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エリア:
- 近畿 > 京都 > 洛東(祇園・清水)
- 近畿 > 兵庫 > 淡路島
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テーマ:
- 観光地
- / グルメ
- / 歴史・文化・芸術
京都では祇園祭がたけなわですが、これは別名「鱧(はも)祭り」とも言われるくらい、京都の人は鱧という魚を珍重します。もっとも、この時期の鱧の良いやつはあらかた高級料亭に取られてしまって一般庶民の口に入るのはスーパーで売っているようなレベルなのが辛いところではありますが。
京都の人が鱧を有難がるのは、鱧というのは生命力が強いため昔でも生きたまま京都まで運べたから。これは貴重でした。
フランス料理などでも、漁港から内陸部のパリまで運ぶ間に鮮度が落ちてしまった魚をどうやって美味しく食べるか、という課題からあのソースが発達したという。
京都の鱧料理でも無数にあるともいえる鱧の小骨をどうするか、という課題から骨切りというテクニックが生れました。
鱧の小骨は斜めに入っているので、縦に包丁を入れて小骨を切断する。開いた身のほうから約3センチの幅に24回包丁を入れますが皮は切らない。まさに寸止めです。鱧の長さが60センチあれば480回も包丁を入れることになる。ベテランの板前さんがやれば「シャリ、シャリ」という軽快な音が続くのが聞けます。
関東なら「小骨は抜く」という発想しかなかったのでしょうが、京都では「切る」という発想の転換をしたのです。「いもぼう」や「ニシンそば」と並ぶ京都の発明ですね。
それはさておき、海を隔てた淡路島から「はも道中」が八坂神社にやって来ました。
道を歩いていると、どこからともなく「活け造り、淡路島から、はも道中!」という声が聞こえてくる。
はて、何をやっているのかと良く見てみれば、わざわざ淡路島から京都まで鱧を運んできた人たちがいたではありませんか。
総勢50名で今年は10匹の鱧を八坂神社に奉納したとのこと。
行列には洲本市長も参加していました。
淡路島の人形浄瑠璃の人形も参加。
法被の背中は浄瑠璃人形の顔になっているようですね。
オッサン道中の中に混じる美人2人はクイーン淡路。カメラを向けたら手を振ってくれました。行列でなかったらナンパしそうです。
後ろに従うのは「昔のクイーン」でしょうか。
いよいよ主役の鱧が登場します。
桶の中でヘビの様にトグロを巻いてます。
八坂神社に奉納された後、ご祈祷のうえ骨切りされて鱧鍋となりました。
私もご相伴にあずかりました。こちそうさ〜ん!
京都の人が鱧を有難がるのは、鱧というのは生命力が強いため昔でも生きたまま京都まで運べたから。これは貴重でした。
フランス料理などでも、漁港から内陸部のパリまで運ぶ間に鮮度が落ちてしまった魚をどうやって美味しく食べるか、という課題からあのソースが発達したという。
京都の鱧料理でも無数にあるともいえる鱧の小骨をどうするか、という課題から骨切りというテクニックが生れました。
鱧の小骨は斜めに入っているので、縦に包丁を入れて小骨を切断する。開いた身のほうから約3センチの幅に24回包丁を入れますが皮は切らない。まさに寸止めです。鱧の長さが60センチあれば480回も包丁を入れることになる。ベテランの板前さんがやれば「シャリ、シャリ」という軽快な音が続くのが聞けます。
関東なら「小骨は抜く」という発想しかなかったのでしょうが、京都では「切る」という発想の転換をしたのです。「いもぼう」や「ニシンそば」と並ぶ京都の発明ですね。
それはさておき、海を隔てた淡路島から「はも道中」が八坂神社にやって来ました。
道を歩いていると、どこからともなく「活け造り、淡路島から、はも道中!」という声が聞こえてくる。
はて、何をやっているのかと良く見てみれば、わざわざ淡路島から京都まで鱧を運んできた人たちがいたではありませんか。
総勢50名で今年は10匹の鱧を八坂神社に奉納したとのこと。
行列には洲本市長も参加していました。
淡路島の人形浄瑠璃の人形も参加。
法被の背中は浄瑠璃人形の顔になっているようですね。
オッサン道中の中に混じる美人2人はクイーン淡路。カメラを向けたら手を振ってくれました。行列でなかったらナンパしそうです。
後ろに従うのは「昔のクイーン」でしょうか。
いよいよ主役の鱧が登場します。
桶の中でヘビの様にトグロを巻いてます。
八坂神社に奉納された後、ご祈祷のうえ骨切りされて鱧鍋となりました。
私もご相伴にあずかりました。こちそうさ〜ん!