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エリア:
- アジア > スリランカ
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テーマ:
- 観光地
- / ホテル・宿泊
- / 世界遺産
現在スリランカは、一般入国の受け入れを停止しており、 現時点でスリランカに入国できるのはスリランカ国籍を持つ方と、駐在員などスリランカ政府より入国を許可された方に限っていますが、2021年1月21日より観光渡航(観光ビザ)での入国が再開します。
※但し、スリランカへの直行便であるスリランカ航空は2021年1/31まで定期運航便は全てキャンセルされています。2月のフライトについてはまだ発表がありません。再開に先立って[観光ガイドライン(Sri Lanka Tourism Safety Protocols)]が発表されています。
大まかな概略を下記に取り上げてますが、詳細は上記↑のリンク先のガイドラインを参照ください。
◆概略◆
1. 最低宿泊制限はありません(短期観光渡航も可能)。
2. 到着後、最大14日間はSafe and Secureレベル1のホテルに滞在する必要があります(レベル1のホテルであれば、1か所でなく複数滞在が可能)。
※14泊以下の滞在の場合は、宿泊は全てレベル1のカテゴリホテルから選択となります。
3. 上記滞在期間内にも、承認された14の観光地を訪れることが可能です。それ以外の場所への外出は不可(承認された観光地訪問以外、ホテル外に出ることは不可)
4. ビザをオンライン申請時に、ビザ費用のほかに、PCRテスト(滞在日数に応じてPCRテスト1回につき40ドル)ならびに、COVID保険料(12ドル※)を支払う必要があります※1ヶ月間50,000ドルをカバー
◆観光ビザ発給条件◆
1. オンラインにて事前申請
2. ビザ申請時に受検回数分のPCR検査費用の支払い(滞在日数4泊以下は1回、4-13泊は2回、14泊以上の滞在の場合は3回分)
3. Covid保健の加入(Tourismアプリからホテルの予約または航空券予約時に支払い)。
4. 最大14日間のSafe and Secureレベル1のホテルの予約証明(最低宿泊制限はなし)
※上記は「観光ビザ」での渡航の場合のガイドラインとなっています。「ビジネスビザ」などその他のビザには適用されませんので、観光ビザ以外での渡航を計画されている方は、在日本スリランカ大使館にお問合せください。
◆渡航前/入国審査◆
1. 出国の96時間以内に認定機関にてPCR検査を受診し、陰性証明書(英語)を携帯
2. 入国時に、健康申告書(HDF: Health Declaration Form)の提出
最低宿泊制限がないため、日本人の短期旅行者でも渡航が容易な条件となっていますが、14泊以下の渡航の場合、地元の方(スリランカ居住者)との接触は禁止されています。
そのため、渡航目的が「スリランカに友人知人に会いに行く」、「友人知人宅へ泊りに行く」場合は、14泊以上滞在する必要があります(15日目からローカルとの接触が可能)。
また、14泊以内で訪問可能な観光地においても、ローカルとの接触がないようになるため、14日以内は地元の友人知人と行動を共にすることはできません。
◆◆スリランカ旅行計画◆◆
(ご注意)※現在発表のガイドラインに沿った内容になっていますが、規定は変わる場合があります。
※またホテルによっては、グループのみの受付ならびに最低宿泊制限などの規定を設けている場合があります。
1. 泊まりたいホテルから選ぶ
旅行期間が14泊以下の場合、Safe&Sacure認定ホテルのレベル1のホテルの滞在が必須となります。
現在(1/15時点)で43のホテルがレベル1として登録されています。レベル1のホテルは4,5つ星ならびにラグジュアリーホテルが多いので、ホテルへの宿泊(ホテルで過ごす)を目的とした旅も良いかもしれません。レベル1カテゴリのホテルであればホテルを変更することが可能ですので、複数のホテルに宿泊が可能です。
2. 行きたい観光地から選ぶ
旅行期間が14泊以下の場合、現在14か所の観光地への訪問が可能になっています。そのリストから行きたい場所をピックアップして、それに合わせてその最寄りのレベル1ホテルを選ぶのがスムーズかと思います。
3. 旅行手配
観光地への移動やホテル間の移動は、各グループにつき個別の専用車が必要となります。
また、滞在が14泊以下の場合は公共交通機関は利用はできません。
観光地やホテル間移動時の食事場所ならびに、トイレ休憩場所も指定されていますので、ガイドラインを熟知している旅行会社または宿泊ホテルに依頼するのがベストです。
◆◆スリランカ旅のイメージ例(4泊5日の場合)◆◆
※記載観光地は訪問可能観光地をピックアップしていますが変わる場合があります。
1日目:
コロンボ空港到着。入国審査時に健康申請書(HDF)の提出(求められたら日本で受検したPCR検査の陰性証明の提出)、空港(または指定検査所)でのPCR検査。検査結果(陰性)が出たら、手配車(手配ガイド)と合流し、宿泊先に移動 [ニゴンボのレベル1ホテル泊]
2日目:
遅めにホテルをチェックアウト後、ダンブッラまたはシギリヤのホテルに移動(トイレや食事休憩での下車は指定の箇所のみ) [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
3日目:
◎世界遺産 ポロンナルワ観光

◎カウドゥッラ国立公園 ジープサファリ

ホテルに戻る [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
4日目:
◎
◎世界遺産 シギリヤロック観光

ホテルに戻る [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
5日目:
ホテルをチェックアウトし、空港へ移動。
※あくまで一例です。ホテルによっては最低宿泊制限や最少宿泊人数を設けている場合があります。
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日程だけ見ると、今までのスリランカ旅行と変わりないように思えるかと思います。
ただ、承認観光地以外はホテルの外に出てはいけない決まりになっており、ホテルや観光地の移動間のトイレや食事休憩も、指定された場所のみとなります。
例えば、スーパーに水やお菓子を買いに立ち寄りしたり、気になるお店に立ち寄ることはできません。
またホテル滞在時も、夕食だけ外に食べに行くということもできません。
制限が多く、自由がなく窮屈に感じるかもしれませんが、本来は渡航後14日間は隔離検疫施設での検疫期間が課せられるところを、観光客には特例で観光や周遊ができるガイドラインになっています。
ホテルの滞在も、ホテル内のプールなどの施設は利用可能だったり、プライベートビーチがあるホテルであればビーチなど自由が与えられています。
現在日本も多くの場所で、緊急事態宣言が発されており、国内はおろか海外旅行など行ける状況ではありませんが、状況が改善して海外旅行に行きたいと思えた時、是非スリランカを選んでみてはいかがでしょうか。
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