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- セント・アンドリュースのオールドコース(イギリス)
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エリア:
- ヨーロッパ>イギリス>イギリスその他の都市
- テーマ:観光地 ゴルフ
- 投稿日:2010/07/22 19:04
- コメント(0)
全英オープンはいくつかのゴルフ場で持ち回り開催されているが、今年は5年に一度ゴルフ発祥の地セント・アンドリュースのオールドコースで開催される記念すべき年だ。ちなみに直近の2000年、2005年のセント・アンドリュース開催ではタイガー・ウッズが優勝している。
セント・アンドリュースは、スコットランドの中心エジンバラの北方にある小さな港町だ。伝説では、約600年前にこの地でゴルフが誕生したと言われている。ゴルフの競技としての起源はともかく、セント・アンドリュースの7つあるゴルフコースの内、オールドコースが世界で最も古いコースである事は確かなようだ。
16世紀頃から記録にも登場するセント・アンドリュースのオールドコースは、当初12ホールだったようだ。その内10ホールは2回づつプレイを行い、計22ホールで争われていた。
しかし18世紀後半に10ホールの内4ホールを合体させ、22ホールから18ホールに変わり、その後定着した。定着したのはセント・アンドリュースにおいてだけでなく、世界のゴルフにおいて18ホールを定着させたのだ。19世紀に入ると現在の全英オープン(The Open)が開催されるようになり、現在ではゴルフの聖地として崇められている。聖地故にプレイをするのは容易ではないが、セント・アンドリュースまで足を伸ばせば、コースを見る事は出来る。
セント・アンドリュースを訪れたら、まず併設されているゴルフ博物館をちらっとでも覗いてみたい。ゴルフや全英オープンの歴史に関する展示、過去の名手たちのクラブを握った手形などが並んでいる。ゴルファーにはもちろん垂涎の場所だが、ゴルフをやらない人でもなかなか興味深い。
博物館を一通り眺めたら、オールドコースを見渡してみよう。過去の全英オープンの中継で悪天候のもと難コースを回る選手たちを見た事がある方も少なくないと思うが、セント・アンドリュースのオールドコースは意外に他の全英オープン開催地と比べて難関コースではなく、優勝も通常アンダーパーである。時折変なバンカーがあるが、見晴らしも良く、起伏も大きくなく、気持ちいい場所だ。しかし、歴史ある聖地故にオールドコースでのプレーには独特の緊張感が漂っている。
【ブログ:倶楽部ユーラシアより】
http://bit.ly/4mfB0e
セント・アンドリュースは、スコットランドの中心エジンバラの北方にある小さな港町だ。伝説では、約600年前にこの地でゴルフが誕生したと言われている。ゴルフの競技としての起源はともかく、セント・アンドリュースの7つあるゴルフコースの内、オールドコースが世界で最も古いコースである事は確かなようだ。
16世紀頃から記録にも登場するセント・アンドリュースのオールドコースは、当初12ホールだったようだ。その内10ホールは2回づつプレイを行い、計22ホールで争われていた。
しかし18世紀後半に10ホールの内4ホールを合体させ、22ホールから18ホールに変わり、その後定着した。定着したのはセント・アンドリュースにおいてだけでなく、世界のゴルフにおいて18ホールを定着させたのだ。19世紀に入ると現在の全英オープン(The Open)が開催されるようになり、現在ではゴルフの聖地として崇められている。聖地故にプレイをするのは容易ではないが、セント・アンドリュースまで足を伸ばせば、コースを見る事は出来る。
セント・アンドリュースを訪れたら、まず併設されているゴルフ博物館をちらっとでも覗いてみたい。ゴルフや全英オープンの歴史に関する展示、過去の名手たちのクラブを握った手形などが並んでいる。ゴルファーにはもちろん垂涎の場所だが、ゴルフをやらない人でもなかなか興味深い。
博物館を一通り眺めたら、オールドコースを見渡してみよう。過去の全英オープンの中継で悪天候のもと難コースを回る選手たちを見た事がある方も少なくないと思うが、セント・アンドリュースのオールドコースは意外に他の全英オープン開催地と比べて難関コースではなく、優勝も通常アンダーパーである。時折変なバンカーがあるが、見晴らしも良く、起伏も大きくなく、気持ちいい場所だ。しかし、歴史ある聖地故にオールドコースでのプレーには独特の緊張感が漂っている。
【ブログ:倶楽部ユーラシアより】
http://bit.ly/4mfB0e
- タグ:
- イギリス ゴルフ セントアンドリュース
