1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 特派員ブログ
  3. こまつうしんさん
  4. 観光地の記事一覧
  5. 5ページ
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]

  海外エリア: ヨーロッパ > オーストリア の他のブログはこちら|

旅倶楽部「こま通信」

~旅するように生きていこう~

旅倶楽部「こま通信」
旅するように生きていこう!
プロフィール

ニックネーム:
こまつうしん
居住地:
埼玉県
性別:
男性
年代:
60代
会社名:
旅倶楽部 こま通信
会社英字名:
会社所在地:
埼玉県
業種:
旅行業
自己紹介:
旅倶楽部「こま通信」代表

これまで三千日以上を旅してきて、より良い旅の為に《手造の旅》をはじめました。メンバーからの要望によって、一生モノの旅をつくっていきます。

《手造の旅》のご希望がありましたらご連絡ください。
komatsusin2@gmail.com

カレンダー
3月<2024年4月    
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

記事一覧

21 - 21件目まで(21件中)

ゴシック柱
ザルツブルグの美しいゴシック教会
エリア:
  • ヨーロッパ>オーストリア>ザルツブルク
テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術 
投稿日:2010/10/16 20:59
コメント(0)
バロック装飾がめだつザルツブルグの教会の中で、この現フランチェスコ派の修道院教会だけは、美しいゴシックの天井と柱で他とは一味違う雰囲気を持っている。

下はホーエン・ザルツブルグ城から見たところ。
城から見たザルツブルグ
ひときわ目立つ丸い後陣は大聖堂。その左上に黒い三角にとがった屋根と塔を持っているのがこのフランチェスコ派の教会だ。

もっとも、ここがフランチェスコ派に任されたのは1635年からの事にすぎないのだけれど。

もともと八世紀にはこの場所に教会があり、11世紀頃かと想像されるロマネスク構造は入り口の方のアーチにそのスタイルを留めている。
教会内部
ロマネスクのアーチの向こうに、より高く明るいゴシックの後陣が見えてくる。

そして後陣入り口に立って見上げると、五本の柱に支えられた華麗なゴシック天井が見る人を圧倒する。
ゴシック柱
この後陣部分は1223年に火災の後立て直されたので、それ以前のロマネスクと違う構造になったというわけだ。

1139年には教区教会に昇格し、1490年代には両開きのもっと大きな祭壇が造られていたそうである。 理由は分からないが、残念ながらその祭壇は解体されて、その一部を利用して1561年制作の現在の中央祭壇となる。
中央祭壇

ひときわ目をひく中央のマリヤ像。
パッハーのマドンナ
これはミヒャエル・パッハーが1495〜98年までかけて制作した旧祭壇の為の像を再利用してここに設置されたもの。

まわりの教会が当時はやりのバロックに改装されていく中、この教会だけはゴシックとそれ以前のロマネスクの雰囲気を保ちながら現代まで受け継がれてきた。

ゴシックの柱には15世紀終わりごろのフレスコ画がまだはっきりと見られる。

フレスコ画

21 - 21件目まで(21件中)