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テーマ:
- 観光地
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- / その他
先日(6/18)、弊社Facebookに『スリランカで初の海中美術館がオープン』の記事をご紹介しました。
世界遺産ゴール旧市街があるゴール沖合に、海軍による手作りの彫像などが展示され、ダイビングの装備があれば誰でも訪れることができるというものです。
この美術館のオープンの目的は、もちろん観光スポットとしての目的もありますが、これらの展示物が人口礁の役目を果たしてサンゴや藻類の生育を促し、魚類など海洋生物の生息場所を増やす目的もあります。
ダイビングといえば、グレートバリアリーフやパラオ、ノースショアなどが人気のスポットですが、海に囲まれた島国スリランカもダイビングスポットが多くあります。
ダイビングを目的にスリランカに来る方はまだ少なく、インド洋でダイビングとなるとモルディブのイメージが強く、スリランカはダイビングエリアとしての認知がまだまだ低いように思います。
そこで、今回は主なダイビングスポットを紹介します。
なお各スポットの情報は、スリランカ政府観光振興局(Sri Lanka Tourism Promotion Bureau)の情報を基に作成しています。
※図追記;ニゴンボの上のオレンジ色の点が「カルピティヤ」となります。
スリランカのダイビングスポットというと、東海岸と西海岸の大きく2つに分けられます。
東海岸と西海岸とはモンスーンの影響によりビーチシーズンが変わります。
そして東海岸と西海岸のビーチシーズンは大体逆となります。
そのため、どの季節に訪れてもどちらかがビーチシーズンのため、年中ダイビングを楽しむことができるのです。
西海岸のダイビングスポット
【Kalpitiya-カルピティヤ】
カルピティヤというと、カイトサーフィンやドルフィンウォッチング(12〜4月頃)が有名ですが、ここ数年でダイビングエリアが開拓されています。
カルピティヤからボートで約1時間ほどの場所に、南北25kmに渡りBar Reef(バーリーフ)と名付けられた地帯が広がります。ここは、インド周辺の海域のサンゴ礁の中で最も生物多様性が高く、スリランカで数少ない原始的なサンゴ礁システムの1つがみられる貴重な場所です。
まだまだダイビングサービスの数が少なく穴場的スポットとなっています。
【Negombo-ニゴンボ】
バンダラナイケ国際空港(コロンボ空港)から一番近いビーチリゾートニゴンボ。
空港に近いため、到着日の宿泊場所としての印象が強いのですが、この近辺は遠浅になっていて、なだらかなスロープにサンゴや岩の根が点在しています。
あまり起伏はない場所ですが、目玉はインド洋の固有種が多くみられること。
ベストシーズンは11〜3月となります。
【Hikkaduwa-ヒッカドゥワ】
スリランカ最大のダイビングスポットとなります。
シュノーケリングやグラスボートもあります。
ヒッカドゥワというと、サーフィンスポットでもありますがサーフシーズンの3月中旬〜10月と入れ替わるように、11〜3月にダイビングシーズンが訪れます。
ヒッカドゥワのダイビングの人気の理由は、ダイビングスポットが近いということ(遠くてもスピードボードで30分ほど)。
そして、沈船ダイビングや洞窟ダイビングも楽しめます。
特に第二次世界大戦中に沈んだ船などの沈船スポットがいくつかあり、船内に入ることもできるスポットもあります(上級者ダイバー向け)。
こちらもインド洋の固有種を見ることができます。
【Bentota-ベントタ】
スリランカ政府による、最初の観光地開発地となったベントタ。
その政府の任命により建築を手がけた一人に、スリランカを代表するジェフリーバワがいます。
ベントタにはバワの手掛けたホテル(ヴィラ)が5か所あり、バワの週末の別荘地でもあるルヌガンガなど、バワ好きには外せない町です。
ベントタでのウォーターレジャーというと、マングローブのリバークルーズが有名ですが、実は20か所以上のダイビングスポットが開拓されている場所でもあります。
