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- 上海で旧日本人街探し
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エリア:
- アジア>中国>上海(シャンハイ)
- テーマ:街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2012/01/17 17:35
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今日は面白いツアーアテンドの仕事をもらいました。
戦前上海在住の日本人は幼い頃住んでいた場所を探してほしいとのことで、車と日本語ガイドをチャーターしました。
すでに80歳になった方は、6歳まで上海にいました。
非常に記憶は薄いですが、何とか探したいとのことです。
提供してくれば片隅の情報は「○○紡績工場」の名前でした。資料で調べたら、上海の「楊樹浦路」にあるはずです。
とにかく、「楊樹浦路」へ行きました。

非常にラッキーかもしれませんが、この辺は、取り壊しはありますが、戦前住宅はまだ残っています。

野菜市場へ行って、年配の上海のお婆ちゃんやお爺ちゃんにいろいろ聞いて、「以前日本人が住んでいた住宅はどこにありますか。」耳が遠くなったお婆ちゃんは大きな声で親切にいろいろ教えてくれました。

上海の虹口区、楊浦区には、まだまだ取り壊されていないいろんな時代に作られた建物が残っています。この建物の中で、一番古く戦前から残ってきたものを探すのが、面白かったです。年配の方の口から、再度自分が住んでいた町の歴史を読み直しました。
結局一つ大変価値のある情報をあるお爺ちゃんから聞きまして、この住宅地の奥に進むと、以前日本人の紡績工場の社宅があるそうです。

ああ、本当です。
奥に入った、すぐにわかりますが、これは戦前日本人の住宅です。
中国人の住宅と違って、玄関が地上から1メートルほど高くしていますが、屋根の形も中国と違います。

外壁は昔すべて黒かったですが、最近に1階の外壁だけ赤い煉瓦の模様に変えました。
資料で確認したら、お客様の小さい頃、生活していた場所は、この近くに間違いないです。しかも、非常にラッキーなことに、建物が今まで残って来ています。今でも、この住宅地は「紡三小区」(紡績工場第三宿舎の意味かも?)という名前が残ってきています。
但し、お客様は自分の小さい頃は、あまり家から出ることが少なくて、記憶が全然ないですね。「たまに出るとしても、人力車を使ったので、自分の家の外観は全然知らないです。」とのことです。
中に入ったら、分かるかもしれませんが、戦争を挟んだので、資料が全部なくなりました。精密な場所は確認できませんでしたが、自分も覚えていないのは仕方ありません。でも、80歳になって、ようやく自分の小さい頃が生活していた場所と言われるところまで再訪できるのは、楽しいかもしれません。ガイドの私も、すごく意味のある仕事をしたなぁと思いました。
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- 世界大戦 紡績工場 取り壊し 戦前 市場

今日は朱家角半日ツアーのアテンドです。
で、初冬に入った朱家角の入口にある銀杏の木は、黄色い葉っぱが完全に落ちて、まるでゴールドカーペットになっています。

さっそく手漕ぎ遊覧船に乗りました。

朱家角のランドマークである「放生橋」は上海地区最古の太鼓橋です。

お客様はお茶を飲みたいと言っているので、朱家角もっとも有名な「阿婆茶楼」へ連れて行きました。

ここでは、朱家角の運河の角にあり、町を眺める絶好の場所を設けています。

店内は江南風の内装です。

お茶というより、気分が絶好でした。
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- 江南 運河 太鼓橋 お茶 茶館

今日は周庄の方が来社して、宣伝に来ていました。最初は少しびっくりしましたが、なぜかというと、周庄は「中国第一水郷」と呼ばれ、物凄く中国国内で人気があって、別に宣伝しなくても、毎日たくさんのツアーや観光客が殺到しています。

でも、よく考えると、何でも前向きに考えないといけませんので、現時点の状況に満足してしまうと、やはりダメですね。
で、綺麗な画像をもらったので、こちらで掲載します。
これは夕方の周庄と雪の周庄です。
周庄の夜景写真と屋台写真も綺麗にいただきました。
確かに、弊社オリジナル企画の西塘の夜景ツアーは大人気ですが、西塘以外の夜景の見れる水郷の町も開発しなければなりません。周庄は有力な候補地ですね。今までは周庄昼間の日帰りツアーしかありませんでした。
そして、周庄の夜には、こんなのがあります。

「四季周庄」というエンタテイメントがあります。水郷の風景を舞台に、水郷物語を語る1時間の舞踊ショーです。

毎年の4月に始まりますので、この冬が終わったら、周庄の夜景ツア
ーを大々的に宣伝してみましょう。

時期を見て、下見に行ってきま〜す。
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- 夜景 水郷 舞踊 雪景色 エンタテイメント

大変中国のことに詳しいお客様のリクエストで、「華西村」へ連れて行きました。この「華西村」とは、江蘇省江陰市の下の農業村で、中国改革開放の時代の中、「億万村」という神話を作りました。

上海から高速道路で2時間かかって、「華西村」の看板が見えました。
この「華西村」ですが、貧乏な中国の農村地区とは格段に違って、農民はすべて広い別荘地に住んでいて、百万資本のある村民はほとんどです。
しかも、村の中には、中国8番目の高いビル(ホテル)を作ったり、ヘリコプターを購入したり、村の「万里の長城」を作ったり、村の「天安門」を作ったりする神話的なネタが多くて、「百聞は一見にしかず」、どうしても一度見てみたいです。

