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エリア:
- 近畿 > 京都 > 洛北(上賀茂・比叡)
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テーマ:
- 鑑賞・観戦
- / その他
- / 歴史・文化・芸術
【今日、京響】第699回定期演奏会
[指揮]ジョン・アクセルロッド
[独唱]森麻季(ソプラノ)
チャイコフスキー:幻想序曲「ハムレット」
R・シュトラウス:4つの最後の歌
チャイコフスキー:交響曲6番「悲愴」
今回もチケット完売で目出度いことである。
1曲目のチャイコフスキー「ハムレット」は初めて聴いたが、冒頭から弦楽器が力強く最後まで飽きさせなかった。劇用の音楽として作る予定だったらしいが、上演は実現しなかった由。
何となくとりとめのない感じもしたが、演奏は良かった。
2曲目の「4つの最後の歌」は歌手の声が良く聞こえなかったのだが、透明感のある良い声だというのは分かった。
この作品の白眉は4番目の「夕映えに」だが、始まるが早いか京響の演奏は流麗な音の流れが大河のように続き、歌が聴きにくかったのは吹っ飛んでしまった。この演奏を実現させたジョン・アクセルロッドの指揮も凄いということになる。
休憩を挟んで後半はチャイコフスキーの「悲愴」だが、実演でもCDでも聴き飽きるぐらい聴いているのでどうかと思ったが、推進力のある良い演奏だった。
特に第三楽章では行進曲が興に乗って来たところでアクセルロッドが指揮台の上で足を踏み鳴らして「行進」を始めたのだが、それが少しも違和感がない。本当にノリノリだったのだな。良い人だと思う。
今日は市長も来ていて、新年度最初の定期演奏会として十分満足させてもらえた。今年度の京響も聴き逃すわけにはいかない。^^
[指揮]ジョン・アクセルロッド
[独唱]森麻季(ソプラノ)
チャイコフスキー:幻想序曲「ハムレット」
R・シュトラウス:4つの最後の歌
チャイコフスキー:交響曲6番「悲愴」
今回もチケット完売で目出度いことである。
1曲目のチャイコフスキー「ハムレット」は初めて聴いたが、冒頭から弦楽器が力強く最後まで飽きさせなかった。劇用の音楽として作る予定だったらしいが、上演は実現しなかった由。
何となくとりとめのない感じもしたが、演奏は良かった。
2曲目の「4つの最後の歌」は歌手の声が良く聞こえなかったのだが、透明感のある良い声だというのは分かった。
この作品の白眉は4番目の「夕映えに」だが、始まるが早いか京響の演奏は流麗な音の流れが大河のように続き、歌が聴きにくかったのは吹っ飛んでしまった。この演奏を実現させたジョン・アクセルロッドの指揮も凄いということになる。
休憩を挟んで後半はチャイコフスキーの「悲愴」だが、実演でもCDでも聴き飽きるぐらい聴いているのでどうかと思ったが、推進力のある良い演奏だった。
特に第三楽章では行進曲が興に乗って来たところでアクセルロッドが指揮台の上で足を踏み鳴らして「行進」を始めたのだが、それが少しも違和感がない。本当にノリノリだったのだな。良い人だと思う。
今日は市長も来ていて、新年度最初の定期演奏会として十分満足させてもらえた。今年度の京響も聴き逃すわけにはいかない。^^