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エリア:
- 中南米 > エクアドル > ガラパゴス諸島
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テーマ:
- 世界遺産
- / 動物
ガラパゴスにいる3種類のカツオドリの中で、一番クールなデザインをしているのがこれ。
ナスカカツオドリ。もしくは、目の周りに怪傑ゾロ風マスクをしていることからマスクドカツオドリ。
エスパニョ-ラ島には初めて上陸したのだが、鳥達の子育てシーズン真っ最中だった。
この中に何羽写っているでしょうか?
卵あっため中。
通常、2つの卵を生んで2つとも暖めるのだが、先に孵った雛が後から孵った雛を突き落としたりしていじめ殺してしまうらしい。
親鳥は、この時は見てみぬふりをしていて生き残った方を育てるのだそうだ。
要は、2つの卵を産むのはあくまで保険上の契約みたいなもので、育てるのははじめから1羽だけと決まっているのだ。
厳しい鳥社会。
ほかのカツオドリと同じように、巣らしい巣は持たない。地面に小石とか小枝をちょこちょこっと並べて、その上で子育てをする。
見ていたら、小石と小枝のレイアウトに相当なこだわりがあるらしく、同じ小枝を右に置いたり左に置きなおしたり、ずーっと模様替えをしていた。
どちらにしてもぱっとしないスィートホームだとは思うし、もう少したくさん枝を集めろよと言いたい。
こっちのは小石すら集めるのがめんどかったようで。
もう、素。
たたずまいは美しい。
(よく調べたら、ナスカカツオドリとマスクドカツオドリは厳密に言うと違う種類らしい、でもあまり誰も気にしてないっぽいので置いておく)