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- 世界遺産、クルシュー砂州(リトアニア)
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エリア:
- ヨーロッパ>リトアニア
- テーマ:観光地 世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2014/03/18 16:01
ロシアの飛び地カリングラードから延びるクルシュー砂州。
砂州とは湾にできる地形の一種で、沿岸流によって運ばれた砂が細長く堆積し、湾を2つに分ける程になった半島のような地形です。
日本の代表的な砂州としては、京都の天橋立が有名です。
クルシュー砂州のところどころには美しい砂丘が見られ、ドイツ人作家トーマス・マンは「北のサハラ」と呼びました。
この砂丘は日々動いています。
それを食い止めているのが砂州を覆う森林です。
このお陰で集落が砂から守られ、人々の暮らしが続いてきたとされます。
このバランスによって生まれた景観こそ、世界遺産の登録に繋がった要因ではないでしょうか。
そんなことを考えて訪れると、この土地全体の価値が分かるような気がします。
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- イエローストーン国立公園(アメリカ)
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エリア:
- 北米>アメリカ西部>イエローストーン国立公園
- テーマ:観光地 世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2014/03/13 15:16
世界初の国立公園のイエローストーン国立公園。
中でも有名なのが、約4万リットルもの熱水を40mもの高さまで吹き上げる間欠泉オールド・フェイスフル・ガイザーです。
そしてそこから約1時間のハイキングでモーニング・グローリー・プールへ行くことができます。
途中も小さな間欠泉やグラデーションの美しい温泉プールなどが数多くあり、飽きることはありません。
モーニング・グローリー(朝顔)と名付けられたこの温泉プールは温度によって住むバクテリアが違うため、緑や茶色の見事なグラデーションを描いています。
澄み切った朝顔のような温泉は、この世のものとは思えない絶景です。
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- ベストシーズンを迎えるプリトヴィッツェ国立公園(クロアチア)
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エリア:
- ヨーロッパ>クロアチア>プリトビチェ
- テーマ:観光地 世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2014/03/06 11:21
最近、日本でも注目されているクロアチアの中でも、特に期待度の高い観光地が「プリトヴィッツェ国立公園」です。
ここプリトヴィッツエェ国立公園はクロアチアの首都ザグレブから約2時間の内陸に位置していて、モミやブナの森に囲まれた渓谷に大小16の湖と92の滝が点在する世界遺産です。
湖の底には石灰華と呼ばれる、炭酸カルシウムが固まってできる白い塊に覆われた木々が横たわる不思議な場所で、クロアチア独特のカルスト地形が作り上げた奇跡の絶景です。
ところが、これほどまでに美しき公園にも暗い影が落ちた時期もあったのです。
1979年に世界遺産に登録されたものの、チトーの死後、悲しきユーゴスラビア紛争により、周辺にセルビア人居住地区が多かったプリトヴィッツェ周辺地域は、旧ユーロ連邦軍(セルビア軍)に占拠されてしまい、ガラパゴス諸島のように世界危機遺産に認定されてしまいます。
しかし、停戦後、クロアチア軍が再び公園敷地を自国に取り戻し、急ピッチで復興しました。
今ではそんな暗い気配は微塵も感じられませんが、訪れる上で知っておきたい歴史です。
さて、プリトヴィッツェ国立公園は、初夏を迎える頃、美しい花々が咲く季節を迎えます。
プリトヴィッツェには約1146種類の植物が発見されているそうで、湖畔には小さな野生ヒヤシンス、ウマノアシガタ、アツモリソウ、シクラメンやタイム、小さなユリ科の花々などが咲き誇ります。
春先に、プリトヴィッツェ国立公園周辺に降る雨の恵みのよって、小さな花々が少しずつ開花するそうです。
エメラルドグリーンの湖や滝と、そこに色を添えてくれる愛らしき野花を見ながらのハイキングは格別です。
是非、花々に彩られるベストシーズンにクロアチアを訪ねてみてください。
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- 中国の秘境!七彩山(張掖丹霞)
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エリア:
- アジア>中国>張掖(チョウエキ)
- テーマ:観光地 自然・植物
- 投稿日:2014/02/25 11:19
テレビに紹介されたことで、日本でも評判になった、中国の秘境「七彩山」。
その名の通り色彩豊かな地層のなる岩山です。
この七彩山、ごく最近の2002年に発見されたばかりで、
一般公開も2008年のことです。
中国でもほとんど知られていなかったのですが、
チャン・イーモウ監督の映画「女と銃と荒野の麺屋」のロケ地となったことから、注目を集めるようになりました。
まだまだ、訪れる観光客もいない七彩山へ是非、今のうちにおでかけ下さい。
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- エコツーリズム発祥の地・コスタリカ
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エリア:
- 中南米>コスタリカ
- テーマ:観光地 自然・植物 動物
- 投稿日:2013/12/13 17:29
コスタリカは北米と南米の間に位置し、面積は四国と九州を合わせたほどの小さな国です。
太平洋とカリブ海に面し、国土の中央部は、現在も活動中の火山帯が占めていて、変化に富んだ地形です。
赤道が近いという事もあり、温かい国というイメージが強いと思いますが、良質のコーヒーが取れる標高2000ほどの爽やかな高原の地域もあれば、年間降雨量が8000mmを越える熱帯の地域まであり、地域毎に違う気候が楽しめるのが特徴です。
日本ではまだ馴染みの薄いコスタリカですが、実はエコツーリズムを促進している国として世界的に有名なのです。
エコツーリズムとは、世界の人々に自然の素晴らしさ、その中で生きる動植物について学ぶ機会を与えると同時に、入場料などを自然保護に当てるという自然保護と観光を結びつけたものです。
そのエコツーリズム発祥の地と言われるのが、モンテベルデ国立公園。
モンテベルデは雲や霧に覆われることが多く、木にはコケ、シダ、着生植物がビッシリと覆い鬱蒼とした熱帯雲霧林と呼ばれる独特の生態系の森です。
ここでは、日本では目にする事もない沢山の珍しい動物や植物に出会うことができます。
それでは、コスタリカの森で暮らす動物の一部をご紹介します。
「ナマケモノ」
木の上でのんびりと暮らすナマケモノは食事をする時も、移動する時も、とにかくゆっくり動くのが特徴。
でもひとつだけ、素早い動きをする時があります。
それは、「体を掻く時」だそうです。
「ブルージーンズ」
カエルは夜行性が多いのですが、このカエルは昼に活動するんだそうです。
体は赤く、手と足が青いのでこの名前が付いています。
とても小さいこのオシャレさんは湿度の高い森の枯葉の下などにいます。
モンテベルデのカエル博物館でも見られますが、ぜひ、ぴょんぴょんと飛び跳ねる野生のブルージーンズを見つけて下さい。
「ケツァール」
手塚治虫さんの漫画「火の鳥」のモデルにもなったといわれる鳥です。
鮮やかで美しい緑色の羽とお腹が赤いのが特徴です。
古代マヤでは神聖な鳥とされ、この羽根を身に付ける事は最高位の聖職者と王だけに許された特権でした。
光の加減でキラキラと輝くその尾羽を眺めているだけで時間が経つのも忘れてしまいます。
自然がどんどんと破壊されている現在では、ケツァールが棲める森が減ってしまっているそうで、幻の鳥と言われています。
言葉では言い尽くせない魅力満載のコスタリカへ、是非、お出かけ下さい。
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