村の入り口には、大きな看板があって「中華第一村」と自画自賛しています。
つまり、中国もっとも裕福な農村地ということです。
一体どこまで裕福でしょうか。

くからも、村のシンボルである中国8番目のビルも見えたし、「金塔」というランドマークも見えました。
しかも、すごく目立ちますが、ヘリコプターの存在が確認できました。
お客様は「ヘリに乗れますか」と聞いたので、現地旅行社は「一人1000元です。」とのことです。
折角ですので、お客様は乗る気が決まりましたので、さっそくヘリコプターの乗り場に向かいます。

華西村では、ヘリコプターまで買う程の裕福さですが、観光客は乗りたくても、予約が必要です。
今日はラッキーかもしれませんが、たまたまヘリコプターが空いているので、すぐに乗れました。

ちゃんとした飛行機場があって、セキュリティーを通って、ヘリコプターの乗り場へ行きました。

遠くからヘリが見えました。

さっそくスタッフが案内してくれました。

スタッフはしっかりシートベルトを締めてくれました。

準備完了!離陸しま〜す。

よし、飛んで行きました。
残念ながら、ツアーガイドの無料搭乗ができませんので、お客様を帰って来るのを待ちます。

ちなみに、このヘリ体験料金は1000元/名です。
高かったね。

ヘリコプターの視察後、話題の華西村「農民別荘」に見学に行きました。

今回見学させてくれた別荘は総面積600平米あり、村の共同資産で作って、村民に配ったそうです。

中の内装も立派です。都会人と変わらない生活ですね。欧風の内装が確かに立派です。これは見せてくれた別荘だけなのか、皆そうなんか、確認できていません。

しかも、謎みたいに、この村では、「住宅は無料」、「学校は無料」、「病院は無料」という異例な福祉が提供されています。

いったいどうやって実現できたのでしょうか。謎の上に謎です。

農民別荘の見学後に、こんなのが見えました。
そうです、「天安門」です。
でも、これは北京の天安門ではなくて、華西村の天安門です。
現地ガイドの話によると、村長は北京に行っていない村民の皆さんに、気軽に天安門を見れるように作ってくれたそうです。しかも、山の一番上に作りました。

更に、これ。
そうです、「万里の長城」です。
でも、これは北京の万里の長城ではなくて、華西村の全長1万メートルの長城です。
これを作って、何の目的でしょうか。
別にありません。話のネタだけです。

次に、また移動して、もう一つ話題になる「金塔」へ行きました。
この金塔には、ホテル、レストランと展望台が設置されています。
今回は15階にある展望台に上がることにしました。

展望台の上には、前の国家主席江沢民が書いてくれた「華西金村」の字が大きく置いています。

また、今の国家主席の胡錦濤が視察に来た際、村長との共同写真も大きく掲載していました。この村長は、すごい腕を持っていますよ。
展望台の中には、共産党のリーダーが視察に来た時に、座っていた椅子をすべて保存していて、椅子の隣に、誰が座ってたのかという看板も一々と作っています。
政治リーダーに対する畸形的な崇拝が見え見えです。
もっともっと驚くべきな所は次です。

周りには全く高層ビルのない農村地では、こんな目立つタワーを作るのは、驚愕というしかありません。
しかも、このビルは上海の金茂大厦の次に、中国第八位の高いビルだそうです。中国の農村部で、高層ビルを作ること自体は、驚愕なことです。

観光化になっている「華西村」では、このビルには、有料見学できます。入場料は決して安いとは言えません。72階の展望台へ行くには100元で、更に話題の1トンの金で作った牛を見るには、200元かかります。

まずはエレベーターで72階の展望台に上がります。

72階の展望台は球体の建築です。
残念ながら、鉄鋼工業に強い華西村では、空気の見通しが悪くて、遠くまで眺められませんでした。

それは結構ですが、次の行くところが一番興味深いです。
このビルの中には、五つの見学フロアがあって、それぞれ重さが1トンのある「金牛」、「銀牛」、「銅牛」、「鉄牛」、「錫牛」の存在が最も話題です。これから順番に行きます。

「華西村」もっとも驚愕な所に来ました。中国高さ8番目のビルの中、60階「ゴールドプラザ」です。

このフロアーでは、すべては金です。
通路、壁、天井、すべて金です。

で、この重さ1トンの金を作った牛です。これが、これが、驚愕という言葉しか表現できません。つまり、「我が村では、お金はいくらでもある」ということをアピールしたいです。

床も金ですよ。
金の床の上に、透明のモザイクを敷いています。

とにかく、金だらけです。

金だらけで、ちょっとセンスが悪いようですが、お金が余っていることをどうしても世間にアピールしたい村です。「華西村」=中国もっとも裕福な農村地です。

これは1トン銀で作った牛です。

これは1トン銅で作った牛です。

1トンの鉄の牛です。

最後は錫の牛です。

村民広場で解説しています。
まず、この五つの東屋です。
それぞれ五星の形です。全部で5個あります。ヘリコプターに乗って、上空から見ると、中国国旗五星紅旗の形です。

つまり、村の富裕になった理由は中国の社会主義制度です、、、へえ〜〜

また、この像です。

左から、トウ小平、周恩来、毛沢東、朱徳、劉少奇です。
いずれも村長が尊敬していた共産党の偉いかたです。
つまり、村長は、「村の富裕した秘密は共産党の指揮によること」と言いたいです。まさか、、、
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- 社会主義 国旗 毛沢東 ?小平 劉少奇
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