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マチュピチュ・ウユニ塩湖・ガラパゴス現地旅行会社

~マチュピチュツアー・ウユニ塩湖ツアー・ガラパゴスツアー・イグアスの滝・エンジェルフォール・パタゴニア・イースター島・ブラジル旅行・ベネズエラ・ペルー・ボリビア旅行を扱う南米旅行専門現地旅行会社です。~

スールトレックツアーオペレーター
マチュピチュツアー・ウユニ塩湖ツアー・ガラパゴスツアー・イグアスの滝・エンジェルフォール・パタゴニア・イースター島・ブラジル旅行を扱う南米旅行専門現地旅行会社。
プロフィール

ニックネーム:
スールトレック
居住地:
中南米>エクアドル>キト
会社名:
スールトレックツアーオペレーター
会社英字名:
Surtrek Tour Operator
会社所在地:
中南米>エクアドル>キト
会社電話番号:
593-2 250-0660
業種:
現地ツアー企画・現地ガイドなど
自己紹介:
スールトレックツアーオペレーターは主に個人旅行者様や小グループ旅行者様への日程やご希望のプランに合わせたアドベンチャーエコツーリズムをお届けしています。
現地滞在の日本人スタッフがお客様の徹底サポートを心がけ、現地到着時のお出迎えから、旅行に対する的確な情報提供を致します。
豊富な現地情報網を生かし、ガラパゴスのパッケージツアーだけではなく、ガラパゴス&マチュピチュコンビネーションツアー、ボリビアツアー、ウユニ塩湖ツアー、アルゼンチンツアー、イグアスの滝、ブラジルツアー、ベネズエラツアースペイン語留学、ジャングルツアー、バードウォッチング、等お客様個人にあったツアーを提供します。

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ボイジャー号
ガラパゴスボイジャー号
エリア:
  • 中南米>エクアドル>ガラパゴス諸島
テーマ:観光地 クルーズ 世界遺産 
投稿日:2010/02/23 02:34
コメント(0)
ボイジャーは16人乗りのファーストクラス船である。比較的小さな船であり、正直、結構揺れた。特に夜はほかの島へ向かうため、かなりスピードがでる。初日はまったくしらず夜あまりに揺れているためシャワーを浴びることができないほどだった。そう、アクティビティが終わるとシャワー直行。夕食前に浴びてしまうことが必須だ。

が、揺れることを除けばクルーズは最高だった。アクティビティも多くとにかく朝から夕方までいっぱい楽しんだ感じ。朝は6時頃に起きて夕方は10時頃に寝るという、かなり健康的な生活。クルーも小さい船のせいもありとてもフレンドリー(ただし、ガイド以外はスペイン語しか話さないが)だった。ほかの乗客とも話しが盛り上がり、活動をともにすることができた。とんどが西洋人だが、気さくなひとばかりであった。ちなみにここでの会話は共通言語である英語。


まずは、キトからの空の旅について、少し紹介したい。キトからガラパゴスまではほぼ西に一直線に2時間半くらいのフライトだ。まず、離陸するとすぐに4,000メートル以上のアンデスの山々が連なっている。雲の上から雪に覆われた山頂が顔をだしている。なんとも感動的だろう。その後はエクアドル東部の平野地帯を横切り、西へ飛び続ける。ついに南米大陸を離れ太平洋渡り一路はガラパゴス諸島を目指す。そう、ガラパゴスにいくのであれば、絶対に窓際の席を取るべきである。特にキトからのフライトはお勧めだ。せめて離陸後20分くらいは起きていてもらいたい。


一日目 -サンタクルス島
午後は早速ツアー開始。サンタクルス島の Black Turtle Cove と呼ばれるマングローブの林までウミガメを探しに。大きなクルーズ船では近づくことができないため、10人乗りくらいの小さなボートで移動。多くのウミガメが交配のためにこの入り江に集まるようで、私がいったときにも10匹近くを見ることができた。やっぱり、でかい!ま、体重300キロ位あるのだから、当たり前か。のんびり泳いでいる姿を見ていると思わず甲羅の上に乗っかりたくなってしまう。浦島太郎は、さぞ気分がよかっただろうなぁ、とふと羨ましく思うのである。



2日目 -ヘノベサ島
島は海鳥の営巣地となっていて、回りを見ても、鳥、鳥、鳥!真っ赤な足をしたアカアシカツオドリ(でも、くちばしは青い!)やナスカカツオドリもがそこらじゅうに転がっている、もとい、くつろいでいます。人が近づいてもまったく逃げる気配なし。これでいいのかよ〜と思わず心配になってしまいました。また大空を飛んでいるグンカンドリは何度見ても雄大です。残念ながら求愛の時期ではないようで、真っ赤はのどを膨らませた様子はみられなかったけど。。。

そう、空を飛んでいるといえば、ネッタイチョウ!ここガラパゴスでは、ガラパゴス固有の亜種である、ガラパゴスアカハシネッタイチョウが生息しています。白く長い2本の尾を引いて飛んでいる姿は、正に熱帯の貴婦人のニックネームがぴったりな優雅な姿です。私は本来鳥類があまり好きではないのだけど、ネッタイチョウの飛んでいる姿には、惚れ惚れしました。

午後は、崖沿いの海でシュノーケルを楽しみました。多くの熱帯魚やサメもみました。アシカも泳いでいて近くまでいってもまったく逃げる様子がないので、びっくり。ガラパゴスは赤道付近にもかかわらず海流の関係で思ったよりも水が冷たい。寒がりの私は5分後真っ先にボートに戻り、みんなが楽しんでいる様子を遠目に眺めてました(情けない。。。)