- エジンバラのミリタリー・タトゥー
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エリア:
- ヨーロッパ>イギリス>エジンバラ
- テーマ:お祭り・イベント
- 投稿日:2010/06/01 12:57
- コメント(0)
先日ロンドンに行って来た知人がバッキンガム宮殿の衛兵交代式を見逃した事をしきりに悔やんでいる話を聞きました。ロンドンの近郊に1年ちょっと住みながら一度も衛兵交代式を見に行った事もなかった私にとってその悔やむ原因がイマイチ分かりませんでしたが、落胆しているようなのでとりあえず「日はまた昇る」という迷言で慰めときました。
私が一度も衛兵交代式を見に行かなかった理由は、スコットランドのミリタリー・タトゥーを見たからです。その時冗談がきついドイツ人の友人が、「これを見たらバッキンガムの茶番では満足出来なくなるだろう」と言っていました。それを間に受けた訳ではありませんが、なんとなく足が遠のいてしまったのかもしれません・・・。
さて、そのミリタリー・タトゥーとは一体どういうものでしょうか。
英国北部のスコットランドが過ごしやすい気候になる毎年夏、世界有数の芸術祭であるエジンバラ・フェスティバルが開かれます。そのエジンバラ・フェスティバルの目玉の一つがこのミリタリー・タトゥーです。タトゥーと言うと刺青を想像する方もいるだろうが、ここでは軍楽隊の音楽を指して用いられています。
第一回は1950年に開催され、今年で60周年を迎えるイベントです。ミリタリータトゥーの公式サイト(英語)には、色々な自慢があるので一部列挙してみると、
・現在は約3週間に渡って開催されているが、1989年以来催しのチケットは完売している。
・毎年21〜22万人がこのイベントに駆けつけ、通算で約1200万人が見学している。その約半分が海外から来るそうだ。
・実会場とは別に、毎年約100万人がテレビでミリタリー・タトゥーを視聴している。
・2009年はチケットオフィスの売上だけで、6億円を越えたそうだ。
実際その迫力はすごいです。何よりいいのが、趣きあるエジンバラ城を背景にパレードが行われる事。会場は、実は普段エジンバラ城の駐車場ですが、ミリタリー・タトゥーの開催中は世界の名劇場にも見劣らない最高のステージに変貌します。夏とは言え、夜は冷えてくるので少し厚着して観客席からゆっくり楽しむのがお勧めです。
夏の英国は全国的にベストシーズンなので、ロンドンだけ行った方には英国再訪の旅の余興としていいと思います。落胆していた知人にもいい薬になるでしょう・・・。
【ブログ:倶楽部ユーラシアより】http://bit.ly/4mfB0e
私が一度も衛兵交代式を見に行かなかった理由は、スコットランドのミリタリー・タトゥーを見たからです。その時冗談がきついドイツ人の友人が、「これを見たらバッキンガムの茶番では満足出来なくなるだろう」と言っていました。それを間に受けた訳ではありませんが、なんとなく足が遠のいてしまったのかもしれません・・・。
さて、そのミリタリー・タトゥーとは一体どういうものでしょうか。
英国北部のスコットランドが過ごしやすい気候になる毎年夏、世界有数の芸術祭であるエジンバラ・フェスティバルが開かれます。そのエジンバラ・フェスティバルの目玉の一つがこのミリタリー・タトゥーです。タトゥーと言うと刺青を想像する方もいるだろうが、ここでは軍楽隊の音楽を指して用いられています。
第一回は1950年に開催され、今年で60周年を迎えるイベントです。ミリタリータトゥーの公式サイト(英語)には、色々な自慢があるので一部列挙してみると、
・現在は約3週間に渡って開催されているが、1989年以来催しのチケットは完売している。
・毎年21〜22万人がこのイベントに駆けつけ、通算で約1200万人が見学している。その約半分が海外から来るそうだ。
・実会場とは別に、毎年約100万人がテレビでミリタリー・タトゥーを視聴している。
・2009年はチケットオフィスの売上だけで、6億円を越えたそうだ。
実際その迫力はすごいです。何よりいいのが、趣きあるエジンバラ城を背景にパレードが行われる事。会場は、実は普段エジンバラ城の駐車場ですが、ミリタリー・タトゥーの開催中は世界の名劇場にも見劣らない最高のステージに変貌します。夏とは言え、夜は冷えてくるので少し厚着して観客席からゆっくり楽しむのがお勧めです。
夏の英国は全国的にベストシーズンなので、ロンドンだけ行った方には英国再訪の旅の余興としていいと思います。落胆していた知人にもいい薬になるでしょう・・・。
【ブログ:倶楽部ユーラシアより】http://bit.ly/4mfB0e
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