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エリア:
- 中南米 > グアテマラ
- 中南米 > ベリーズ
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テーマ:
- その他
このベリーズ〜Guatemala inルートは前回からお話ししているように二つあります。1,はグアテマラ国境近くの街サン・イグナシオSan Ignacio〜ベリーズ国境ベンケ・ビエホ・デル・カルメンBenque Viejo del Carmen〜グアテマラ国境の街メルコール・デ・メンコスMerchor de Mencos〜フローレスFlores、2,がベリーズ南部の港街プンタ・ゴルタPunta Gorda〜グアテマラのカリブ海に面した港街プエルト・バリオスPuerto Barrios(orリビングストンLivingston)に渡るルートです。
1,サン・イグナシオ→ベンケ 30分2BZ$(バス;1時間に一本)。なお、途中シュナントニッチ遺跡入り口までは20分1.5BZ$、遺跡入り口からベンケは5〜10分くらいだったが同じく1.5BZ$。ベンケ→国境はタクシーで10分5BZ$、この間のタクシーはシェアすれば安くなるかと思ったが、その場合でも一人5BZ$だった。
出国手続きは37.5BZ$(US18.75ドル)払うだけで簡単、その分を残して、もしベリーズに戻らない場合は出国前に両替しておいたほうがよい。プンタ・ゴルダには両替屋は一人もいなかったが、こことメキシコ国境には両替屋がいて、それほど率は悪くなかった。
ベリーズのイミグレでスタンプを押してもらって、少し行くと左手にグアテマラのイミグレがある。ただ、うっかりすると見落としかねないくらいわかりずらい。わたしの場合は教えてくれた人がいて助けられたが、あとでアンティグアであった若い日本の男の子は素通りしてしまったといっていた(入国手続きを経てないと出国時面倒なことになるので、くれぐれも注意を!)。そこを過ぎるとたぶん国境と思われる橋があって、渡るとすぐにメルコール・デ・メンコスの街になっていた。だからグアテマラ側イミグレは橋の手前だったことになる。(この橋とその下を流れる川Mopan Riverはたいそう美しかったが、悔しいかな、このとき前日にカメラの充電を忘れていて、すでにバッテリー切れになっていたので写真がない)
グアテマラ側に入って、進行左手にコレクティボのターミナルあり(橋から5分くらい)ここから15分か20分おきにフローレス行きのコレクティボ(乗り合いワゴン車)がでている。2時間30Q(普通のバスもあるが本数は非常に少ない、一日2本?、弾丸編で書いたが、むしろベリーズ・シテイ〜フローレス間の直通バスのほうが本数は多い;5時間US25ドル、フローレス→ベリーズ・シティは160Q)ということで普通のバス・タクシー・コレクティボの乗り継ぎでベリーズ・シテイ→フローレスは乗継ぎがうまくいけば6時間約US12ドルだったので、やはりシャトルの半額となります。
2,ベリーズ・シティ〜プンタ・ゴルダのバスは前回書いたように普通バスで6時間半22BZ$だったが、一日4便?のプエルト・バリオス行きのボートに乗るにはプンタ・ゴルダに一泊しなければならないかもしれない。宿は数軒あって安宿は30BZ$〜、プンタ・ゴルタからのボートは写真のイミグレ兼船着場になっているところにあった看板によると一日4便あって50BZ$となっているが、曜日によって異なる可能性ありで要確認。というのもわたしは実際はプエルト・バリオス→プンタ・ゴルダを利用したのだけれど、そのとき確認したら一日2本といわれ(当初プエルト・バリオス→プンタ・ゴルダは一日3〜4便あると思っていたが10:30AMと1:30PMの2便しかないといわれた)当初の予定が狂ってしまった経緯があったからだ。また、リビングストンへのボート(to,from)についても詳細不明、わたしがプエルト・バリオスから乗ったボートは、どのような経緯かわからないがリビングストンを経由したので、もしかしたら、そのとき、そのときで寄ってくれることがあるのかもしれない?。いずれにしろプンタ・ゴルダ〜プエルト・バリオス間は本数ははっきりしないがデイリーであるのは確しかで、料金はプンタ・ゴルダ→プエルト・バリオス50BZ$、逆のプエルト・バリオス→プンタ・ゴルダは200Q(どちらもUS25ドル)約1時間の船旅である。
