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京都ミステリー紀行

~楽しい古都ばかり話そう~

プロフィール

ニックネーム:
京都ミステリー
居住地:
京都府
性別:
男性
会社名:
京都ミステリー紀行
会社英字名:
Kyoto Mystery Trip
会社所在地:
京都府
会社電話番号:
090-3653-5729
業種:
現地ツアー企画・現地ガイドなど
自己紹介:
「京都ミステリー紀行」という観光案内をやっております。
よく「ミステリーツアー」と間違えられますが、一般に行われている「行き先や内容を告げずに参加者を募集する」いわゆるミステリーツアーとは違うので要注意。
京都ミステリー紀行とは。
「鵺池」「幽霊の子育て飴」など、京都に残された幽霊譚、怪奇譚を紹介するだけではなく、「菅原道真の怨霊伝説はインチキだった」「平清盛は悪い人ではなかった」「応仁の乱で京都は丸焼けにはなっていなかった」など、通説とは違うことや常識とは反対の説明をする異色のツアー。
『今昔物語』や『江談抄』のエピソードを語る他、『群書類従』や『古事類苑』に基づいた「真相の解明」も行うため、「面白くてためになる」とか「目からウロコの謎解きツアー」とも言われています。

最近、観光地域おこしへのお手伝いも始めました。

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【三月南座花形歌舞伎】
エリア:
  • 近畿>京都>洛東(祇園・清水)
テーマ:鑑賞・観戦 歴史・文化・芸術 
投稿日:2024/03/02 23:03
コメント(0)
【三月南座花形歌舞伎】
今年も三月恒例になった南座の花形歌舞伎の初日に行ってきました。しかも今年は昼夜通しで観た。
何と今年は中村隼人、中村壱太郎、尾上右近の三人が出ずっぱり。南座正面の看板もこの三人です。

午前の部は前半が「河庄」で後半が「忍夜恋曲者」、午後の部は前半が「女殺油地獄」で後半が「忍夜恋曲者」。

「河庄」はみなさん役を自分の物にしていて非の打ち所がないと思います。これからさらに貫禄がついてきたら観客を圧倒するでしょう。

「女殺油地獄」は月並みですがクライマックスの殺しの場面が凄絶。何と言っても絶命したお吉の壱太郎さんが、どう見ても本物の死体のようにしか見えませんでした。お見事。

午前と午後で後半は同じ演目ですが、配役が滝夜叉姫は両方とも壱太郎さんで、大宅太郎光圀は午前(松プロ)が隼人さん、午後(桜プロ)は右近さんと、役者が変わります。そして何と演出もかなり違う。これは両方とも観る値打ちがありますね。

私は午後の演出のほうが良かった。何故かというと、お話の後半に登場する蝦蟇の活躍が午前よりも凄くて、外連味たっぷり。午前の蝦蟇は大人しすぎる。やはりここは「怪獣物」の面白さを出してくれた方が楽しい。
(月の前半は午前が松プロで午後が桜プロですが、15日からは午前と午後を入れ替えて上演します)

自画像
【ギア専用劇場】
エリア:
  • 近畿>京都
テーマ:観光地 鑑賞・観戦 歴史・文化・芸術 
投稿日:2015/07/24 23:17
コメント(0)
【ギア専用劇場】
「トリップアドバイザー」の今年のランキングで19位に入った京都の施設だが、不覚にも私は知らなかった。
ノンバーバル・パフォーマンスというのか、要するに、言語以外の表現手段を使って多彩な芸を見せるということのようだ。パントマイムあり、マジックあり、ジャグリングあり。
これが外国人に受けた理由は分かる。日本語が分からなくても楽しめるから。
料金は4000円程度だが、公演時間が70分らしい。ただ、キャパシティが100人ということだから、よほど端っこの席でない限り細かい動きも良く見えて臨場感たっぷりだと思う。
後学のために一度は見ておいたほうが良いのだが、私は俗人なので、つい「まてよ、吉本の祇園花月も4000円ほどだったのではないか」と思って迷いが出て、漫才の方へ行ってしまうかもしれない。。。^^

