-
エリア:
- アジア > 中国 > 蘇州(ソシュウ)
-
テーマ:
- 街中・建物・景色
- / 歴史・文化・芸術
黄葉狩に近場でどっかいいところないかなと探していると
鎮江・焦山の黄葉、一見に値するの記事を
中国ブログで発見。鎮江といえば香酢で名高い街。
よく調べてみると、なかなかに見所が多いんですね。
で、日帰り旅行だ!と気合を入れて早朝蘇州発。
そもそも江南といや、杜牧の絶句で詠われたとおり
寺廟の多いところ
《江南春》杜牧
千里鶯啼?映紅
水村山郭酒旗風
南朝四百八十寺,
多少楼台烟雨中。
いや〜、春霞の、江南ののどかな風景の中に
歴史の移ろいを感じるうるわしい詩ですね♪(いかん、話が反れそう^^;)
が、
内陸部や、チベット仏教寺院はともかく、
中国沿海部では、
きょうび神聖さを感じさせる寺になかなか出会えませんよね。
と、見つけました^^
なかなかよさげなところ。
長江河岸の街、鎮江に。
鎮江の寺といえば、白蛇伝で有名な金山寺がありますが、
こちらは完全に、寒山寺をしのぐかと思われるお寺ランド化(-_-;)
でもなかなかよかったです。
長江の浮き島・焦山にある、定慧寺はー。
創建は、な、なんと前漢!!興平元年(西暦194年)。
唐代には玄奘の弟子宝寂や鑑真の弟子神邑が
ここに大雄宝殿と仏堂を建立され、
日本から悲劇の王として知られる長屋王の王子や
あのスーパーマン空海サンも仏法をここで学んでおられます。
現存する建物は明清時代に建てられたものですが、
明時代の建築様式を残しています。
つまりはここは全国でも指折りの名刹。
中国の中でも、優秀な僧侶が集まり学ぶところなんだそうです(知らなんだ^^;)。
*いま、中国の仏教界で注目度一番の台湾佛光山の星雲大師も
若かりし頃こちらで学んでいるのです(そーなんですって^^;)
最近観光客向けに風景区として整備されたものの
渡し舟に乗り、島に降り立つや、一般ではない漂う気を感じ、
ここはちょっとなかなかの寺ではと思ったのは、正しいのです(^^)/
島には、定慧寺のほかに、
私がひそやかにお慕い申し上げている、
清朝揚州八怪の一人である風流人・鄭板橋の、わび心ただよう故居や、
英清戦争時の古砲台や、万佛塔、吸江楼など見所が多く、
古木が多いので、新鮮なオゾンを吸っての散策にもよっし!
清らかな初春の日におまいりするのは、よさそうでしょう^^
お昼は、鎮江の老舗レストラン「宴春酒楼」で、
名物『鎮江三怪』を含んだ、地元素材の江南料理を。
『鎮江三怪』のひとつ、”鍋蓋麺”はもちろんしっかと賞味しました。
ぶふっ、そうそう。。。鎮江名物・蟹黄湯包もいただきました^^
口福をしかと楽しんだあとは、かつての長江渡しの街、西津渡古街へ。
この街が初めて作られてのは、六朝時代^^;
いまは長江河岸は土砂が堆積し、300メートルほど北に移動しています。
近年こちらも手が加えられ整備されましたが、
唐宋元明清時代のなごりが残り、
旧英国領事館などの瀟洒な洋館も点在しています。
最後の締めは
鎮江といえば、忘れてはいけないのがー香酢!!