<写真の説明>タイトル画像は、シュナントニッチ遺跡入り口付近を流れるモパン川Mopan River、この奥(上流)数kmのところに国境あり。以下の写真は上から順に1,プエルト・バリオスの船着場、写真右のボートがプンタ・ゴルダ行きボート。2,プエルト・バリオス付近の海。3,リビングストンの船着場(わたしの乗ったボートはリビングストンに寄った)。4,この付近、カリブ海沿岸部に多く住むガリフナ系の人々(2012/2月リビングストンで撮影したもの)。5,プンタ・ゴルダの船着場、まっすぐ行った先にイミグレがある。6,イミグレをでたところにボートの発着案内板があった。7,何もない街プンタ・ゴルダの中央公園?。







3,さて、では1,または2,のルートを使って、果たしてベリーズ・シティ〜グアテマラ・シティ間はどちらがコスト的に安く時間的に早いのかという比較をしてみたい。それには3-1としてフローレス〜グアテマラ・シティのバス、3-2,プエルト・バリオス〜グアテマラ・シティのバスを調べればいいわけだが、フローレス〜グアテマラ・シティは弾丸編で述べているが8〜9時間130〜190Q(本数は多)、一方のプエルト・バリオス〜グアテマラ・シティはグアテマラの大手バス会社リテグアLiteguaの独占路線で5時間40〜80Q(こちらも本数は多、またLiteguaはデラックスバスから普通のバスまでバスのクラスも何種類かあり)。で、料金的に安いバスを使ったとして、3-1は前述のようにベリーズ・シティ〜フローレスが(便宜的にUSドルで表示すると)12ドルで、フローレス〜グアテマラ・シティ130Q:16.25ドル(1ドル;8Qとした場合)トータルすると約28ドル、時間的にはベリーズ・シティ午後発ちでフローレスからの夜行バスを使えば次の朝にグアテマラ・シティ着が可能(フローレスは見所が多いので数泊を勧めるが、もしそうでない場合、フローレス/サンタ・エレナのバスターミナルに例えば夕方着いたとしてもその日の夜行バスに空きがあるかは保証できない)。このルートは夜行バスを使えるのが大きい。3-2は移動費としては22BZ$+50BZ$+40Qでこちらは約41ドルとなり、もしプンタ・ゴルダもしくはプエルト・バリオスで一泊となるとその分の費用と時間もプラスしなければならなくなる(乗り継ぎ待ちを考えず移動時間だけならば多少短くトータル12〜3時間くらいか?)。なので時間的にもコスト的にも、またフローレスはグアテマラ屈指の観光地ということでもあるので、やはりフローレス経由が第一のお勧めルートとなるが、もし往復する場合となると、どちらを先にするかは別として、往きをフローレス経由にしたら帰路はリオ・ドゥルセ、リビングストン、プエルト・バリオスを絡めたルートをとるのが面白いかと思う。なおフローレスの宿やTikalツアーについては広く公開されていると思うので、それを参考にされるほうがいいと思うが、例えば安宿なんかだとドミで35Qくらいから、バストイレ共同で60Q〜、またTikalツアーも多くのトラベルエージェンシーが80Q〜から往復のツアー(入場料別途)をだしているが、サンタ・エレナのバスターミナルから片道30Qでミニバスもでているので、それを利用する手もあり。また、このルートのTikal以外のマヤ遺跡のひとつ、ベリーズ国境に近いヤシャ遺跡に行くにはフローレスからタクシーをチャーターすると高額になるので、その場合は国境の街メルコール・デ・メンコスまで行ってチャーターしたほうが安い(フローレスからの往復だと500Qは下らない、メルコール・デ・メンコスからだとせいぜい200Q?)。これは遺跡ファンは覚えておいて損はないと思う。ただ、今現在その先のナクム遺跡、あるいはナランホ遺跡へは悪路のためタクシーでは無理とのことだった。
Litegua社のデラックスバス/2012年2月撮影

以下の写真も2012年撮影のヤシャ遺跡;3枚



4,追加事項となります。前の記事を見直していて、グアテマラの出国税について後日記します、と書いていたのを(忘れてしまっていた)見つけ、ここに補足いたします。まず、プエルト・バリオスのイミグレは船着場の手前すぐのところにあり、これは見落とすことはないでしょう。問題は、そこでまさかの出国税80Q(またはUS10ドル)と言い渡されたことです。初めてのことでした。それまでに陸路でグアテマラを出国したことは何回かあり、一度も出国税なるものを払わされたことはなかったからです(メキシコ/パレンケ〜メキシコ/コロサル経由でグアテマラ/ラ・テクニカLa Tecnicaから入国したときに入国税として40Qとられたことはあった。そのほかホンデュラス/コパンにいったときも入国税か出国税を若干とられた記憶あり)。なので、本当のところグアテマラの出国税なるものはどのようになっているのか知らないのですが、もしかしたら新たにそのような決まりになったのかもしれないということと(これはメキシコの場合でもいえることですが)場所によって人によって異なるということも無きにしも非ず、なので、ある程度はそのつもりでいたほうがいいかもしれない、ということしかいえません、スミマセン。
