記事一覧
1 - 5件目まで(13件中)
- スリランカ観光(観光ビザ)渡航のイロハ
-
エリア:
- アジア>スリランカ>スリランカその他の都市
- テーマ:観光地 旅行準備 ホテル・宿泊
- 投稿日:2021/04/30 15:21
- コメント(0)
スリランカは2021年1月21日より、一般入国の受け入れを再開しています。「観光ビザ」での渡航も可能となっています。
観光渡航に関して、様々な情報媒体で説明がありますが、必要滞在日数などまだまだ正確に伝わっていない部分も多くあるように感じますので、多くの方が疑問や不明瞭と思われる部分をQ&A方式で紹介していきたいと思います。
Q1. 14泊もしないとだめなの?
A1. スリランカへの渡航目的によって必要滞在日数が異なります(※下記はワクチン未接種の場合)。
●『スリランカに住む友人や知人に会いに行きたい』→最低14日間(13泊)のSafe&Secure Certificate LEVEL1ホテルの予約が必要です(14日目にホテルチェックアウトしてから会うことが可能です)。
●『ボランティアなどスリランカでフィールドワークをしたい』→最低14日間(13泊)のSafe&Secure Certificate LEVEL1ホテルの予約が必要です(14日目にホテルチェックアウトしてから自由な活動が可能です)。
●『承認観光地(APPROVED TOURIST SITES& ATTRACTIONS※)以外の場所に行きたい』→最低14日間(13泊)のSafe&Secure Certificate LEVEL1ホテルの予約が必要です(14日目にホテルチェックアウトしてから承認観光地以外の場所に行くことができます。
●『アーユルヴェーダホテルでアーユルヴェーダを受けたい』→日数制限はありません(3泊や4泊でも可能です)。但し、Safe&Secure Certificate LEVEL1のリストに入っているアーユルヴェーダホテルの予約が必要です(ホテル滞在中は承認観光地以外に行くことはできません。ホテルチェックアウト後は帰国便に合わせて空港に移動となります)。
●『リゾートホテルでのんびりすごしたい』→日数制限はありません(1泊や2泊でも可能です)。但し、Safe&Secure Certificate LEVEL1のリストに入っているホテルの予約が必要です(ホテル滞在中は承認観光地以外に行くことはできません。ホテルチェックアウト後は帰国便に合わせて空港に移動となります)。
●『世界遺産シギリヤロック※やポロンナルワ遺跡群※に行ったり、カウドゥッラ国立公園※でジープサファリをしたい』※いずれも承認観光地(APPROVED TOURIST SITES& ATTRACTIONS)→日数制限はありません(1泊や2泊でも可能です)。但し、滞在期間はSafe&Secure Certificate LEVEL1のリストに入っているホテルの予約が必要です(ホテル滞在中は承認観光地以外に行くことはできません。ホテルチェックアウト後は帰国便に合わせて空港に移動となります)。
上記をまとめると、スリランカ居住者と接点を持つ予定の方は最低13泊が必要で、ホテル滞在や承認観光地のみの滞在/観光を目的とした場合は最低宿泊日数はありません(スリランカ滞在数日間も可能)となります。
Q2. Safe&Secure Certificate LEVEL1ホテルって何?
A2. LEVEL1のホテルは政府「観光ビザ」での渡航など、観光局ルートでの渡航者専用のホテルで、COVID-19衛生ガイドラインに基づいた運営をしているホテルです。
ホテルでは、到着日のPCR検査結果が陰性の場合、プールやジム、スパなどのホテル設備を利用することが可能です。ビーチフロントホテルであればホテルのプライベートビーチに出ることも可能です。アーユルヴェーダホテルであれば、アーユルヴェーダドクターとの問診やトリートメントを受けることができます。
レベル1ホテルには、スリランカ在住者は宿泊したりレストランや宴会場の利用などで立ち入ることはできません。滞在中にスリランカ居住者が面会に訪問することもできません。
Q3. 承認観光地(APPROVED TOURIST SITES& ATTRACTIONS※)でスリランカ居住者と待ち合せや行動を共にすることは可能?
