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オリコン顧客満足度®2年連続1位に続き、マイベストアワード2025で最優秀賞を受賞 [プレスリリース]

京都ミステリー紀行

~楽しい古都ばかり話そう~

プロフィール

ニックネーム:
京都ミステリー
居住地:
京都府
性別:
男性
会社名:
京都ミステリー紀行
会社英字名:
Kyoto Mystery Trip
会社所在地:
京都府
会社電話番号:
090-3653-5729
業種:
現地ツアー企画・現地ガイドなど
自己紹介:
「京都ミステリー紀行」という観光案内をやっております。
よく「ミステリーツアー」と間違えられますが、一般に行われている「行き先や内容を告げずに参加者を募集する」いわゆるミステリーツアーとは違うので要注意。
京都ミステリー紀行とは。
「鵺池」「幽霊の子育て飴」など、京都に残された幽霊譚、怪奇譚を紹介するだけではなく、「菅原道真の怨霊伝説はインチキだった」「平清盛は悪い人ではなかった」「応仁の乱で京都は丸焼けにはなっていなかった」など、通説とは違うことや常識とは反対の説明をする異色のツアー。
『今昔物語』や『江談抄』のエピソードを語る他、『群書類従』や『古事類苑』に基づいた「真相の解明」も行うため、「面白くてためになる」とか「目からウロコの謎解きツアー」とも言われています。

最近、観光地域おこしへのお手伝いも始めました。

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【南座の「流白波燦星」(ルパン三世)を観ました】(感想です)

2025/09/11 14:47
エリア:
  • 近畿 > 京都
テーマ:
  • 鑑賞・観戦
  • / 歴史・文化・芸術
【南座の「流白波燦星」(ルパン三世)を観ました】
9月8日、南座の「流白波燦星」(ルパン三世)を観てきましたが、平日だというのにほぼ満員。やはり片岡愛之助の人気かと思ったのですが、終演後、外に出ると何やら旅行社の旗を持った人が何人かいて、どうやら団体客が何組も入っていたようです。
お話は、全部そろえば世界を征服できる力が得られるという二本の宝剣と「卑弥呼の金印」をめぐる争奪戦。石川五右衛門がまだルパンの仲間になる前という設定で、滝の下で水飛沫を上げながら繰り広げられるルパンと五右衛門の大立ち回りもあります。この後で仲間になるのですね。

全体を通しての特徴は随所に有名な歌舞伎作品のパロデイが入っていること。
最初、石川五右衛門が楼門の上で「絶景かな、絶景かな」と言うのはご存じ「楼門五三の桐」ですし、他に「助六」もあったし、ルパンと五右衛門の決闘は「三人吉三巴白波」の「大川端庚申塚の場」のパロデイだと思う。そして最後は「白波五人男」のパロデイで締め括り。しかも木の葉のような小判がブワーッと吹き出すという趣向もあって、隅から隅まで圧倒的な娯楽作品でした。やはり、こうでなくてはいけない。
演劇は娯楽です。^^

で、ちょっと面白かったことが二つ。
一つ目は、舞台が始まってしばらくしてから舞妓さんが2人、一階席の真ん中あたりに入って来ました。きっとお稽古がお終ってから大急ぎで来られたのでしょう。その時、愛之助さんがアドリブで台詞にサッと舞妓さんを入れて客席を沸かせました。あれは良かった。片岡愛之助さんは遊び心のある人なのです。

二つ目は、大谷廣松さんが傾城糸星と伊都之大王の二役なのですが、封印が解かれて糸星が大王に変身し、大立ち回りの後、大王が早変わりで糸星に戻ったのを、ほとんどのお客さんは気づいていなかったのではないか。
ひょっとして、団体で埋まるとこんな事になるのかと言うと、叱られてしまいますかね。f^_^;

何はともあれ、長丁場を退屈することなく楽しめて、終ったら「もう一回、観てみたい」と思わせる名演でした。

#ルパン歌舞伎
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