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~世界130ヶ国を舞台に活躍するユーラシア旅行社添乗員の生の声をブログでお届け! ※毎週火曜・木曜更新!各記事は当社サイト内の7つのブログから転載しております。~

株式会社ユーラシア旅行社
ユーラシア旅行社は世界130ヶ国を舞台に、遺跡、自然、伝統文化、芸術などさまざまなテーマで、お客様の知的好奇心を満たす旅を提案しています。
プロフィール

ニックネーム:
ユーラシア旅行社
居住地:
東京都
会社名:
株式会社ユーラシア旅行社
会社英字名:
Eurasia Travel Co.,Ltd,
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-3265-1691
業種:
旅行業
自己紹介:
世界130ヶ国を舞台にテーマ性の深いツアーに添乗するユーラシア旅行社の添乗員のブログから抜粋した記事を毎週火曜・木曜更新!

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バガン
仏教遺跡バガン(ミャンマー)
エリア:
  • アジア>ミャンマー>バガン
テーマ:観光地 
投稿日:2010/07/08 10:34
コメント(0)
外国人に人気がある日本の代表的な観光地である京都や奈良にも行ったことがありますが、私は先日鎌倉へ行ってきました。天気がとてもよく、青空の下に輝く大仏を見るのが落ち着いて、2時間もかけて大仏を見ていました。
さて、今回はミャンマー観光の第一の目玉ポイントである「仏教遺跡バガン」をご紹介します。パゴダが2000基をこえるバガン仏教遺跡は現在ユネスコ世界遺産には登録されていませんが、カンボジアの「アンコール・ワット」、インドネシアの「ボロブドゥール」と共にアジアを代表する巨大遺跡の一つです。
モンゴル系民族であるビルマ族は8世紀ごろから10世紀頃にかけて都を全国のあちらこちらにつくりました。11世紀頃(日本の平安時代後期)になるとビルマ族の王「アノーヤター」はバラバラになっている都を統一し、ミャンマーの中部(現在のバガン遺跡があるところ)の平地に「アリマダナプラ=幸福な都」という名前で新しい都を作りました(農業国ミャンマーの命でもある「エヤワディー川」がすぐ近くに流れています)。
バガン王朝は、その名前の通り豊かな国で、国民は安全で、安心して暮らすことができ、とても裕福な生活を送ったと言われています。当時のビルマ王朝は政治的、経済的に安定していました。ですから、宗教に力を注ぐようになり、当時仏教が栄えていたスリランカや他の東南アジアの国などと活発に交流しました。アノーヤター王はスリランカを訪れ、仏教と触れあい、仏教徒になりました。自分だけでなく、王族も国民も一緒に仏教徒になれるように、また仏教がずっと栄えるように力を入れたと言われています。

当時の人々は自分たちのご利益のためにパゴダを作り始めました。自分達がつくったパゴダを子孫が守り続け、功徳がずっと続いていくと共に仏教も長く存在するという思いを込めて造ったと言われています。サイズや形、使うお金や造る場所などに関係なく国王に申告すれば自由にパゴダをつくることができました。当時バガンにつくられたパゴダは4000基以上もあったと言われ、現在はその半分の2000基以上が存在しています(未だに発掘中のところもあります)。バガン遺跡にあるパゴダは小さい規模(高さ1m)から大規模な(62m)ものまであり、存在する場所も庭や学校、又畑の中など様々です。又、形も異なります。
私はお客様を案内するたびに当時の人たちの思いが現在までに至っていることを実感しました。一つ残念なことは、規模が大きいパゴダは王様やお坊様などが造り、造った理由・年・造った人のこと等が石碑などで刻まれてあり、知ることができますが、小さいパゴダを造ったのは殆どは一般の国民であったため、データが残っておらず、知ることができないことです。
誰が造ったか、いつ造られたかか分からなくても、近くに住むバガン人は毎日少なくともお水とお花をお供えしていますので、造った人の功徳は今にでも存在しています。
【ブログ:パゴダの国からミンガラバーより】
http://bit.ly/ctArHK
バガンバガン

タナカー
暑い時こそ大人気!ミャンマーの伝統的化粧品「タナカー」
エリア:
  • アジア>ミャンマー
テーマ:その他 
投稿日:2010/06/17 10:25
コメント(0)
ミンガラバー!6月に入り、日差しも段々強くなってきています。今日はミャンマーの化粧品、又は日焼け止めでもある「タナカー」をご紹介します。
 元々乾燥地帯であるミャンマーでは、王朝時代から現在まで女性に大人気の化粧品があります。今ではミャンマーの一つの文化として観光客にも知られています。それは、「タナカー」という化粧品です。タナカーとは植物で、いい香りを放つ花が咲きます(女性が髪に飾ったりもします)。その幹を石のすずりに水を加えてすりおろしたものを肌(顔、手、足など)に付けると涼しく感じるのがタナカーの特徴です。女性だけが使うものではなく、夜のシャワー後に手や顔にタナカーを塗って寝る男性も多いです。肌が涼しくなり、寝心地がいいです。女性がいる家には、少なくとも必ず石のすずりとタナカーの幹が置いてあります。現在では、クリーム系のタナカーもあり、旅行用に使う人も多いです。
 タナカーは自然の恵みとも言え、健康によく、赤ちゃんにも毎日食べさせたりもします(苦味があるので、よく泣き声を聞きます)。又、肌の保護に一番適切だとされていて、ニキビやシミも出にくいと言われています。そのため、性別、年齢、民族、宗教に関係なく、ミャンマー人に愛されています。
 タナカーはミャンマー人にとってただの化粧品ではありません。油などで汚れてしまった洋服などの、汚れた部分にタナカーを塗って2、3時間おいてから洗濯すると汚れが取れるようになります。又、食べ合わせの悪いものを食べてしまった場合でも、すりおろしたタナカーを食べるとお腹を壊さないと言われています。

  タナカーは植物の幹なので、似たようなニセモノも多くあります。本物のタナカーを安く買える地域は中部のバガンやマンダレー周辺です。幹の皮が厚ければ厚いほど、値段が高くなり、薄いものは安くなります。又、大きさや長さでも値段が違います。例えば、右の写真に写っているタナカーの幹は5,000チャットぐらい(500円ぐらい)で、一人の女性が毎日使うとすれば、2、3ヵ月間ぐらい持ちます。皮の部分を顔に付け、皮がない部分を手や足などに付けます。高級タナカー(一本3万〜5万チャット/5,000円ぐらい)に目がないという女性も多いようです。石のすずりも素材によって違い、普通のものは250円〜500円ぐらいです。
 顔に付けるタナカーの形は自由で、決まっていません。丸いのや四角のものが普通ですが、葉っぱの形や毎日色々な形を変えて楽しむ女性もいます。
私も、ミャンマーにいた時は、毎日付けていました。タナカーを付けて見学する日本のお客様もたくさんいらっしゃいました。東南アジアの国々は、文化が似ているもの(例えば、腰巻やブラウスなど)が多く、タナカーも他国にもあるのではと思いましたが、未だに同じようなものを目にしたことや聞いたこともありません。まだ、私が知らないだけかもしれませんが、タナカーの文化だけはミャンマーの独自の文化かもしれませんね。
【ブログ:パゴダの国からミンガラバーより】
http://bit.ly/ctArHK


タナカー
タグ:
ミャンマー 文化 

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