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中米トライアングル??

~中米トライアングル;メキシコ、グアテマラ、キューバの魅力を探る~

プロフィール

ニックネーム:
ますお めのす
居住地:
中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
性別:
男性
年代:
70代
自己紹介:
あまりとりえのない人間ですが、唯一のよりどころとしてこれまで旅にその人生(生きがい?)を託してきました。その経験が少しでもお役に立つのなら、と思って登録いたしました(20年ほど前に一般旅行業務取扱主任試験(?)に合格したのですが結局それをいかす機会に恵まれなかったことを悔いている人生です。旅暦は45年約70ヶ国くらい?といったところです。)

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メキシコ側国境2
メキシコ(Carmen Xhan)→グアテマラ(Gracias a Dios) 新ルートの紹介
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
  • 中南米>メキシコ>メキシコその他の都市
テーマ:旅行準備 その他 
投稿日:2019/03/19 05:56
コメント(0)
2年ぶりの更新です、一週間ほど前に2年ぶりの中南米から戻りました。今回は恐らくこれまでに誰も紹介したことのないと思われる、非常に魅力的なルートと街(村?)を紹介させていただきます。もしそれが本邦初公開(紹介)ならこれに勝る喜びはありません、、
ご承知のようにわたしはこのトラベルコブログでグアテマラへの道、といったタイトルでメキシコからのルートとグアテマラという国の魅力を拙いながらも紹介してきましたが(それでもけっこう閲覧いただきまして誠にありがとうございます)実は当初より気になっていたルートがあったのです。そこを今回通過することができたのと、ほとんど旅行者の通らないその道は、が故に誠に魅力あふれたものであったので、自分のブログよりもまずここに投稿しようと思った次第です、、以下写真も合わせて載せておきますので是非参考にしてみてください、、
これまでに紹介してきたように一応旅行者に公開されているメキシコ→グアテマラの国境は以下の5ヶ所が一般的でした。南から行くとCiudad Hidalgo(M)/Tecun Uman(G),Talisman(M)/El Carmen(G),Ciudad Cuauhtemoc(M)/La Mesia(G),Frontera Corozal(M)/Bethel(G),Tenosique(M)/El Ceibo(G)、いずれも一度は通過している国境でたぶんここ(トラベルコブログ)に書いてきたのではないかと思ってます(すみません確認してません)。他にも国境、あるいは地元民が自由に行き来できる場所は多々あるかと思いますが、恐らく両国のイミグレがあって旅行者が行き来できるところとしては上記5ヶ所とこれから申し上げるところの計6ヶ所のはずです(そのほかグアテマラは東にBelize/2ヶ所とHonduras/3ヶ所、南東にEl Salvador/5ヶ所と国境を接しているがホンデュラスの1ヶ所とエルサルバドル4ヶ所は未通過)。
さて、このメキシコ/グアテマラの残す1ヶ所の国境が、最初にグアテマラにきた時から(そろそろ10年?)ずっと気になってしょうがなかった、グアテマラ側の地名はわかってたが、メキシコ側がわからずそこへのアプローチの仕方がわからなかった、そう、そこは完全に旅行者ルートからは外れていたからです。グアテマラ側の地名はGracias a Diosというところでした。それはどの辺かというと、以下で紹介するPA(パンアメリカンハイウェー)一号線、上に挙げたクアウテモック/ラ・メシア国境から直線で引かれたメキシコ・グアテマラの国境線を北北東に50数キロいった辺りになるが普通の地図にはでてないと思う。で、ともかく今回の旅はそこからグアテマラinすることが一つの目的となったのでした。ま、結果的には難なくそこを通過できたのだけれど、その報告が以下となります(今回の旅模様についてはまだ書き始めてませんが拙ブログに書く予定、この記事もコピーしてそこへ載せさせていただくことをお断りしておきます)。
ここでは、話はメキシコ/チアパス州コミタン(Comitan De Domingez)から始めさせていただきます。コミタンまでの行き方はたぶんブログに書くのでそれを参照していただくとして、その位置関係だけ述べておきます。一番わかりやすくいうとメキシコの東端のグアテマラと国境を接しているチアパス州にあって、その中でももっとも著名な観光都市となっているSan Cristbal de Las Casasと国境の街Ciudad Cuautemocを結ぶパンアメリカンハイウェー1号線(MEX190メキシカンハイウェー190号線)上、ちょうどその中間点あたりに位置する大きな街(サンクリから90km 乗り合いタクシーで1時間半、70ペソ=400円くらい?だった)ということになります。このPA1号線が前にも紹介したと思いますが、陸路旅行者のグアテマラ入国のmain rootで、たいていはサンクリから直通・直行のシャトルを利用してXela、Pana 、San Pedro 、Antiguaに向かうので、このコミタンという街に寄ることはほとんどありません。わたしも過去2回ここは素通りしていました。で、今回はまずここを拠点とし、ここからもう一つのグアテマラ国境へ行くコレクティボ(乗り合いワゴン車)を探したのでした。まず、メキシコ側の国境の街名を知らなかったので、それを聞きだしそこへいく会社をParque Central(中央公園)にあったインフォメーション他で訊ね回り、その街がCarmen Xhan(カルメンシアン)という街であることを知ったのですが、どうしてもそこへいく乗り合いの会社・場所が聞きだせなかった、相手はちゃんと教えてくれたと思うがわたしのスペイン語力では聞きだせなかったということです。で、街中歩き回っていたら、灯台下暗しでなんとわたしの滞在していたホテルの隣の隣がコレクティボの会社で、そこで聞いてみると、Carmen Xhanへは行かないがその途中までなら自社のワゴン車がいっているとのことでした。そこで乗り換えればCarmen Xhanへ行けるという情報をつかめたのだが、あとから思えば実はこれが失敗だったのだ。漸くその地へ行く見通しが立てて翌朝そこのコレクティボで10時ころコミタンを発った。わたしが乗ったコレクティポはAutobuses Lagunas de Montebello社でPN Lagunas de Montebello モンテベリョ国立公園へ行く乗り合いワゴンの会社だったが、途中1時間くらい走ったところ、右への支道の分岐点で降ろされ、ここで待っていればCarmen Xhanまで行くコレクティボが通る、と教えてくれた。そこまで1時間距離で50ペソ(約300円)待つこと15分でやってきた別の会社のコレクティボを見て失敗に気づく、つまりそのコレクティボもコミタンからきているのが明らかだったからで(車体に表示されていた)そこから30分で着いた国境の村Carmen Xhanまで30ペソ、もしコミタンでこの会社を見つけていたら、そこまで50ペソで来られたことがわかったからだった(30ペソの損、高々200円くらいの損失に目くじら立てるのが貧乏旅行の特徴?あるいはわたしの器の小ささである)。
コミタン1コミタンパルケセントラル
iglesia de Santo Domパルケセントラルに面して建つサントドミンゴ教会
コミタン2サントドミンゴ教会に並んで建つCasa de la Cultula
コミタン3サンホセ教会は特に目を引く建物だった
コミタン4コミタン全景、というかサンホセ教会遠景
autobuses Montebelloホテルの隣の隣にあったautobuses Lagunas de Montebello社
PA1号線(MEX190)コミタンをほぼ南北に貫くPA1号(MEX190号線)
MEX190号から307号への分岐コレクティボはMEX190号をグアテマラ国境に向かって20分ほど走り左折、307号に入った(その分岐あたり)
307号本線307号を3,40分東方向に走って、とある支道で降ろされる
Carmen Xhanへ行く支道Carmen Xhanに行く支道
comitan-Xhan1その支道をCarmen Xhanからやってきたコレクティボ、Carmen Xhanに行くこの社のコレクティボをそこで待つ