A3. いいえ。滞在14日未満の期間に承認観光地に行く場合は不可能です。
承認観光地には、
Q4. ワクチン接種をしたら渡航後の滞在条件は変わるの?
A4. はい。WHO承認のCOVID-19ワクチンを規定回数(2回接種が必要な場合は2回)接種後、かつ接種完了から2週間経過している方は、到着日のPCR検査結果が陰性の場合、2日目から行動に制限はありません。
最低1泊はSafe&Secure Certificate LEVEL1のリストに入っているホテルの予約が必要ですが、2日目以降は引き続きレベル1のホテルに滞在も可能ですし、リスト外のホテルや友人・知人の家への滞在も可能です。
ただし、ワクチン接種証明書の原本と写し(英訳)が必要です。またワクチン接種が1回、もしくは2回目の接種後2週間たっていない場合は、ワクチン未接種者とみなされます。
Q5. 海外在住のスリランカ国籍者またはスリランカの居住ビザを持っている場合はSafe&Secure Certificate LEVEL1には泊まれないの?
A5. 通常、海外在住のスリランカ国籍またはスリランカの居住ビザ保持者は、スリランカ到着後隔離検疫ホテルの滞在となります(LEVEL1ホテルとは異なります)が、Safe&Secure Certificate LEVEL1への滞在を希望する場合は、Safe&Secure Certificate LEVEL1ホテルへの滞在も可能です(要事前予約)。
ただし、観光渡航者用のガイドラインの適用ならびに遵守が求められます。実家に帰ったり、スリランカ居住者と接点を持つ予定の方は最低13泊が必要となります。現在、スリランカ帰国者やレジデンスビザ保持者向けの隔離検疫ホテルの場合は、7日間はホテル検疫で残りの7日間は自宅検疫になりますが、Safe&Secure Certificate LEVEL1での滞在の場合は13泊のホテルの予約が必要になります(自宅検疫は認められません)。
以上、疑問や不明瞭と思われる部分を取り上げてみました。下記は観光渡航の概略となります。
◆概略◆※ワクチン未接種者の場合
1. 最低宿泊制限はありません(短期観光渡航も可能)。しかし、スリランカ居住者と接点を持つ予定の方は最低13泊が必要となります。
2. 到着後、最大14日間(13泊)はSafe and Secureレベル1のホテルに滞在する必要があります(レベル1のホテルであれば、1か所でなく複数滞在が可能)。
※スリランカの滞在期間が1泊〜13泊の方は、宿泊は全てレベル1のカテゴリホテルから選択となります。
3. 上記滞在期間内にも、承認された16の観光地を訪れることが可能です。それ以外の場所への外出は不可となります(承認された観光地訪問以外、ホテル外に出ることはできません)。
4. ビザをオンライン申請時に、ビザ費用のほかに、PCR検査費用(PCRテスト1回につき40ドル)ならびに、COVID保険料(12ドル※)を支払う必要があります※1ヶ月間50,000ドルをカバー
滞在5泊未満:必要PCR検査回数1回、滞在5泊以上:必要PCR検査回数2回※
※帰国時に入国先(帰国先)や航空会社が入国前または搭乗前のPCR検査を要求している場合は、その要請内容に応じたPCR検査が必要となります。
◆観光ビザ(ETAビザ)発給条件◆
1. オンラインまたは駐日スリランカ大使館にて事前申請
2. ビザ申請時に受検回数分のPCR検査費用の支払いが完了していること
3. 必須Covid-19保険の加入料の支払いが完了していること
4. 最大14日間のSafe and Secureレベル1のホテルの予約が完了していること(最低宿泊制限はなし)
※上記は「観光ビザ」での渡航の場合のガイドラインとなっています。「ビジネスビザ」などには適用されません。
◆渡航前/入国審査◆
1. 出国の96間以内に認定医療機関にてPCR検査を受診し、陰性証明書(英語)を携帯
2. 入国時に、健康申告書(HDF: Health Declaration Form)の提出