3日目 -サンティアゴ島&バルトロメ島
朝6;15(朝食前!)に小さなボートでサンティアゴ島の海岸を走らせます。その時間でないとみられないそうなので、がんばって早起きです。目的は、世界で3番目に小さく、また、唯一赤道付近に生息しているガラパゴスペンギンです。身長は35センチほどしかないため、遠くからは見えにくかったけど。しかもフォーカスして取ったカメラもぶれまくり。。。。あぁ。。。 朝食後は、サンティアゴ島サリバンベイに上陸し、溶岩台地の上を散歩。黒い大地はガラパゴス諸島が火山活動によて形成された様子がよくわかります。また、すぐ隣のバルトロメ島への頂へのぼると、サリバンベイが一望でき、なんともいえない景色が広がっています。この景色は、よくガイドブックに載っています。


4日目 -サンクリストバル島

ガラパゴス諸島最大の町、プエルトアヨラを擁するサンタ・クルス島に上陸。まずは、Los Gemelos と呼ばれる双子のクレーター、カルデラを訪れました。ここには多くの植物があふれ、またフィンチをはじめとしたさまざまな鳥が飛び交っています。その後、チャールズダーウィン研究所に向かい、かの有名なロンサムジョージやほかのゾウガメを見学しました。幸運にもロンサムジョージを見ることができました(遠目だけど)。でも、帰ってきて写真をみたら、どれがロンサムジョージだかは定かでなし。。。。ほかにも、この研究所では個体数の少ないリクイグアナも保護しており、繁殖を試みているよう。

 
5日目 -サウスプラザ島&サンタ・フェ島

サウスプラザ島へ上陸、ガラパゴスリクイグアナがウチワサボテンの下でただじっとしています。繁殖時期であったため、成長したオスは全身が黄色かかっていてとてもきれいでした。ガラパゴスには大きく分けてて、リクイグアナとそこから進化したと思われるウミイグアナの2種類が生息しています。リクイグアナは主にサボテンの花や果実を食べて、海岸沿いのサボテンの林を隠れ場にしています。一方ウミイグアナは、海に潜って海草を主食としています。1時間も潜水できるのにはびっくりです。全身赤みかかった黒い体で、成長したオスは背中が青緑色っぽくなります。個人的には、ゴツイ顔のウミイグアナよりもカラフルな陸イグアナの方が気に入りました。が、陸上では多くは過去人間が持ち込んだブダが野生化し、リクイグアナの巣を襲ったため絶滅した島もあるという。現在はチャールズダーウィン研究所で増殖を目的として飼育しているため、少しでも個体数が増えることを願っている。

また、サンタフェ島では、もう一種類のイグアナ、サンタフェイグアナを見ました。こちらもガラパゴスリクイグアナと同様、成長したオスはきれいな黄色い体が印象的です。


6日目 -エスパニョラ島

海辺に上陸してまずみたものは、アシカとウミイグアナ。だいぶ慣れてきた光景だ。島の中心部を通り崖側に向かって歩いていくと、今回初お目見えのガラパゴスアホウドリです。アホウドリは1月から3月ころまでを大陸で過ごすため今回はなんとか旅立つ前ぎりぎりで見ることができました。ガラパゴスアホウドリは体が大きく重たいため、なんと飛び立つには助走しないといけないとか。だから、崖っぷちまで走っていって飛び立つ(落っこちる?)らしい。いつかその姿をみてみたいです。そのため、ガイドはジョークで「飛行場」と呼んでいました。
午後は、ガードナーベイでスノーケリングを楽しみました。岩場の周りを潜ると身長1.5メートルくらいはあるサメが底を泳いでいました。襲われることはないと思っていても、やっぱり少し緊張しますね。小さなボートでクルーズ船に戻る途中、エイの群れを発見!!10匹以上のグループが円になって泳いでいるのを2〜3つみました。体も大きく、悠々と泳ぐ姿を見て正に動物の楽園なんだなぁ、と改めて感じました。

7日目 -下船、サンクリストバル島

午前中、サンクリストバルのインタープレテンションセンターを訪れました。ここは、ガラパゴスの自然史博物館のようなところです。ガラパゴス諸島がどのようにして形成されたのか、また人間との係わりなどいろいろ興味深かったです。

その後、いよいよ下船です。1週間ほど過ごしたクルーズ船ともお別れです。ガイドの豊富な知識にも驚いたし、クルーも皆親切でフレンドリーだったので、少し寂しい気もしました。

午後は、タクシーでサンクリストバルの湖を見に行きました。ガラパゴス諸島でも珍しく真水だそうです。湖は丘の上にあり、周り一面が緑の原っぱのようになっていてます。その日は霧がかかっていたけど、海も見えてとてもきれいでした。



*旅を終えて*
ガラパゴス諸島は、写真やテレビで見たとおり、いやもしかしたらそれ以上にきれいだったかもしれない。海の水は透き通った青緑。ウミガメ、サメ、エイ、が泳いでいる。海辺ではアシカの昼寝やウミイグアナが日向ぼっこ。陸にはゾウガメやリクイグアナ。空を見上げるとグンカンドリ、カツオドリ、カモメが舞っている。まさに、動物にとっての楽園と言われるにふさわしい場所です。

クルージングはさまざまな島を廻るにはもってこいだと思う。今回の船は16人乗りの小さめな船だったため、航海の間かなり揺れることもあったが、サービスも良く有意義な時を過ごすことができた。人間と動物が共存していくことの難しさは感じたが、できる限り自然の状態で暮らせていけるよう環境保全に協力していきたいと改めて思った。キト上空リクイグアナバルトロメ島ウミイグアナゾウガメ繁殖センター

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