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エリア:
- ヨーロッパ > リトアニア
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テーマ:
- 観光地
- / 世界遺産
- / 自然・植物
ロシアの飛び地カリングラードから延びるクルシュー砂州。
砂州とは湾にできる地形の一種で、沿岸流によって運ばれた砂が細長く堆積し、湾を2つに分ける程になった半島のような地形です。
日本の代表的な砂州としては、京都の天橋立が有名です。
クルシュー砂州のところどころには美しい砂丘が見られ、ドイツ人作家トーマス・マンは「北のサハラ」と呼びました。
この砂丘は日々動いています。
それを食い止めているのが砂州を覆う森林です。
このお陰で集落が砂から守られ、人々の暮らしが続いてきたとされます。
このバランスによって生まれた景観こそ、世界遺産の登録に繋がった要因ではないでしょうか。
そんなことを考えて訪れると、この土地全体の価値が分かるような気がします。
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