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ギア専用劇場の詳細はこちら。
立誠
立誠シネマに行ってみよう〜またもや京都の小学校が新たに甦った〜 
エリア:
  • 近畿>京都>洛中(四条河原町・二条城)
  • 近畿>京都>洛東(祇園・清水)
テーマ:観光地 鑑賞・観戦 歴史・文化・芸術 
投稿日:2013/06/14 18:23
コメント(0)
京都というのは「日本で初めて〇〇をやった」というのが多い。日本で初めて市電が走ったとか、日本で初めて水力発電所を作った(世界でも2番目)とか。さらには日本で初めて公立のオーケストラ、京都市交響楽団(京響)を作ったとか。珍しいのでは明治10年(1877)日本で初めて人を乗せた軽気球を飛ばせた(島津製作所)とか。
もちろん、日本で始めて小学校を作った(明治2年)のも京都ですが、日本で始めて映画が上映されたのも京都。
明治30年に日本で初めて映画が上映された場所が、木屋町通りにある立誠小学校の講堂でだった。残念ながら学校としては閉校になりましたが、校舎は残っています。

そこで、一体どんな映画が上映されたのかが気になるところですが、どうもストーリー性のあるものではなく、単に人や物が動いているだけの映像だったらしい。文字通りの「活動写真」だったか。

さて、この立誠小学校はすでに閉校になっていましたが、新たに映画学校・映画館として生まれ変わりました。
これは龍池小学校が漫画ミュージアムになったり、明倫小学校が芸術センターになったのと同じです。

建物はかつての小学校のまま。
立誠

前には高瀬川が流れている。
高瀬川

そして高瀬川を開削した角倉了以の顕彰碑も。
了以

さらには「高瀬川の沿革」という大パネルまで。
沿革

門を入れば映画の看板。
看板

教室がミニシアターになったのですね。とは言うものの、全教室ではなくひとつだけのようですが。

ここで3Dが観れるなんて思わないでください。確かめてはいませんが、無理でしょう。
だいたい3Dなんて、2時間ほども脳に正常ではない認識をさせるのですから、こればっかり観てるとそのうちパーになりますよ。やたらお金をかけてコケおどしのド派手な画面を見せるだけではスケールが大きいとはいわない。
スケールが大きいというのは、たとえば、アルフッド・ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」や「引き裂かれたカーテン」でしょう。

このシネマではお金はなくてもアイデアはある、といったコケおどしではない作品を見せてもらいたいものです。

校舎(シアターというべきか)の中を歩いているとかつての校歌のパネルが。これを寄贈した卒業生たちは学校が閉校になって映画館になるとは夢にも思っていなかっただろうな。
校歌

ひとつだけ苦言を呈すると、トイレが一ヶ所しかないこと。あまりにもレトロな小学校の校舎をそのまま使っているので仕方ないのですが、いすせれ改善が必要になるでしょう。

さて、ここの特徴は映画学校も併設していること。
学校としては俳優・演技クラス、企画・脚本クラス、配給・宣伝クラスがある。配給と宣伝のノウハウも教えるというのがミソか。
各クラス8回〜15回の授業で、52500円〜115500円まで。まあ高いか安いかは私には分りません。この授業料を高くするのも安くするのも受講者のやる気次第でしょう。

しかし、募集期間の延長をしていたクラスもあるので、一般的には高く感じるのかな。それと、「卒業後」のアフターケアがどうなっているのか。

監督ではなく企画と脚本のコースがあるというのもいい。でも、演技や脚本は他にも学校がありますよね。大丈夫かな。

何はともあれ、ここから巣立った人たちによって京都が「日本のハリウッド」として再生する時が来るか?

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