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エリア:
- 近畿 > 京都
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テーマ:
- 鑑賞・観戦
- / 歴史・文化・芸術
【今日、京響】第703回定期演奏会(8月30日)
今回はヴァイオリン独奏が今年の3月、13歳でベルリン・フィルの定期演奏会にデビューしたというHIMARIだからか29日(金)の夜と30日(土)の昼の2回公演はどちらもチケット完売。転売疑惑まで出てチケットの購入に枚数制限がついてしまった。
※プログラム※
ドヴォルザーク:ロマンス
ヴィエニャフスキ:ファウスト幻想曲
(ソリストのアンコール・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番 ホ長調 Op. 27 より)
※休憩※
モーツァルト:レクイエム
指揮:ヤン・ヴィレム・デ・フリーント(京響主席客演指揮者)
独奏:HIMARI(ヴァイオリン)
独唱:石橋栄美(ソプラノ)中島郁子(メゾ・ソプラノ)
清水徹太郎(テノール)平野和(バス・バリトン)
合唱:京響コーラス
前半の2曲はゆったりとしたドボルザークの「ロマンス」とどことなく不気味なところのあるヴィエニャフスキの「ファウスト幻想曲」だったが、両方ともヴァイオリン独奏の音がオーケストラに?み込まれることなくしっかりと聞こえてきた。まだ14歳だが物凄いヴァイオリニストなのだ。
だいたい、ヴァイオリンとピアノの世界には天才少年と天才少女が世界中に掃いて捨てるほどいるが、HIMARIは押しも押されもせぬ天才である。
私は五嶋みどりが16歳ぐらいのときにブラームスのヴァイオリン協奏曲を弾いたのを当時の京都会館で聴いたが、間違いなくHIMARIは五嶋みどりを越えると思う。これからもっと表現力がついてきたら世界の音楽史に残る日本人ヴァイオリニストになるだろう。
HIMARIオフィシャルウェブサイト(https://himari-info.com/)
HIMARIオフィシャルYouTube(https://www.youtube.com/@himariviolinofficial3104)
後半のモーツァルト「レクイエム」は合唱の人数も絞り込んでスケールの大きい演奏だった。
最初、舞台を見て指揮者の近くに椅子が無いので4人のソリストは何処に座るのかと思ったのだが、舞台の左右のそでに2人ずつ座った。自分が歌うときには静かに真ん中まで歩いて出てこなくてはいけないので何となく大変ではないかと思ってしまった。
この曲は井上道義指揮の京響でもトン・コープマン指揮のアムステルダム・バロツク管弦楽団でも聴いているが、どれも良い。やはり曲が良いのだ。
今回の指揮のデ・フリーントさんは来年3月で契約が終るはずだったのだが、2年間契約延長が発表された。ひょっとしたら、これが嬉しくてかなり気合の入った演奏になったのかもしれない。^^
ところで、この日、私の右隣に座った兄ちゃんは前半が終ったら帰ってしまったようだ。これまた、ひょっとしたら、HIMARIの追っかけマンだつたのかもしれない。アンコールの時オペラグラスで見てたもの。^_^
今回はヴァイオリン独奏が今年の3月、13歳でベルリン・フィルの定期演奏会にデビューしたというHIMARIだからか29日(金)の夜と30日(土)の昼の2回公演はどちらもチケット完売。転売疑惑まで出てチケットの購入に枚数制限がついてしまった。
※プログラム※
ドヴォルザーク:ロマンス
ヴィエニャフスキ:ファウスト幻想曲
(ソリストのアンコール・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番 ホ長調 Op. 27 より)
※休憩※
モーツァルト:レクイエム
指揮:ヤン・ヴィレム・デ・フリーント(京響主席客演指揮者)
独奏:HIMARI(ヴァイオリン)
独唱:石橋栄美(ソプラノ)中島郁子(メゾ・ソプラノ)
清水徹太郎(テノール)平野和(バス・バリトン)
合唱:京響コーラス
前半の2曲はゆったりとしたドボルザークの「ロマンス」とどことなく不気味なところのあるヴィエニャフスキの「ファウスト幻想曲」だったが、両方ともヴァイオリン独奏の音がオーケストラに?み込まれることなくしっかりと聞こえてきた。まだ14歳だが物凄いヴァイオリニストなのだ。
だいたい、ヴァイオリンとピアノの世界には天才少年と天才少女が世界中に掃いて捨てるほどいるが、HIMARIは押しも押されもせぬ天才である。
私は五嶋みどりが16歳ぐらいのときにブラームスのヴァイオリン協奏曲を弾いたのを当時の京都会館で聴いたが、間違いなくHIMARIは五嶋みどりを越えると思う。これからもっと表現力がついてきたら世界の音楽史に残る日本人ヴァイオリニストになるだろう。
HIMARIオフィシャルウェブサイト(https://himari-info.com/)
HIMARIオフィシャルYouTube(https://www.youtube.com/@himariviolinofficial3104)
後半のモーツァルト「レクイエム」は合唱の人数も絞り込んでスケールの大きい演奏だった。
最初、舞台を見て指揮者の近くに椅子が無いので4人のソリストは何処に座るのかと思ったのだが、舞台の左右のそでに2人ずつ座った。自分が歌うときには静かに真ん中まで歩いて出てこなくてはいけないので何となく大変ではないかと思ってしまった。
この曲は井上道義指揮の京響でもトン・コープマン指揮のアムステルダム・バロツク管弦楽団でも聴いているが、どれも良い。やはり曲が良いのだ。
今回の指揮のデ・フリーントさんは来年3月で契約が終るはずだったのだが、2年間契約延長が発表された。ひょっとしたら、これが嬉しくてかなり気合の入った演奏になったのかもしれない。^^
ところで、この日、私の右隣に座った兄ちゃんは前半が終ったら帰ってしまったようだ。これまた、ひょっとしたら、HIMARIの追っかけマンだつたのかもしれない。アンコールの時オペラグラスで見てたもの。^_^


