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エリア:
- 中南米 > グアテマラ > フローレス
- 中南米 > メキシコ > メキシコその他の都市
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テーマ:
- 旅行準備
だいぶ前に‘グアテマラへの道’と題して何回かそのルートを紹介させていただきました。おかげさまで多くの方に閲覧していただいたようで、ありがとうございました、、感謝御礼申し上げます。さて、その際‘パレンケ→フローレス’を書いた記事の中でテノシケ→フローレスルートについて少し触れたのですが、そのときわたしはそのルートを通っておらず、正確にはわからないと書いてしまいました。それから4ヶ月がたち、その間経験者からのお便りもなかったので今回そのルートを通ってきました、以下はその報告です、、
このルートは思ったより簡単で早く、しかも安く快適、だからグアテマラ初心者には、その最初の印象をよいものとするルートのように思われました。ただテノシケという街に行くのがメキシコ方面からだとちょっと難儀(パレンケからはコレクティボ/乗り合いのワゴン車あり)、なのでむしろカンクンからベリーズを通りたくない人向きのルートではないかというのがわたしの結論です。しかし、その場合も一般のバスでカンクン方面からテノシケに入る便数は極端に少なかった(例えばADOでカンペチェから2便だったか?)、テノシケに入るバス便はたぶんビジャエルモサVillahermosaからが一番多いかと思われます(一日10便以上あり、174ペソ/3,5h)。で、バスでテノシケのバスターミナルに着いたとして、そこから国境の村エルセイボ El Ceiboまで行くコレクティボの乗り場まではタクシーかトゥクトゥクを利用しなければなりません。わたしはそのときトゥクトゥクが走っているのを知らず、またターミナルに待機してもいなかったのでタクシーを使ってしまいましが(20ペソ、トゥクトゥク10ペソ)歩ける距離ではなかった、、しかし国境に行くコレクティポは客が集まり次第出ているようで何台も待機していました。その乗客は途中の開拓村の住民がほとんどだったので、一台が満席(15,6人)になるのに30分とかからなかった、、国境の村エルセイボまで35ペソ、1時間くらいでした。
ここの国境は24時間オープンではなく9:00〜18:00でした。そこでビジャエルモサからの二等バスも目にしたから、時間によってはここまで来るバスもあることがわかりました。メキシコ・グアテマラ間の国境は歩いて越えましたが、行き来自由?の地元民はトゥクトゥクを使っていた、、メキシコ側のイミグレでは出・入国税?295ペソをきっちりとられた、これは今までとられたりとられなかったりしたので、いったいどうなっているのか一度思い返してみたところ、どうやら以下ではないかとの結論に至りました(ガイドブックでも現場係官でも納得いく説明がなかった、というか聞き取れてなかったので)。参考までに‥、、
まずこれはツーリストビザ?のようなもので、入国時(または出国時)に25ドル相当分をすべてのツーリストに課しているのではないかと思われます。ただし出国の航空券を持っている場合は、すでに航空券に出国税としてそれは含まれていて、その場合は入・出国時に別にとられることはない。なので陸路での入出国の場合のみ、その際書かされるツーリストカードに支払い済みの記載がないと出国時にその分を徴収される、、というのが、これまでに入国時にとられたりあるいは出国時に取られたり、あるいは取られなかったりして、いったいどうなっているのかずっと疑問だったことの(わたしなりの?)結論でした、、なのでこのときはきっちり取られてしまった、、ま、それだけでメキシコのイミグレは簡単に通過、で、上記の9:00〜18:00と書かれたゲートを通ってグアテマラ側にはいると、係官は食事に出かけていて誰もおらず、しばらく待たされるというのんびりさ、、しかし実はこちらも少しの不思議はありました。
ここのグアテマラ側イミグレは戻ってきた係官にスタンプを押してもらってすぐに終了(なお、外国人の国境通過者はわたしのほかまったく見当たらなかった)手数料?なるものを取られることはなかったのですが、これがグアテマラの場合場所によってまちまちなのです、、例えばパレンケ→フローレスの場合たしかひとり40Q(5ドル)取られた記憶があるし、テクンウマン(メキシコ国境、エルフロリド/ホンデュラス国境も)での入出国の際ひとり10Qほど取られたことがある、、一方まったく取られなかったところもいくつかあって、だからグアテマラのほうこそどうなっているのかよくわからないのです、、ま、それほど大金でないのでいわれるまま払ってきましたが‥??
