1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 特派員ブログ
  3. Neomarsさん
  4. 自然・植物の記事一覧

  海外エリア: ヨーロッパ > フランス の他のブログはこちら|

フランス紀行

~フランスの社会・生活・文化に関する情報や日本社会との比較分析、世界各地を旅して発見した面白い情報をお届けします。~

プロフィール

ニックネーム:
Neomars
居住地:
ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
性別:
女性
会社名:
Tabet International en France
会社英字名:
Tabet International en France
会社所在地:
ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
業種:
現地ツアー企画・現地ガイドなど
自己紹介:
単なるスポット紹介やグルメを堪能することだけに飽き足らない旅慣れた日本人が欲している情報とは何か・・・。それは、「現地とコネクトすること」ことができる情報提供ではないかと思っています。表層に現れる現象の根拠を歴史的、文化的、社会的価値観の観点から探り、ついでに辛口ジョークや捻りの利いたブラックジョークも交えながら、「なるほど・・」と納得しながらクックックゥと笑って楽しんで頂ける情報提供をお約束します!

カレンダー
9月<2022年10月    
1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

記事一覧

1 - 3件目まで(3件中)

秋1
秋が深まる南フランス
エリア:
  • ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
テーマ:観光地 歴史・文化・芸術 自然・植物 
投稿日:2012/09/14 18:23
コメント(0)
新涼や やわらぐ陽光 背に浴びて 緑が萌える プラタナスの木

秋1

9月に入ってから、8月の最後の2週間にフランス全土を襲ったカニキュル(猛暑)が嘘だったかのそうに、涼しい日が続いています。

もっとも、カニキュルといっても、南仏はその対象ではなく、暑くても38度を超えることはなく、地味に暑かったというぐらいでしたが。

日本で38度となれば暑さもさることながら、湿気で窒息死してしまうでしょうが、ここでは、湿気が少なく、しかも海風が常に吹いていることから、日陰や室内にいれば、そう耐えられないわけではありません。

で、私も日中は家で息を潜め、日が陰る7時頃から買い物に出たり、散歩に出たりして、夜行性動物のように夜になって忙しくする生活を送っていました。

因みに、主としてカニキュルの直撃を受けたのは、ピレネー山脈やアーキテーヌと呼ばれる南西部からマッシブ・セントラルと呼ばれるフランス中部を経て、ストラスブールがある北東部にかけてでした。この地域は、夏は暑く、冬は寒くで、田園風景が美しく、フランス農業の恩恵を最もエンジョイできる地域ではあるものの、気候は厳しい地域だといえます。

しかしながら今では、朝晩は肌寒く、朝早く起きて窓を開け、外の新鮮でクリスピーな空気に包まれながら読書をすることもできなくなりました。

寮生活をしていた高校時代から早起きが習慣となり・・・・ちょっと年寄り臭いですが・・・、以来、朝の新鮮な空気のなかで勉強をしたり、新聞や本を読んだりするようになりました。空気も脳も冴えており、抵抗なく何でもどんどん吸収できるし、逆にアウトプットも盛んで、勉強や仕事が捗ります。

一時、仕事で東京暮らしをしていた時はそうでもありませんでしたが、緑溢れる南仏に移ってからは、朝の空気を「味わう」ことが一日の楽しみになりました。

朝の空気って、その土地の香りがするということをご存知でしょうか?田舎や都会という区別なく、その土地の匂いを堪能できるのが早朝だと私は思っています。

もっとも、東京やパリ、NYCやロンドンなどハイテクが支配する大都会になると、残念ながら最早「土地の匂い」といったものはなくなってしまうのですが・・・。

でも、アジアの諸都市にはまだ土地の匂いがあるのは皆さんもご存知だと思います。

たとえば、夏場の香港で朝散歩してみると、亜熱帯の湿気を含んだ重い空気に混じって、ゴミ箱から臭う残飯が腐り始めた若干スエタような匂いが街一帯に充満しています。

バンコクやホーチミン・シティーなどでは、寺院から流れ出てくる線香の香りなども混じり、南国の暖慢な朝にけだるさを添えるものとなっています。

南仏の朝にも独特の香りがあります。我が家は地中海からは少し離れた緑豊かな高台にあるので、海の香りというよりも、森林が醸し出す緑の香りに包まれています。

ここに住み始めて、朝起きるとベランダに出て深呼吸し、美味しい空気を満喫しながら、真っ青な空を見上げて、「おお、今日も晴天か・・」と思うことが習慣になりました。

9月になって、曇りの日もちらほら出てきますが、夏場は毎日「快晴!」というビックリマーク付きの日が続きます。ようやく今、スローダウンしはじめたか・・というかんじです。

そのせいか、照りつける太陽の光にも心持丸みが増し、肌に優しいものになりつつあるような気がします。

そして、空の色も、満天の蒼から、白味を帯びた秋の晴天へと移行するのが見えます。

そろそろ、秋が本格化する南フランスの朝が続くようになります。
タグ:
プロヴァンス 南フランス 南仏観光 ライフスタイル 南仏の気候 

PR
フランスに関する興味深い情報が満載です!
夕暮れの南フランス
夕暮れの南フランス
エリア:
  • ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
テーマ:街中・建物・景色 留学・長期滞在 自然・植物 
投稿日:2012/08/28 19:48
コメント(0)
蜩の 鳴きごえ閑ずむ 夕空に 名残惜しげな かすれ雲かな

