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- JUNGLE-Sacha Lodge in Yasuni National Park,Ecuador
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エリア:
- 中南米>エクアドル>ナポ川周辺
- テーマ:ホテル・宿泊 自然・植物 動物
- 投稿日:2012/01/28 00:38
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今回は、先日BlogにもアップしたCuyabeno自然保護地区ではなく、ヤスニ国立公園内にあるロッジへ。熱帯雨林の地下には、石油が眠っています。
エクアドルのアマゾンも例外なく油井開発がなされました
でも、今、これ以上開発が進まないよう、
油田開発中止をラファエル・コレア大統領が表明しました。
すごく興味深い。「ヤスニITT」・・・
砕いて言えば、
エクアドルが石油開発を永久に断念し、得られる利益を破棄する代わりに、国際社会の支援により資金を寄付してもらう。
世界の資金で、生態系の保護や先住民の生活保護を優先し、また開発によるCO2排出量も抑える。
脱・地下資源開発による発展。持続可能な社会をつくるモデルにエクアドルがなってほしい。
そして、SachaLodgeの歴史も面白い。スイス人のArnold Ammeter“Benny”が、 1992年にオープンしたLodge.
はじめはごGoldを求めてやってきてきましたが、この熱帯雨林に惹かれて、理想のジャングルLodgeの場所を探し求め、
孤立したラグーンを含む500ヘクタールの土地を買い取りました。170人を雇って創り上げられたこの地は、自然に溶け込みながらジャングルを感じる見事なジャングルリゾートになっています。地元の村出身の人々の雇用も増やします。
ネイチャーガイドと、地元出身のガイドが滞在中、いろんな案内をしてくれます。また、満点の星空の下での夜のボートは、完全リラックス。
- タグ:
- 自然 ジャングル エクアドル コカ ナポ川
- Galapagos 6 *photos*
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エリア:
- 中南米>エクアドル>ガラパゴス諸島
- テーマ:ビーチ・島 世界遺産 動物
- 投稿日:2011/11/11 19:06
- コメント(0)
最後の更新からまた一月以上開いてしまった。
そして今日は僕の誕生日だから書いてしまおう。
エクアドルに来たときは34歳だったのに、気がつけばもう36歳。
人生の折り返し地点はとうに過ぎたような感覚はあるけど、折り返した後のはっきりとした安堵の失速感やいよいよのラストスパート感を強く感じるわけではなく、まるで先の分からない映画をいつものソファから見ているような、何が起きても受け入れようと受動的に能動的な感じ。
生きている事を最大に楽しみたい瞬間の連続。
小学校の入学式で味わうような、未知の世界に踏み出す時のフワフワとした高揚感、と同時に35年間自分の目で見て耳で理解してきた強大な現実感、がいい感じにこねくれて消化されて出来た粕みたいな。
炙って食ったらまあまあ苦い感じのやつ。
たくさんの人に出会ってたくさんの人と別れた。
またあいましょう。と言って別れてきた。
またこの次に!会いましょう!あなたと会えて僕はよかったです。
それぞれがその後どこに向かうのかはわからないんだけど、別れるときに会えた事を喜ぶ、そんなのの繰り返しがずっと昔から続いてきたのが今の自分。
そして、気が遠くなるほどの繰り返しを続け年月をかけて進化した結果の一つが
ガラパゴス(むりやり)
グンカンドリ。赤いパウチは上空を旋回するメスにアピールするためのオス特有の例のアレ。
ここまで膨らませるのに2日くらいかかるらしいよ。
というわけで、今回は、3月のガラパゴス旅行を最後まで一気に。
まずは今回初めて訪れた島、ヘノベサ島。
この島は海鳥達の営巣地になっていて、そこら中にちょい大きめの鳥達が巣を作っている中を歩くことができる。
グンカンアピール合戦。
そしてメスに見初められてカップル成立すると今度はメスを他のオスから隠すように、もしくはメスが逃げないように羽を広げてガード。
男の赤いパウチ。
自分がグンカンドリだったらどのくらいの赤いパウチを膨らましたことだろう。
これはアカアシカツオドリ。
その名の通り足が赤いカツオドリ。
体色は茶色で、顔あたりがピンクと青に塗り分けられ、足は真っ赤っか。
アオアシカツオドリと違っていい感じの木の枝にしか営巣したくない性質なので、意外とレアアニマル。
僕は6回目のガラパゴスにして、ここヘノベサ島で初めて見れた。
面白いのは、9:1くらいの割合で、体の色が白いアカアシカツオドリも生息していること。
特にアルビノというわけではなくて体が白いだけなんだとか。
鳥達との距離はこのくらい。
ナスカカツオドリ繁殖中。
こちらのカップルは既に子育て中。
これは、カラーリングがナスカカツオドリににているけど実際はヒナ毛に覆われたアカアシカツオドリ。
これは世界で唯一の夜行性のカモメ、アカメカモメ。
世界一美しいカモメと言われるらしいのだけど、面白かったのはこの夜間行動に特化したデザイン。
くちばしの先と付け根に白いポイントがあるんだけど、これはヒナに餌を与えるとき暗闇でも白のポイントが目立って、2点あることで餌が来る方向も分かるように計算されて進化されたんだって。
さらに、
ちょっと分かりづらいけど、赤い縁取りの目の下に丸く白い毛が生えている。
これは昼間寝るときに目を閉じても周囲の鳥には「目、開いてます」アピールをするためのデザインなのだそう。
赤い眉毛が凛々しいマンガみたいな顔で寝ることになってるけど、これは素直にかっこいい仕様だと思った。
鳥すごい。
岩の影ではガラパゴスコミミズクが寝てた。
夕方から岸壁に群がるツバメサイズの小鳥を狩りに出かけるらしい。
ヘノベサ島は奇麗なビーチもある島で、この湾でスノーケリングしたらハンマーヘッドシャークも見れた。
ほぼ手付かずの鳥達の楽園
ヘノベサ島はこのくらいにして、次はサンチアゴ島へ。
- バ-ドウォッチング in ミンド♪
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エリア:
- 中南米>エクアドル>キト
- テーマ:観光地 自然・植物 動物
- 投稿日:2011/04/01 01:56
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先日、添乗見習いで初めてバードウォッチングに行く事が出来ました
午後にガラパゴスからキトに到着したお客様を空港でお迎えし、そのまま車で2時間ほどの所にある森のロッジへ・・・。
そこで一泊して、翌朝早朝4時に起きて車でさらに森の奥深くへ向かいました
エクアドルは赤道直下の国なので、年中日の出も日の入りも6時なんだそうです。
日が昇る前に行かないと見れないアンデスイワドリを探して30分程森をトレッキング・・・
そして、バードウォッチングの為に作られた、隠れて鳥を待つスポットに到着しました。
ここでドライバー兼ガイドから一言。
鳥は非常に音に敏感だから静かに、フラッシュは決してたかない様に・・・
ラジャー!と言って暫く静か〜に待っていると・・・
いました!!
