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エリア:
- 沖縄 > 沖縄本島 > 沖縄(コザ)・中城
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テーマ:
- ビーチ・島
- / ゴルフ
へっぽこ初心者ゴルファーがお贈りする
ゴルフコースレポ
今回は沖縄本島 北中城の
「大西テェラスゴルフクラブ」ミドルコースです。
誤植ではありません! 「テェラス」 が正式です!!
ひとことで言って・・・ひとことで・・・。
「おもしろい!」
ニーハイソックスにミニスカでブランドもののウエアと高級クラブセットを持つようなオネエチャンをお連れするにはまったく適しません!!
愛をもって言います!
「このゴルフ場 ゆる〜い!」
いわゆる「ゴルフ」とは違うスポーツなんじゃないかというゆるさです。
でも・・
個人的には大好き!!!
アフターゴルフの車内トークがパーティで爆笑になること請け合いな、
違った意味で「面白い」コースです。
まず、
「レディースティがアバウト」
(※レディースティとは非力な女子が前方から打てる場所)
レディースというか、一応、バックとフロントティのヤード表示があるにはあります。
でも 最初の3ホールくらいまではちゃんと、赤いマークのフロントティグランドがあるけども、その後、ぷつっと無くなる・・無くなるのだ!!
跡形もない!!
例えば
BT 219ヤード
FT 185ヤード
そのように書いてあっても、24ヤード前には何もない。
平らな土地すらない!! どっから打てばいいの!!?
同行者と「ええええー!?」と声を出して笑ったのが
北の7ホールのレギュラーTから打って、カートで進む道すがら
立派な「レディースティ120ヤード」の看板があるのだけど、それが
レギュラーよりもグリーンに遠く、打ちづらく
「ん? このホールのレディースTか?? 他のコースの?」と思うほど謎な位置なのだ。結局、そこから打つことはなかったです。謎過ぎる!
そしてコース上の残りヤード表示が、ほぼない、か朽ちていて読めない。
せめて100だけでもいい!残ヤード表示は欲しい。
全部がだめだめなゴルフ場かと思いきや
グリーンやフェアウェイの管理はいいのだ、これが。快適と言ってもいい。
そしてカートも最新で手入れも良くぴかぴか!
「コース全体・・「おもしろい」」
ご存知北中城は、中世の城が立てられるほどの高い場所にあり、天然の要害と言えるほど海に向かって急斜面で、そこに18ホールがかなり頭をひねって作られているので、コースレイアウトが凄い。
他のコースでもホール間の距離が長く、カートに乗る時間が多いコースて確かにあるけど、
この大西テラスの場合は「長い」んじゃなくて「凄い」のです。
ジェットコースターの落下前のような急こう配あり、
公道をまたぐ橋のようなカート専用路あり。
ちゃんと捕まってないと落ちそうになる難所あり。
「おいおいおい・・」と何度も口に出てしまうほど、カート移動がアトラクション。
18ホール終わった後はなんか、探検もののテーマパークに行った気分になりました。
<名物ホール>
もう全てが名物と言っていいでしょう・・・。
・南 第4ホール
物凄い短いショートなのに、木々でグリーン見えず
ちょっとずれると、隣のホールへの傾斜
Tグランドに立ってひとこと
「どこに打てばいいんだ・・・」
・北第1ホール
後半1発目 ここから コース上にお墓が出てきます。
ご存知沖縄のお墓は亀甲墓といって非常に大きく小さい家のような門構えがあり、地中に埋めるというより、斜面に横穴で入口があるものが主流です。
↓が一般的な亀甲墓
これがコースのいたるところに・・。
この北第一ホールはまだ序の口で
進むに従い、もう、コースにお墓があるんじゃなくて、お墓のなかにコースがあるという感じになってきます。
ご覧頂けるでしょうか?
もともと沖縄では先祖崇拝の考え方と、お墓の形状から、内地ほど「お墓≒怖いものという考えがなく、身近なものではあるんですが、お墓の周囲までしっかり、ラフの芝が綺麗に這わされていて、もう一体化した姿は美しさすら漂います・・。
最初は「打ちこんだらごめんなさい」と頭を下げてから打ってましたが、途中からもう、こりゃ打ちこまないほうがおかしい、と諦めました。
でも不思議とお墓密集地帯でも一度も打ちこまなかったです。
それにしてもティグランドの下がお墓の納骨部だったりした時はもう、どうしていいかわからないです。
どうしてここをゴルフ場にしたのでしょうか??
年に数回、お墓の前で飲食をして先祖とともに過ごすという行事が沖縄にはあるんですが、その時このコースはどうなってるんでしょうか?
カートでお墓まで行き、プレイはやはり中断でしょうか?
