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エリア:
- ヨーロッパ > フィンランド > オウル
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テーマ:
- 自然・植物
今週に入ってから、オウルでもマイナス20度以下の日が続き、また世界各地でオーロラが良く見られたようです。
私自身は、2005年にオウルに引っ越してから、何回かオーロラをオウルで見ています。2005年と2006年はオーロラの当たり年でした。2006年の8月末には、オウルでとても強いオーロラが見られ、その冬は、私だけでもオウルで4回ほど見ました。それ以降は、私の生活パターンが変化したこともあって、残念ながら全く見ていません。

(2007年1月、オウル市のアウランマヤにて撮影)
今年は早くから寒い日が続いたので少し期待をしています。
12月14日(火)夜、たまたまウェブサイトをチェックしたところ、オーロラ観測の強い可能性を示す赤いリングがオウルまで延びていました。

(オーロラリングの様子)
しかし、あいにくこの日の天気は曇り。オウルの空は厚い雲で覆われ、オウルからはオーロラは観測出来ませんでした。

(オウル郊外、あいにくの曇り空。雲に街の明かりが反射しています)
オウル大学のオーロラ観測所があるソダンキュラでは、多少雲はあったものの、オーロラが観測されています。便利なことに、リアルタイムで大空をうつすカメラがウェブで公開されています。
ソダンキュラのオーロラ観測所のカラーウェブカム(リアルタイム)

(オールスカイカメラがオーロラをとらえた様子)
私が見ていた限り、夜の8時半頃から11時頃まで、かなりの長い時間、オーロラは出続けていました。
それでもこの日は、ソダンキュラの北の空を中心に出ていたので、仮にオウルが晴れていたとしても、もしかしたらオウルまではあまり届かなかったかもしれません。届いても、数分間などとても短い時間だったことでしょう。
経験上、オウルでオーロラが観測されるときは、ソダンキュラでは空一面に強いオーロラが出ています。
オーロラが見られるときには、下記に張ったリンクから見られるデータで様々な変化が見られるときです。例えば、下のように強く波を打ったようなグラフが見られるときは、だいたいオーロラが出ています。

その他にも、下の2つのグラフのように、数値が急激な波を打っているときです。

オウル大学のリアルタイムのオーロラ情報
私自身、オーロラの勉強したことはないので、これらのデータや数値が一体何を意味しているのかさっぱり分かりません。そででも、分からなくても全然良いのです。
「急激な変化」を遂げているときが、オーロラが出やすいときだとさえ覚えておけば十分です。
そして、太陽活動が活発かどうかも、こちらのサイトを見れば直感的に分かります。

(太陽活動の指標)
通常は、これが「Normal」「Quietet」ですが、それ以外の表示が出たら、太陽活動がとりあえずは活発でオーロラが出やすいと解釈できます。
最後に、オーロラ予報の見方も同じことが言えます。27日間オーロラ予報をみると、数値が「急激に変化」しているのは、12月の10日〜13日周辺です。ですので、この日の周辺がオーロラが出やすいと解釈すれば良いわけです。実際に私がオーロラをチェックしたのは14日でしたが、数値が変化している日にやはり近いですよね。

(オーロラ観測予報)
ところで、12月14日の夜は、流れ星も見られ、お隣のスウェーデンでは、オーロラと一緒に流れ星の写真も撮影されています。
これらのオーロラ観測のヒントは、国を問わずどこでも活用できますので、オーロラを見たいと考えられている方は、是非参考にして下さい。
私自身は、2005年にオウルに引っ越してから、何回かオーロラをオウルで見ています。2005年と2006年はオーロラの当たり年でした。2006年の8月末には、オウルでとても強いオーロラが見られ、その冬は、私だけでもオウルで4回ほど見ました。それ以降は、私の生活パターンが変化したこともあって、残念ながら全く見ていません。

(2007年1月、オウル市のアウランマヤにて撮影)
今年は早くから寒い日が続いたので少し期待をしています。
12月14日(火)夜、たまたまウェブサイトをチェックしたところ、オーロラ観測の強い可能性を示す赤いリングがオウルまで延びていました。

(オーロラリングの様子)
しかし、あいにくこの日の天気は曇り。オウルの空は厚い雲で覆われ、オウルからはオーロラは観測出来ませんでした。

(オウル郊外、あいにくの曇り空。雲に街の明かりが反射しています)
オウル大学のオーロラ観測所があるソダンキュラでは、多少雲はあったものの、オーロラが観測されています。便利なことに、リアルタイムで大空をうつすカメラがウェブで公開されています。
ソダンキュラのオーロラ観測所のカラーウェブカム(リアルタイム)

(オールスカイカメラがオーロラをとらえた様子)
私が見ていた限り、夜の8時半頃から11時頃まで、かなりの長い時間、オーロラは出続けていました。
それでもこの日は、ソダンキュラの北の空を中心に出ていたので、仮にオウルが晴れていたとしても、もしかしたらオウルまではあまり届かなかったかもしれません。届いても、数分間などとても短い時間だったことでしょう。
経験上、オウルでオーロラが観測されるときは、ソダンキュラでは空一面に強いオーロラが出ています。
オーロラが見られるときには、下記に張ったリンクから見られるデータで様々な変化が見られるときです。例えば、下のように強く波を打ったようなグラフが見られるときは、だいたいオーロラが出ています。

その他にも、下の2つのグラフのように、数値が急激な波を打っているときです。

オウル大学のリアルタイムのオーロラ情報
私自身、オーロラの勉強したことはないので、これらのデータや数値が一体何を意味しているのかさっぱり分かりません。そででも、分からなくても全然良いのです。
「急激な変化」を遂げているときが、オーロラが出やすいときだとさえ覚えておけば十分です。
そして、太陽活動が活発かどうかも、こちらのサイトを見れば直感的に分かります。

(太陽活動の指標)
通常は、これが「Normal」「Quietet」ですが、それ以外の表示が出たら、太陽活動がとりあえずは活発でオーロラが出やすいと解釈できます。
最後に、オーロラ予報の見方も同じことが言えます。27日間オーロラ予報をみると、数値が「急激に変化」しているのは、12月の10日〜13日周辺です。ですので、この日の周辺がオーロラが出やすいと解釈すれば良いわけです。実際に私がオーロラをチェックしたのは14日でしたが、数値が変化している日にやはり近いですよね。

(オーロラ観測予報)
ところで、12月14日の夜は、流れ星も見られ、お隣のスウェーデンでは、オーロラと一緒に流れ星の写真も撮影されています。
これらのオーロラ観測のヒントは、国を問わずどこでも活用できますので、オーロラを見たいと考えられている方は、是非参考にして下さい。
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