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エリア:
- 近畿 > 京都
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テーマ:
- 観光地
- / 鑑賞・観戦
- / 歴史・文化・芸術
【今日、京響】第701回定期演奏会
今月の京響定期はプログラム的にお客がどれだけ入るか心配していたのだが、40枚ほど売れ残ったB席券を当日販売して、全部売れたのではないかと思う。よかった。
指揮:沖澤のどか
ヴァイオリン独奏:アラベラ・美歩・シュタインバッハー
ジョルジュ・レンツ:ヴァイオリン協奏曲
「...to beam in distant heavens...」(日本初演)
――休憩――
タイユフェール:小組曲
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
デュカス:魔法使いの弟子
前半のレンツ作品は 中々ユニークで、照明を落として薄暗くした舞台に現れたのは指揮者だけ。「?」と思っていると、おもむろに舞台の外からヴァイオリンの演奏が聞こえてきた。こういう趣向なのだが、これが結構長かった。しかし、こういう趣向はCDでは絶対に味わえない。
ホール三階の後方にヴァイオリンの別動隊がいてステージと音の掛け合いをするし、箸(楽譜に chopstick という指定がある)で譜面台を叩いたり、打楽器にワインボトルが入ったり(但し、今日の日本初演ではワインボトルの代わりに日本酒の瓶を使用)、エレキギターも参加した。
演奏時間40分でヴァイオリン独奏はほとんど弾きっぱなしの休みなし。大変な大曲なのだ。にもかかわらず、シュタインバッハーさんはアンコールにクライスラーの「レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース op.6」を弾いたのだから、凄い人である。きっとこれから大成するだろう。そうなると、今日のような料金では聴けなくなるに違いない。早めに聴いておいて良かった。
後半のフランスもの三曲は全て熱演。CDでお馴染みの曲でも実演で聴くと全然違う感じがする。まあ、これは京響が「CDを聴いているのと同じ演奏してもつまらない」と思っているからかもしれない。
何はともあれ、今日も京都コンサートホールまで足を運んだ甲斐があった。次の定期演奏会は7月18日(金)19日(土)で、高関健さんがマーラーの5番を振るが、その前に6月29日(日)は大阪特別公演である。^^
今月の京響定期はプログラム的にお客がどれだけ入るか心配していたのだが、40枚ほど売れ残ったB席券を当日販売して、全部売れたのではないかと思う。よかった。
指揮:沖澤のどか
ヴァイオリン独奏:アラベラ・美歩・シュタインバッハー
ジョルジュ・レンツ:ヴァイオリン協奏曲
「...to beam in distant heavens...」(日本初演)
――休憩――
タイユフェール:小組曲
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
デュカス:魔法使いの弟子
前半のレンツ作品は 中々ユニークで、照明を落として薄暗くした舞台に現れたのは指揮者だけ。「?」と思っていると、おもむろに舞台の外からヴァイオリンの演奏が聞こえてきた。こういう趣向なのだが、これが結構長かった。しかし、こういう趣向はCDでは絶対に味わえない。
ホール三階の後方にヴァイオリンの別動隊がいてステージと音の掛け合いをするし、箸(楽譜に chopstick という指定がある)で譜面台を叩いたり、打楽器にワインボトルが入ったり(但し、今日の日本初演ではワインボトルの代わりに日本酒の瓶を使用)、エレキギターも参加した。
演奏時間40分でヴァイオリン独奏はほとんど弾きっぱなしの休みなし。大変な大曲なのだ。にもかかわらず、シュタインバッハーさんはアンコールにクライスラーの「レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース op.6」を弾いたのだから、凄い人である。きっとこれから大成するだろう。そうなると、今日のような料金では聴けなくなるに違いない。早めに聴いておいて良かった。
後半のフランスもの三曲は全て熱演。CDでお馴染みの曲でも実演で聴くと全然違う感じがする。まあ、これは京響が「CDを聴いているのと同じ演奏してもつまらない」と思っているからかもしれない。
何はともあれ、今日も京都コンサートホールまで足を運んだ甲斐があった。次の定期演奏会は7月18日(金)19日(土)で、高関健さんがマーラーの5番を振るが、その前に6月29日(日)は大阪特別公演である。^^