・北 第5ホール
一旦軽い打ち上げ。その先はまた少し下っているようで、グリーンはおろか、セカンドあたりにいるであろう前の組も見えません・
「どこに打てば? いつ打てばいいの?」
「もうそろそろ打っていいかな」と打ち始めた時
遠くから
「カーン」という鐘の音が・・。
そう。行ってからわかりましたが、このホール終わったら叩いてね。という案内と鐘がグリーン脇に・・。
そんなの、Tグランドにも書いとかなきゃ・・。初めての人はわからんよぉ・・。
・北第6ホール
そして鐘を鳴らしたあとのこのホール。
「Tグランド どこ??」
と見渡すと
鐘の脇に、傾斜のある一人用の動く歩道が・・・
↓
丘の上にあるので、この傾斜のついたベルトコンベアで人だけ運ばれるわけ。
上がった分だけ打ちおろしなこのホール。
まさに、お墓の隙間から、お墓達の真ん中にあるグリーンへ打ちおろす・・。
キング・オブ・名物ホールと言えましょう。
全ホール
「?」が頭につくほど、不思議で面白いことがおきます。
でも、北中の丘の上にあるだけあって、景色は綺麗で、
東海岸だけでなく、西海岸北谷の海まで見渡せます。
なかなかないでしょうね、このロケーション。
そしてこのロケだけに、オスプレイも見放題です。
さて問題のクラブハウス 食事&お風呂です。
冒頭に書いたとおり「オネエちゃん」連れにおすすめできないのはこのあたりでしょうか?
お風呂は、よく離島にある民宿のお風呂を思い起こさせます。
古風といいましょうか。
タオルは従業員のおばちゃん家から持ってきたの?というバリエーションで
民宿のように、洗濯機&乾燥機がデデン!
脱衣所のテラスはとってもワイドオープンで、海が見えるのはいいのですが
洗面台のでかい鏡には、カートで登ってるくおじいが映り込む・・。
向こうが映ってるということは、こちらも映ってるってことよね・・。
この辺が気になる女子には絶対無理な場所です。
でも、古いからといって不潔なわけではなくて、
大事にしっかり手入れされている感じは伝わります。
従業員のおばちゃんも親切で、
扇風機を回してくれたり、気さくに声をかけてくれます。
最初はよくゲストハウスにある、とても使えません・・的な風呂場かと
思いきや、まったく問題ないです。
綿棒も、マジックや輪ゴムとかと一緒ではありますが(家みたい・・)ちゃんとありました。
食事は・・
うーん 並
しかも13:50に上がってったら
「バイキングの食事は2時にさがりますから」って
なら最初に言っておいてくれ!!という感じではありますが
まあ、これがパブリックコースというもんでしょうか?
クラブハウスは全体的に
田舎のおじいちゃんち、か離島の民宿を思わせますが
それもひっくるめて
沖縄らし〜い ゆるさが心地いいゴルフ場でした。
ゴルフコースレポ
今回は沖縄本島 北中城の
「大西テェラスゴルフクラブ」ミドルコースです。
誤植ではありません! 「テェラス」 が正式です!!
ひとことで言って・・・ひとことで・・・。
「おもしろい!」
ニーハイソックスにミニスカでブランドもののウエアと高級クラブセットを持つようなオネエチャンをお連れするにはまったく適しません!!
愛をもって言います!
「このゴルフ場 ゆる〜い!」
いわゆる「ゴルフ」とは違うスポーツなんじゃないかというゆるさです。
でも・・
個人的には大好き!!!
アフターゴルフの車内トークがパーティで爆笑になること請け合いな、
違った意味で「面白い」コースです。
まず、
「レディースティがアバウト」
(※レディースティとは非力な女子が前方から打てる場所)
レディースというか、一応、バックとフロントティのヤード表示があるにはあります。
でも 最初の3ホールくらいまではちゃんと、赤いマークのフロントティグランドがあるけども、その後、ぷつっと無くなる・・無くなるのだ!!
跡形もない!!
例えば
BT 219ヤード
FT 185ヤード
そのように書いてあっても、24ヤード前には何もない。
平らな土地すらない!! どっから打てばいいの!!?
同行者と「ええええー!?」と声を出して笑ったのが
北の7ホールのレギュラーTから打って、カートで進む道すがら
立派な「レディースティ120ヤード」の看板があるのだけど、それが
レギュラーよりもグリーンに遠く、打ちづらく
「ん? このホールのレディースTか?? 他のコースの?」と思うほど謎な位置なのだ。結局、そこから打つことはなかったです。謎過ぎる!
そしてコース上の残りヤード表示が、ほぼない、か朽ちていて読めない。
せめて100だけでもいい!残ヤード表示は欲しい。
全部がだめだめなゴルフ場かと思いきや
グリーンやフェアウェイの管理はいいのだ、これが。快適と言ってもいい。
そしてカートも最新で手入れも良くぴかぴか!