◆◆スリランカ旅行計画◆◆
(ご注意)※現在発表のガイドラインに沿った内容になっていますが、規定は変わる場合があります。
※またホテルによっては、グループのみの受付ならびに最低宿泊制限などの規定を設けている場合があります。
1. 泊まりたいホテルから選ぶ
旅行期間が14泊以下の場合、Safe&Sacure認定ホテルのレベル1のホテルの滞在が必須となります。
現在(4/30時点)で187のホテルがレベル1として登録されています。レベル1のホテルは4,5つ星ならびにラグジュアリーホテルが多いので、ホテルへの宿泊(ホテルで過ごす)を目的とした旅も良いかもしれません。レベル1カテゴリのホテルであればホテルを変更することが可能ですので、複数のホテルに宿泊が可能です。※ホテルによっては最低宿泊制限を設けているところがあります。
2. 行きたい観光地から選ぶ
旅行期間が13泊以下の場合、現在16か所の観光地への訪問が可能になっています。そのリストから行きたい場所をピックアップして、それに合わせてその最寄りのレベル1ホテルを選ぶのがスムーズかと思います。
3. 旅行手配
観光地への移動やホテル間の移動は、各グループにつき個別の専用車が必要となります。
また、滞在が14泊以下の場合は公共交通機関は利用はできません。
観光地やホテル間移動時の食事場所ならびに、トイレ休憩場所も指定されていますので、ガイドラインを熟知している旅行会社または宿泊ホテルに依頼するのがベストです。
◆◆スリランカ旅のイメージ例(5泊6日の場合)◆◆
※記載観光地は訪問可能観光地をピックアップしていますが変わる場合があります。
1日目:
コロンボ空港到着。入国審査時に健康申請書(HDF)の提出(求められたら日本で受検したPCR検査の陰性証明の提出)、空港(または指定検査所)でのPCR検査。検査結果(陰性)が出たら、手配車(手配ガイド)と合流し、宿泊先に移動 [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]]
2日目:
遅めにホテルをチェックアウト後、ダンブッラまたはシギリヤのホテルに移動(トイレや食事休憩での下車は指定の箇所のみ) [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
3日目:
◎世界遺産 ポロンナルワ観光
◎カウドゥッラ国立公園 ジープサファリ
ホテルに戻る [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
4日目:
◎世界遺産 シギリヤロック観光
ホテルに戻る [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
5日目:ホテルで2回目のPCR検査
6日目:検査結果に基づき、ホテルの担当医師よりチェックアウト許可書を受け取った後、ホテルをチェックアウトし、空港へ移動(※万が一陽性の場合はチェックアウトは認められません。症状に応じてホテル内隔離もしくは病院への移送となります)。
※あくまで一例です。ホテルによっては最低宿泊制限や最少宿泊人数を設けている場合があります。
--------------
日程だけ見ると、今までのスリランカ旅行と変わりないように思えるかと思います。
ただ、承認観光地以外はホテルの外に出てはいけない決まりになっており、ホテルや観光地の移動間のトイレや食事休憩も、指定された場所のみとなります。またホテル滞在時も、夕食だけ外に食べに行くということもできません。
制限が多く、自由がなく窮屈に感じるかもしれませんが、本来は渡航後14日間は隔離検疫期間が課せられるところを、観光客には特例で観光や周遊ができるガイドラインになっています。
ホテルの滞在も、ホテル内のプールなどの施設は利用可能だったり、プライベートビーチがあるホテルであればビーチなど自由が与えられています。
