

「カオリの木(グランカオリ)」

このリビエールブルー州立公園の中で、
1番最古の木で樹齢1000年を超える巨木です。

1

樹高は約40mあり、幹の直径は2.7m。
まるで、この森の神様、長老のような存在感です。

巨木を見た後は、リビエールブルーの公園内を入り口へ向けての帰路。
この日は土曜日で週末だったせいか、
地元の家族連れの方や、カップルの方のサイクリングしている姿に沢山出会いました。
週末に、気軽にこんな大自然の中で過ごせるって、いいですね♪

リビエールブルーを出て、ヌメアへの帰り道に、
一カ所、おもしろい所へ立ち寄ってくれます。

5

新鮮なミネラルウォーターが湧き出ている、場所へ。
立ち寄るのは聞いていたので、
持っていっていた空のボトルに水を入れさせてもらいました。

ヌメアのスーパーで販売されている、
ミネラルウォーター「モンドール」の工場もすぐ300m横にあり、
軟水のこのお水は、ヌメア市民のお水になっているそうです。

地元の方も、ひっきりなしに沢山の空ボトルを車に積んで訪れてました。
こうゆう場所があるって・・いいですね♪

1
(フランソワさんが撮影してくれたナイスショット!)

丸々1日、本当に楽しい経験をさせてもらった
『リビエールブルー州立公園1日ツアー』

ニューカレドニアの沢山のことを知ることが出来て、
想像していた以上に、ここの自然がこんなに希少なものだったこと・・
本当に楽しく見せてもらうことができました!

植物がお好きな方にはもちろん!
自然が好き、ニューカレドニアを知りたい方にも、断然おすすめです。
ニューカレドニアの大自然を、贅沢に体感してください♪

2
Merci beaucoup Francois-san
タグ:
ニューカレドニア
ヌメア
オプショナルツアー
リビエールブルー
旅行記
  • この記事が参考になった人(18)

この記事は、参考になりましたか?
評価する 評価しない

PR
トーホートラベルではニューカレドニア各種オプショナルツアーも多数お取り扱い中です!ご旅行と一緒がお得♪またオプショナルツアーのみも可!お気軽にお問い合わせ下さい。
トーホートラベルではニューカレドニア各種オプショナルツアーも多数お取り扱い中です!ご旅行と一緒がお得♪またオプショナルツアーのみも可!お気軽にお問い合わせ下さい。

国一覧
アジア
シンガポール(1)
南太平洋
タヒチ(677)
ニューカレドニア(278)
フィジー(268)
クック諸島(60)
バヌアツ(25)
ソロモン諸島(1)
中南米
チリ(18)
ホンジュラス(1)
北米
カナダ(1)
インド洋
モルディブ(25)