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- ガラパゴスアホウドリ
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エリア:
- 中南米>エクアドル>ガラパゴス諸島
- テーマ:動物
- 投稿日:2010/12/10 03:09
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ガラパゴスで見たかった鳥の最後の一種類、ガラパゴスアホウドリ。
ついに見れた!
ガラパゴスアホウドリは諸島の中でもただ一つエスパニョーラ島にしかいない鳥。
岸壁近くに営巣してて、この岸壁から飛び立ってた。
目が隠れちゃってるけど、すごい表情で「行くぜェ!」と気合いを入れてるところ。
気持ちよさそーう!
翼の長さが2.5mもあるそうで、ガラパゴスの鳥類の中で最大。
ちなみにこのアホウドリの優雅な航空ショーは、岸壁に座ってのんびりと見物できる。
ほかにもカツオドリやカモメ達がたくさん飛んでいるのを見物できる特等席。
きれいなフォルムのアカハシネッタイチョウも飛んでたよ。
アホウドリは初見だったので、ガイドの解説が聞きたかったが、今回のガイドは全部ドイツ語だったためそれもかなわず。
ネットで調べたところ、どうやら彼らは1年中ガラパゴスに居るわけではないらしことがわかった。
4月くらいに島にやってきて、求愛ダンスを披露し、カップル成立すると卵を一つだけ産み、子育てに勤しんだあと12月には引っ越してしまうそうだ。
そして、一度カップルが成立すると40〜50年は一緒に暮らすんだそうで、忍耐強い長寿な生き物だということがうかがわれる。
この島を訪れた11月末、島には結構成長した雛がたくさん居た。
羽が生え変わり中でファンキーな髪型になってる子がいた。
ふっさふさのベイビーアホウドリ。翼を広げてイメトレ中。
実際はこんのくらい近くで見れちゃう。
なでたくなるヒナ毛。
オレをヒナ毛フェチにさせたベイビーアホウ。
そもそも、アホウドリというのは本来漢字で書いて「阿呆鳥」と身も蓋もない名前をつけられているのだが、これは彼らのヒナ毛がアホみたいにふわふわしているからではなく、陸上での動作がのろまでアホみたいに簡単に捕まえられることから来た名前らしい。
昔小耳に挟んだ逸話に、離・着陸が下手だからアホウドリ、というのがあった気がしたが、どうも違うっぽい。
日本近海の島々にも昔は結構渡ってきていたらしいが、羽毛布団にするためにガンガン狩られほぼ絶滅。
小笠原や伊豆諸島では「馬鹿鳥」と呼ばれてもいたそうで、専門家は、絶滅危惧種にこういう蔑称を使うのはいい加減やめようという声明をだしている。
しかしながら、アホみたいにかわいいからアホウドリって思えばいいんじゃないかという所見も、一部非専門家によって表明されている。というか今オレが思った。
島からの移動途中、大海原の真ん中で活鮮魚食べ放題のパーティを開いているアホウドリの一群を見かけた。
島で見た彼らは、岸壁から優雅に羽を広げスムースにテイクオフしていたが、水面に居る彼らをすれ違いざまによく観察していたら、相当がんばらないと飛び立てないように見えた。
うぉぉぉおおー!
水面を何歩も走ってやっとこ離陸する姿は、やっぱりけなげでアホみたくかわいかった。
- ナスカカツオドリ(マスクドカツオドリ)
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エリア:
- 中南米>エクアドル>ガラパゴス諸島
- テーマ:世界遺産 動物
- 投稿日:2010/12/08 07:51
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ガラパゴスにいる3種類のカツオドリの中で、一番クールなデザインをしているのがこれ。
ナスカカツオドリ。もしくは、目の周りに怪傑ゾロ風マスクをしていることからマスクドカツオドリ。
エスパニョ-ラ島には初めて上陸したのだが、鳥達の子育てシーズン真っ最中だった。
この中に何羽写っているでしょうか?
卵あっため中。
通常、2つの卵を生んで2つとも暖めるのだが、先に孵った雛が後から孵った雛を突き落としたりしていじめ殺してしまうらしい。
親鳥は、この時は見てみぬふりをしていて生き残った方を育てるのだそうだ。
要は、2つの卵を産むのはあくまで保険上の契約みたいなもので、育てるのははじめから1羽だけと決まっているのだ。
厳しい鳥社会。
ほかのカツオドリと同じように、巣らしい巣は持たない。地面に小石とか小枝をちょこちょこっと並べて、その上で子育てをする。
見ていたら、小石と小枝のレイアウトに相当なこだわりがあるらしく、同じ小枝を右に置いたり左に置きなおしたり、ずーっと模様替えをしていた。
どちらにしてもぱっとしないスィートホームだとは思うし、もう少したくさん枝を集めろよと言いたい。
こっちのは小石すら集めるのがめんどかったようで。
もう、素。
たたずまいは美しい。
(よく調べたら、ナスカカツオドリとマスクドカツオドリは厳密に言うと違う種類らしい、でもあまり誰も気にしてないっぽいので置いておく)
鷹科ノスリ属ガラパゴスノスリ。
ガラパゴスの死肉処理班。
昔はもっとたくさんいたらしいが、人間が持ってきたヤギとかを食べちゃうっていうんで、相当狩られたらしい。
今ではエスパニョーラ島を含む数島でのみ見ることができる。
この日、アシカの横に落ちてた何かの肉をめぐって2羽が攻防を繰り広げていた。
大きく見えるけど羽を広げて1メートル20cmくらい
お、こんなところに、肉がおちてるじゃないですか。
ふむふむ、なるほど。
どれ、ちょっと一口。
うぉっ、なんですかあなた!
左:おいしそうじゃない
右:私が先に見つけたんですからね
左:これあのアシカの?
右:知りませんけど、こーのーすーじーがむぎぃー
左:ちょっと食べさせてよ
右:それ以上近寄ったらぶち殺しますよ。
子アシカ:はっ、殺気!
そしてそれらを遠巻きに見つめるギャラリー達。
結局2羽で仲良く食べてた。
何の肉かは仕舞いまでわからず。
アシカ達は終始無関心だった。
なれない動物アテレコなどをしてノスリの品格を落としてしまったので、最後にかっこいいスナップショットを。
- ガラパゴスキイロアメリカムシクイ
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エリア:
- 中南米>エクアドル>ガラパゴス諸島
- テーマ:世界遺産 動物
- 投稿日:2010/12/08 06:16
- コメント(0)
ガラパゴスの動物シリーズ、今回は鳥が多め。
ガラパゴスで一番撮影が難しいといわれているのがこの小鳥。
要はカナリア、と言っていた。
大体どの島でも見ることができるんだけど、とにかくすばしっこくてじっとしてない。
そして黄色くてかわいい。
しきりにアシカにちょっかいを出してた。
貴重な入浴シーン
炭鉱とかで、毒ガスを検知するのに便利な鳥らしいよ。
ガラパゴスに炭鉱がなくてよかったね。
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