本日のバンダ（2012年5月20日）

今日からNepal Federation of Indigenous Nationality（NEFIN）によるバンダ（強制ゼネスト）がネパール全土で始まっています。このバンダは22日（火）まで続く予定にです。

今日のバンダは、かなり厳しいものになっています。一昨日までのバンダは、バイクや車もちらほら走っていて、ツーリストバスもいつも通り運行されていたのですが、今日は車は救急車以外見かけなかったし、ポカラやチトワンへのツーリストバスも運休でした。

今日の午前中の街の様子は、こちら。




車もバイクも走っていないので静かです。



商店もほとんどがシャッターを降ろしています。学校も工場も閉鎖なので、市民生活が全てストップしています。経済的損失は、いかほどか・・・。




こちらはちょっとわかりにくいですが、本日のバンダの主催者達が、車やバイクの走行を妨害するべく待ち構えているところです。赤い旗を持っている人達が、道の真ん中に陣取っています。車やバイクがやってきたら、止めてやろう！と意気込んでいます。もし、妨害してもそのまま走っていこうとしたら、石を投げたり攻撃を加えます。今日は、厳しいバンダなので自転車すらも「降りろ！！！」と妨害されていました。

「そんなことして、何になるの？」と思いますが、これがネパールなんです。こんなバンダの日も牛達はいつも通りでした。




唯一なごむ光景です。神聖な動物である牛がゴミを漁っているのは、ちょっと引きますが・・・。

あと2日間、これくらい厳しいバンダが続くのでしょうか？せめて、ツーリストバスなどの観光関係の車が走れるようになれば良いのですが。；

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