運が良ければ、イルカ(12月頃)、ジンベイザメ(1〜3月)、マンタ(通年)を見ることができます。
【Unawatuna-ウナワトゥナ】
西海岸より南海岸に近いため、他の西海岸のダイビングシーズンと若干異なります。
ここはボートで30分以内に20か所以上のダイビングスポットがあり、魚群が多くみられたり、沈船ダイブができたりとバリエーションの豊かさが人気のスポットとなっています。
東海岸のダイビングスポット
【Pigeon Island-ピジョンアイランド】
ダイビングというより、シュノーケリングスポットとしてスリランカで一番人気の高い場所です。
トリンコマリー(正確にはニラヴェリ)の沖合に浮かぶ無人島で、国立海洋公園に指定されています。
この島の周り一面にサンゴ礁が広がります。
浅瀬でシュノーケリングで簡単に海中の散歩が楽しめるため、サンゴが死滅しているところも多くなっています(現在場所ごとに保護されています)。
【Trincomalee-トリンコマリー】
ダイビングをする人には、ピジョンアイランドよりもトリンコマリーの方が人気となっています。沈船ダイブもできます。
4〜10月頃がシーズンですが、ホエール&ドルフィンウォッチングの最盛期(7,8月)には、運が良ければ一緒に泳ぐことができます。
【Batticaloa-バッティカロア】
ここには、水深58メートルに世界的に有名な沈船「HMS Hermes」が沈んでいます。※上級者向けのスポットとなります。
「HMS Hermes」は、1917年に世界で初めて登場した空母船です。第二次世界大戦中の1942年に日本軍の攻撃をうけて、このバッティカロアの沖に沈みました。
3月中旬〜10月頃にベストシーズンとなります。
以上が代表的なスポットとなりますが、他にも多くのダイビングスポットがあります。
モルディブなどに比べると透明度などは劣りますが、スリランカのダイビング旅行の魅力はなんといっても世界遺産巡りなど、他の観光も併せて満喫できるところでしょう。
言い換えれば、別の目的で観光でスリランカに来て、ダイビングも楽しむことができます。
先日オープンしたゴール沖の海中美術館も、数年後には人気のダイビングスポットになっているかもしれません。
世界遺産ゴール旧市街があるゴール沖合に、海軍による手作りの彫像などが展示され、ダイビングの装備があれば誰でも訪れることができるというものです。
この美術館のオープンの目的は、もちろん観光スポットとしての目的もありますが、これらの展示物が人口礁の役目を果たしてサンゴや藻類の生育を促し、魚類など海洋生物の生息場所を増やす目的もあります。
ダイビングといえば、グレートバリアリーフやパラオ、ノースショアなどが人気のスポットですが、海に囲まれた島国スリランカもダイビングスポットが多くあります。
ダイビングを目的にスリランカに来る方はまだ少なく、インド洋でダイビングとなるとモルディブのイメージが強く、スリランカはダイビングエリアとしての認知がまだまだ低いように思います。
そこで、今回は主なダイビングスポットを紹介します。
なお各スポットの情報は、スリランカ政府観光振興局(Sri Lanka Tourism Promotion Bureau)の情報を基に作成しています。
※図追記;ニゴンボの上のオレンジ色の点が「カルピティヤ」となります。
スリランカのダイビングスポットというと、東海岸と西海岸の大きく2つに分けられます。
東海岸と西海岸とはモンスーンの影響によりビーチシーズンが変わります。
そして東海岸と西海岸のビーチシーズンは大体逆となります。
そのため、どの季節に訪れてもどちらかがビーチシーズンのため、年中ダイビングを楽しむことができるのです。
西海岸のダイビングスポット
【Kalpitiya-カルピティヤ】
カルピティヤというと、カイトサーフィンやドルフィンウォッチング(12〜4月頃)が有名ですが、ここ数年でダイビングエリアが開拓されています。
カルピティヤからボートで約1時間ほどの場所に、南北25kmに渡りBar Reef(バーリーフ)と名付けられた地帯が広がります。ここは、インド周辺の海域のサンゴ礁の中で最も生物多様性が高く、スリランカで数少ない原始的なサンゴ礁システムの1つがみられる貴重な場所です。