しかし、それでも何とか国境の村Carmen Xhanに到着したのだ、まず場所を聞いて向かったのはメキシコ側イミグレ、誰もいない、大声で呼んだらセニョリータ?若いお嬢さんが出てきて、何やら書類を書いてタイプしてスタンプを押してくれた。そして国境はどこと聞くと、この道を10分くらい歩いていくとある、トゥクトゥクでいけば楽だと教えてくれた。およそ旅行者の行き来はほとんどなさそう、ということは明らかだった。確かにそこからは坂道になっていて(峠が国境のようだった)炎天下の登りはきつかったが、あいにく客の乗ってないトゥクトゥクは通らなかったのだ。12時過ぎにグアテマラ側イミグレの建物に入った。そこは係官がおらず(昼食中だった?)、待っているとそこの所長さんのような方が出てきてくれて手続きをしてくれた、が、普段は係官がやる仕事を仰せつかってしまっててんやわんやで、相当の時間を要した。もっともこの年配のおじさんがいうには、実際ここも旅行者なんかまったく通らない、とのことで、ほとんどパスポートチェックなんかしたことないのだろうと思った。そう、ここは現地の人はメキシコ人もグアテマラ人も行き来は自由で、どこでも国境としてのゲートがあったり橋があったりするのだけれど、そんなものは何もなくただの峠道でしかなかったのである。こうして何年来か念願だった国境をさしたる苦労もなく通過し、2月の16日昼の12時半ころ、わたしはグアテマラ入国Gracias a Diosの街に入ったのであった。
(途中から“です・ます”が、”だ、だった”に変調して見苦しくなってしまいました、そのお詫びと少し長くなったので2回に分けることにしグアテマラ側の話は次回にさせていただくことのお許しを ! またしばらく更新してなかったので画像のアップロードの仕方を忘れてて画像位置に齟齬をきたしております、、できたらおいおい修正していきます、悪しからずです、、)
Carmen Xhanの営業所15分くらいでやってきた車で、そこから約30分Carmen Xhanの営業所に着いた
メキシコイミグレ場所を聞いて、少し戻る形でメキシコ側イミグレへ(正面の建物)
国境に向かう国境への道は坂道だった、、炎天下10分くらいのところ15分くらいかかったのでは?
グアテマライミグレグアテ側イミグレーション(右側の建物)
国境ライン2その手前でメキシコ側を振り返る
国境ライン1このポールあたりが国境ラインか?グアテ側からメキシコ側を見ている
国境線からグアテマラ側同じあたり、つまり国境線上(ちょうど峠のピーク辺り)からグアテ側を見てる

カンクンのビーチ
グアテマラシティ・アンティグア〜カンクン間の交通事情
エリア:
  • 中南米>メキシコ>カンクン
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラシティ
テーマ:旅行準備 
投稿日:2013/03/15 20:48
コメント(0)
以下の記事はこれまでとは逆に別のところで最近書いたものを転載するものです、、一部ここに書いた‘グアテマラへの道、テノシケ→フローレス’と重複するので(その辺のところをわたしのブログの中では書いていなかったので今回新たに書き足したのですが)当初こちらへの転載は考えていませんでした、が、そうすると今度は逆にこちらで触れていなかった部分がでてきた、、で、もしかしたらそれも少しは情報として役に立つかと思って、一部重複をお断りした上で新たにアンティグア・グアテマラシティ〜カンクン間の交通事情と題してお送りするものです、、



