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エリア:
- ヨーロッパ > イタリア > イタリアその他の都市
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テーマ:
- 観光地
- / 街中・建物・景色
- / お祭り・イベント
ミラノとヴェネツィアの中間にあるロンバルディア州ブレシャ県は、ミラノ(93km)、ベルガモ(52km)、ヴェローナ(66km)、クレモナ(52km)まで1時間足らず、ヴェネツィアへも2時間で行ける距離にあります。
ブレシャ県はガルダ湖、イゼオ湖が東西にある「湖の大地」で、特にガルダ湖畔の風光明媚な街シルミオーネ、サロなどが有名です。他にも芸術の街ブレシャ、世界遺産ヴァル・カモニカの岩絵、フランチャコルタのワインエリア等、リピーターやリゾート観光向けの観光資源に恵まれています。県内には5ツ星ホテルが10軒、4ツ星ホテルも100軒以上ある他、アグリトゥリズモ、B&Bなど宿泊施設も整っています。
■ ブレシャ市(Brescia) 芸術とイベント
ブレシャの街は古代ローマ、ロンゴバルド、ルネッサンスからナポレオン時代と歴史を重ねています。市内には紀元1世紀の古代ローマ遺跡カピトリーノ神殿の他、ロンゴバルド時代や中世の興味深い建物も残っています。16世紀にはこの地を中心にブレシャ派とよばれる芸術家達が活躍し、トシオ・マルティネンゴ絵画館ではブレシャ絵画の巨匠達の作品が鑑賞できます。また、ロンゴバルド時代の建物サンタ・ジュリア市立博物館では様々な美術展覧会も開催されています。
また、ブレシャ出身の著名ピアニスト、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリにちなみ、毎年4〜6月にかけて国際ピアノフェスティバルが、ブレシャのグランデ劇場とベルガモで開催されています。
※「国際ピアノフェスティバル」公式サイト
URL http://www.festivalpianistico.it/ (イタリア語)
ブレシャ市は歴史的なイタリア縦断クラシック・カーレース「ミッレ・ミリア」(Mille Miglia)の発着地点でもあり、毎年5月の開催時には街に300台ものクラシックカーやドライバー達、世界中からの観客が集まり、街はお祭り騒ぎとなります。
※「ミッレ・ミリア」公式サイト
URL http://www.millemiglia.it/ (イタリア語、英語)
■ ガルダ湖 (Lago di Garda)
〔ガルダ湖畔のリゾート地 シルミオーネ〕
イタリアで最も大きい「ガルダ湖」は、海のような広がりをもった開放的で地中海的な雰囲気の湖。ガルダ湖の中に突き出た半島にあるシルミオーネの街は、古代ローマの時代からリラックス、健康のため愛されてきたテルメ(温泉)の地で、近代的な温泉施設やエレガントなホテルが整備されたリゾート地です。湖畔に佇む中世の城や小路地が続く町並、半島の先にある古代遺跡「カトゥッロの洞窟」など、散策も楽しい人気の街です。
〔ガルダ湖と詩人達〕
古代ローマのカトゥルスから近代の小説家ジョイスまで、シルミオーネを中心にガル
ダ湖に魅せられた詩人は数多くいます。カトゥッロの洞窟で有名な古代ローマ時代の詩人カトゥルス(イタリア語読みでカトゥッロ)は、詩の中でシルミオーネを「半島の花」と讃えました。
中世からルネッサンス時代にかけても、ダンテ、ペトラルカやマキアヴェッリ、アリオスト、タッソーなど、この湖はイタリアの詩人や文人達にとってインスピレーションの源でもあったのです。文豪ゲーテも「この湖畔の魅力は言葉では表せない」ほど絶賛。若き兵士だったスタンダールも「この湖畔沿いの風景は世界で一番美しい」と述べています。
他にもリルケ、トーマス・マン、ノーベル文学賞作家 ハイゼ、ジイド、カフカ、結核療養のためガルダ湖に滞在した ヤコブセンや、D.H.ローレンス、カルドゥッチ、など、この湖を愛した文人達は数え切れません。
その一人、詩人のガブリエーレ・ダヌンツィオは、ガルダ湖畔のガルドーネ・リヴィエラにある居城「ヴィットリアーレ・デリ・イタリアーニ」(Il Vittoriale degli Italiani)を1938年の死に際してイタリア国民へ広大な敷地と独特な収集品と共に寄贈。今も大変ユニークな博物館として有名です。
■ イゼオ湖とモンテ・イゾラ島 (Lago d’Iseo)
イゼオ湖に浮かぶ島モンテ・イゾラは、湖内の島としてはヨーロッパ最大で(周囲9km、,面積は5平方km)、山の緑に包まれ、イタリアでも自然環境特別重要地区に指定されています。
標高600mの山頂にあるマドンナ・デッラ・チェリオラ聖所祈念堂(13世紀)は湖の守護聖堂で、ここからの湖の眺望は素晴らしく、ベルガモ県側、ブレシャ県側の両エリアを見渡せます。
