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- メテオラ(ギリシャ)
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エリア:
- ヨーロッパ>ギリシャ>メテオラ
- テーマ:観光地 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/03/05 11:19
ギリシャのほぼ中央に位置するメテオラ。
ピンドス山脈の麓に広がる台地に、空に向かってそそり立つ奇岩群があり、その奇岩の頂上の僅かなスペースに修道院が建てられているのです。
メテオラとは「中空に浮く」という意味のギリシャ語で、その名の通り高さ数百メートルの奇岩の頂点に建つ修道院は下界とは隔離され、宙に浮いているようにさえ見えます。
20世紀初頭に階段や橋が掛けられるまでは、簡易的に設置された縄梯子や巻上げ機を使って物資や人を上げ下げしていたというので驚嘆するばかりです。
修道院に出入りするのもまさに命がけだったとのことです。
3〜5月は野花の季節で、赤、黄色、ピンク、紫、白と可憐に咲く花に囲まれた修道院や遺跡の写真を撮ることができます。
アネモネ、エニシダ、ハナズオウ等、時期によって花の種類も異なるので、どんなお花に出会えるかも旅の楽しみの1つですね。
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- ポーランドの多彩な魅力
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エリア:
- ヨーロッパ>ポーランド
- テーマ:観光地 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/03/04 14:52
日本のおけるポーランドという国の旅先としての知名度は、お隣りのドイツや近くのフランス、オーストリアなどの国々と比べて、今一つかもしれません。
しかし、実は一度訪れるとその魅力に心奪われ、ファンになる方が多い国なんです。
土地が肥え、埋蔵資源も豊富なポーランドは、昔から絶えず周囲の国々から狙われる土地でもありました。
18世紀のポーランド分割や第二次世界大戦時には、地図から国すら消滅したことさえあります。
そんな歴史を歩んできたポーランドの街々は、街ごとにかつての支配者が異なるという経歴からか、それぞれ独特の雰囲気があり、平和になった今ではそれが旅行者を惹きつける魅力になっています。
第二次世界大戦で壊滅的な被害を受けたにも関わらず、市民の努力で戦前の街並みをそのまま再現した街、首都ワルシャワ。
ドイツ騎士団の砦が起源で、プロイセンの支配下にあったためドイツ風の街、トルン。
医者が保養地として推薦したことがきっかけで拓かれた、日本の軽井沢のような雰囲気の街、ザコパネ。
ハンザ同盟都市として繁栄した為、市内にはゴシック・ルネサンス・バロックの豪邸が立ち並ぶ一方で、郊外には共産主義時代の無機質な建物が建つ港町グダニスク。
などなど。
また、穏やかで信仰心篤い人々との触れ合いや野菜を多く使った日本人好みの美味しいお食事、カラフルで素朴な陶器や雑貨などなど、ポーランドの魅力は観光地だけでなく生活に根差した所にも隠れているのです。
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- ストロンボリ火山(エオリエ諸島/イタリア)
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エリア:
- ヨーロッパ>イタリア
- テーマ:ビーチ・島 ハイキング・登山 世界遺産
- 投稿日:2014/02/27 11:19
ストロンボリ島は、エオリエ諸島で一番北東に位置し、四番目に大きい島です。
世界で最も火山活動が盛んな火山の一つストロンボリ火山が、海上から突き出ている部分が島となっています。
ストロンボリ火山の標高926mですが、それは海上から上の高さで、海底からの高さは3000m近くあるのです。
夕暮れ時から火口付近を目指して、火山を登り、漆黒の闇の中、大迫力の火山活動を観察することができます。
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- 進化の島ガラパゴス(エクアドル)