現在日本も多くの場所で、緊急事態宣言が発されており、国内はおろか海外旅行など行ける状況ではありませんが、状況が改善して海外旅行に行きたいと思えた時、是非スリランカを選んでみてはいかがでしょうか。
また日本では、一般向けにワクチン接種はまだ始まっていませんが、夏頃までにはワクチン接種が始まるとの報道もあります。ワクチン接種後の渡航先としても是非スリランカを選んでみてください。
- タグ:
- スリランカ スリランカ旅行 観光ビザ
- スリランカ観光旅行(2021年1月21日より観光入国受け入れ再開)
-
エリア:
- アジア>スリランカ
- テーマ:観光地 ホテル・宿泊 世界遺産
- 投稿日:2021/01/15 14:28
- コメント(0)
現在スリランカは、一般入国の受け入れを停止しており、 現時点でスリランカに入国できるのはスリランカ国籍を持つ方と、駐在員などスリランカ政府より入国を許可された方に限っていますが、2021年1月21日より観光渡航(観光ビザ)での入国が再開します。
※但し、スリランカへの直行便であるスリランカ航空は2021年1/31まで定期運航便は全てキャンセルされています。2月のフライトについてはまだ発表がありません。再開に先立って[観光ガイドライン(Sri Lanka Tourism Safety Protocols)]が発表されています。
大まかな概略を下記に取り上げてますが、詳細は上記↑のリンク先のガイドラインを参照ください。
◆概略◆
1. 最低宿泊制限はありません(短期観光渡航も可能)。
2. 到着後、最大14日間はSafe and Secureレベル1のホテルに滞在する必要があります(レベル1のホテルであれば、1か所でなく複数滞在が可能)。
※14泊以下の滞在の場合は、宿泊は全てレベル1のカテゴリホテルから選択となります。
3. 上記滞在期間内にも、承認された14の観光地を訪れることが可能です。それ以外の場所への外出は不可(承認された観光地訪問以外、ホテル外に出ることは不可)
4. ビザをオンライン申請時に、ビザ費用のほかに、PCRテスト(滞在日数に応じてPCRテスト1回につき40ドル)ならびに、COVID保険料(12ドル※)を支払う必要があります※1ヶ月間50,000ドルをカバー
◆観光ビザ発給条件◆
1. オンラインにて事前申請
2. ビザ申請時に受検回数分のPCR検査費用の支払い(滞在日数4泊以下は1回、4-13泊は2回、14泊以上の滞在の場合は3回分)
3. Covid保健の加入(Tourismアプリからホテルの予約または航空券予約時に支払い)。
4. 最大14日間のSafe and Secureレベル1のホテルの予約証明(最低宿泊制限はなし)
※上記は「観光ビザ」での渡航の場合のガイドラインとなっています。「ビジネスビザ」などその他のビザには適用されませんので、観光ビザ以外での渡航を計画されている方は、在日本スリランカ大使館にお問合せください。
◆渡航前/入国審査◆
1. 出国の96時間以内に認定機関にてPCR検査を受診し、陰性証明書(英語)を携帯
2. 入国時に、健康申告書(HDF: Health Declaration Form)の提出
最低宿泊制限がないため、日本人の短期旅行者でも渡航が容易な条件となっていますが、14泊以下の渡航の場合、地元の方(スリランカ居住者)との接触は禁止されています。
そのため、渡航目的が「スリランカに友人知人に会いに行く」、「友人知人宅へ泊りに行く」場合は、14泊以上滞在する必要があります(15日目からローカルとの接触が可能)。
また、14泊以内で訪問可能な観光地においても、ローカルとの接触がないようになるため、14日以内は地元の友人知人と行動を共にすることはできません。
◆◆スリランカ旅行計画◆◆
(ご注意)※現在発表のガイドラインに沿った内容になっていますが、規定は変わる場合があります。
※またホテルによっては、グループのみの受付ならびに最低宿泊制限などの規定を設けている場合があります。
