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- 京都駅の中にこんな店まで出来ている。立ち食い寿司
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エリア:
- 近畿>京都>洛中(京都駅周辺)
- テーマ:観光地 グルメ
- 投稿日:2025/10/09 15:17
- コメント(0)
京都駅の中にこんな店まで出来ている。
まあ、江戸時代の握り寿司というのは屋台で提供していて、今で言うファストフードだったわけだから、こういう立ち食い寿司というのは原点に戻ったということかもしれない。^^
まあ、江戸時代の握り寿司というのは屋台で提供していて、今で言うファストフードだったわけだから、こういう立ち食い寿司というのは原点に戻ったということかもしれない。^^

- 李龍徳の『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』を読みました。
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エリア:
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指定なし
- テーマ:書籍・CD・DVD 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2025/10/08 14:06
- コメント(0)
表題の作品を読みました。
以下にその感想です。
『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』
李龍徳[イ・ヨンドク](河出書房新社)
これは4年ほど前に読んだ純文学のほうの作品だが、感想を出そうかどうしようか迷っているうちに年が過ぎてしまった。でも最近になって文庫版が出たようである。
実はこの前にも同じ発想の作品を読んでいて、それが嶽本野ばらの『純愛』(新潮社)であった。何が共通かというと、両方とも
テロリストの犯行以前を描いている。
ということで、これならSRの会員でも「気分転換に純文学でも読もうか」と思ったとき楽しめるのではないかと考えたものの、結局、お蔵入りになっていたのを、現実が作品に追いついてきたので今頃になってアップします。^^
さて、いよいよ日本でも初の女性首相が誕生のようだが、実はこの作品でも日本初の女性首相が誕生しており、しかもその人が実は極右で「進歩的」な法律とコリアンヘイト法を通していく。そして締め付けられていく在日同胞の窮状と日本の現状を打開すべく、ついに在日三世の柏木太一が立ち上がる、というのが物語の本筋である。
さて、柏木は何かを企んでいるのだが、本人は「賢く戦う」と言っていて、それがどのようなものかが「謎」として物語全体を覆っている。そしてシンという武術の達人をはじめ、柏木の目的に合致する特技や性格の持ち主が集められていく。まるで「七人の侍」のようである。その計画は人の命を奪うものらしいのだが、何かが少し違うのだ。彼は一体何を企んでいるのか?
目的のために集められる人物たちや柏木の周りの人たちの生き様がしっかりと描かれ、この辺がエンタテインメントと純文学の違いか、読んでいて鬱陶しくないし、退屈しない。サイドストーリーもそれだけで中編をひとつ書けそうなネタである。
そして、いよいよクライマックス、柏木の真の計画が明らかになると私は「!?」と思ってしまった。斬新といえば斬新だし、回りくどいといえば回りくどい。どっちにしても「凄いなあ」と思った次第。
まあ、日本人から見ればテロリストだが、在日から見ればレジスタンスなのだろう。在日の残虐行為も普通に書いてあって、不思善悪なのかもしれない。
結末で柏木の計画は成功するものの想定外の事件が起きて……と、これは書かない方が良いだろう。
この作品で残念なのは非常に個性的で面白い女性首相が物語には登場しないことである。この人が一番興味深いのに。地の文でチョロッと出るだけ。ここがイマイチであるな。
ついでにもう一作、嶽本野ばらの『純愛』だが、エキセントリックな登場人物たちの普通の日常をじっくりと描き、テロに至る過程をたどっていくのだが、ちょっと長いので少しだけしんどかった。^^
読みごたえはあったけれど、最後のテロを実行に移すところがあまりにも唐突で、何か木に竹を接いだような感じになってしまったのが惜しい。
でも、最後まで読めたから、良い作品である。
ミステリを読むのに疲れたかなと思ったとき、気分転換にこんなのを読んでみるのも一興ではないでしょうか。
http://sealedroom.blog.jp
以下にその感想です。
『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』
李龍徳[イ・ヨンドク](河出書房新社)
これは4年ほど前に読んだ純文学のほうの作品だが、感想を出そうかどうしようか迷っているうちに年が過ぎてしまった。でも最近になって文庫版が出たようである。
実はこの前にも同じ発想の作品を読んでいて、それが嶽本野ばらの『純愛』(新潮社)であった。何が共通かというと、両方とも
テロリストの犯行以前を描いている。
ということで、これならSRの会員でも「気分転換に純文学でも読もうか」と思ったとき楽しめるのではないかと考えたものの、結局、お蔵入りになっていたのを、現実が作品に追いついてきたので今頃になってアップします。^^
さて、いよいよ日本でも初の女性首相が誕生のようだが、実はこの作品でも日本初の女性首相が誕生しており、しかもその人が実は極右で「進歩的」な法律とコリアンヘイト法を通していく。そして締め付けられていく在日同胞の窮状と日本の現状を打開すべく、ついに在日三世の柏木太一が立ち上がる、というのが物語の本筋である。
さて、柏木は何かを企んでいるのだが、本人は「賢く戦う」と言っていて、それがどのようなものかが「謎」として物語全体を覆っている。そしてシンという武術の達人をはじめ、柏木の目的に合致する特技や性格の持ち主が集められていく。まるで「七人の侍」のようである。その計画は人の命を奪うものらしいのだが、何かが少し違うのだ。彼は一体何を企んでいるのか?