アンデスイワドリです
すると、さっきのドライバーがいきなり興奮し出して、何とフラッシュをたいたではありませんか
ちょっと!さっき自分でフラッシュダメだって言ってたじゃない!?
と言うと、誰が分かるんだ!?それより写真の方が大事だ!!と・・・
これにはお客さんも私達もびっくり・・・。
そういえばこの人こう見えても年下だったよね?こんな所で子供になっちゃったよ・・・。
なんて言って許してくれましたが、現地のネイチャーガイドは結構キレてました。。
ずっと待ってみたのですが、結局フラッシュのせいもあってかかなり離れた所までしか来なかった為、資料画像をどうぞ→
・・・。私達が見つけたのはこれの赤バージョンですが、お世辞にも可愛いとは言えない感じの外見ですね
その後来た道を少し戻って小鳥ちゃんの餌付スポットへ・・・。
地元のネイチャーガイドのお兄ちゃんが手際よくバナナを切って山積みにしました。
するとあっという間にキレイな小鳥が集まってきました
この鳥はタネジャーと言う鳥で、同じタネジャーの仲間でも色んな色の種類がいるみたいです。
今回は息を殺さなくても大丈夫な位大量に集まってきてます。
やっぱり餌の力は偉大ですね(笑)
すると、突然さっきのドライバーの携帯が鳴りだしました
こんなとこまで電波来てたんだ!?しかも取って話してるし・・・。
これで静かにノーフラッシュという2つの約束事をドライバー自ら全て破ってくれたのでした
呆れて笑いが止まらない私達に、電話を切ったドライバーは整然と「これから同時にトゥーカンとケツァールの時間になるけどどっちが見たい!?」と聞いてきました。
え!?ケツァールが見れるの!!??
トゥーカンからこのままここで待つ。ケツァールならもっと下の方に歩く。
それは当然レアなケツァールでしょ!!
コスタリカとかグァテマラは有名ですが、まさかこんな所でケツァールが見れるとは・・・・。
個人的にとっても憧れの存在だったのでドキドキしながら再び森の下の方へ下っていきました。
〜続く〜
マネシツグミという鳥。英名はモッキンバード。
この鳥を世界的に有名にしたのは、かのチャールズ・ダーウィン。
彼がガラパゴスに訪れた際に、島によってこの鳥の種が違うことを発見したことから、進化論を発展させるきっかけになったらしい。
こいつはエスパニョーラ島に居たのでエスパニョーラ・マネシツグミ。
ガラパゴス中で一番人間に対する警戒心がない生き物。
最初はちょこまかと人間の後をついて回ってきてたのが
だんだんそばに近寄ってきて、ポーズとかし始め
ついにはひざの上に乗ってきて、とってもなれなれしい。
ただ、彼らも天敵であるガラパゴスノスリには警戒するらしい。
そして面白いことに、最近の研究でわかったことには、このマネシツグミが警戒するときに発する泣き声が、ガラパゴスノスリを共通の天敵とするウミイグアナにも判別できるらしく、マネシツグミの警戒音を聞くとウミイグアナが逃げ出すんだそうだ。(ソース:日本ガラパゴスの会)
ウミイグアナ同士は声によるコミュニケーションは持たないのに、他の種が出す警戒音を理解できるなんて、さすがウミイグアナ!
やっぱりアンタが最高!
和名でスナガニというらしい。
ガラパゴスで出会った生き物の中で、一番警戒心の強い奴らだった。
サン・クリストバル島のビーチで初めて見た。
警戒心が強い上にめちゃめちゃ足が速くて、なかなか写真が撮れなかった。
本気で追っかけたが追いつかずに巣穴に逃げ切られたし。
一番高い部分に目があって、高機能のからまない足が8本。警戒し、逃げるためのデザイン。
巣穴からピコピコと出てきて、ちょろちょろとビーチを走り回っていたかと思えば
大勢が一箇所にあつまって、なにかもぞもぞやりだした。
そろそろと近づいて何をしているのかを見ようとしたら、またあっという間に全員に逃げられた。
残された地面には砂団子がたくさん。
多分砂団子つくりが流行っているんだろう。
カニの考えることはよくわからん。
(うそ。これが彼らの食事作法だということは百も承知。爪で集めた砂の塊を口に入れて微生物だけ濃して食べ、残りの砂カスを口から団子状にして出す。まあまあかわいいと思う。)
ニゲロー!!
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