記事一覧
1 - 5件目まで(11件中)
- シャクナゲ、咲いてます(2013年)
-
エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:ハイキング・登山 自然・植物
- 投稿日:2013/02/22 14:49
- コメント(0)
今年も、シャクナゲの季節がやってきました。シャクナゲは、ネパールの国花で、エベレスト、アンナプルナ、ランタンの各トレッキングエリアで楽しむことができます。
こちらは、ジリ〜ルクラまでの道で咲いていたものです。
シャクナゲトレッキングのおすすめは、3月のアンナプルナエリアです。特に、ウレリ〜ゴレパニ〜タダパニ〜ガンドルンのコースは、シャクナゲの森を歩きますので、シャクナゲとヒマラヤの景色の両方を楽しめます。
こちらは、ジリ〜ルクラまでの道で咲いていたものです。
シャクナゲトレッキングのおすすめは、3月のアンナプルナエリアです。特に、ウレリ〜ゴレパニ〜タダパニ〜ガンドルンのコースは、シャクナゲの森を歩きますので、シャクナゲとヒマラヤの景色の両方を楽しめます。
世界には、8000m以上の山が14座あります。そのうち、ネパールには世界最高峰エベレストをはじめ8000m峰は8座あり、6000m級の山なんて一説には1300以上あると言われています。無名峰もまだまだたくさんあり、おそらく正確な数は誰も把握していないと思います。もうネパールの標高に関しては、完全に日本人の常識を軽く超えていますね。
アンナプルナエリアのサンライズスポット、プーンヒル。プーンヒルは、「プーンさん(人名)の丘」という意味ですが、「丘」なのに標高は3198m。3198mが丘・・・。ちなみに、日本で富士山(3776m)に次ぐ2番目の高さの山は、北岳の3193m。その北岳よりも高いのに、丘。8000m級の山が8座もあると、3000m台なんて「丘」扱いなんですね。
とにかく、ネパールには標高の高い山がたくさんあります。そのためなのか、単なるネパール人の適当気質なのか、測量技術不足なのかは不明ですが、8000m峰以外の山の標高は結構適当なんです。
例えば、名峰アマダブラム。ネパール政府発表の標高は6812m。でも、地図によっては6856mと表記されています。さらに、ランタンエリアの最奥の村キャンジン・ゴンパ近くにあるキャンジン・リ。キャンジン・ゴンパから往復3時間程度で登れるヒマラヤ絶景スポットです。こちらの標高、「地球の歩き方」には4550mと掲載されていますが、地図によっては4773mと書かれていることも。223mの誤差って、「誤差」の範囲を超えている気がします。
世界最高峰エベレストも公式には8848mですが、8850mと測量結果もありますので、標高を測定するのって難しいんですね。
トレッキングガイドが、お手持ちのガイドブックと違う高さを説明するときもあるかもしれません。でも、それはこういう事情があるからなんです。決してガイドが間違っているわけではありません。まぁ、ただ単に間違っている時もあるかもしれませんが・・・。
アンナプルナエリアのサンライズスポット、プーンヒル。プーンヒルは、「プーンさん(人名)の丘」という意味ですが、「丘」なのに標高は3198m。3198mが丘・・・。ちなみに、日本で富士山(3776m)に次ぐ2番目の高さの山は、北岳の3193m。その北岳よりも高いのに、丘。8000m級の山が8座もあると、3000m台なんて「丘」扱いなんですね。
とにかく、ネパールには標高の高い山がたくさんあります。そのためなのか、単なるネパール人の適当気質なのか、測量技術不足なのかは不明ですが、8000m峰以外の山の標高は結構適当なんです。
例えば、名峰アマダブラム。ネパール政府発表の標高は6812m。でも、地図によっては6856mと表記されています。さらに、ランタンエリアの最奥の村キャンジン・ゴンパ近くにあるキャンジン・リ。キャンジン・ゴンパから往復3時間程度で登れるヒマラヤ絶景スポットです。こちらの標高、「地球の歩き方」には4550mと掲載されていますが、地図によっては4773mと書かれていることも。223mの誤差って、「誤差」の範囲を超えている気がします。
世界最高峰エベレストも公式には8848mですが、8850mと測量結果もありますので、標高を測定するのって難しいんですね。
トレッキングガイドが、お手持ちのガイドブックと違う高さを説明するときもあるかもしれません。でも、それはこういう事情があるからなんです。決してガイドが間違っているわけではありません。まぁ、ただ単に間違っている時もあるかもしれませんが・・・。
- ナガルコットからのヒマラヤが見える条件
-
エリア:
- アジア>ネパール>ナガルコット
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 ハイキング・登山
- 投稿日:2013/01/28 18:51
- コメント(0)
カトマンズ近郊のヒマラヤスポットとして人気の高いナガルコット。普通に考えたら、「乾季で晴れている日は、ヒマラヤが見える」と思いますよね。私もつい最近までそう思っていました。でも、この前行った時は、雲ひとつない快晴だったのに、あまり見えなかったんです・・・。