// アンティグアAntiguaまたはグアテマラシティCiudad de GuatemalaからカンクンCancunへの道(またはその逆)を少し解説しておこうかと思います。このルートはカンクンが国際空港でグアテマラシティ国際空港より数段発着便が多く、カンクンinしてグアテマラに入国する(またはその逆)このルートをたどるケースも多いかと思われるからです。で、カンクン〜グアテマラシティ(アンティグアはグアテマラシティの隣町といった距離なので一緒と思ってください)間はおおよそ次の三つのルートが考えられます。1)空路、いうまでもなく最も早くて簡単なルートで乗ってしまえば2時間‥、と思ってちょっと調べてみてびっくり、、実は実際このルートを飛んだことがなかったので検索をかけてみたのです。そしたら何と今はこのルートの直行便がありませんでした、、たしか前はあったように記憶しているのですが確かではありません。いずれにしろこのたった2時間で飛べる距離を、航空会社によってまちまちですが、メキシコシティ経由だったりサンサルバドル経由だったり、ひどいのになるとアメリカ経由なんて便も検索に引っかかってきた、、そうなると時間も最も乗り継ぎのよい便でも3時間以上かかる、料金は300ドルくらいからとなって、果たしてこのルートを飛行機利用する価値はありや?と疑問になってきました。いずれにしろグアテマラという国は飛行機事情に関してはひどく遅れていて、ほとんど未整備状態といっていいかもしれません、、だからグアテマラシティ発着便(国際空港はここだけですが、その便数は少ない、、あと国内便もシティ〜フローレス間だけ)に関してはあまり期待しないほうがよさそうです。で、飛行機利用が期待できないとなるとあとはバス便しかありませんが、そのルートは二つで2)はグアテマラシティ→フローレスFlores→ベリーズBelice→チェトマルChetumal→カンクン(もちろん逆コース可)、3)はグアテマラシティ→フローレス→テノシケTenosique(メキシコ)→エスカルセガEscarcega、ここからルートが二つに分かれ3-1としてエスカルセガ→カンペチェCampeche→メリダMerida→カンクン、3-2としてエスカルセガ→チェトマル→プラヤデカルメンPlaya del Carmen→カンクンのルートが選択できます、、少し詳しくみていきます。

2)はベリーズルートとしましょう、、ベリーズを経由していくルートで時間的にはこちらのほうが早い。最短で一泊二日?というか24時間以内で着くかもしれない??ベリーズの旧首都ベリーズシティまでグアテ市から直通バス(21:00発)があって13時間、ベリーズ〜チェトマル/メキシコまでは3時間くらい?、チェトマル〜カンクンが6時間だから、夜の9時発のバスで行ったとして乗継がうまくいけば次の日の夜にはカンクンに着けることになる‥??、ただ、このルートは実際通ってませんので推測でしかいえません、、ご了承のほど‥、、それでもフローレス・ベリーズを観光しながら4,5日くらいかけていっても面白いルートではあると思います。ただしベリーズ通過が少し高くつくときいています。ひとつにはベリーズを通過するだけでも入国ビザ代が60ドルくらいかかるらしい、、ビザ代・滞在費を除いたグアテ市→ベリーズ経由→カンクンのバス代としては50〜60ドルくらいみておけば十分でしょう、、観光がてらフローレス(Tikal及びその周辺の遺跡)、ベリーズ(ここにもマヤの遺跡が多くある、&海がきれい)をローカルバスを乗り継いでいけばもっと安くなります。チェトマルでメキシコに入りユカタン半島東海岸を北上するこのルートは海派の人にとってはたまらないルートなのではないでしょうか‥??

3)わたしは昔から海派でなく&いつも貧乏旅なのでベリーズのヒザ代60ドル?は高すぎると思ってルート2)は敬遠して、少し遠回りになりますが、フローレスからメキシコ/テノシケへ出るルート(正確にいうと逆を辿ったので入るルートとして)を選択しました。その詳細については一部テノシケ→フローレスルートとして前に紹介してますが、グアテ市からこのルートでカンクンに向かう場合はまず2)と同様フローレスまで出る必要があります。フローレスまでは数社のバスが走っていてだいたい10〜11時間くらいかかります。バス代は会社によって(&クラスによって)多少差があって100〜200Q(1Q約10円なので1000円〜2000円くらい、ちなみにベリーズまでの直行バスは300Qくらい)、グアテマラはバス代がたいへん安い、しかもこの間は各社ともデラックスなバスを投入しているのでいわゆるチキンバスではありません。またグアテマラでは数少ない夜行バスが走っているルートでもあります。しかし最近このルートに異変がおきました、、このルートの利用がかなり面倒になってきたのです。それについて少し触れておきます、、

グアテマラも近年富に乗用車の増加が目覚しく、それに伴って首都グアテマラ市の交通事情も悪化しており渋滞が目立つようになっていました。また地方へ行く長距離バスの会社は大小あわせると無数にあってそれぞれが主にセントロ?、街の中心部にそれぞれオフィスを構えそこがバスの発着所になっていました。それが不合理かつ渋滞の遠因と思われていたようで、その解消のため?このたび郊外に馬鹿でかいバスターミナルを作った、、で、そこの名称をCentra Norteといって、つまりシティから見た北部(&東部)方面行きの各バス会社のターミナルを一括したのです(昨年2012,11月オープン)。で、それはそれでグアテマラの発展振りを示すものとして、また各社のバスが一ヶ所で乗れるようになった利便性に対しておそらく市民の賛同を得ていると思われますが、今度はそこへのアクセスが問題となってきました。その場所はいわゆるセントロ(発着場のひとつはPlaza Barriosバリオス広場)からバスで渋滞なしで30分、激しい渋滞のときは1時間もかかってしまう場所にあって、そこにいくまでが大変なこととなってしまったのです。しかもさらに悪いことには、ま、これもグアテマラの発展を示すものかもしれませんが、その新しい連絡バスはカード読取装置がついていてプリペイドカードでしか乗れないようになっているのです。だから普段ほとんどそんなバスを利用しない外国人旅行者はそのバスには乗れないのです(乗るためにはそのプリペイドカードを作らねばならないが、それは可能です)。では、どうやってそこまで行くのか?とわたしは関係者に聞いてみたところ、その答えはタクシーしかない、というものでした(100Qくらいかかる?)。つまり安いバスに乗るために高いタクシー代を払わなければならないということになってしまったのです。本末転倒??それなら例えばアンティグアあたりからフローレスに向かうにはいわゆる普通のバスの倍くらいしたシャトルバス(これもワゴン車でバス会社まで送ってくれるものだが)のほうが却って安くて便利ということになってきました。今後そのあたりがどう改善されていくのかまったくわかりませんが、アンティグアあるいはグアテ市からフローレスに向かう場合(その逆も)以上のような注意が必要になっております、、