目的のために集められる人物たちや柏木の周りの人たちの生き様がしっかりと描かれ、この辺がエンタテインメントと純文学の違いか、読んでいて鬱陶しくないし、退屈しない。サイドストーリーもそれだけで中編をひとつ書けそうなネタである。
そして、いよいよクライマックス、柏木の真の計画が明らかになると私は「!?」と思ってしまった。斬新といえば斬新だし、回りくどいといえば回りくどい。どっちにしても「凄いなあ」と思った次第。
まあ、日本人から見ればテロリストだが、在日から見ればレジスタンスなのだろう。在日の残虐行為も普通に書いてあって、不思善悪なのかもしれない。
結末で柏木の計画は成功するものの想定外の事件が起きて……と、これは書かない方が良いだろう。
この作品で残念なのは非常に個性的で面白い女性首相が物語には登場しないことである。この人が一番興味深いのに。地の文でチョロッと出るだけ。ここがイマイチであるな。
ついでにもう一作、嶽本野ばらの『純愛』だが、エキセントリックな登場人物たちの普通の日常をじっくりと描き、テロに至る過程をたどっていくのだが、ちょっと長いので少しだけしんどかった。^^
読みごたえはあったけれど、最後のテロを実行に移すところがあまりにも唐突で、何か木に竹を接いだような感じになってしまったのが惜しい。
でも、最後まで読めたから、良い作品である。
ミステリを読むのに疲れたかなと思ったとき、気分転換にこんなのを読んでみるのも一興ではないでしょうか。
http://sealedroom.blog.jp

- 方丈貴恵の『アミュレット・ワンダーランド』を読みました。
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エリア:
-
指定なし
- テーマ:書籍・CD・DVD その他 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2025/09/25 13:38
- コメント(0)
『アミュレット・ワンダーランド』
方丈貴恵(光文社)
2年前に出た『アミュレット・ホテル』の続編だが、前作を読んでいない人や「読んだけど忘れた」という人のために説明しておくと、アミュレット・ホテルというのは、本館は普通のホテルなのだが、会員制の別館は犯罪者専用になっているホテルである。そこで起きる事件の顛末を描くわけだが、登場人物のほとんど全部が犯罪者である。そこで起きる事件をホテル探偵の桐生が解決するわけだ。
Episode1「ドゥ・ノット・ディスターブ」
冒頭、ホテルのラウンジで盗難事件が起きるのだが、実はこれは本筋ではない。このプロローグ的な事件が解決した直後、殺人事件が発生する。
ホテルの一室から犯罪者向け動画共有サービス「シン・チューブ」のライヴ配信中だった犯罪者が殺されてしまう。有名な泥棒兄弟の末弟だった被害者は果たして兄に殺されたのか?
本格ミステリへのオマージュも散りばめられた一編だが、全てが明らかになると冒頭の事件も単なるプロローグではなかったこと分かる。巻頭を飾るに相応しい作品といえよう。
Episode2「落とし物合戦」
ラウンジのピアノの中に「落とし物」を見つけたという届け出があり、さらに自分が落とし主だという犯罪者が3人もやって来る。さて、どうなる?
