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エリア:
- ヨーロッパ > イタリア
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テーマ:
- 街中・建物・景色
- / 世界遺産
「ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々」
シチリアの南島部にはこの名前が冠せられた世界遺産があります。町々と言うのは合計8つの町で構成されている為ですが、その8つの町の中でも特に名が高いのが、ラグーサ、ノートと今回ご紹介するカルタジローネです。
カルタジローネは人口僅か数万人の小さな町ですが、他の7つの町と同様に後期バロック様式による調和の取れた建築が並ぶ町並みが印象的です。そしてこの町には他の町にはない特別な物があります。陶芸です。
実はカルタジローネ周辺から採れる粘土は、陶器向きで非常に良質な事で知られています。古くは紀元前の時代から古代ギリシア人達も利用していたという話もあるぐらいです。中世の時代にはスペインから伝わったマヨルカ焼きの技法が取り入れられ、今日の色鮮やかな陶器の源流が形成されました。
この陶芸の技術が生かされているのが町の名所サンタ・マリア・デル・モンテの大階段です。この階段は全部で142段あり、下から眺めると壮観です。しかし、この階段の本当のみどころは遠くから眺める事ではありません。近くから眺める事です。それと言うのもこの大階段の蹴り上げの部分に一段一段異なる142通りの装飾が施されているのです。それも陶芸の技術を生かしたマヨルカ焼きのタイルで。
ツアーで立ち寄った場合、上からは行けないので通常下側から階段を見上げるポイントにご案内します。その後出来る限り自由時間もお取りしておりますので、少々きついですが一番上まで登ってみても良いでしょう。もちろん蹴り上げ部分の装飾を楽しみながら。最上部にはこの階段の名前の由来となっているサンタ・マリア・デル・モンテ教会が静かに佇んでいます。上部から下を見下ろすと、大階段が滑らかな斜面のように見えて結構面白いです。
一般的にはあまり立ち寄らないカルタジローネは実は魅惑一杯の宝箱のような隠れたシチリアの名所です。
【ブログ:地中海欧羅巴くらぶより】http://bit.ly/ayG16f
シチリアの南島部にはこの名前が冠せられた世界遺産があります。町々と言うのは合計8つの町で構成されている為ですが、その8つの町の中でも特に名が高いのが、ラグーサ、ノートと今回ご紹介するカルタジローネです。
カルタジローネは人口僅か数万人の小さな町ですが、他の7つの町と同様に後期バロック様式による調和の取れた建築が並ぶ町並みが印象的です。そしてこの町には他の町にはない特別な物があります。陶芸です。
実はカルタジローネ周辺から採れる粘土は、陶器向きで非常に良質な事で知られています。古くは紀元前の時代から古代ギリシア人達も利用していたという話もあるぐらいです。中世の時代にはスペインから伝わったマヨルカ焼きの技法が取り入れられ、今日の色鮮やかな陶器の源流が形成されました。
この陶芸の技術が生かされているのが町の名所サンタ・マリア・デル・モンテの大階段です。この階段は全部で142段あり、下から眺めると壮観です。しかし、この階段の本当のみどころは遠くから眺める事ではありません。近くから眺める事です。それと言うのもこの大階段の蹴り上げの部分に一段一段異なる142通りの装飾が施されているのです。それも陶芸の技術を生かしたマヨルカ焼きのタイルで。
ツアーで立ち寄った場合、上からは行けないので通常下側から階段を見上げるポイントにご案内します。その後出来る限り自由時間もお取りしておりますので、少々きついですが一番上まで登ってみても良いでしょう。もちろん蹴り上げ部分の装飾を楽しみながら。最上部にはこの階段の名前の由来となっているサンタ・マリア・デル・モンテ教会が静かに佇んでいます。上部から下を見下ろすと、大階段が滑らかな斜面のように見えて結構面白いです。
一般的にはあまり立ち寄らないカルタジローネは実は魅惑一杯の宝箱のような隠れたシチリアの名所です。
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