さて、フローレスからメキシコ/テノシケへは国境までバスが2時間おきにあって45Q4時間、、そこからコレクティポ(乗り合いのワゴン車)でテノシケにでて、テノシケからはADO他一般のバスを乗り継いでカンクンへ、ということになります。やはりフローレスの一泊は必要でしょう(グアテ市発の夜行バスを利用する手もあり)。フローレスから先は時間的にはトータル20時間くらいかかるでしょうから、ま、最短で二泊三日くらいの行程となるでしょうか‥??、メキシコに入ってテノシケ→カンクンはADO直通バスが一日一本あって16:15発13時間15分750ペソ(5000円くらい?)です。上記最短ルートだと一日目グアテマラまたはアンティグアを朝出てフローレス泊、あるいは夜行バスでフローレスまで行き、二日目バスを乗り継いでテノシケに16時ころまでに着けば16時15分のバスで三日目の朝にカンクンに着けることになります。その場合の宿泊代等を除いた交通費としてはトータル80ドルくらいでしょうか‥??


ただこのルートも急がなければ見所の多いところです。テノシケからのルートととしては先述したようにエスカルセガで道は二つに分かれます。ひとつはそのまま北上して世界遺産の街カンペチェ、そしてウシュマルUxmalをはじめとするマヤ後古典期の遺跡群(これも世界遺産?)を巡る基地になる街メリダ、メリダ〜カンクン間にある世界遺産遺跡チチェンイッツァーChichen Itza、なのでこのルートを観光しながら行くとしたら最低4,5日〜一週間くらいほしいところです。またエスカルセガから右折してユカタン半島を横断するルートは前に紹介した世界遺産カラクルムCalakmul遺跡やチェトマルからは2)と同じルートになってカリブ海を右に見ながら北上するルートでプラヤデカルメン・トゥルムTulum遺跡などこちらも見所に事欠きません。ま、どちらもどこにも寄らなかったとしてもエスカルセガからはカンクンまでは10時間以上かかりますが、メキシコのバス&道は快適なので、それほど厳しいバス旅にはなりません。また、料金が少し安いSUR,ATS,MayaBといった二等のローカルバスも走っています、、なのでかなり自由な選択ができると思いますが、いずれにしろカンクンからグアテマラへの(あるいはその逆の)入出国ルートとしてはパレンケよりもこのテノシケルートが便利・有利であることは間違いないでしょう、、(なお、ここによく登場した交通の要衝エスカルセガは単なる分岐点で見所はまったくありません‥)


<写真の説明;タイトル画像はカンクンのビーチ、下の写真は上から3枚は新しくできたCentra Norteのバスターミナル、4番目の右に写っているのが連絡バス-通称青バス、最後は見所は何もないエスカルセガの分岐点>
Centra Norte 2
Centra Norte 1
Centra Norte 3
連絡バス
エスカルセガの分岐点

馬に乗る少年
グアテマラへの道、追記 1, テノシケTenosique→フローレスFlores
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>フローレス
  • 中南米>メキシコ>メキシコその他の都市
テーマ:旅行準備 
投稿日:2013/02/11 00:22
コメント(1)
だいぶ前に‘グアテマラへの道’と題して何回かそのルートを紹介させていただきました。おかげさまで多くの方に閲覧していただいたようで、ありがとうございました、、感謝御礼申し上げます。さて、その際‘パレンケ→フローレス’を書いた記事の中でテノシケ→フローレスルートについて少し触れたのですが、そのときわたしはそのルートを通っておらず、正確にはわからないと書いてしまいました。それから4ヶ月がたち、その間経験者からのお便りもなかったので今回そのルートを通ってきました、以下はその報告です、、

このルートは思ったより簡単で早く、しかも安く快適、だからグアテマラ初心者には、その最初の印象をよいものとするルートのように思われました。ただテノシケという街に行くのがメキシコ方面からだとちょっと難儀(パレンケからはコレクティボ/乗り合いのワゴン車あり)、なのでむしろカンクンからベリーズを通りたくない人向きのルートではないかというのがわたしの結論です。しかし、その場合も一般のバスでカンクン方面からテノシケに入る便数は極端に少なかった(例えばADOでカンペチェから2便だったか?)、テノシケに入るバス便はたぶんビジャエルモサVillahermosaからが一番多いかと思われます(一日10便以上あり、174ペソ/3,5h)。で、バスでテノシケのバスターミナルに着いたとして、そこから国境の村エルセイボ El Ceiboまで行くコレクティボの乗り場まではタクシーかトゥクトゥクを利用しなければなりません。わたしはそのときトゥクトゥクが走っているのを知らず、またターミナルに待機してもいなかったのでタクシーを使ってしまいましが(20ペソ、トゥクトゥク10ペソ)歩ける距離ではなかった、、しかし国境に行くコレクティポは客が集まり次第出ているようで何台も待機していました。その乗客は途中の開拓村の住民がほとんどだったので、一台が満席(15,6人)になるのに30分とかからなかった、、国境の村エルセイボまで35ペソ、1時間くらいでした。

ここの国境は24時間オープンではなく9:00〜18:00でした。そこでビジャエルモサからの二等バスも目にしたから、時間によってはここまで来るバスもあることがわかりました。メキシコ・グアテマラ間の国境は歩いて越えましたが、行き来自由?の地元民はトゥクトゥクを使っていた、、メキシコ側のイミグレでは出・入国税?295ペソをきっちりとられた、これは今までとられたりとられなかったりしたので、いったいどうなっているのか一度思い返してみたところ、どうやら以下ではないかとの結論に至りました(ガイドブックでも現場係官でも納得いく説明がなかった、というか聞き取れてなかったので)。参考までに‥、、