島では車の数が制限されている事もあり、この島の魅力を満喫するには自転車を借りるか、小さな道を散策しながら歩くのが一番です。素朴な島民の文化や古い教会、石造りの質素な家など、写真におさめたくなるような情景にたくさん出会う事でしょう。
ブレシャ県はガルダ湖、イゼオ湖が東西にある「湖の大地」で、特にガルダ湖畔の風光明媚な街シルミオーネ、サロなどが有名です。他にも芸術の街ブレシャ、世界遺産ヴァル・カモニカの岩絵、フランチャコルタのワインエリア等、リピーターやリゾート観光向けの観光資源に恵まれています。県内には5ツ星ホテルが10軒、4ツ星ホテルも100軒以上ある他、アグリトゥリズモ、B&Bなど宿泊施設も整っています。
■ ブレシャ市(Brescia) 芸術とイベント
ブレシャの街は古代ローマ、ロンゴバルド、ルネッサンスからナポレオン時代と歴史を重ねています。市内には紀元1世紀の古代ローマ遺跡カピトリーノ神殿の他、ロンゴバルド時代や中世の興味深い建物も残っています。16世紀にはこの地を中心にブレシャ派とよばれる芸術家達が活躍し、トシオ・マルティネンゴ絵画館ではブレシャ絵画の巨匠達の作品が鑑賞できます。また、ロンゴバルド時代の建物サンタ・ジュリア市立博物館では様々な美術展覧会も開催されています。
また、ブレシャ出身の著名ピアニスト、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリにちなみ、毎年4〜6月にかけて国際ピアノフェスティバルが、ブレシャのグランデ劇場とベルガモで開催されています。
※「国際ピアノフェスティバル」公式サイト
URL http://www.festivalpianistico.it/ (イタリア語)
ブレシャ市は歴史的なイタリア縦断クラシック・カーレース「ミッレ・ミリア」(Mille Miglia)の発着地点でもあり、毎年5月の開催時には街に300台ものクラシックカーやドライバー達、世界中からの観客が集まり、街はお祭り騒ぎとなります。
※「ミッレ・ミリア」公式サイト
URL http://www.millemiglia.it/ (イタリア語、英語)
■ ガルダ湖 (Lago di Garda)
〔ガルダ湖畔のリゾート地 シルミオーネ〕
イタリアで最も大きい「ガルダ湖」は、海のような広がりをもった開放的で地中海的な雰囲気の湖。ガルダ湖の中に突き出た半島にあるシルミオーネの街は、古代ローマの時代からリラックス、健康のため愛されてきたテルメ(温泉)の地で、近代的な温泉施設やエレガントなホテルが整備されたリゾート地です。湖畔に佇む中世の城や小路地が続く町並、半島の先にある古代遺跡「カトゥッロの洞窟」など、散策も楽しい人気の街です。
〔ガルダ湖と詩人達〕
古代ローマのカトゥルスから近代の小説家ジョイスまで、シルミオーネを中心にガル
ダ湖に魅せられた詩人は数多くいます。カトゥッロの洞窟で有名な古代ローマ時代の詩人カトゥルス(イタリア語読みでカトゥッロ)は、詩の中でシルミオーネを「半島の花」と讃えました。
中世からルネッサンス時代にかけても、ダンテ、ペトラルカやマキアヴェッリ、アリオスト、タッソーなど、この湖はイタリアの詩人や文人達にとってインスピレーションの源でもあったのです。文豪ゲーテも「この湖畔の魅力は言葉では表せない」ほど絶賛。若き兵士だったスタンダールも「この湖畔沿いの風景は世界で一番美しい」と述べています。
他にもリルケ、トーマス・マン、ノーベル文学賞作家 ハイゼ、ジイド、カフカ、結核療養のためガルダ湖に滞在した ヤコブセンや、D.H.ローレンス、カルドゥッチ、など、この湖を愛した文人達は数え切れません。
その一人、詩人のガブリエーレ・ダヌンツィオは、ガルダ湖畔のガルドーネ・リヴィエラにある居城「ヴィットリアーレ・デリ・イタリアーニ」(Il Vittoriale degli Italiani)を1938年の死に際してイタリア国民へ広大な敷地と独特な収集品と共に寄贈。今も大変ユニークな博物館として有名です。
■ イゼオ湖とモンテ・イゾラ島 (Lago d’Iseo)
イゼオ湖に浮かぶ島モンテ・イゾラは、湖内の島としてはヨーロッパ最大で(周囲9km、,面積は5平方km)、山の緑に包まれ、イタリアでも自然環境特別重要地区に指定されています。
標高600mの山頂にあるマドンナ・デッラ・チェリオラ聖所祈念堂(13世紀)は湖の守護聖堂で、ここからの湖の眺望は素晴らしく、ベルガモ県側、ブレシャ県側の両エリアを見渡せます。
島では車の数が制限されている事もあり、この島の魅力を満喫するには自転車を借りるか、小さな道を散策しながら歩くのが一番です。素朴な島民の文化や古い教会、石造りの質素な家など、写真におさめたくなるような情景にたくさん出会う事でしょう。