この画像でわかるでしょうか?遠くにぼんやりと見える程度・・・。この程度しか見えないなら、わざわざナガルコットに来た意味がありません。ご来光は、とってもきれいに見えたのに、ヒマラヤはほとんど見えないなんて・・・。
以前来た時は、ご来光は雲海に隠れて見えなかったのですが、ヒマラヤはきれいに見えたんです。晴れていても見えない日がある、雲があっても見える日はある。
一体どういう条件だったら、ヒマラヤが見えるのか。ナガルコットのホテルの人に聞いてみたら、「わからないなぁ。運じゃないかな?」だそうです。ナガルコットに住んでいる人がわからないなら、誰にもわからないですね・・・。
この画像でわかるでしょうか?遠くにぼんやりと見える程度・・・。この程度しか見えないなら、わざわざナガルコットに来た意味がありません。ご来光は、とってもきれいに見えたのに、ヒマラヤはほとんど見えないなんて・・・。
以前来た時は、ご来光は雲海に隠れて見えなかったのですが、ヒマラヤはきれいに見えたんです。晴れていても見えない日がある、雲があっても見える日はある。
一体どういう条件だったら、ヒマラヤが見えるのか。ナガルコットのホテルの人に聞いてみたら、「わからないなぁ。運じゃないかな?」だそうです。ナガルコットに住んでいる人がわからないなら、誰にもわからないですね・・・。
- 国立公園入域料が値上がりしました
-
エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:観光地 ハイキング・登山
- 投稿日:2012/06/21 16:05
- コメント(0)
本日6月21日より、ネパールの国立公園入域料が値上がりになりました。
観光客が多く訪れる国立公園の入域料金は以下の通りです。
*サガルマータ国立公園=エベレストトレッキング
1000ルピーから3000ルピーへ
*ランタン国立公園=ランタントレッキング
1000ルピーから3000ルピーへ
*チトワン国立公園=ジャングルサファリ
500ルピーから1500ルピーへ
今までの3倍(!)の価格です。強気の値上げとかそんなレベルではなく、理解できないほどの値上がり。「取れるところからは、がっちりお金を取る!」というネパール精神そのものです。
主要トレッキングエリアのアンナプルナエリアで必要なACAP(アンナプルナ保護区プロジェクト)許可証は現在のところ2000ルピーのままですが、「エベレストとランタンが値上げしたなら、うちも値上げしちゃおう!」となりそうな気もします・・・。
観光客が多く訪れる国立公園の入域料金は以下の通りです。
*サガルマータ国立公園=エベレストトレッキング
1000ルピーから3000ルピーへ
*ランタン国立公園=ランタントレッキング
1000ルピーから3000ルピーへ
*チトワン国立公園=ジャングルサファリ
500ルピーから1500ルピーへ
今までの3倍(!)の価格です。強気の値上げとかそんなレベルではなく、理解できないほどの値上がり。「取れるところからは、がっちりお金を取る!」というネパール精神そのものです。
主要トレッキングエリアのアンナプルナエリアで必要なACAP(アンナプルナ保護区プロジェクト)許可証は現在のところ2000ルピーのままですが、「エベレストとランタンが値上げしたなら、うちも値上げしちゃおう!」となりそうな気もします・・・。
- ランタントレッキング その7〜食事編〜
-
エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:ハイキング・登山
- 投稿日:2012/05/18 18:59
- コメント(0)
今回は、トレッキング中に食べたものをご紹介します。
トレッキング中のロッジでの主なメニューは、ダルバート(ネパールの国民食で豆ループと野菜のカレー炒めと白米のセット)、モモ(ネパール風餃子)、フライドポテト、フライドライス、チョウメン(ネパール風焼きそば)、ピザなどです。結構色々なメニューが食べられますが、標高が上がることに比例して値段が上がるし、反比例して味が落ちます。
山の中では、基本カマドでご飯を作ります。
ご飯ができるのを待っている時も、カマドの前に座っていれば暖かいですよ。もちろん、邪魔にならないように。
トレッキング中は、基本的にダルバートを食べていました。ランタンエリアでは、お肉はないのでベジ・ダルバートのみです。お肉が好きな人は、シャブルベンシでしっかり食べておきましょう。そして、山から下りてきた後に肉を食べると、「お肉って美味しい〜!」と感動しますよ。ラマホテル(2340m)以降は、ジャガイモや人参、キャベツしか野菜がとれないそうで、カトマンズのレストランに比べて質素で淋しいダルバートになってしまうのは仕方のないこと。
これは、ランタン村で食べたダルバートです。ちょっと質素ですが、お替りは自由です。
ランタンエリアは、ヤクの放牧で有名な場所です。ヤクのミルクを使って、チーズやヨーグルト、バターを作っています。キャンジン・ゴンパにはチーズファクトリーがあり、量り売りしてくれます。
