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エリア:
- 近畿 > 京都
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テーマ:
- 鑑賞・観戦
- / 歴史・文化・芸術
【今日、京響】第709回定期演奏会(3月20日)
※プログラム※
指揮:沖澤のどか(京響常任指揮者)
歌手:隠岐綾夏(フィオルディリージ)
山下裕賀(ドラベッラ)
糸賀修平(フェランド)
大西宇宙(グリエルモ)
鵜木絵里(デスピーナ)
宮本益光(ドン・アルフォンソ)
合唱:京響コーラス(合唱指揮・森脇涼)
字幕:桂米團治(関西弁訳)
<曲目>
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」K.588 全2幕(演奏会形式)
今回は今年度の京響定期演奏会の最後を飾るに相応しいプログラムであった。
何といっても一番凄いのが歌は原語で字幕付きなのだが、その字幕が桂米團治師匠による「関西弁訳」なのである。もう聴く前から最高に面白い演奏会に決まっているのだ。なのでもちろんチケットは完売であった。
本番前には沖澤のどかさんと桂米團治師匠のプレトークがあった。「関西弁訳」に至る裏話などで盛り上がる。
ただ、関西弁訳とはいっても全編コテコテの関西弁ではなく、字幕の要所要所で関西弁が効果的に使われていて、やはり関西弁に馴れれていない人でも楽しめるようにはなっていた。アリアの中では源義経や静御前、冷泉家や藤間流が出て来る「意訳」も登場。何かこう、倍楽しめたような気がする。
しかし、字幕を気を取られ過ぎると肝心の演奏を聴くのがおろそかになってしまうので、この辺りの兼ね合いが難しい。私は途中で何回か字幕を見るのを止めて作品の演奏に集中した。それで正解だったと思う。
今回は「演奏会形式」とはいっても、歌手が定位置に立って歌うのではなく、ストーリーに合わせて動くのである。まあ、動くと言っても立つ位置が変わる程度なのだが、やはり二重唱では2人が離れているより一緒に立っている方が良い。そして歌手は6人とも凄く楽しそうに歌っていた。きっと練習の時から指揮者やオーケストラとの相性が良かったのだろう。
で、その演奏の内容なのだが、期待通りであった。序曲から一点の曇りもない。二管編成だが音がしっかりと広がって来る。冒頭で男性歌手の声が弱いと思ったが、長丁場なので力を溜めにかかったのだろう。尻上がりに良い声になった。
特に第二幕に入ってから、オーケストラの音に厚みが出たように感じたし、歌手の声にもずっと張りが出てきたと思う。盛り上がって気合が入って来たのか。
何はともあれ、休憩を挟んで3時間の長きにわたるコンサートだったのに、長いという気がしなかった。何もかもが充実していたからだろう。
午後2時半に開演して、終ってホールを出たら6時だった。来月からの新年度も京響のコンサートは素晴らしいものになると実感して帰路についた。めでたしめでたし。^^
※プログラム※
指揮:沖澤のどか(京響常任指揮者)
歌手:隠岐綾夏(フィオルディリージ)
山下裕賀(ドラベッラ)
糸賀修平(フェランド)
大西宇宙(グリエルモ)
鵜木絵里(デスピーナ)
宮本益光(ドン・アルフォンソ)
合唱:京響コーラス(合唱指揮・森脇涼)
字幕:桂米團治(関西弁訳)
<曲目>
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」K.588 全2幕(演奏会形式)
今回は今年度の京響定期演奏会の最後を飾るに相応しいプログラムであった。
何といっても一番凄いのが歌は原語で字幕付きなのだが、その字幕が桂米團治師匠による「関西弁訳」なのである。もう聴く前から最高に面白い演奏会に決まっているのだ。なのでもちろんチケットは完売であった。
本番前には沖澤のどかさんと桂米團治師匠のプレトークがあった。「関西弁訳」に至る裏話などで盛り上がる。
ただ、関西弁訳とはいっても全編コテコテの関西弁ではなく、字幕の要所要所で関西弁が効果的に使われていて、やはり関西弁に馴れれていない人でも楽しめるようにはなっていた。アリアの中では源義経や静御前、冷泉家や藤間流が出て来る「意訳」も登場。何かこう、倍楽しめたような気がする。
しかし、字幕を気を取られ過ぎると肝心の演奏を聴くのがおろそかになってしまうので、この辺りの兼ね合いが難しい。私は途中で何回か字幕を見るのを止めて作品の演奏に集中した。それで正解だったと思う。
今回は「演奏会形式」とはいっても、歌手が定位置に立って歌うのではなく、ストーリーに合わせて動くのである。まあ、動くと言っても立つ位置が変わる程度なのだが、やはり二重唱では2人が離れているより一緒に立っている方が良い。そして歌手は6人とも凄く楽しそうに歌っていた。きっと練習の時から指揮者やオーケストラとの相性が良かったのだろう。
で、その演奏の内容なのだが、期待通りであった。序曲から一点の曇りもない。二管編成だが音がしっかりと広がって来る。冒頭で男性歌手の声が弱いと思ったが、長丁場なので力を溜めにかかったのだろう。尻上がりに良い声になった。
特に第二幕に入ってから、オーケストラの音に厚みが出たように感じたし、歌手の声にもずっと張りが出てきたと思う。盛り上がって気合が入って来たのか。
何はともあれ、休憩を挟んで3時間の長きにわたるコンサートだったのに、長いという気がしなかった。何もかもが充実していたからだろう。
午後2時半に開演して、終ってホールを出たら6時だった。来月からの新年度も京響のコンサートは素晴らしいものになると実感して帰路についた。めでたしめでたし。^^


