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- 新造船の魅力とは?〜アラビアンクルーズの場合〜
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エリア:
- 中近東>バーレーン>バーレーン
- 中近東>アラブ首長国連邦>ドバイ
- 中近東>オマーン>マスカット
- テーマ:街中・建物・景色 クルーズ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2011/03/10 22:28
- コメント(0)
さて先日、アラビアンクルーズから添乗員さんが帰国しました。
1-2月はアラビア半島が観光に最も適した季節。ただ、アラビア半島はお金持ちの方用の高級リゾートが売りの宿泊施設が多いのが難点?といえるかもしれません。
と、言うわけで、帰国した添乗員さんからツアーの感想を頂きました。
「船旅はゆったりしていて良かったです。何よりも荷物の移動もなくてラクラクでした。
今回乗船した船は、イタリアの大手クルーズ会社、コスタ・クルーズの新造船、コスタ・デリチョーザでした。さすが2011年の新造船、大きさも内装の美しさも素晴らしかったです。新造船マニアという方がいるようで、そういう方は毎年、各クルーズ会社の新造船をチェックして乗船しているようです。
さてそんな中で一番面白かったのは、年々グレードアップする、シアターでの中国人4人娘のショーです。
高い一輪車に乗ったまま、足に乗せたお皿をひょいと頭の上に次々のせていったりするシーンは、見ているこちらのほうがハラハラドキドキしました。世界中の人が皆楽しむのに言葉はいらないですね。
そして、今回は利用出来ず残念でしたが、サムサラスパでのアーユルベーダや マッサージは、ぜひとも試してみたい、と思えました。スパエリア内の色や、香りなど、全体の雰囲気がアジアンスパを彷彿とさせました。
ちょっと残念だったのは、お店がやや少なかったことです。乗船前は、そんなにお店はいらないって思ってしまうのに、ついついのぞきたくなってしまうのです。
もちろん免税店なので、停泊中開かないのは仕方ないのですが、いつでも見られたらとても便利なのに、と思ってしまいました。
今回はアラビア半島を巡るコースで、イタリアンな船内から一歩でると、エキゾチックな香りが漂う寄港地で、この差が毎回新鮮な気分になれてすごく良かったです。
時に気に入ったのは、オマーンのマスカットです。穏やかな感じで、モスクの庭にも花がたくさんさいていて、街中もきれいに掃除されていて、とても感じがよかったです。
次回はぜひ、カリブ海の島々へご案内したいと思います。島と島の移動は飛行機を使うより、クルーズで行くほうが便利でアクセスもいいので。
そして終日航海日が一日くらい欲しいです。せっかくなので、サロンがあればですが、ネイルアートなど、試してみたいと思います。そして、将来的には、(今は禁止されていると思いますが)、デッキで魚釣りできたら楽しいだろうなーって思ってしまいました」
船内での生活や観光をお客様と一緒に楽しめたようで何よりです。
船内設備はどんどん進化しているので、将来的には「釣り」が出来るクルーズ船って本当に生まれるかもしれません。マグロ一本釣りとか…船内で調理してもらうなんていいですよね〜。
添乗員さん、感想ありがとうございました。
1-2月はアラビア半島が観光に最も適した季節。ただ、アラビア半島はお金持ちの方用の高級リゾートが売りの宿泊施設が多いのが難点?といえるかもしれません。
と、言うわけで、帰国した添乗員さんからツアーの感想を頂きました。
「船旅はゆったりしていて良かったです。何よりも荷物の移動もなくてラクラクでした。
今回乗船した船は、イタリアの大手クルーズ会社、コスタ・クルーズの新造船、コスタ・デリチョーザでした。さすが2011年の新造船、大きさも内装の美しさも素晴らしかったです。新造船マニアという方がいるようで、そういう方は毎年、各クルーズ会社の新造船をチェックして乗船しているようです。
さてそんな中で一番面白かったのは、年々グレードアップする、シアターでの中国人4人娘のショーです。