Episode3「ようこそ殺し屋コンペへ」
アミュレット・ホテル別館で殺し屋コンペが行われるが、もちろんホテルに許可など取っていない。さらにこのコンペの標的にされたのがホテルのフロント係・水田であった。しかし次々と殺されて行くのはコンペに参加した殺し屋たち。水田の犯罪者としての過去も明かされ、最後は犯罪的にハッピーエンドになる。
Episode4「ボマーの殺人」
日本の詐欺王の一人息子とイタリア系犯罪組織「エピテル」の幹部の娘がアミュレット・ホテルで結婚式を挙げた。その披露宴の会場に爆弾が仕掛けられ、犯人はアミュレット・ホテルの所有権を要求。制限時間までに起爆を解除するコード番号を入力しないと大爆発が起きる。
犯人によって高層階と低層階が分断され、ホテル探偵の桐生は低層階で起きた殺人を解決して犯人から解除の番号を聞き出さなければならない。そして、被害者もコード番号を教えるダイイングメッセージを残していた。タイムリミットまでにその謎が解けるかという一編で、本書の締め括りにふさわしい内容である。
四編とも過不足ない仕上がりで、私は一気読みしてしまった。前作を読んでいないという方は、是非この機会に『アミュレット・ホテル』のほうも読んでいただきたい。^^
http://sealedroom.blog.jp
方丈貴恵(光文社)
2年前に出た『アミュレット・ホテル』の続編だが、前作を読んでいない人や「読んだけど忘れた」という人のために説明しておくと、アミュレット・ホテルというのは、本館は普通のホテルなのだが、会員制の別館は犯罪者専用になっているホテルである。そこで起きる事件の顛末を描くわけだが、登場人物のほとんど全部が犯罪者である。そこで起きる事件をホテル探偵の桐生が解決するわけだ。
Episode1「ドゥ・ノット・ディスターブ」
冒頭、ホテルのラウンジで盗難事件が起きるのだが、実はこれは本筋ではない。このプロローグ的な事件が解決した直後、殺人事件が発生する。
ホテルの一室から犯罪者向け動画共有サービス「シン・チューブ」のライヴ配信中だった犯罪者が殺されてしまう。有名な泥棒兄弟の末弟だった被害者は果たして兄に殺されたのか?
本格ミステリへのオマージュも散りばめられた一編だが、全てが明らかになると冒頭の事件も単なるプロローグではなかったこと分かる。巻頭を飾るに相応しい作品といえよう。
Episode2「落とし物合戦」
ラウンジのピアノの中に「落とし物」を見つけたという届け出があり、さらに自分が落とし主だという犯罪者が3人もやって来る。さて、どうなる?
Episode3「ようこそ殺し屋コンペへ」
アミュレット・ホテル別館で殺し屋コンペが行われるが、もちろんホテルに許可など取っていない。さらにこのコンペの標的にされたのがホテルのフロント係・水田であった。しかし次々と殺されて行くのはコンペに参加した殺し屋たち。水田の犯罪者としての過去も明かされ、最後は犯罪的にハッピーエンドになる。
Episode4「ボマーの殺人」
日本の詐欺王の一人息子とイタリア系犯罪組織「エピテル」の幹部の娘がアミュレット・ホテルで結婚式を挙げた。その披露宴の会場に爆弾が仕掛けられ、犯人はアミュレット・ホテルの所有権を要求。制限時間までに起爆を解除するコード番号を入力しないと大爆発が起きる。
犯人によって高層階と低層階が分断され、ホテル探偵の桐生は低層階で起きた殺人を解決して犯人から解除の番号を聞き出さなければならない。そして、被害者もコード番号を教えるダイイングメッセージを残していた。タイムリミットまでにその謎が解けるかという一編で、本書の締め括りにふさわしい内容である。
四編とも過不足ない仕上がりで、私は一気読みしてしまった。前作を読んでいないという方は、是非この機会に『アミュレット・ホテル』のほうも読んでいただきたい。^^
http://sealedroom.blog.jp

- 【今日、京響】第704回定期演奏会(9月20日)
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エリア:
- 近畿>京都
- テーマ:鑑賞・観戦 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2025/09/20 23:57