1. 泊まりたいホテルから選ぶ
旅行期間が14泊以下の場合、Safe&Sacure認定ホテルのレベル1のホテルの滞在が必須となります。
現在(1/15時点)で43のホテルがレベル1として登録されています。レベル1のホテルは4,5つ星ならびにラグジュアリーホテルが多いので、ホテルへの宿泊(ホテルで過ごす)を目的とした旅も良いかもしれません。レベル1カテゴリのホテルであればホテルを変更することが可能ですので、複数のホテルに宿泊が可能です。
2. 行きたい観光地から選ぶ
旅行期間が14泊以下の場合、現在14か所の観光地への訪問が可能になっています。そのリストから行きたい場所をピックアップして、それに合わせてその最寄りのレベル1ホテルを選ぶのがスムーズかと思います。
3. 旅行手配
観光地への移動やホテル間の移動は、各グループにつき個別の専用車が必要となります。
また、滞在が14泊以下の場合は公共交通機関は利用はできません。
観光地やホテル間移動時の食事場所ならびに、トイレ休憩場所も指定されていますので、ガイドラインを熟知している旅行会社または宿泊ホテルに依頼するのがベストです。
◆◆スリランカ旅のイメージ例(4泊5日の場合)◆◆
※記載観光地は訪問可能観光地をピックアップしていますが変わる場合があります。
1日目:
コロンボ空港到着。入国審査時に健康申請書(HDF)の提出(求められたら日本で受検したPCR検査の陰性証明の提出)、空港(または指定検査所)でのPCR検査。検査結果(陰性)が出たら、手配車(手配ガイド)と合流し、宿泊先に移動 [ニゴンボのレベル1ホテル泊]
2日目:
遅めにホテルをチェックアウト後、ダンブッラまたはシギリヤのホテルに移動(トイレや食事休憩での下車は指定の箇所のみ) [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
3日目:
◎世界遺産 ポロンナルワ観光
◎カウドゥッラ国立公園 ジープサファリ
ホテルに戻る [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
4日目:
◎
◎世界遺産 シギリヤロック観光
ホテルに戻る [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
5日目:
ホテルをチェックアウトし、空港へ移動。
※あくまで一例です。ホテルによっては最低宿泊制限や最少宿泊人数を設けている場合があります。
--------------
日程だけ見ると、今までのスリランカ旅行と変わりないように思えるかと思います。
ただ、承認観光地以外はホテルの外に出てはいけない決まりになっており、ホテルや観光地の移動間のトイレや食事休憩も、指定された場所のみとなります。
例えば、スーパーに水やお菓子を買いに立ち寄りしたり、気になるお店に立ち寄ることはできません。
またホテル滞在時も、夕食だけ外に食べに行くということもできません。
制限が多く、自由がなく窮屈に感じるかもしれませんが、本来は渡航後14日間は隔離検疫施設での検疫期間が課せられるところを、観光客には特例で観光や周遊ができるガイドラインになっています。
ホテルの滞在も、ホテル内のプールなどの施設は利用可能だったり、プライベートビーチがあるホテルであればビーチなど自由が与えられています。
現在日本も多くの場所で、緊急事態宣言が発されており、国内はおろか海外旅行など行ける状況ではありませんが、状況が改善して海外旅行に行きたいと思えた時、是非スリランカを選んでみてはいかがでしょうか。
- タグ:
- スリランカ 観光 Covid-19 ホテル滞在
- スリランカでダイビング
-
エリア:
- アジア>スリランカ>スリランカその他の都市
- アジア>スリランカ>ネゴンボ
- アジア>スリランカ>ヒッカドゥワ
- テーマ:観光地 マリンスポーツ その他
- 投稿日:2020/06/22 17:32
- コメント(2)