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エリア:
- 中南米>エクアドル>ガラパゴス諸島
- テーマ:観光地 世界遺産 動物
- 投稿日:2013/12/30 11:20
ダーウィンの進化論で一躍有名になったガラパゴス諸島。
進化の過程を、自分の目で見て感じる事のできる世界でたった一つの場所かもしれません。
周囲を流れる海流の影響もあり、ガラパゴス諸島の島々は、それぞれ気温や気候が違います。
その為、同じ種類の鳥や爬虫類も、それぞれの島で姿や大きさが異なります。また、本土から流木などに乗って渡ってきた生物達は、もう本土に帰る事ができなくなった為、この島々で生き抜く道を探しました。
例えば、ガラパゴス諸島の島々でよく目にするイグアナ。
南米大陸から渡ってきたイグアナは、まず島にあったサボテンを食べ、その個体数を増やしました。
そして数百年か後、また別のイグアナが本土から流れ着きました。本土に到着したイグアナ第二陣は、先に辿り着いたイグアナ達がサボテンを食べている姿に出会います。
もう、サボテンが自分達の食料として十分な量が確保できないと感じた第二陣のイグアナ達は、海にその食料を求めて飛び込みました。
岩に付いた海草やコケを食べている内に、何代も世代が変わるにつれ、海での生活に適応した体になりました。
顔は岩についた海草やコケをこそぎとれるよう、平らな顔つきになり、海で泳ぐため丸かったしっぽはいつの間にか平らになり水中を泳ぐ事ができるようになりました。
この様にガラパゴス諸島には、環境に合わせて進化を遂げた動物達がたくさんいます。
そんな動物達の生命力を感じに、ガラパゴス諸島を訪ねてみてはいかがでしょうか?
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- 「彷徨える町」メルブ遺跡(中央アジア・トルクメニスタン)
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エリア:
- アジア>トルクメニスタン>トルクメニスタンその他の都市
- テーマ:観光地 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2013/12/27 11:14
メルブ遺跡は、紀元前6世紀頃からの歴史がある遺跡です。
砂漠を流れるムルガブ川のオアシスに造られた都市ですが、頻繁に流れを変える川に合わせて都市そのものを移動させたため「彷徨える町」とも呼ばれています。
シルクロードの拠点として栄え、かつては国際色豊かな多くの人々で賑わい、広い城壁内が人口過密状態だったそうなのですが、今はそれも夢の跡・・・。
荒涼とした砂漠にぽつぽつと遺跡が残るだけです。
ここでは紀元前の遺跡から紀元後の遺跡まで、長い時代に渡る遺跡の数々をご覧頂けます。
崩れかけた紀元前3世紀の城壁は、アレキサンダー大王の武将のもの。
こんなところまでアレキサンダー大王が来ていたことに驚かされます。
またその城壁内には仏教遺跡もあり、なんと仏教寺院跡としては世界最西端のものだそうです。
ちなみに仏教が広まった東端は日本です。
また、7世紀の城跡、大キズカラには13世紀にモンゴル軍が空けた巨大な壁の穴があります。
今も当時のまま、ぽっかりと穴があいたままです。
この城は、モンゴルが攻めこんだとき、少女達が身投げをしたという悲しい伝説があるので、「乙女の城」とも呼ばれています。
内部にはほとんど何も残ってはいませんが、特徴的なメルブ様式の外壁が美しい城跡です。
だだっ広い砂漠の中にある広大な遺跡の数々。
もしも、モンゴルが攻めてこなかったら全く違う歴史を辿っていたことでしょう。
この遺跡はまだまだ発掘中で、何がが足元に眠っているか分かりません。
世界遺産なのに、とても素朴で物売りの姿もなく、観光客の姿もあまり見かけません。
広い遺跡を貸切状態のように、ゆっくりと見ることができることでしょう。
中央アジアの国々は、日本ではまだまだ情報が少なく、観光客もまだそれほど多くはありません。
遺跡や建物の素晴らしさももちろんですが、その素朴な様子や、何より人々のおもてなしが素晴らしい国々です。
是非一度、中央アジアへ足を運んでみて下さい。
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