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エリア:
- 中南米 > ブラジル
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テーマ:
- 観光地
- / 世界遺産
- / 自然・植物
本日は、生命の楽園パンタナール大湿原をご紹介したいと思います。
パンタナール大湿原は南米大陸のほぼ中央、ブラジル・ボリビア・パラグアイの3国にまたがる湿原で、雨季には約23万平方km(日本の本州とほぼ同じ広さ)にもなります。
ギマラインス高原、アモラール山脈、ボドケーナ山脈などに囲まれ、これらを水源とした大小様々な河川が、主要河川パラグアイ河に流れ込みます。
観光のペストシーズンは、乾季にあたる、6月〜9月。
1990年代になってからは、環境の保護にも力を入れ始め、動植物の乱獲を防ぐ為に管理されています。
さて、パンタナールの観光は主に北と南に分かれ、北は主に動物、南は水の楽園と思って頂くとわかりやすいかもしれません。
北パンタナールは、クイアバという町からパンタナール縦断道路を約3時間、小型バスで走ります。
車窓からは、大型の鳥トヨヨ(ズグロハゲコウ)や体が青いアララアズール(スミレコンゴウインコ)、水辺にはワニ、道端にはカピバラの親子とめまぐるしい程次から次へと動物が現れます。
北パンタナールには観光農場やキャンプ場も多く、日中の動物ツアーの他、ナイトツアーや釣り、乗馬など色々なアクティビティーが体験できます。
さて南パンタナールの魅力は?というと、まず、ボニートと呼ばれる透明度の高い川でシュノーケルが体験できます。
ここは石灰岩が混じった土壌の為、汚れが浄化され、水が透明になるそうです。
また、青の地底湖も必ず訪れて頂きたい場所です。
ここは、ガイドと一緒にヘルメット着用して洞窟に入っていきます。
足場も滑りやすいので、注意が必要です。
どんどん奥へ進むと徐々に光が遮断され、耳を澄ませば、かすかに水滴が落ちる音が聞こえます。
炭酸カルシウムを多く含むこの水滴によって、床面で石筍が形成され、さらに上下でつながると石柱となります。
約1年で1mm成長すると言われています。
とても神秘的で素敵な場所なので、是非足を運んで見て下さい。
長い地球の年月の中で、形成された大自然の営みに包まれ、日頃のストレスも吹き飛んでしまいます!
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