- コメント(0)
【今日、京響】第704回定期演奏会(9月20日)
(19日・20日共にチケット完売)
※プログラム※
L・ファランク:交響曲3番
リムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
(アンコール)
ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」より第3曲「月の光」
指揮:沖澤のどか(京響常任指揮者)
ヴァイオリン独奏:石田泰尚
ルイーズ・ファランクという作曲家は知らなかったので、てっきり現代音楽の人かと思ったら「ショパンと同時代のフランスの女性作曲家」ということで、ちょっと驚いた。バリバリのクラシツク音楽ではないか。沖澤さんはフランス音楽の演奏に積極的だが、こういう埋もれた(と言っては悪いのかもしれないが)人や作品をとり上げてもらえるのがコンサートの醍醐味だろう。CDでは見つけても買うふんぎりがつくかどうか。^^
で、曲の前半はゆったりとしていて、後半は躍動感が出て来る。聴き易い良い曲だった。
後半の「シェエラザード」は過去に京響で3回聴いているはずだが、ヴァイオリンの独奏は今回の石田泰尚さんが一番良かった。音の細部まではっきりと聞こえてきた。やはり名手なのだ。
そして、何といってもこのスケールの大きい大曲の、迫力のある合奏の大音量の中でもちょっとした細かい音までしっかりと響いていたのが凄い。最後の方のトライアングルのお兄さん、ご本人は緊張の一瞬だったかもしれないが、綺麗に響いてました。^^
CDでは絶対に分からない演奏する楽団員の忙しさも目の当たりにできて、やはり生のコンサートに勝るものは無いという、楽しい時間を過ごせた。
明日から京響はこのプログラムでツアーに出て六ケ所を廻るが、兵庫、東京、青森はすでにチケット完売。その他の福井、長野、八戸はまだ間に合うかもしれません。
何はともあれ、どこのお客さんも皆さん大満足するでありましょう。
(19日・20日共にチケット完売)
※プログラム※
L・ファランク:交響曲3番
リムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
(アンコール)
ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」より第3曲「月の光」
指揮:沖澤のどか(京響常任指揮者)
ヴァイオリン独奏:石田泰尚
ルイーズ・ファランクという作曲家は知らなかったので、てっきり現代音楽の人かと思ったら「ショパンと同時代のフランスの女性作曲家」ということで、ちょっと驚いた。バリバリのクラシツク音楽ではないか。沖澤さんはフランス音楽の演奏に積極的だが、こういう埋もれた(と言っては悪いのかもしれないが)人や作品をとり上げてもらえるのがコンサートの醍醐味だろう。CDでは見つけても買うふんぎりがつくかどうか。^^
で、曲の前半はゆったりとしていて、後半は躍動感が出て来る。聴き易い良い曲だった。
後半の「シェエラザード」は過去に京響で3回聴いているはずだが、ヴァイオリンの独奏は今回の石田泰尚さんが一番良かった。音の細部まではっきりと聞こえてきた。やはり名手なのだ。
そして、何といってもこのスケールの大きい大曲の、迫力のある合奏の大音量の中でもちょっとした細かい音までしっかりと響いていたのが凄い。最後の方のトライアングルのお兄さん、ご本人は緊張の一瞬だったかもしれないが、綺麗に響いてました。^^
CDでは絶対に分からない演奏する楽団員の忙しさも目の当たりにできて、やはり生のコンサートに勝るものは無いという、楽しい時間を過ごせた。
明日から京響はこのプログラムでツアーに出て六ケ所を廻るが、兵庫、東京、青森はすでにチケット完売。その他の福井、長野、八戸はまだ間に合うかもしれません。
何はともあれ、どこのお客さんも皆さん大満足するでありましょう。

- 【南座の「流白波燦星」(ルパン三世)を観ました】(感想です)
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エリア:
- 近畿>京都