さて、グアテマラに入国、村の名前もメキシコ側と同じEl Ceiboで村の大きさはもしかしたらこちらのほうが大きい?というのもこちら側には結構大きなメルカドがあってその95%の店の扱い商品が衣料関係のものでした、、これはグアテマラ側の安い衣料品を買い付けに来るメキシコ人バイヤーのために作られたものであろうことは容易に見てとれたのですが、だから上記のように地元民の行き来はあってもツーリストが利用するのは珍しい国境のようで、運よくやってきたフローレスへの直通ミニバスの乗客も結局はわたしひとりでした。国境からの足として一番近い街ナランホへNaranjoへは15Q/30分の距離(30分おき?)でコレクティボが待機していました。当初、フローレスへの直通があることを知らずそのコレクティボでいったんナランホに出るつもりでしたが、ミニバスが45Q/4hでフローレスまでいってくれるなら、そのバスの出発まで1時間ほど待ちましたが、そのほうが安くて便利であることはいうまでもありません、国境〜フローレス直通バスは2時間に一本あって10時12時14時16時18時で、わたしが乗ったのは16時発のバスでした、、
なので日没まで2時間くらいは車窓が楽しめ、少なくともLa Libertadという分岐の街まで街らしい街(大きな村も一ヶ所くらい?)はひとつもないそのルートは、しかしそれでも全線舗装でパレンケ→フローレスほどの悪路はまったくなく快適なものでした。グアテマラの山野の美しさを、また乗客はその全部が地元の人たちでその生活ぶり(その素朴さ・貧しさ)を見てとれる、グアテマラ初心者にはそのイントロダクションとしていいルートかもしれないと思われました。わたしが45年前に初めてグアテマラへ入国してメキシコとの格差に驚かされた記憶がよみがえりました、、が、それは決して悲愴とか悲惨といったものでなく、むしろ風景の美しさや荒廃していない人々の心/優しさ・穏やかさ、子供たちの純真な姿といったものを身近に感じられる(かといって彼らからすればその貧しさに苦しめられているのですが)このルートはそんな素朴さがまだ見られるルートとも言えるかもしれません(たぶん観光ルートではなくツーリストも少なくその影響も少ないから??)。ただ、やはりフローレスまで4時間はパレンケ→フローレスルートと同じくあまりにも遠かった、、それでもバスは予定通り20時にはサンタエレナのバスターミナルに着きました、、ということで単純にテノシケ→フローレスは時間的には乗継がうまくいったとして6時間くらい?テノシケのコレクティポ乗り場から35ペソ(200円くらい?)+ミニバス45Q(450円)でした、、
<写真説明>タイトル画像;この辺の子供たちには馬が遊びのひとつ?
