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エリア:
- アジア > 中国 > 拉薩(ラサ)
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テーマ:
- 鉄道・乗り物
- / 自然・植物
本日は、聖地ラサを目指す「青海チベット鉄道」の旅をご紹介します。
途中、5000m以上の高所を通過する列車は、青海省とチベットの両方の厳しくも雄大な自然を目の当たりにしながら、チベット自治区のラサへ向かいます。
車窓からの景色は常に移り行き、次々と違う表情を見せてくれます。
草木の無い土色の乾燥地帯、高い山脈が連なる白銀の高山地帯、緑の牧草地とクリーム色の羊の群れ、ヤクの真っ黒な固まり、地平線の向こうから押し寄せるような幾筋もの透明な川の流れ、そして、4000m以上の高地で放牧をしている遊牧民のテントからもくもくと上がる灰色のストーブの煙・・・と、様々な色彩が目に飛び込んできます。
カメラを構えるのを忘れるほど、目の前の景色にずっと見入ってしまうほどです。
太陽の光を浴び、キラキラと輝くツォナ湖(4594m)も見所のひとつです。
真っ青なチベットらしい空の下、ターコイズ色に煌めく湖は最高の景色です。
また、途中通過するココシリ自然保護区という場所ではカモシカやヤク、羊など多くの動物を目にすることができます。
本当に手付かずの大自然の中を駆け抜けていく列車だからこその絶景の連続であり、これだけ変化に富んだ場所を走破する鉄道もなかなかないのではないかと思います。
ところで、列車の中には、お湯がたっぷり積んであります。
魔法瓶などに詰めてコンパートメントに置いておけば、好きな時間にお茶を飲むことが出来ますので、日本から持ってきた日本茶を飲みながらリラックスモードで青海チベット鉄道の旅を楽しむのがオススメです。
水分をたくさんとることは高山病予防にも効果的です。
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