夕暮れの南フランス

夏場のフランスで夕暮れ時となるのは、場所によっても若干の違いがありますが、ほぼ夜の9時過ぎになります。

6月が最も日が長いようで、南フランスでは夜の10時ぐらいになってようやく薄暗くなり、日の入りの始まりとなります。

8月末の現在では、日は確実に短くなっており、8時半ぐらいになると薄暗くなります。日本で夜8時過ぎといえば真っ暗ですが、ここでは、暮れなずむ時間となります。

しかし、ここでは、夕暮れがあまりにもあっけなく終わるような気がします。

日本人は、夕焼け小焼けなど夕暮れを形容する様々な言葉があることからも、、夕暮れという現象に関心を払い、「果てゆく」一日を感傷でもって捉えていたような気がします。

実際に、日本の夕暮れは気候のせいか、一日の他のどの時間にも見られない面持ちを呈します。

日が傾き、青かった空が徐々に茜に染まり、なうらびれた鈍色の陽光と混じりながら闇と化していくのを見ていると、なんとも言えない切ない気持ちになります。

「ああ、一日が終わってしまう・・・・」という、愁いを帯びた思いは、多くの日本人が感じる気持ちだと思います。

朽ちゆくものに対して「もののあはれ」を感じる日本人の心に、夕暮れはジーンと響いてくるようです。

この日本の夕暮れと対照的なのが、ここ南仏の夕暮れのような気がするのです。

先にも書きましたが、晴天に陰りが見えたかと思いきや、いきなり夜の帳がドーンと下り、あたりを漆喰の闇に包み込んでしまうのが南フランスの夕暮れです。

南フランスの気候と同様に、一日も明るいか暗いかどちらかの両極端で動きます。

日中、これでもかとボルテージ最高の状態で燦々と照りつけたため、一日が終わる頃には疲労困憊し、太陽も取るもの取らずそそくさと家路に着いてしまう・・・という感じです。

で、夕暮れもそこそこ、あっけなく日が暮れる・・・という現象になるような気がします。

そのため、ここに住んでいると、若干ウエットな感傷に浸ることのできる日本の夕焼けが恋しくなります。

ただ、紺碧の空が深いブルーに染まっていく過程はとても美しいと思います。乾いた気候でないと、このような空の色は出ないのではないかと私は勝手に理解していますが・・・。

ということで、ここで夕暮れ時が来たのを知る唯一の手段は公園の賑わいになります。

子供の笑い声に満ち溢れていた公園は、午後の7時を過ぎるから静かになり、8時には閑散とします。

夏休みが終わって学校が始まる9月になると、もっと早く静かになります。

南フランスにも爽やかな秋の訪れが予感されます。
タグ:
南フランス 南仏 マルセイユ フランス観光 リゾート 

PR
フランスの面白い情報が満載です!
暮れないの地中海
暮れないの地中海
エリア:
  • ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
テーマ:観光地 街中・建物・景色 自然・植物 
投稿日:2012/08/06 19:14
コメント(0)
涼やかな 潮風たどりて 見下ろせば 蒼さが揺らぐ 夏の夕暮れ

暮れないの地中海

抜けるように真っ青な空と海がどこまでも続く南フランスの海岸。夕暮れ時が近づくにつれて、ゆっくりと色褪せ、やがて一日のフィナーレを飾るかのごとく、あたり一面が黄金に輝く瞬間が訪れます。その後、ようやく夕闇が地中海を覆いつくします。

夏の地中海が暮れなずむのは、夜の9時半頃です。10時を過ぎてようやく夕闇のなかに落ち着きます。

それまでは、太陽を楽しもうと海へ繰り出す人々でごった返し、辺りは喧騒の波に飲み込まれます。

因みに、今年は、オーランド大統領もヴァレリーさんと一緒に南フランスで一週間ほどヴァカンスを楽しむとのことです。あ、現在とっているのかな。

なんでも、「ヴァカンス・ノーマル」だそうです・・・・。リッチなお友達の豪華ヨットで地中海をクルージングし、マヨルカあたりのにある別荘で過ごす前大統領のヴァカンスとは違うとのこと。地中海沿岸の小さな村でひっそりとるのでしょうか。。。。プレジデント・ノーマルがとるヴァカンスですから・・・。

さて、マルセイユのビュー・ポートもご他聞に漏れずで、シャトー・ディフを訪れる観光客やヨットでクルージングに出かける人々で大いに賑わっています。

しかし、夜の帳が下りる頃には、日中の喧騒がうそのように静かになります。

人々はオレンジの暖かい光が灯るレストランやカフェへと吸い寄せられ、海岸沿いには黄昏のなかで散歩する人々がちらほら散見されるばかりとなります。

海岸に打ち寄せるさざ波の音だけが聞こえるのみで、夜の闇に包まれていきます。

黄金色から朱色に変わり、やがて濃い蒼色に包まれ、暗闇へと沈んでいく地中海。

その移り変わりは、人間の歴史の興亡を映し出しているようです。
タグ:
南フランス 地中海 プロヴァンス フランス観光 ビーチ 

PR
フランスに関する面白い記事が満載です!

1 - 3件目まで(3件中)