高い一輪車に乗ったまま、足に乗せたお皿をひょいと頭の上に次々のせていったりするシーンは、見ているこちらのほうがハラハラドキドキしました。世界中の人が皆楽しむのに言葉はいらないですね。
そして、今回は利用出来ず残念でしたが、サムサラスパでのアーユルベーダや マッサージは、ぜひとも試してみたい、と思えました。スパエリア内の色や、香りなど、全体の雰囲気がアジアンスパを彷彿とさせました。
ちょっと残念だったのは、お店がやや少なかったことです。乗船前は、そんなにお店はいらないって思ってしまうのに、ついついのぞきたくなってしまうのです。
もちろん免税店なので、停泊中開かないのは仕方ないのですが、いつでも見られたらとても便利なのに、と思ってしまいました。
今回はアラビア半島を巡るコースで、イタリアンな船内から一歩でると、エキゾチックな香りが漂う寄港地で、この差が毎回新鮮な気分になれてすごく良かったです。
時に気に入ったのは、オマーンのマスカットです。穏やかな感じで、モスクの庭にも花がたくさんさいていて、街中もきれいに掃除されていて、とても感じがよかったです。
次回はぜひ、カリブ海の島々へご案内したいと思います。島と島の移動は飛行機を使うより、クルーズで行くほうが便利でアクセスもいいので。
そして終日航海日が一日くらい欲しいです。せっかくなので、サロンがあればですが、ネイルアートなど、試してみたいと思います。そして、将来的には、(今は禁止されていると思いますが)、デッキで魚釣りできたら楽しいだろうなーって思ってしまいました」
船内での生活や観光をお客様と一緒に楽しめたようで何よりです。
船内設備はどんどん進化しているので、将来的には「釣り」が出来るクルーズ船って本当に生まれるかもしれません。マグロ一本釣りとか…船内で調理してもらうなんていいですよね〜。
添乗員さん、感想ありがとうございました。
- 海を渡った謎多き文明〜ドーラビーラー
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エリア:
- アジア>インド>インドその他の都市
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2011/03/04 16:38
- コメント(0)
先日、西インドにあるインダス文明の遺跡ドーラビーラーへ訪れるツアーへ行ってまいりました。
歴史の教科書の一番最初に出てくる、いわゆる4大文明の一つのインダス文明。直ぐに思い浮かぶ遺跡の名前は「モヘンジョ・ダロ」や「ハラッパー」ですが、インダス文明は大変広い領域に多くの都市が点在していたようです。
現在、西インドはグジャラート州に残るインダス文明の都市遺跡はまさにそんな都市の一つだったようです。
遺跡に一番近い街、ブジからバスで約5時間(もちろん休憩も入れて)。
眼前に真っ白な平原が広がりました。
雲ひとつない青い空の下でキラキラ輝いています。このあたりは湿地帯で、7月くらいになると雨などの影響でまるで海のようになるそうです。今は乾いているため、塩の平原が続いていますが、少し掘ってみるともう水が見えました。
今から約4000年前〜3000年前、このあたりは浅瀬の海だったのだとか。
私達がこれから向かうドーラビーラーはそんな浅瀬の海に囲まれた、島にある都市だったのかもしれません。
塩の平原を抜けてようやっと遺跡へ到着。
いよいよ謎のインダス文明の遺跡が私達の前に姿を現します。
眼前にまず大きなくぼみと石段が見えてきます。
城門の前の大きな貯水池のあとです。
まるで島のように、周りを浅瀬の海で囲まれていたと想像されるドーラビーラーでは塩分のない水の確保はとても大事なことだったのでしょう。
城門をはいって真っ先に見たのはやはり水利システムです。
城内に引き込んだ水が腐らないように、風を通して、人が掃除できるようになっていたそうです。
いま表に出ているのは紀元前1500年位前の遺構だそうです。石組みがいくつも続くのは恐らく住居跡でしょう、との事。
ぽつんと石臼がおいてあり、この地方の村人が今も使っているものとよく似ていて、ドーラビーラー遺跡で過去に生活していた人々の姿がなんとなく思い浮かびました。