まずこれはツーリストビザ?のようなもので、入国時(または出国時)に25ドル相当分をすべてのツーリストに課しているのではないかと思われます。ただし出国の航空券を持っている場合は、すでに航空券に出国税としてそれは含まれていて、その場合は入・出国時に別にとられることはない。なので陸路での入出国の場合のみ、その際書かされるツーリストカードに支払い済みの記載がないと出国時にその分を徴収される、、というのが、これまでに入国時にとられたりあるいは出国時に取られたり、あるいは取られなかったりして、いったいどうなっているのかずっと疑問だったことの(わたしなりの?)結論でした、、なのでこのときはきっちり取られてしまった、、ま、それだけでメキシコのイミグレは簡単に通過、で、上記の9:00〜18:00と書かれたゲートを通ってグアテマラ側にはいると、係官は食事に出かけていて誰もおらず、しばらく待たされるというのんびりさ、、しかし実はこちらも少しの不思議はありました。

ここのグアテマラ側イミグレは戻ってきた係官にスタンプを押してもらってすぐに終了(なお、外国人の国境通過者はわたしのほかまったく見当たらなかった)手数料?なるものを取られることはなかったのですが、これがグアテマラの場合場所によってまちまちなのです、、例えばパレンケ→フローレスの場合たしかひとり40Q(5ドル)取られた記憶があるし、テクンウマン(メキシコ国境、エルフロリド/ホンデュラス国境も)での入出国の際ひとり10Qほど取られたことがある、、一方まったく取られなかったところもいくつかあって、だからグアテマラのほうこそどうなっているのかよくわからないのです、、ま、それほど大金でないのでいわれるまま払ってきましたが‥??

さて、グアテマラに入国、村の名前もメキシコ側と同じEl Ceiboで村の大きさはもしかしたらこちらのほうが大きい?というのもこちら側には結構大きなメルカドがあってその95%の店の扱い商品が衣料関係のものでした、、これはグアテマラ側の安い衣料品を買い付けに来るメキシコ人バイヤーのために作られたものであろうことは容易に見てとれたのですが、だから上記のように地元民の行き来はあってもツーリストが利用するのは珍しい国境のようで、運よくやってきたフローレスへの直通ミニバスの乗客も結局はわたしひとりでした。国境からの足として一番近い街ナランホへNaranjoへは15Q/30分の距離(30分おき?)でコレクティボが待機していました。当初、フローレスへの直通があることを知らずそのコレクティボでいったんナランホに出るつもりでしたが、ミニバスが45Q/4hでフローレスまでいってくれるなら、そのバスの出発まで1時間ほど待ちましたが、そのほうが安くて便利であることはいうまでもありません、国境〜フローレス直通バスは2時間に一本あって10時12時14時16時18時で、わたしが乗ったのは16時発のバスでした、、

なので日没まで2時間くらいは車窓が楽しめ、少なくともLa Libertadという分岐の街まで街らしい街(大きな村も一ヶ所くらい?)はひとつもないそのルートは、しかしそれでも全線舗装でパレンケ→フローレスほどの悪路はまったくなく快適なものでした。グアテマラの山野の美しさを、また乗客はその全部が地元の人たちでその生活ぶり(その素朴さ・貧しさ)を見てとれる、グアテマラ初心者にはそのイントロダクションとしていいルートかもしれないと思われました。わたしが45年前に初めてグアテマラへ入国してメキシコとの格差に驚かされた記憶がよみがえりました、、が、それは決して悲愴とか悲惨といったものでなく、むしろ風景の美しさや荒廃していない人々の心/優しさ・穏やかさ、子供たちの純真な姿といったものを身近に感じられる(かといって彼らからすればその貧しさに苦しめられているのですが)このルートはそんな素朴さがまだ見られるルートとも言えるかもしれません(たぶん観光ルートではなくツーリストも少なくその影響も少ないから??)。ただ、やはりフローレスまで4時間はパレンケ→フローレスルートと同じくあまりにも遠かった、、それでもバスは予定通り20時にはサンタエレナのバスターミナルに着きました、、ということで単純にテノシケ→フローレスは時間的には乗継がうまくいったとして6時間くらい?テノシケのコレクティポ乗り場から35ペソ(200円くらい?)+ミニバス45Q(450円)でした、、

<写真説明>タイトル画像;この辺の子供たちには馬が遊びのひとつ?
以下の画像は上から、国境行きコレクティボ、国境付近(メキシコ側とグアテマラ側から3枚)、にわか作りのメルカドとその中、最後がフローレス行きミニバス、、
国境に行くコレクティボ
国境/メキシコ側から
国境/グアテマラ側から
国境付近
にわか作りのグアテマラ側メルカド
衣料品店ばかりのメルカド
フローレス行きミニバス

エルパソの国境
グアテマラへの道 9) 最終回
エリア:
  • 中南米>メキシコ>メキシコその他の都市
  • 北米>アメリカ西部>アメリカ西部その他の都市
  • 中南米>グアテマラ
テーマ:旅行準備 
投稿日:2012/10/13 02:22
コメント(0)
何回かにわたって、拙い経験をもとにグアテマラへの道を探ってきましたが、今回が最終回となります。これまでに言い足りなかったこと、あとから思い出したこと修正が必要な点などを少し補足させていただきます。

便宜上三つの行きかたに分けてみたのですが、もう一度整理してみます。1,はアメリカかメキシコを経由のフライトでグアテマラに直接入る方法でした。これについては少なくとも帰路についてはもっとも有効な手段ではないかと思っております。それも前回記したメキシコ・タパチュラからのフライトがもっとも安いかと思われますが、その場合はタパチュラ<アエロメヒコ>→メキシコシティ<同>→ロスアンゼルス<大韓航空>→日本またはタパチュラ<アエロメヒコ>→メキシコシティ<アメリカン航空>→ダラス<同>→日本というルートになると思います。またグアテマラへのフライトの場合は1,日本<大韓航空>→ロスアンゼルス<ラクサまたはユナイテッド>→グアテマラシティ、2,日本<アメリカン航空>→ダラス<同>→グアテマラシティ、3,日本<ユナイテッド>→ヒューストン<同>→グアテマララシティの選択になるかと思われます。もっとも安く自分にあったフライトをこのトラベルコちゃん海外航空券検索で探せると思います(わたしはこれまでいつもここでticketを検索し取得してきました)。

