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エリア:
- 中近東 > トルコ > エフェソス
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テーマ:
- 観光地
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本日は世界最大級の古代都市遺跡として有名なエフェスをご紹介致します。
エフェスはトルコ西部に位置する小アジアの古代の都市。古典ギリシア語読みではエペソス、エフェソ、エペソとも表記され、現在はトルコ語でエフェス(Efes)と呼ばれています。
古典期のエフェスはアルテミス崇拝で著名であった為、紀元前356年、エフェスのアルテミス神殿に放火すれば後世に名が残ると考えて実行した者がおり、このとき神殿は完全に焼尽してしまいました。エフェスの市民は記録にこの男の名を留めまいとして、あらゆる公的記録からその名を削ったにもかかわらず、ヘロスタトスという名が伝わっています。その後アルテミス神殿は再建され、世界の七不思議の一つに数えられました。
エフェスはヘレニズム都市として栄えましが、、紀元前2世紀に共和制ローマの支配下に入り、アシア属州の首府とされ、東地中海交易の中心となりました。現在残るアルテミス神殿の遺構はローマ時代に建てられたもので、巨大な図書館と劇場を備えていました。劇場は当時最大のもので、5万人が収容されたそうです。エフェスの繁栄は港湾によるところが大きかったのですが、土砂の沈降により2世紀頃から港湾の規模は縮小されていきました。
大劇場
ケルスス図書館
ハドリアヌス神殿
エフェスには比較的早くキリスト教が入り、新約聖書にはエフェスの教会にあてた書簡があります。(真筆書簡かどうかには疑いがあるそうですが。)又、イエスの母マリアも使徒ヨハネとともにエフェスで余生を送ったと伝えられています。
東ローマ帝国の下でも、エフェスは引き続きアシア属州の首都として繁栄し、政治と経済の中心であり、また府主教座が置かれる教会行政の中心でもありました。多神教が禁止された後、一部アルテミス神殿や劇場は街の建築資材を得る場所とされ、石材が搬出されるとともに、一部は住宅地に侵食されていきました。又、エフェスの神殿の石材の一部はコンスタンティノポリスの建築資材としても使われたそうです。
アルテミス神殿跡
聖ヨハネ教会
聖母マリアの家
現在のエフェスは、世界最大級の大規模な古代都市遺跡として有名で世界各国からの観光客が訪れトルコの重要な観光地の1つになっています。アルテミス神殿の遺跡、イエスの母マリアが晩年を過ごしたといわれる地に建てられた礼拝堂『聖母マリアの家』、聖ヨハネ教会、などがあり、聖母マリアの家』には、バチカンからの代表者が毎年参拝するほか、歴代のローマ教皇も訪問しています。(1967年パウロ6世、1979年ヨハネ・パウロ2世、2006年ベネディクト16世)
又、エフェスから約8km程の位置にはトルコの世界遺産として知られるサフランボルにその家並みが似ていることから第二のサフランボルとも言われる昔のギリシャ人村、シリンジェ村があります。エーゲ海地方名産のワインやオリーブオイルなどが売られていて観光客に人気の場所です。
イスタンブールからご紹介したエフェスへは国内線をご利用の場合はイズミール空港が窓口となります。イズミールへは便数も多く、ほぼ1時間に1便国内線が出ています。イズミール空港からエフェスへは、約80km車での移動になります。
朝早めの国内線をご利用頂ければ、夜の便でイスタンブールへ戻ることもできます。
又、ご宿泊をお考えの場合はエーゲ海のリゾート地としてヨーロッパ人に人気のある以前ご紹介した事もあるクシャダスはいかがでしょうか?
翌日は車で約3時間程の距離にあるトルコの世界遺産のひとつであるパムッカレへ行かれることもできます。
これからの季節観光+リゾート気分を味わうことができます。
エフェスはトルコ西部に位置する小アジアの古代の都市。古典ギリシア語読みではエペソス、エフェソ、エペソとも表記され、現在はトルコ語でエフェス(Efes)と呼ばれています。
古典期のエフェスはアルテミス崇拝で著名であった為、紀元前356年、エフェスのアルテミス神殿に放火すれば後世に名が残ると考えて実行した者がおり、このとき神殿は完全に焼尽してしまいました。エフェスの市民は記録にこの男の名を留めまいとして、あらゆる公的記録からその名を削ったにもかかわらず、ヘロスタトスという名が伝わっています。その後アルテミス神殿は再建され、世界の七不思議の一つに数えられました。
エフェスはヘレニズム都市として栄えましが、、紀元前2世紀に共和制ローマの支配下に入り、アシア属州の首府とされ、東地中海交易の中心となりました。現在残るアルテミス神殿の遺構はローマ時代に建てられたもので、巨大な図書館と劇場を備えていました。劇場は当時最大のもので、5万人が収容されたそうです。エフェスの繁栄は港湾によるところが大きかったのですが、土砂の沈降により2世紀頃から港湾の規模は縮小されていきました。
大劇場
ケルスス図書館
ハドリアヌス神殿
エフェスには比較的早くキリスト教が入り、新約聖書にはエフェスの教会にあてた書簡があります。(真筆書簡かどうかには疑いがあるそうですが。)又、イエスの母マリアも使徒ヨハネとともにエフェスで余生を送ったと伝えられています。
東ローマ帝国の下でも、エフェスは引き続きアシア属州の首都として繁栄し、政治と経済の中心であり、また府主教座が置かれる教会行政の中心でもありました。多神教が禁止された後、一部アルテミス神殿や劇場は街の建築資材を得る場所とされ、石材が搬出されるとともに、一部は住宅地に侵食されていきました。又、エフェスの神殿の石材の一部はコンスタンティノポリスの建築資材としても使われたそうです。
アルテミス神殿跡
聖ヨハネ教会
聖母マリアの家
現在のエフェスは、世界最大級の大規模な古代都市遺跡として有名で世界各国からの観光客が訪れトルコの重要な観光地の1つになっています。アルテミス神殿の遺跡、イエスの母マリアが晩年を過ごしたといわれる地に建てられた礼拝堂『聖母マリアの家』、聖ヨハネ教会、などがあり、聖母マリアの家』には、バチカンからの代表者が毎年参拝するほか、歴代のローマ教皇も訪問しています。(1967年パウロ6世、1979年ヨハネ・パウロ2世、2006年ベネディクト16世)
又、エフェスから約8km程の位置にはトルコの世界遺産として知られるサフランボルにその家並みが似ていることから第二のサフランボルとも言われる昔のギリシャ人村、シリンジェ村があります。エーゲ海地方名産のワインやオリーブオイルなどが売られていて観光客に人気の場所です。
イスタンブールからご紹介したエフェスへは国内線をご利用の場合はイズミール空港が窓口となります。イズミールへは便数も多く、ほぼ1時間に1便国内線が出ています。イズミール空港からエフェスへは、約80km車での移動になります。
朝早めの国内線をご利用頂ければ、夜の便でイスタンブールへ戻ることもできます。
又、ご宿泊をお考えの場合はエーゲ海のリゾート地としてヨーロッパ人に人気のある以前ご紹介した事もあるクシャダスはいかがでしょうか?
翌日は車で約3時間程の距離にあるトルコの世界遺産のひとつであるパムッカレへ行かれることもできます。
これからの季節観光+リゾート気分を味わうことができます。
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