香酢って、体に数々の効用があるのはご存知の通り。
*日本でも、「○ず○」の香酢で有名ですよね。
中国酢業メーカーとして最大の、100余年の歴史を持つ恒順へ。
今年になってから、中山路にあった工場は郊外の開発区に移り、
そのお隣に酢文化を伝える博物館もできています。
こちらで酢作りの現場と酢文化を伝える博物館をしっかり見学。
酢の効用、利用の仕方も学び、
一日で、ちょいと”香酢通”、
”オールアバウト香酢健康人”になるのもよろしいかもv( ̄Д ̄)v
蘇州では販売されていない、
いろんな酢や酢関連の健康食品もお買い求めいただけまっす。
ん、、鎮江って
思っていたよりずっとなかなか彩り多い町なんですよ。
鎮江・焦山の黄葉、一見に値するの記事を
中国ブログで発見。鎮江といえば香酢で名高い街。
よく調べてみると、なかなかに見所が多いんですね。
で、日帰り旅行だ!と気合を入れて早朝蘇州発。
そもそも江南といや、杜牧の絶句で詠われたとおり
寺廟の多いところ
《江南春》杜牧
千里鶯啼?映紅
水村山郭酒旗風
南朝四百八十寺,
多少楼台烟雨中。
いや〜、春霞の、江南ののどかな風景の中に
歴史の移ろいを感じるうるわしい詩ですね♪(いかん、話が反れそう^^;)
が、
内陸部や、チベット仏教寺院はともかく、
中国沿海部では、
きょうび神聖さを感じさせる寺になかなか出会えませんよね。
と、見つけました^^
なかなかよさげなところ。
長江河岸の街、鎮江に。
鎮江の寺といえば、白蛇伝で有名な金山寺がありますが、
こちらは完全に、寒山寺をしのぐかと思われるお寺ランド化(-_-;)
でもなかなかよかったです。
長江の浮き島・焦山にある、定慧寺はー。
創建は、な、なんと前漢!!興平元年(西暦194年)。
唐代には玄奘の弟子宝寂や鑑真の弟子神邑が
ここに大雄宝殿と仏堂を建立され、
日本から悲劇の王として知られる長屋王の王子や
あのスーパーマン空海サンも仏法をここで学んでおられます。
現存する建物は明清時代に建てられたものですが、
明時代の建築様式を残しています。
つまりはここは全国でも指折りの名刹。
中国の中でも、優秀な僧侶が集まり学ぶところなんだそうです(知らなんだ^^;)。
*いま、中国の仏教界で注目度一番の台湾佛光山の星雲大師も
若かりし頃こちらで学んでいるのです(そーなんですって^^;)
最近観光客向けに風景区として整備されたものの
渡し舟に乗り、島に降り立つや、一般ではない漂う気を感じ、
ここはちょっとなかなかの寺ではと思ったのは、正しいのです(^^)/
島には、定慧寺のほかに、
私がひそやかにお慕い申し上げている、
清朝揚州八怪の一人である風流人・鄭板橋の、わび心ただよう故居や、
英清戦争時の古砲台や、万佛塔、吸江楼など見所が多く、
古木が多いので、新鮮なオゾンを吸っての散策にもよっし!
清らかな初春の日におまいりするのは、よさそうでしょう^^
お昼は、鎮江の老舗レストラン「宴春酒楼」で、
名物『鎮江三怪』を含んだ、地元素材の江南料理を。
『鎮江三怪』のひとつ、”鍋蓋麺”はもちろんしっかと賞味しました。
ぶふっ、そうそう。。。鎮江名物・蟹黄湯包もいただきました^^
口福をしかと楽しんだあとは、かつての長江渡しの街、西津渡古街へ。
この街が初めて作られてのは、六朝時代^^;
いまは長江河岸は土砂が堆積し、300メートルほど北に移動しています。
近年こちらも手が加えられ整備されましたが、
唐宋元明清時代のなごりが残り、
旧英国領事館などの瀟洒な洋館も点在しています。
最後の締めは
鎮江といえば、忘れてはいけないのがー香酢!!
香酢って、体に数々の効用があるのはご存知の通り。
*日本でも、「○ず○」の香酢で有名ですよね。
中国酢業メーカーとして最大の、100余年の歴史を持つ恒順へ。
今年になってから、中山路にあった工場は郊外の開発区に移り、
そのお隣に酢文化を伝える博物館もできています。
こちらで酢作りの現場と酢文化を伝える博物館をしっかり見学。
酢の効用、利用の仕方も学び、
一日で、ちょいと”香酢通”、
”オールアバウト香酢健康人”になるのもよろしいかもv( ̄Д ̄)v
蘇州では販売されていない、
いろんな酢や酢関連の健康食品もお買い求めいただけまっす。
ん、、鎮江って
思っていたよりずっとなかなか彩り多い町なんですよ。
- タグ:
- 初詣
- 鎮江
- 香酢