日陰もなく、訪れる人も殆どない、少々忘れられた感のある遺跡ですが、インダス文明を解明する重要な手がかりの発見されたところとあって、案内の係りの人は少々誇らしげ。
「インド人のいまの生活に根付く、牛を聖なる動物として崇めることなどは、まさにこのインダス文明から続いているのだ、ほら、看板の下のマークを良く見て。この牛のマークの印章は、まさにこの遺跡から見つかったものなんだ。恐らく何かしらの契約などに使用したと思われるけど、大切な約束事に使用したんだから、牛はやっぱり聖なる動物だったんだよ」
それに、ここからはインダス文字が10文字も書かれた看板が北門からも見つかっているし、インダス文明の謎を解く鍵が沢山埋まっているのだ。
と、教えてくれました。
はるか昔のドーラビーラーの人々の生活が少し垣間見えるような、そんな気がしました。
いまはインドの西の端っこ、パキスタンとの国境にある遺跡ですが、古代文明の謎が一杯詰まった宝箱のようなところです。
次来るときにはどんな新しい発見が、私たちに古代の生活の一端を伝えてくれるのでしょう。
よろしければこちらもご覧下さい。
歴史の教科書の一番最初に出てくる、いわゆる4大文明の一つのインダス文明。直ぐに思い浮かぶ遺跡の名前は「モヘンジョ・ダロ」や「ハラッパー」ですが、インダス文明は大変広い領域に多くの都市が点在していたようです。
現在、西インドはグジャラート州に残るインダス文明の都市遺跡はまさにそんな都市の一つだったようです。
遺跡に一番近い街、ブジからバスで約5時間(もちろん休憩も入れて)。
眼前に真っ白な平原が広がりました。
雲ひとつない青い空の下でキラキラ輝いています。このあたりは湿地帯で、7月くらいになると雨などの影響でまるで海のようになるそうです。今は乾いているため、塩の平原が続いていますが、少し掘ってみるともう水が見えました。
今から約4000年前〜3000年前、このあたりは浅瀬の海だったのだとか。
私達がこれから向かうドーラビーラーはそんな浅瀬の海に囲まれた、島にある都市だったのかもしれません。
塩の平原を抜けてようやっと遺跡へ到着。
いよいよ謎のインダス文明の遺跡が私達の前に姿を現します。
眼前にまず大きなくぼみと石段が見えてきます。
城門の前の大きな貯水池のあとです。
まるで島のように、周りを浅瀬の海で囲まれていたと想像されるドーラビーラーでは塩分のない水の確保はとても大事なことだったのでしょう。
城門をはいって真っ先に見たのはやはり水利システムです。
城内に引き込んだ水が腐らないように、風を通して、人が掃除できるようになっていたそうです。
いま表に出ているのは紀元前1500年位前の遺構だそうです。石組みがいくつも続くのは恐らく住居跡でしょう、との事。
ぽつんと石臼がおいてあり、この地方の村人が今も使っているものとよく似ていて、ドーラビーラー遺跡で過去に生活していた人々の姿がなんとなく思い浮かびました。
日陰もなく、訪れる人も殆どない、少々忘れられた感のある遺跡ですが、インダス文明を解明する重要な手がかりの発見されたところとあって、案内の係りの人は少々誇らしげ。
「インド人のいまの生活に根付く、牛を聖なる動物として崇めることなどは、まさにこのインダス文明から続いているのだ、ほら、看板の下のマークを良く見て。この牛のマークの印章は、まさにこの遺跡から見つかったものなんだ。恐らく何かしらの契約などに使用したと思われるけど、大切な約束事に使用したんだから、牛はやっぱり聖なる動物だったんだよ」
それに、ここからはインダス文字が10文字も書かれた看板が北門からも見つかっているし、インダス文明の謎を解く鍵が沢山埋まっているのだ。
と、教えてくれました。
はるか昔のドーラビーラーの人々の生活が少し垣間見えるような、そんな気がしました。
いまはインドの西の端っこ、パキスタンとの国境にある遺跡ですが、古代文明の謎が一杯詰まった宝箱のようなところです。
次来るときにはどんな新しい発見が、私たちに古代の生活の一端を伝えてくれるのでしょう。
よろしければこちらもご覧下さい。
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