世界遺産ゴール旧市街があるゴール沖合に、海軍による手作りの彫像などが展示され、ダイビングの装備があれば誰でも訪れることができるというものです。
この美術館のオープンの目的は、もちろん観光スポットとしての目的もありますが、これらの展示物が人口礁の役目を果たしてサンゴや藻類の生育を促し、魚類など海洋生物の生息場所を増やす目的もあります。
ダイビングといえば、グレートバリアリーフやパラオ、ノースショアなどが人気のスポットですが、海に囲まれた島国スリランカもダイビングスポットが多くあります。
ダイビングを目的にスリランカに来る方はまだ少なく、インド洋でダイビングとなるとモルディブのイメージが強く、スリランカはダイビングエリアとしての認知がまだまだ低いように思います。
そこで、今回は主なダイビングスポットを紹介します。
なお各スポットの情報は、スリランカ政府観光振興局(Sri Lanka Tourism Promotion Bureau)の情報を基に作成しています。
※図追記;ニゴンボの上のオレンジ色の点が「カルピティヤ」となります。
スリランカのダイビングスポットというと、東海岸と西海岸の大きく2つに分けられます。
東海岸と西海岸とはモンスーンの影響によりビーチシーズンが変わります。
そして東海岸と西海岸のビーチシーズンは大体逆となります。
そのため、どの季節に訪れてもどちらかがビーチシーズンのため、年中ダイビングを楽しむことができるのです。
西海岸のダイビングスポット
【Kalpitiya-カルピティヤ】
カルピティヤというと、カイトサーフィンやドルフィンウォッチング(12〜4月頃)が有名ですが、ここ数年でダイビングエリアが開拓されています。
カルピティヤからボートで約1時間ほどの場所に、南北25kmに渡りBar Reef(バーリーフ)と名付けられた地帯が広がります。ここは、インド周辺の海域のサンゴ礁の中で最も生物多様性が高く、スリランカで数少ない原始的なサンゴ礁システムの1つがみられる貴重な場所です。
まだまだダイビングサービスの数が少なく穴場的スポットとなっています。
【Negombo-ニゴンボ】
バンダラナイケ国際空港(コロンボ空港)から一番近いビーチリゾートニゴンボ。
空港に近いため、到着日の宿泊場所としての印象が強いのですが、この近辺は遠浅になっていて、なだらかなスロープにサンゴや岩の根が点在しています。
あまり起伏はない場所ですが、目玉はインド洋の固有種が多くみられること。
ベストシーズンは11〜3月となります。
【Hikkaduwa-ヒッカドゥワ】
スリランカ最大のダイビングスポットとなります。
シュノーケリングやグラスボートもあります。
ヒッカドゥワというと、サーフィンスポットでもありますがサーフシーズンの3月中旬〜10月と入れ替わるように、11〜3月にダイビングシーズンが訪れます。
ヒッカドゥワのダイビングの人気の理由は、ダイビングスポットが近いということ(遠くてもスピードボードで30分ほど)。
そして、沈船ダイビングや洞窟ダイビングも楽しめます。
特に第二次世界大戦中に沈んだ船などの沈船スポットがいくつかあり、船内に入ることもできるスポットもあります(上級者ダイバー向け)。
こちらもインド洋の固有種を見ることができます。
【Bentota-ベントタ】
スリランカ政府による、最初の観光地開発地となったベントタ。
その政府の任命により建築を手がけた一人に、スリランカを代表するジェフリーバワがいます。
ベントタにはバワの手掛けたホテル(ヴィラ)が5か所あり、バワの週末の別荘地でもあるルヌガンガなど、バワ好きには外せない町です。
ベントタでのウォーターレジャーというと、マングローブのリバークルーズが有名ですが、実は20か所以上のダイビングスポットが開拓されている場所でもあります。
運が良ければ、イルカ(12月頃)、ジンベイザメ(1〜3月)、マンタ(通年)を見ることができます。
【Unawatuna-ウナワトゥナ】
西海岸より南海岸に近いため、他の西海岸のダイビングシーズンと若干異なります。