「コース全体・・「おもしろい」」
ご存知北中城は、中世の城が立てられるほどの高い場所にあり、天然の要害と言えるほど海に向かって急斜面で、そこに18ホールがかなり頭をひねって作られているので、コースレイアウトが凄い。
他のコースでもホール間の距離が長く、カートに乗る時間が多いコースて確かにあるけど、
この大西テラスの場合は「長い」んじゃなくて「凄い」のです。
ジェットコースターの落下前のような急こう配あり、
公道をまたぐ橋のようなカート専用路あり。
ちゃんと捕まってないと落ちそうになる難所あり。
「おいおいおい・・」と何度も口に出てしまうほど、カート移動がアトラクション。
18ホール終わった後はなんか、探検もののテーマパークに行った気分になりました。
<名物ホール>
もう全てが名物と言っていいでしょう・・・。
・南 第4ホール
物凄い短いショートなのに、木々でグリーン見えず
ちょっとずれると、隣のホールへの傾斜
Tグランドに立ってひとこと
「どこに打てばいいんだ・・・」
・北第1ホール
後半1発目 ここから コース上にお墓が出てきます。
ご存知沖縄のお墓は亀甲墓といって非常に大きく小さい家のような門構えがあり、地中に埋めるというより、斜面に横穴で入口があるものが主流です。
↓が一般的な亀甲墓
これがコースのいたるところに・・。
この北第一ホールはまだ序の口で
進むに従い、もう、コースにお墓があるんじゃなくて、お墓のなかにコースがあるという感じになってきます。
ご覧頂けるでしょうか?
もともと沖縄では先祖崇拝の考え方と、お墓の形状から、内地ほど「お墓≒怖いものという考えがなく、身近なものではあるんですが、お墓の周囲までしっかり、ラフの芝が綺麗に這わされていて、もう一体化した姿は美しさすら漂います・・。
最初は「打ちこんだらごめんなさい」と頭を下げてから打ってましたが、途中からもう、こりゃ打ちこまないほうがおかしい、と諦めました。
でも不思議とお墓密集地帯でも一度も打ちこまなかったです。
それにしてもティグランドの下がお墓の納骨部だったりした時はもう、どうしていいかわからないです。
どうしてここをゴルフ場にしたのでしょうか??
年に数回、お墓の前で飲食をして先祖とともに過ごすという行事が沖縄にはあるんですが、その時このコースはどうなってるんでしょうか?
カートでお墓まで行き、プレイはやはり中断でしょうか?
・北 第5ホール
一旦軽い打ち上げ。その先はまた少し下っているようで、グリーンはおろか、セカンドあたりにいるであろう前の組も見えません・
「どこに打てば? いつ打てばいいの?」
「もうそろそろ打っていいかな」と打ち始めた時
遠くから
「カーン」という鐘の音が・・。
そう。行ってからわかりましたが、このホール終わったら叩いてね。という案内と鐘がグリーン脇に・・。
そんなの、Tグランドにも書いとかなきゃ・・。初めての人はわからんよぉ・・。
・北第6ホール
そして鐘を鳴らしたあとのこのホール。
「Tグランド どこ??」
と見渡すと
鐘の脇に、傾斜のある一人用の動く歩道が・・・
↓
丘の上にあるので、この傾斜のついたベルトコンベアで人だけ運ばれるわけ。
上がった分だけ打ちおろしなこのホール。
まさに、お墓の隙間から、お墓達の真ん中にあるグリーンへ打ちおろす・・。
キング・オブ・名物ホールと言えましょう。
全ホール
「?」が頭につくほど、不思議で面白いことがおきます。
でも、北中の丘の上にあるだけあって、景色は綺麗で、
東海岸だけでなく、西海岸北谷の海まで見渡せます。
なかなかないでしょうね、このロケーション。
そしてこのロケだけに、オスプレイも見放題です。
さて問題のクラブハウス 食事&お風呂です。
冒頭に書いたとおり「オネエちゃん」連れにおすすめできないのはこのあたりでしょうか?
お風呂は、よく離島にある民宿のお風呂を思い起こさせます。
古風といいましょうか。
タオルは従業員のおばちゃん家から持ってきたの?というバリエーションで
民宿のように、洗濯機&乾燥機がデデン!
脱衣所のテラスはとってもワイドオープンで、海が見えるのはいいのですが
洗面台のでかい鏡には、カートで登ってるくおじいが映り込む・・。
向こうが映ってるということは、こちらも映ってるってことよね・・。
この辺が気になる女子には絶対無理な場所です。
でも、古いからといって不潔なわけではなくて、
大事にしっかり手入れされている感じは伝わります。
従業員のおばちゃんも親切で、
扇風機を回してくれたり、気さくに声をかけてくれます。
最初はよくゲストハウスにある、とても使えません・・的な風呂場かと
思いきや、まったく問題ないです。
綿棒も、マジックや輪ゴムとかと一緒ではありますが(家みたい・・)ちゃんとありました。
食事は・・
うーん 並
しかも13:50に上がってったら
「バイキングの食事は2時にさがりますから」って
なら最初に言っておいてくれ!!という感じではありますが
まあ、これがパブリックコースというもんでしょうか?
クラブハウスは全体的に
田舎のおじいちゃんち、か離島の民宿を思わせますが
それもひっくるめて
沖縄らし〜い ゆるさが心地いいゴルフ場でした。