さて、次の2,アメリカ、メキシコを陸路で踏破してグアテマラに入る場合ですが、その場合のメキシコシティから先については3,のメキシコからの陸路と同じということになりますので、ここではアメリカ〜メキシコシティ間の補足ということでいくつか述べたいと思います。アメリカの周遊についてはアメリカの特派員の方にお任せするとして、それでもアメリカ往復のオープンチケットの金額からするとやはりスタート地点は西海岸、もしくはニューヨーク(やはり需要の多いルートは安い航空券も多い)に絞られるのではないかと思われます。かつてもっと安かったグレイハウンドの周遊チケットは今でも経済的にアメリカを回る有効な手段ではないかと実感しています。今回はサンフランシスコで7日間のパスを253ドルで取得しましたが、前回記したルートをその都度購入していたらおそらくその倍以上の費用がかかったと思われます(いずれ詳しく計算してみます)いずれにしろそういう方法がまだあることを知って周遊ルートを模索するのは旅の中でも最も楽しいひと時となることでしょう。問題は、では何処からメキシコに入るかということですが、それはおのおのの周遊ルートからおのずから決まってくることで、何処からでもそれなりのルートが作れます。が、ひとつだけわたしの経験を述べさせていただけるなら、ティファナ〜メキシコシティを途中何処にも寄らずにいくのはやめたほうがよいということです。この間を15000〜20000円ものバス代を払って丸2日48時間バスに乗り続けることは狂気の沙汰です。そんなことをするメキシコ人はおりません。実はわたしはこのルートを2回も踏破したおおばか者です。しかし流石に最大24時間乗り続けたけれども途中下車いたしました。そのときに相席になったメキシコ人から何で飛行機で行かないのか不思議がられたのです。まったくその通りで、このルートはバハカルフォルニアに行く、あるいは途中のどこかに寄るということでない限り飛行機に利ありです。なお、少し調べたところによると普通国内線のほうが安いかと思ってティファナ→メキシコシティで飛ぼうとするかもしれませんが、検索の結果はロスアンゼルス→メキシコシティのほうが安かったのです。こういうこともあるのでティファナはサンチャゴ経由でロスから近いとしても(2,3時間?)、ここからの陸路入国が果たしてベストウェイかどうかはよーく調べてよーく検討されたほうがよいと思います。わたしのような大ばか者にならないためにも、です。しかし調べられることとなかなか調べられないこともある、以下は今回経験したわたしのもうひとつの失敗談です。

これはエルパソからの陸路入国についてです。エルパソまではグレイハウンドのパスを使って順調にきたのですが(途中最悪の大失態もあったが)、さてそこからはそのつどticketを買わなければなりません。一番不足していた情報はメキシコ側のシウダファレスのバスターミナルがどこにあるかでした。たぶん国境を越えた街中にあるであろうと思って、実はこの国境を長い橋をわたって歩いて越えました。エルパソ側のグレイハウンドのターミナルから6ドルでシウダファレス側のターミナルにいけることは知っていたのですが、それは高いのではないか?歩いて越えればメキシコ側の市バスで安くいけるのではと踏んでいたのです。ところがイミグレの手続きを終えて、その係官にターミナルの場所を聞くとどうも市バスは難しそうでタクシーで行けといっている、実はエルパソ側の橋の袂まで前日泊まったホテルからタクシーを使ったので(8ドル)、あまり気乗りしないでいるとそこへグレイハウンドのデポからシウダファレスのターミナルに行くバスがやってきました。なんとまあタイミングのよいことか!と、そのバスに乗り込んでターミナルまで行けたのですが、そのバス代がエルパソのターミナルから乗った場合と同じひとり6ドルでした。ということは橋の袂まで乗ったタクシー代が無駄になったということです。が、悔しさはそれだけにとどまらなかったのです。そのシウダファレスのバスターミナルからチワワまでのバス代が390ペソくらいで、ペソがないというと31ドルだといわれ31ドル、ドルで払いしました。ところが、あとでなんで知ったのか不明なのですがチワワへ行くバスはエルパソのグレイハウンドのターミナルからも出ていたのです。そしてその額がなんと31ドルだったのです。ということは、まるまる朝のタクシー代とシウダファレスのターミナルまでの6ドル×2、合計20ドル近くを余計に支出してしまったことがわかったのです。旅しているときの20ドルは結構大きいのです。悔しい思いをしました、知らないとこういうことがおこります。ついでにもうひとつ情報を、これも先がわからなくて起こることですが、エルパソで乗ったタクシー運転手に両替所にいってくれるよう頼んだのです。24時間オープンのそこのレートが1ドル=12,9ペソでした。この率がよいのかどうかがわからない、もしかしたらメキシコに入れば13,0くらいかもしれない、そう欲張ったのが失敗の元、当初必要と思われる分しか両替しませんでした。ところが、その後メキシコに入って1ドル=12,5以上のところは銀行でも両替屋でも一軒もありませんでした。もしかしたら結果的にはこちらの損失(といえるかどうかわからないが)のほうが大きかったといえるかもしれないという、よくある話でした、、。