ここはボートで30分以内に20か所以上のダイビングスポットがあり、魚群が多くみられたり、沈船ダイブができたりとバリエーションの豊かさが人気のスポットとなっています。
東海岸のダイビングスポット
【Pigeon Island-ピジョンアイランド】
ダイビングというより、シュノーケリングスポットとしてスリランカで一番人気の高い場所です。
トリンコマリー(正確にはニラヴェリ)の沖合に浮かぶ無人島で、国立海洋公園に指定されています。
この島の周り一面にサンゴ礁が広がります。
浅瀬でシュノーケリングで簡単に海中の散歩が楽しめるため、サンゴが死滅しているところも多くなっています(現在場所ごとに保護されています)。
【Trincomalee-トリンコマリー】
ダイビングをする人には、ピジョンアイランドよりもトリンコマリーの方が人気となっています。沈船ダイブもできます。
4〜10月頃がシーズンですが、ホエール&ドルフィンウォッチングの最盛期(7,8月)には、運が良ければ一緒に泳ぐことができます。
【Batticaloa-バッティカロア】
ここには、水深58メートルに世界的に有名な沈船「HMS Hermes」が沈んでいます。※上級者向けのスポットとなります。
「HMS Hermes」は、1917年に世界で初めて登場した空母船です。第二次世界大戦中の1942年に日本軍の攻撃をうけて、このバッティカロアの沖に沈みました。
3月中旬〜10月頃にベストシーズンとなります。
以上が代表的なスポットとなりますが、他にも多くのダイビングスポットがあります。
モルディブなどに比べると透明度などは劣りますが、スリランカのダイビング旅行の魅力はなんといっても世界遺産巡りなど、他の観光も併せて満喫できるところでしょう。
言い換えれば、別の目的で観光でスリランカに来て、ダイビングも楽しむことができます。
先日オープンしたゴール沖の海中美術館も、数年後には人気のダイビングスポットになっているかもしれません。
- タグ:
- スリランカ ダイビング シュノーケリング ビーチリゾート インド洋
- エジプト視察 第1弾
-
エリア:
- アフリカ>エジプト>アスワン
- テーマ:観光地 鉄道・乗り物 世界遺産
- 投稿日:2020/01/31 15:44
- コメント(0)
エジプトへ視察に行ってきましたので、今回の視察場所をご紹介させていただきます!
今回利用した航空会社はエジプト航空。
成田から週2便 (金、日発)運航しており、直行便なので非常に便利でした!
しかも、夜の9時半出発なので当日もゆっくりできちゃいます。
エジプト航空 B777-300。
席は3-3-3の配列となっており、広々とした機内です。
座席には個人液晶モニター付き。日本語選択有り!
シートピッチも拳1個分くらいの余裕があります。
通常、ビジネスクラス以上のお客様に配布されるアメニティポーチがエコノミーでも配布されます!
初めてアメニティポーチをもらったのでテンション上がっちゃいました(笑)
機内食。チキン、ビーフ、シーフード、ベジタブルの4択から選べます。写真はチキンです。
フライトで2回の機内食と軽食のサンドウィッチがでました。
成田から13時間かけて予定より約50分早くカイロ国際空港に到着!
これから国内線を乗り継いでアスワンに向かいます。因みに空港でのセキュリティーチェックは厳重。
国内線へ乗り継ぐ際にも、空港で厳しいセキュリティーチェックを受けました。ちょっと面倒くさいけどこれなら安心!
国内線はまだ塗装されてない真っ白の機体!さすがエジプト(笑)
機内の様子。今年導入されたばかりの機材らしく機内はピカピカでした。
離陸してすぐ、辺り一面に砂漠とナイル川の景色!
約1時間のフライトでアスワンに到着。
まず初めの観光地は、アスワン空港から車で約30分の場所にあるイシス神殿!
ナイル川に浮かぶ島にある神殿へはボートで向かいます。
10分くらいで巨大な神殿見えてきました。いよいよイシス神殿!!