ヤクのチーズは日本のプロセスチーズよりもちょっとクセがありますが、それほど臭いもきつくないので、食べやすいと思います。
こちらは、ヤク・ヨーグルト。ランタン村近くの茶屋などでは、手作りヨーグルトを売りにしています。これも美味しかった〜。
ヤクチーズを使った料理がこちら。フライド・チーズモモ。中にはチーズがぎっしり入っていて、結構なボリュームでした。
こちらは、フライドポテトwithチーズ&ベジタブル。私のお気に入りです。トレッキングエリアでのフライドポテトはこんな感じです。山の中で取れるジャガイモは、素朴な味で美味しいですよ。
こちらは、ピザです。これはラマホテルで食べたもので、こちらも美味しかったです。ただ、高所だとトマトが取れないので、高所で頼むピザはちょっと地雷かもしれません・・・。トマトが取れる標高で注文したほうが良いでしょう。
朝ごはんは、基本的にチベタンブレッドを食べてました。こちらがランタンエリアのチベタンブレッドです。
普通チベタンブレッドっていうとこういうものなんですが、
ランタンエリアでのチベタンブレッドは揚げないそうです。私は揚げてあるチベタンブレッドが好きなので、ちょっと残念でした・・・。
私の食べたものは全部美味しかったのですが、ネパールの山奥で作る料理は「地雷」が含まれている可能性があります。日本人の口には合わないようなものですね。私は、パスタ辺りが怪しいと予想しております。ダルバートやチョウメン、フライドライス、モモあたりはネパール料理として一般的なものなので、地雷に当たる確率も低いとは思いますが。「標高が高く、車も通れないネパールの山奥」なので、そこは優しい気持ちで挑戦してみてください。
以上でランタントレッキングの情報は終わりです。少しでもトレッキングに興味を持ってもらえたり、トレッキングの具体的にイメージしてもらえたらと嬉しいです。
トレッキング中のロッジでの主なメニューは、ダルバート(ネパールの国民食で豆ループと野菜のカレー炒めと白米のセット)、モモ(ネパール風餃子)、フライドポテト、フライドライス、チョウメン(ネパール風焼きそば)、ピザなどです。結構色々なメニューが食べられますが、標高が上がることに比例して値段が上がるし、反比例して味が落ちます。
山の中では、基本カマドでご飯を作ります。
ご飯ができるのを待っている時も、カマドの前に座っていれば暖かいですよ。もちろん、邪魔にならないように。
トレッキング中は、基本的にダルバートを食べていました。ランタンエリアでは、お肉はないのでベジ・ダルバートのみです。お肉が好きな人は、シャブルベンシでしっかり食べておきましょう。そして、山から下りてきた後に肉を食べると、「お肉って美味しい〜!」と感動しますよ。ラマホテル(2340m)以降は、ジャガイモや人参、キャベツしか野菜がとれないそうで、カトマンズのレストランに比べて質素で淋しいダルバートになってしまうのは仕方のないこと。
これは、ランタン村で食べたダルバートです。ちょっと質素ですが、お替りは自由です。
ランタンエリアは、ヤクの放牧で有名な場所です。ヤクのミルクを使って、チーズやヨーグルト、バターを作っています。キャンジン・ゴンパにはチーズファクトリーがあり、量り売りしてくれます。
ヤクのチーズは日本のプロセスチーズよりもちょっとクセがありますが、それほど臭いもきつくないので、食べやすいと思います。
こちらは、ヤク・ヨーグルト。ランタン村近くの茶屋などでは、手作りヨーグルトを売りにしています。これも美味しかった〜。
ヤクチーズを使った料理がこちら。フライド・チーズモモ。中にはチーズがぎっしり入っていて、結構なボリュームでした。
こちらは、フライドポテトwithチーズ&ベジタブル。私のお気に入りです。トレッキングエリアでのフライドポテトはこんな感じです。山の中で取れるジャガイモは、素朴な味で美味しいですよ。
こちらは、ピザです。これはラマホテルで食べたもので、こちらも美味しかったです。ただ、高所だとトマトが取れないので、高所で頼むピザはちょっと地雷かもしれません・・・。トマトが取れる標高で注文したほうが良いでしょう。
朝ごはんは、基本的にチベタンブレッドを食べてました。こちらがランタンエリアのチベタンブレッドです。
普通チベタンブレッドっていうとこういうものなんですが、
ランタンエリアでのチベタンブレッドは揚げないそうです。私は揚げてあるチベタンブレッドが好きなので、ちょっと残念でした・・・。
私の食べたものは全部美味しかったのですが、ネパールの山奥で作る料理は「地雷」が含まれている可能性があります。日本人の口には合わないようなものですね。私は、パスタ辺りが怪しいと予想しております。ダルバートやチョウメン、フライドライス、モモあたりはネパール料理として一般的なものなので、地雷に当たる確率も低いとは思いますが。「標高が高く、車も通れないネパールの山奥」なので、そこは優しい気持ちで挑戦してみてください。
以上でランタントレッキングの情報は終わりです。少しでもトレッキングに興味を持ってもらえたり、トレッキングの具体的にイメージしてもらえたらと嬉しいです。
- タグ:
- ランタントレッキング
1 - 5件目まで(11件中)