さて、メキシコの陸路の旅は思いのほか高くつきます。それはバス代が高いからなのですが(南米のバスとそのシステムもすごいものがあると聞いてますが、実際を知りません、が、確かに40年前にすでにいいバスが走っていた記憶はある)メキシコのバス及びそのネットワーク、そのシステム、また道路のよさを思うと、ま、ある程度は納得せざるを得ません。今では完全にアメリカを凌駕しています。わたしはバス代の平均値を自己流で算出するのですが、それは1時間くらい走っていくらくらいかという方法です。もちろんばらつきはでますが、できるだけ事例を多くとって平均化させます。なので根拠としてはまったく何もない(たぶんバス会社各社でkmいくらの基準はあると思いますが、そんなの聞けない)、しかしそれで国別を比較してみるとメキシコは1時間70〜80ペソくらい、グアテマラは10〜15Qです。日本円にするとメキシコ500円くらい?グアテマラ150円くらい(日本の場合を計算したことはないがいくらくらいであろうか?)、大雑把にいって3倍差です。他の物価が2倍差もないのだから、これは明らかにメキシコのバスが高いことを物語っているのですが、先に述べたそのバスの立派さ、システム・ネットワーク、及び道路状況を勘案すると、これでもまだその差は少ないほうといえるかもしれない、それほどメキシコはバスが発達しています。なのでそれは諦めて逆に夜行バスも多いので長距離移動には夜行バスを使ってホテル代を浮かす(われわれはしょっちゅうそうしていた)というのがひとつの手だと思います。が、ここでひとつ注意したいこと及びわたしの不満は、その夜行バスが寒すぎることと乗客のためと思って流し続けるテレビがうるさすぎることです。ま、いつの日かそれも改善される日が来るかもしれませんので、それを楽しみにメキシコのバスに乗り続けていきたいと思ってます。それと同時にこれはまだよく調べていないのですが、そのバスにどうやら二等のバス網があるらしいということ、これが今後の課題で、できるだけ各地でチェックしていきたいと思ってますが、どなたか詳しい方がおられましたら教えてください。そんなことでもしメキシコのバス、それもシティまで行くバスの距離を縮めたいとしたら、先に申し上げたグレイハウンドのパスを使って、サンアントニオ〜ラレドまでいって、そこからメキシコに入ってモントレイ経由でシティに出るというがもっとも安そうです。少なくとも距離的にはティファナからの半分以下の距離しかありません。いずれにしろ何処の街にも大きなバスターミナルがあって、特にシティのバスターミナルはへたな国の国際空港より大きいくらい、そこであまたあるバス会社のうち何処にするか、その選択もまた難しいところですが、このバスターミナルがしっかりしているところ(国)はなんとも旅行者にとって有難いこと(頼もしいとか安心できるという意味です)だといわねばならないでしょう。

ここまで、余計なことも含めて書いてきてしまいましたが、シティから先は3回に分けて書いたので、とりあえず今のところ補足や訂正はありません。
ひとつだけ付記しておきたいのですが、これまでのわたしの陸路の旅やグアテマラ滞在記を別のところで書いていることをたびたび申し上げてきました。それって紹介してもかまわないかどうか、よくわからないのです。べつに宣伝するつもりはありませんが、そこにはいくつか参考になる情報もあるかと思いますので、もし許されるのになら、といって許可をいただいたわけではありませんが、そのアドレスを付記させていただこうかと思っております。つまらない記事やダブって述べていることもあるかもしれませんが参照してみてください。また、ご質問等ありましたら何でも承ります。今回はあと数ヶ月この地(広くグアテマラと解釈してください)に滞在しますので遠慮なくお問い合わせください。一応今回をもってグアイマラへの道を終了し、しばらくは次のテーマを - できるだけ現地報告をと思っておりますが - どうするか少しを考えさせていただこうと思っております。それではいずれまた、、

http://dokhakudokgo.cocolog-nifty.com

(写真説明;タイトル画像はエルパソ〜シウダファレスの国境、以下はその橋を歩いてわたってエルパソに通勤する人々の列、メキシコの西バスターミナル<このターミナルは東西南北にあるターミナルの中で小さいほう>、大きいところはバスのプラットホームが100近くある)

サンタフェ橋
メキシコ西バスターミナル
メキシコのバスターミナル

タパチュラ空港
グアテマラへの道 8) メキシコシティから その3、タパチュラルート
エリア:
  • 中南米>メキシコ>タパチュラ
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
テーマ:旅行準備 
投稿日:2012/10/12 06:00
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メキシコ辺境の地タパチュラTapachulaは日本との縁も深いところで、明治時代の榎本殖民の上陸の地として知られておりますが、それについて書かれている書物も多く、わたしの別のブログにも触れているのでここでは省略させていただきます。ただ、この地をわたしが最初に訪れたのはもう40年以上前で、その後も去年と今年のはじめに訪れたので、都合3回ほど足跡をしるしていることになります。それほどここが魅力的な街なのかというと実はそうでもなく、印象としてはただ暑いだけのほんとに辺境の地でしかありません。では、なぜに3度もかというと、ただグアテマラとの国境の街ということだけで、つまり最初(40数年前)はグアテマラ入国のために、そして去年はグアテマラの滞在期間(観光目的の場合ノービザですが、滞在期限は90日です)延長のために、今年はここから帰国のために飛んだということで、あくまでグアテマラに最も近い辺境の小都市という意味合いしかありません。しかし、実にグアテマラ関連で考えるときこの地が大きな意味を持ってくるのです。