以上、ベリーズ経由Guatemala inに関する今回知りえた情報をまとめてみたのですが、どのルートを通るにしてもベリーズ、グアテマラともに見所が結構あるので急がずにローカルバスでゆっくり旅することをお勧めします。当初お伝えしたように、それだと弾丸編のカンクン〜ベリーズ・シティ〜グアテマラ・シティ間の移動費約US100ドルの半額で移動できるのですから‥。
1,サン・イグナシオ→ベンケ 30分2BZ$(バス;1時間に一本)。なお、途中シュナントニッチ遺跡入り口までは20分1.5BZ$、遺跡入り口からベンケは5〜10分くらいだったが同じく1.5BZ$。ベンケ→国境はタクシーで10分5BZ$、この間のタクシーはシェアすれば安くなるかと思ったが、その場合でも一人5BZ$だった。
出国手続きは37.5BZ$(US18.75ドル)払うだけで簡単、その分を残して、もしベリーズに戻らない場合は出国前に両替しておいたほうがよい。プンタ・ゴルダには両替屋は一人もいなかったが、こことメキシコ国境には両替屋がいて、それほど率は悪くなかった。
ベリーズのイミグレでスタンプを押してもらって、少し行くと左手にグアテマラのイミグレがある。ただ、うっかりすると見落としかねないくらいわかりずらい。わたしの場合は教えてくれた人がいて助けられたが、あとでアンティグアであった若い日本の男の子は素通りしてしまったといっていた(入国手続きを経てないと出国時面倒なことになるので、くれぐれも注意を!)。そこを過ぎるとたぶん国境と思われる橋があって、渡るとすぐにメルコール・デ・メンコスの街になっていた。だからグアテマラ側イミグレは橋の手前だったことになる。(この橋とその下を流れる川Mopan Riverはたいそう美しかったが、悔しいかな、このとき前日にカメラの充電を忘れていて、すでにバッテリー切れになっていたので写真がない)
グアテマラ側に入って、進行左手にコレクティボのターミナルあり(橋から5分くらい)ここから15分か20分おきにフローレス行きのコレクティボ(乗り合いワゴン車)がでている。2時間30Q(普通のバスもあるが本数は非常に少ない、一日2本?、弾丸編で書いたが、むしろベリーズ・シテイ〜フローレス間の直通バスのほうが本数は多い;5時間US25ドル、フローレス→ベリーズ・シティは160Q)ということで普通のバス・タクシー・コレクティボの乗り継ぎでベリーズ・シテイ→フローレスは乗継ぎがうまくいけば6時間約US12ドルだったので、やはりシャトルの半額となります。
2,ベリーズ・シティ〜プンタ・ゴルダのバスは前回書いたように普通バスで6時間半22BZ$だったが、一日4便?のプエルト・バリオス行きのボートに乗るにはプンタ・ゴルダに一泊しなければならないかもしれない。宿は数軒あって安宿は30BZ$〜、プンタ・ゴルタからのボートは写真のイミグレ兼船着場になっているところにあった看板によると一日4便あって50BZ$となっているが、曜日によって異なる可能性ありで要確認。というのもわたしは実際はプエルト・バリオス→プンタ・ゴルダを利用したのだけれど、そのとき確認したら一日2本といわれ(当初プエルト・バリオス→プンタ・ゴルダは一日3〜4便あると思っていたが10:30AMと1:30PMの2便しかないといわれた)当初の予定が狂ってしまった経緯があったからだ。また、リビングストンへのボート(to,from)についても詳細不明、わたしがプエルト・バリオスから乗ったボートは、どのような経緯かわからないがリビングストンを経由したので、もしかしたら、そのとき、そのときで寄ってくれることがあるのかもしれない?。いずれにしろプンタ・ゴルダ〜プエルト・バリオス間は本数ははっきりしないがデイリーであるのは確しかで、料金はプンタ・ゴルダ→プエルト・バリオス50BZ$、逆のプエルト・バリオス→プンタ・ゴルダは200Q(どちらもUS25ドル)約1時間の船旅である。
<写真の説明>タイトル画像は、シュナントニッチ遺跡入り口付近を流れるモパン川Mopan River、この奥(上流)数kmのところに国境あり。以下の写真は上から順に1,プエルト・バリオスの船着場、写真右のボートがプンタ・ゴルダ行きボート。2,プエルト・バリオス付近の海。3,リビングストンの船着場(わたしの乗ったボートはリビングストンに寄った)。4,この付近、カリブ海沿岸部に多く住むガリフナ系の人々(2012/2月リビングストンで撮影したもの)。5,プンタ・ゴルダの船着場、まっすぐ行った先にイミグレがある。6,イミグレをでたところにボートの発着案内板があった。7,何もない街プンタ・ゴルダの中央公園?。