イシス神殿は、オシリス神の妻であるイシス女神がホルス神を産んだとされる聖地。
現在残っている神殿は、有名なクレオパトラの父プトレマイオス12世が築いたものだそうです。
桟橋を降りると柱廊が続いていました。
まっすぐ進むと巨大な第一塔門が現れます。敵を倒すプトレマイオス12世のレリーフ。
左側は誕生殿、右側はホルス神とイシス女神のレリーフがあります。
第一塔門の右側。
神殿の中は薄暗く、屋根が残っているためレリーフの保存状態が良かったです。
パームヤシとナイル川の景色が映えます!!
コム・オンボ神殿へ続く…………。
- タグ:
- エジプト エジプト航空 アスワン イシス神殿
- マータレー スパイスガーデン
-
エリア:
- アジア>スリランカ>スリランカその他の都市
- テーマ:買物・土産 観光地 自然・植物
- 投稿日:2018/12/21 11:06
- コメント(0)
基本的にはトイレ休憩で立ち寄る程度の小さな町ですが、
マータレーは日本の食器メーカー「ノリタケ」のアウトレットがあることで有名で、
廉価でノリタケのティーセット等を購入することができます。
紅茶とセットで購入すればスリランカらしいお土産セットになること間違いなしです!
そんなマータレーにある立ち寄りスポットとして今回ご紹介したいのが、
スパイスガーデン。
ご存知の方もいるかもしれませんが、
マータレーはスパイスの産地として知られ、スリランカ料理に欠かせないスパイスたちがこの町で作られています。
スリランカといえばやっぱりスパイスですよね!
今回はこのマータレーのスパイスガーデンについて紹介させていただきます^^
今回私たちが訪れたのは
「RANWELI SPICE GARDEN/ランウェリ・スパイスガーデン」
マータレーにいくつかあるスパイスガーデンの中でもここはかなり有名らしく、
多くの観光客の方がいらっしゃいました。
車を降りるとすぐ職員に声を掛けられ、
「Whear are you from?」
「I am from Japan,日本からです。」
と答えると、あれよこれよと園内の方へ連れていかれます。
すると、
「こんにちは〜よろしくお願いします。」
すごく流暢な日本語を話すガイドさんが登場!
彼が園内を案内してくださいました。
ガイドさんに連れられて園内を進むと、早々にスパイスの説明が始まりました。
「これはウコンの木です。ウコンは二日酔いの時によく飲みますね、スリランカでは・・・」
日本語なのでとても分かりやすいです。メモメモ・・・
この後も園内に広がる多くの植物についての説明を受けましたが、想像以上に多く説明してくださり、メモした限りでは17種類もの植物の説明を受けました(笑)
(説明はだいたい30分くらい)
園内は想像以上に木々が生い茂っており、植物園のようです。
かなり勉強になり、スパイスについて興味がある人にはお勧めです。
私個人としても大変興味を惹かれるものでした!
園内には土産物売り場も併設されており、説明を受けて気になった商品を購入することができます。
また、説明を受けた後はスパイスの効能や使い方が載った紙がもらえます。
(こちら日本語で書かれています)
スリランカカレーのレシピも書いてありますので、日本に帰った時にも作ることができますね。
また、園内にはトイレもあるのでトイレ休憩もできて一石二鳥です。
(スリランカは日本と違って道中トイレが少ないので、、、)
トイレはトイレお掃除のおじさんが番人のようにモップを持って掃除していたので、なかなか綺麗でした(笑)
スリランカ旅行の道中、少し学びの要素も欲しい方には丁度いいスポットかと思います。
興味のある人はキャンディへ向かう途中、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
※私たちが訪れたときは特に何もありませんでしたが、
ほかの方の旅行記などを拝見すると押し売りが強い等のコメントもありますので、
お気を付けください。
1 - 5件目まで(13件中)