まだまだダイビングサービスの数が少なく穴場的スポットとなっています。
【Negombo-ニゴンボ】
バンダラナイケ国際空港(コロンボ空港)から一番近いビーチリゾートニゴンボ。
空港に近いため、到着日の宿泊場所としての印象が強いのですが、この近辺は遠浅になっていて、なだらかなスロープにサンゴや岩の根が点在しています。
あまり起伏はない場所ですが、目玉はインド洋の固有種が多くみられること。
ベストシーズンは11〜3月となります。
【Hikkaduwa-ヒッカドゥワ】
スリランカ最大のダイビングスポットとなります。
シュノーケリングやグラスボートもあります。
ヒッカドゥワというと、サーフィンスポットでもありますがサーフシーズンの3月中旬〜10月と入れ替わるように、11〜3月にダイビングシーズンが訪れます。
ヒッカドゥワのダイビングの人気の理由は、ダイビングスポットが近いということ(遠くてもスピードボードで30分ほど)。
そして、沈船ダイビングや洞窟ダイビングも楽しめます。
特に第二次世界大戦中に沈んだ船などの沈船スポットがいくつかあり、船内に入ることもできるスポットもあります(上級者ダイバー向け)。
こちらもインド洋の固有種を見ることができます。
【Bentota-ベントタ】
スリランカ政府による、最初の観光地開発地となったベントタ。
その政府の任命により建築を手がけた一人に、スリランカを代表するジェフリーバワがいます。
ベントタにはバワの手掛けたホテル(ヴィラ)が5か所あり、バワの週末の別荘地でもあるルヌガンガなど、バワ好きには外せない町です。
ベントタでのウォーターレジャーというと、マングローブのリバークルーズが有名ですが、実は20か所以上のダイビングスポットが開拓されている場所でもあります。
運が良ければ、イルカ(12月頃)、ジンベイザメ(1〜3月)、マンタ(通年)を見ることができます。
【Unawatuna-ウナワトゥナ】
西海岸より南海岸に近いため、他の西海岸のダイビングシーズンと若干異なります。
ここはボートで30分以内に20か所以上のダイビングスポットがあり、魚群が多くみられたり、沈船ダイブができたりとバリエーションの豊かさが人気のスポットとなっています。
東海岸のダイビングスポット
【Pigeon Island-ピジョンアイランド】
ダイビングというより、シュノーケリングスポットとしてスリランカで一番人気の高い場所です。
トリンコマリー(正確にはニラヴェリ)の沖合に浮かぶ無人島で、国立海洋公園に指定されています。
この島の周り一面にサンゴ礁が広がります。
浅瀬でシュノーケリングで簡単に海中の散歩が楽しめるため、サンゴが死滅しているところも多くなっています(現在場所ごとに保護されています)。
【Trincomalee-トリンコマリー】
ダイビングをする人には、ピジョンアイランドよりもトリンコマリーの方が人気となっています。沈船ダイブもできます。
4〜10月頃がシーズンですが、ホエール&ドルフィンウォッチングの最盛期(7,8月)には、運が良ければ一緒に泳ぐことができます。
【Batticaloa-バッティカロア】
ここには、水深58メートルに世界的に有名な沈船「HMS Hermes」が沈んでいます。※上級者向けのスポットとなります。
「HMS Hermes」は、1917年に世界で初めて登場した空母船です。第二次世界大戦中の1942年に日本軍の攻撃をうけて、このバッティカロアの沖に沈みました。
3月中旬〜10月頃にベストシーズンとなります。
以上が代表的なスポットとなりますが、他にも多くのダイビングスポットがあります。
モルディブなどに比べると透明度などは劣りますが、スリランカのダイビング旅行の魅力はなんといっても世界遺産巡りなど、他の観光も併せて満喫できるところでしょう。
言い換えれば、別の目的で観光でスリランカに来て、ダイビングも楽しむことができます。
先日オープンしたゴール沖の海中美術館も、数年後には人気のダイビングスポットになっているかもしれません。
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