3,さて、では1,または2,のルートを使って、果たしてベリーズ・シティ〜グアテマラ・シティ間はどちらがコスト的に安く時間的に早いのかという比較をしてみたい。それには3-1としてフローレス〜グアテマラ・シティのバス、3-2,プエルト・バリオス〜グアテマラ・シティのバスを調べればいいわけだが、フローレス〜グアテマラ・シティは弾丸編で述べているが8〜9時間130〜190Q(本数は多)、一方のプエルト・バリオス〜グアテマラ・シティはグアテマラの大手バス会社リテグアLiteguaの独占路線で5時間40〜80Q(こちらも本数は多、またLiteguaはデラックスバスから普通のバスまでバスのクラスも何種類かあり)。で、料金的に安いバスを使ったとして、3-1は前述のようにベリーズ・シティ〜フローレスが(便宜的にUSドルで表示すると)12ドルで、フローレス〜グアテマラ・シティ130Q:16.25ドル(1ドル;8Qとした場合)トータルすると約28ドル、時間的にはベリーズ・シティ午後発ちでフローレスからの夜行バスを使えば次の朝にグアテマラ・シティ着が可能(フローレスは見所が多いので数泊を勧めるが、もしそうでない場合、フローレス/サンタ・エレナのバスターミナルに例えば夕方着いたとしてもその日の夜行バスに空きがあるかは保証できない)。このルートは夜行バスを使えるのが大きい。3-2は移動費としては22BZ$+50BZ$+40Qでこちらは約41ドルとなり、もしプンタ・ゴルダもしくはプエルト・バリオスで一泊となるとその分の費用と時間もプラスしなければならなくなる(乗り継ぎ待ちを考えず移動時間だけならば多少短くトータル12〜3時間くらいか?)。なので時間的にもコスト的にも、またフローレスはグアテマラ屈指の観光地ということでもあるので、やはりフローレス経由が第一のお勧めルートとなるが、もし往復する場合となると、どちらを先にするかは別として、往きをフローレス経由にしたら帰路はリオ・ドゥルセ、リビングストン、プエルト・バリオスを絡めたルートをとるのが面白いかと思う。なおフローレスの宿やTikalツアーについては広く公開されていると思うので、それを参考にされるほうがいいと思うが、例えば安宿なんかだとドミで35Qくらいから、バストイレ共同で60Q〜、またTikalツアーも多くのトラベルエージェンシーが80Q〜から往復のツアー(入場料別途)をだしているが、サンタ・エレナのバスターミナルから片道30Qでミニバスもでているので、それを利用する手もあり。また、このルートのTikal以外のマヤ遺跡のひとつ、ベリーズ国境に近いヤシャ遺跡に行くにはフローレスからタクシーをチャーターすると高額になるので、その場合は国境の街メルコール・デ・メンコスまで行ってチャーターしたほうが安い(フローレスからの往復だと500Qは下らない、メルコール・デ・メンコスからだとせいぜい200Q?)。これは遺跡ファンは覚えておいて損はないと思う。ただ、今現在その先のナクム遺跡、あるいはナランホ遺跡へは悪路のためタクシーでは無理とのことだった。
Litegua社のデラックスバス/2012年2月撮影

以下の写真も2012年撮影のヤシャ遺跡;3枚



4,追加事項となります。前の記事を見直していて、グアテマラの出国税について後日記します、と書いていたのを(忘れてしまっていた)見つけ、ここに補足いたします。まず、プエルト・バリオスのイミグレは船着場の手前すぐのところにあり、これは見落とすことはないでしょう。問題は、そこでまさかの出国税80Q(またはUS10ドル)と言い渡されたことです。初めてのことでした。それまでに陸路でグアテマラを出国したことは何回かあり、一度も出国税なるものを払わされたことはなかったからです(メキシコ/パレンケ〜メキシコ/コロサル経由でグアテマラ/ラ・テクニカLa Tecnicaから入国したときに入国税として40Qとられたことはあった。そのほかホンデュラス/コパンにいったときも入国税か出国税を若干とられた記憶あり)。なので、本当のところグアテマラの出国税なるものはどのようになっているのか知らないのですが、もしかしたら新たにそのような決まりになったのかもしれないということと(これはメキシコの場合でもいえることですが)場所によって人によって異なるということも無きにしも非ず、なので、ある程度はそのつもりでいたほうがいいかもしれない、ということしかいえません、スミマセン。
以上、ベリーズ経由Guatemala inに関する今回知りえた情報をまとめてみたのですが、どのルートを通るにしてもベリーズ、グアテマラともに見所が結構あるので急がずにローカルバスでゆっくり旅することをお勧めします。当初お伝えしたように、それだと弾丸編のカンクン〜ベリーズ・シティ〜グアテマラ・シティ間の移動費約US100ドルの半額で移動できるのですから‥。