マウントフジ・アドベンチャーのネパール旅行情報

ネパールは、犬が多い。野良犬も多いし、一軒家には必ずと言って良いほど番犬代わりの犬がいる。一軒家にはパグやラブラドールなどの純血種も一応いるが、多くは雑種。野良犬はもちろん雑種。昨日、こんな雑種の犬を見かけた。



顔は黒毛なのに、体は茶毛。見事なわかれ具合。「The 雑種！」の犬。尻尾をパタパタ振っていて、顔もかわいい犬だった。

犬関連で、もう一つ画像を。




近所の広場にいる野良犬なのだが、なぜかいつも口にカップがはめられている。噛み癖があるのか過度の吠え癖があるのか・・・。もし、噛み癖があるのだったら、危険を考えての処置だろう。でも、痩せてはいないので、24時間口にカップをはめられているわけではないようだ。日本だったら、「動物虐待」と言われそうだが・・・。犬にとっても相当のストレスなのだろう。目つきが厳しいのが、そのストレスを物語っている。

雑種の中には、「ブサカワ犬」も多いし、色々な雑種犬がいるのでついつい注目してしまう。でも、野良犬は予防接種なんてしていないので、危ないので不必要に近寄ってはいけません！

在ネパール日本大使館からのお知らせを転載します。

〜以下転載〜

５月３１日


最高裁判所裁判官射殺事件の発生とその注意喚起

本日（３１日）バネショールの路上において，最高裁判所の裁判官が拳銃で何者かに射殺されるという事件が発生しました。現在警察が捜査中で，この事件と現在の政治状況との関わりは判明していませんが，同様の事件が発生する可能性も否定できないことから，政府系施設等へはなるべく近づかないようにしてください。
また，人が多数集まっているところ，異様な状況が発生していると感じられる場所にも絶対に近づかないようにしてください。

※この情報は，お知り合いや旅行者等にもお知らせください。また，在留邦人で在留届を提出されていない方がおられましたら，大使館へ在留届を提出するようおすすめ願います。


大使館代表電話 ４４２６６８０

〜転載以上〜

ネパールの卵は、基本ばら売りです。1個Rs.8（約8円）。スーパーマーケットには、日本のようにパックに入ったものが売っていますが、普段野菜や日用品を買う個人商店では、ばら売りになっています。

日本では卵を買ってきたら、そのまま冷蔵庫へ入れますが、ネパールではその前に一仕事あります。




画像のように汚いんです。鶏の羽や糞、泥がついているのはいつものこと。これらをきれいに洗ってから、ようやく冷蔵庫に入れることができます。

「鳥の羽や糞がついている？ていうことは、新鮮卵？？？」と思う方もいるでしょうが、全くそんなことはありません。ネパールの卵はハズレが多いんです。個人商店の卵は、「それ、いつの？？？」というものも多く、家に帰って割ってみたら、べちゃ〜っとだらしなく広がったり、お皿に割り落とした衝撃で黄身が割れてしまうということもしばしば（どちらも新鮮じゃない証拠）。

衛生的でなく新鮮でない卵は、じっくり火を通さないと食べられません。卵かけご飯やトロトロ半熟オムライスなんて、絶対無理です。私は、怖くて絶対にできません。日本の卵って素晴らしい！

そんな中、たまに当たり卵（新鮮で黄身も白身もプックリしているもの）に出会うと、「お！ラッキー♪」と嬉しくなりますが、もちろんじっくり火を通してから食べます。

5月29日は、国際エベレスト（サガルマータ）デイです。サガルマータとは、ネパール語でエベレストのこと。

1953年5月29日にイギリス隊のエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイがエベレスト初登頂に成功したことを記念したものです。ネパール観光局では様々なイベントを予定しています。

エドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイは、ネパールでは英雄になっています（世界的に見てもそうですが）。特に、シェルパ族でありネパール人のテンジン・ノルゲイは、シヴァ神の再来とまで言われました。2人はエベレスト登頂後エベレスト地域の開発に尽力し、ルクラの空港は彼らの名前から「テンジン・ヒラリー空港」と名づけられています。


また、この5月29日には「テンジン・ヒラリー・エベレストマラソン」が毎年開催されます。エベレストベースキャンプ（5364ｍ）からナムチェ（3440ｍ）までのフルマラソンです。考えただけで息切れしてくる恐ろしいコースです。去年の優勝者のタイムは、3時間45分49秒。いくら下りとはいえ、この標高で、しかも舗装されていない山道を3時間45分で走る人がいるとは・・・。

興味のある方は、来年ぜひ挑戦してみて下さい！

本日、5月28日はガナタントラ・ディワース（リパブリック・デイ）で祝日です。

2008年5月28日に制憲議会が召集されて、王制の廃止と連邦民主共和制を宣言しました。ネパール王国から現在のネパール連邦民主共和国になった日です。

しかし、昨日の憲法制定期限日には、憲法は制定できず制憲議会も解散となりました。11月22日に新たな制憲議会のための選挙が行われると首相は宣言していますが、今後どうなるのか現段階で全く見通しが立っていません。今年のガナタントラ・ディワースは皮肉な感じがします。

そんな政治的混乱真っ最中の中でも、ガナタントラ・ディワースの祝典はしっかり開催されました。ネパール軍によるパレードが朝からテレビで生中継されていました。この祝典に来ている来賓のお偉方は、みんな魂が抜けた疲れきった顔をしていたのが印象的です。4年間の制憲議会とそれを巡るゴタゴタが全て無駄になったのですから、当然と言えますが。

昨晩はデモ隊と警察で衝突があり、数人の負傷者が出たとこのことですが、現在（2012年5月28日12時）はそれ以外の治安悪化等のニュースは報じられていません。しかし全く先行きが読めないので、しばらくはニュース報道に注意する必要がありそうです。