今回のテーマである陸路でメキシコからグアテマラに入国するルートとして、このルートの利用価値も高いと思います。何回か引き合いに出している日本のガイドブックには(少し古い版のものですが)グアテマラ入国のルートとして最も短時間でいけるルートと記されていたのを記憶していますが、少なくともグアテマラシティを目指すのならその通りだと思います。メキシコシティからの距離では、前回紹介した二つのルートより少し遠く、直行バスでだいたい16〜18時間くらいかかります(メキシコのバスは等級があって価格も1000〜1500ペソと開きがある)。ただそこから先グアテマラシティまでが早いのです。というのもグアテマラという国はそのほとんどが山国で、その山間を縫うように昨日記したCA1(セントラルアメリカハイウェイNo,1)いってみればこの国の国道1号線が走っています。40年前はとんでもないひどい道だったと記憶してますが、今は片側2車線の立派なハイウェイとなっています(といってもこの国ではまだ高速道路というものはない)。ところが驚くなかれ、昨日中央ルートの国境の町と記したラメシアからグアテマラシティまでは約350kmくらいなのですが、その間わたしの記憶では直線道路が一ヶ所しかない、あとは全線山道・カープの連続です。ま、それでもこの国の優れたバスドライバー達はそんな険しい山道を他社に負けじと信じられないスピードで飛ばしていきます。それでラメシアの国境からグアテマラシティまでは7〜8時間です。さて、メキシコ・タパチュラからは2ヶ所の出口があると申し上げましたが、そのひとつにメキシコ・シウダヒダルゴ→グアテマラ・テクンウマンルートがあって、そのテクウウマンからグアテマラの中では比較的大きな街、レタルレウRetalhuleu、マサテナンゴMazatenango、エスキントゥラEscuintla(マサテナンゴだけはスチテペケスSuchitepequez県ですが、あとはそれぞれ同名の県のいずれも県庁所在地)を通ってグアテマラシティに出るのがCA2(一部CA9になるが)、いってみれば国道2号線です。こちらはメキシコから連なる南シェラマドレ山系の山すそを通っているのでアップダウンが比較的少ない平坦な路となっています。そしてその国境からシティまでの距離が250kmくらいなのでその間は6時間くらい、メキシコ側タパチュラからも直通バスがあってそれだと7時間です。ということでこのルートは各社ともグアテマラシティへの主要路として比較的デラックスなバスを投入しており本数も多い(1時間に1本、60Q?)、国境を越える国際バスは7時間で250Qくらいでした。つまり陸路でというかバスでグアテマラ入りする場合(特にグアテマラシティを目的地とした場合、あるいはその先の中米各国へ向かう場合)の最も入りやすいルートといえるのではないでしょうか(出る場合も)?。たぶん前回記したメキシコシティからの直通バスもこのルートを走っていると思われます。またタパチュラへの行き方としてオアハカ→タパチュラ(メキシコTAPO〜オアハカ400〜450ペソ 6時間、オアハカ〜タパチュラ400〜520ペソ 11〜12時間)もバスがあります。

さて、先に申し上げたようにわたしはこの国境を何回か出入りしています。この国の長期滞在者が滞在期間延長のためにとる方法としては、シティにあるイミグレーションオフィスでその手続きもできるらしいのですが、それよりもいったん外国に出て入りなおす人のほうが多いようです。その場合注意しなければならないのはグアテマラで有効な90日間はエルサルバドル、ホンデュラス、ニカラグアも含めてのことで、ということは上記の国に出ても期間の延長にはならないということです。なので、そのためにいったん外国に出るとは近隣国でいえば、メキシコかコスタリカかベリーズということになります。このうちコスタリカは少し遠いしベリーズはベリーズ入国のためのビザ代が高くつくので残された選択肢としてはメキシコが一番都合がよいということになります。ある情報によると、同じところから出てその日のうちに同じところから入りなおすこともできると聞いたこともあるのですが実際は引っかかる場合もあるらしい?。なので特にメキシコに用事がない人にはこの2ヶ所の入り口(出口?)があるタパチュラは結構重宝するのではないかと思われます。わたしの経験をいえば、シェラ<ケツェルテナンゴ>を朝発ってマラカタンMalacatan経由(コレクティボに乗り換え)で昼ころにはグアテマラ側国境の町エルカルメンEl Calmenにつき、小さな橋を渡ってメキシコ側の町タリスマンTalismanへ、そこからコレクティボで12ペソ(?今は少し値上がりしているかもしれない)でタパチュラの町へ出、そこで一泊して次の日は昼ころもう一方の出口(?)シウダヒダルゴCiudad Hidalgoまでまたコレクティボで(18〜20ペソ、4,50分かかる)、今度は結構長い橋を渡ってグアテマラ側の町テクンウマンCiudad Tecun Umanに入って、きた時とはまったく別ルートで夕方にはシェラに戻った、両国境ともなんら問題なく通過でき、かかった費用もほんのわずかですんだ(出入国費用としてし10Qくらいかかったか?バス代や宿泊代等は別のところに記したと思うが今は資料がなくてスミマセン)という経験があります。そう、そういう意味ではシェラに行くにも便利なルートだともいえそうです。

もうひとつここは欠くことのできない重要なポイントがあるのです。それは飛行場の存在です。タパチュラには国内線の空港があるので、この利用価値が高いということです。今ちなみにタパチュラ〜メキシコシティの航空券を検索してみると14,000〜15,000円です。一日2,3便しかありませんがシティまで1時間半です。一方前述したバスだとどうか?一番速くて高いバスで16時間1500ペソ(約1万円です、安いバスでも7000円くらい?)、これでは比較にならないと思います。もし途中寄り道するところがないのであれば、誰だって16時間のバスには乗りたくない、、ところが、というか、だからというか、ticketはなかなかとりにくくなっています。特にLCCの発達しているメキシコでもこの路線はLCCが飛んでいないので、だいたいいつも満席です。この路線は余裕をもった検索でないと難しいということですが、もし先のticketということならば、お得情報がひとつあります。この路線を飛んでいるのはAERO MEXICOだけですが、そこを傘下にもつ米国のアメリカン航空を利用する場合、日本からだと成田〜メキシコシティも、成田〜メキシコシティ経由(ストップオーバー可)タパチュラも同料金なのです。ということはメキシコ〜タパチュラ間がタダ、わたしは前言を翻してしまいます。おそらく日本〜グアテマラinの最安値は成田〜メキシコシティ経由タパチュラinして陸路でグアテマラに入る、特にリピーターの方々にはこの方法がお勧めではないかと思っております、、(今年3月にそのルートで日本に帰国しましたが、詳細はticket購入時に確認してください)。

(写真説明;タイトル画像はタパチュラ空港、下;直接本文とは関係がありませんが、タパチュラから北東100km?アカコヤグアAcacoyaguaにある榎本殖民の碑と、その100周年を記念した秋篠宮殿下の記念植樹の碑、いずれも今年3月撮影)

榎本殖民の碑
秋篠宮殿下 榎本殖民年記念植樹の碑

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