- テーマ:鑑賞・観戦 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2025/09/11 14:47
- コメント(0)
【南座の「流白波燦星」(ルパン三世)を観ました】
9月8日、南座の「流白波燦星」(ルパン三世)を観てきましたが、平日だというのにほぼ満員。やはり片岡愛之助の人気かと思ったのですが、終演後、外に出ると何やら旅行社の旗を持った人が何人かいて、どうやら団体客が何組も入っていたようです。
お話は、全部そろえば世界を征服できる力が得られるという二本の宝剣と「卑弥呼の金印」をめぐる争奪戦。石川五右衛門がまだルパンの仲間になる前という設定で、滝の下で水飛沫を上げながら繰り広げられるルパンと五右衛門の大立ち回りもあります。この後で仲間になるのですね。
全体を通しての特徴は随所に有名な歌舞伎作品のパロデイが入っていること。
最初、石川五右衛門が楼門の上で「絶景かな、絶景かな」と言うのはご存じ「楼門五三の桐」ですし、他に「助六」もあったし、ルパンと五右衛門の決闘は「三人吉三巴白波」の「大川端庚申塚の場」のパロデイだと思う。そして最後は「白波五人男」のパロデイで締め括り。しかも木の葉のような小判がブワーッと吹き出すという趣向もあって、隅から隅まで圧倒的な娯楽作品でした。やはり、こうでなくてはいけない。
演劇は娯楽です。^^
で、ちょっと面白かったことが二つ。
一つ目は、舞台が始まってしばらくしてから舞妓さんが2人、一階席の真ん中あたりに入って来ました。きっとお稽古がお終ってから大急ぎで来られたのでしょう。その時、愛之助さんがアドリブで台詞にサッと舞妓さんを入れて客席を沸かせました。あれは良かった。片岡愛之助さんは遊び心のある人なのです。
二つ目は、大谷廣松さんが傾城糸星と伊都之大王の二役なのですが、封印が解かれて糸星が大王に変身し、大立ち回りの後、大王が早変わりで糸星に戻ったのを、ほとんどのお客さんは気づいていなかったのではないか。
ひょっとして、団体で埋まるとこんな事になるのかと言うと、叱られてしまいますかね。f^_^;
何はともあれ、長丁場を退屈することなく楽しめて、終ったら「もう一回、観てみたい」と思わせる名演でした。
#ルパン歌舞伎
9月8日、南座の「流白波燦星」(ルパン三世)を観てきましたが、平日だというのにほぼ満員。やはり片岡愛之助の人気かと思ったのですが、終演後、外に出ると何やら旅行社の旗を持った人が何人かいて、どうやら団体客が何組も入っていたようです。
お話は、全部そろえば世界を征服できる力が得られるという二本の宝剣と「卑弥呼の金印」をめぐる争奪戦。石川五右衛門がまだルパンの仲間になる前という設定で、滝の下で水飛沫を上げながら繰り広げられるルパンと五右衛門の大立ち回りもあります。この後で仲間になるのですね。
全体を通しての特徴は随所に有名な歌舞伎作品のパロデイが入っていること。
最初、石川五右衛門が楼門の上で「絶景かな、絶景かな」と言うのはご存じ「楼門五三の桐」ですし、他に「助六」もあったし、ルパンと五右衛門の決闘は「三人吉三巴白波」の「大川端庚申塚の場」のパロデイだと思う。そして最後は「白波五人男」のパロデイで締め括り。しかも木の葉のような小判がブワーッと吹き出すという趣向もあって、隅から隅まで圧倒的な娯楽作品でした。やはり、こうでなくてはいけない。
演劇は娯楽です。^^
で、ちょっと面白かったことが二つ。
一つ目は、舞台が始まってしばらくしてから舞妓さんが2人、一階席の真ん中あたりに入って来ました。きっとお稽古がお終ってから大急ぎで来られたのでしょう。その時、愛之助さんがアドリブで台詞にサッと舞妓さんを入れて客席を沸かせました。あれは良かった。片岡愛之助さんは遊び心のある人なのです。
二つ目は、大谷廣松さんが傾城糸星と伊都之大王の二役なのですが、封印が解かれて糸星が大王に変身し、大立ち回りの後、大王が早変わりで糸星に戻ったのを、ほとんどのお客さんは気づいていなかったのではないか。
ひょっとして、団体で埋まるとこんな事になるのかと言うと、叱られてしまいますかね。f^_^;
何はともあれ、長丁場を退屈することなく楽しめて、終ったら「もう一回、観てみたい」と思わせる名演でした。
#ルパン歌舞伎
71 - 75件目まで(221件中)