以下の画像は上から、国境行きコレクティボ、国境付近(メキシコ側とグアテマラ側から3枚)、にわか作りのメルカドとその中、最後がフローレス行きミニバス、、






このルートは思ったより簡単で早く、しかも安く快適、だからグアテマラ初心者には、その最初の印象をよいものとするルートのように思われました。ただテノシケという街に行くのがメキシコ方面からだとちょっと難儀(パレンケからはコレクティボ/乗り合いのワゴン車あり)、なのでむしろカンクンからベリーズを通りたくない人向きのルートではないかというのがわたしの結論です。しかし、その場合も一般のバスでカンクン方面からテノシケに入る便数は極端に少なかった(例えばADOでカンペチェから2便だったか?)、テノシケに入るバス便はたぶんビジャエルモサVillahermosaからが一番多いかと思われます(一日10便以上あり、174ペソ/3,5h)。で、バスでテノシケのバスターミナルに着いたとして、そこから国境の村エルセイボ El Ceiboまで行くコレクティボの乗り場まではタクシーかトゥクトゥクを利用しなければなりません。わたしはそのときトゥクトゥクが走っているのを知らず、またターミナルに待機してもいなかったのでタクシーを使ってしまいましが(20ペソ、トゥクトゥク10ペソ)歩ける距離ではなかった、、しかし国境に行くコレクティポは客が集まり次第出ているようで何台も待機していました。その乗客は途中の開拓村の住民がほとんどだったので、一台が満席(15,6人)になるのに30分とかからなかった、、国境の村エルセイボまで35ペソ、1時間くらいでした。
ここの国境は24時間オープンではなく9:00〜18:00でした。そこでビジャエルモサからの二等バスも目にしたから、時間によってはここまで来るバスもあることがわかりました。メキシコ・グアテマラ間の国境は歩いて越えましたが、行き来自由?の地元民はトゥクトゥクを使っていた、、メキシコ側のイミグレでは出・入国税?295ペソをきっちりとられた、これは今までとられたりとられなかったりしたので、いったいどうなっているのか一度思い返してみたところ、どうやら以下ではないかとの結論に至りました(ガイドブックでも現場係官でも納得いく説明がなかった、というか聞き取れてなかったので)。参考までに‥、、
まずこれはツーリストビザ?のようなもので、入国時(または出国時)に25ドル相当分をすべてのツーリストに課しているのではないかと思われます。ただし出国の航空券を持っている場合は、すでに航空券に出国税としてそれは含まれていて、その場合は入・出国時に別にとられることはない。なので陸路での入出国の場合のみ、その際書かされるツーリストカードに支払い済みの記載がないと出国時にその分を徴収される、、というのが、これまでに入国時にとられたりあるいは出国時に取られたり、あるいは取られなかったりして、いったいどうなっているのかずっと疑問だったことの(わたしなりの?)結論でした、、なのでこのときはきっちり取られてしまった、、ま、それだけでメキシコのイミグレは簡単に通過、で、上記の9:00〜18:00と書かれたゲートを通ってグアテマラ側にはいると、係官は食事に出かけていて誰もおらず、しばらく待たされるというのんびりさ、、しかし実はこちらも少しの不思議はありました。
ここのグアテマラ側イミグレは戻ってきた係官にスタンプを押してもらってすぐに終了(なお、外国人の国境通過者はわたしのほかまったく見当たらなかった)手数料?なるものを取られることはなかったのですが、これがグアテマラの場合場所によってまちまちなのです、、例えばパレンケ→フローレスの場合たしかひとり40Q(5ドル)取られた記憶があるし、テクンウマン(メキシコ国境、エルフロリド/ホンデュラス国境も)での入出国の際ひとり10Qほど取られたことがある、、一方まったく取られなかったところもいくつかあって、だからグアテマラのほうこそどうなっているのかよくわからないのです、、ま、それほど大金でないのでいわれるまま払ってきましたが‥??
さて、グアテマラに入国、村の名前もメキシコ側と同じEl Ceiboで村の大きさはもしかしたらこちらのほうが大きい?というのもこちら側には結構大きなメルカドがあってその95%の店の扱い商品が衣料関係のものでした、、これはグアテマラ側の安い衣料品を買い付けに来るメキシコ人バイヤーのために作られたものであろうことは容易に見てとれたのですが、だから上記のように地元民の行き来はあってもツーリストが利用するのは珍しい国境のようで、運よくやってきたフローレスへの直通ミニバスの乗客も結局はわたしひとりでした。国境からの足として一番近い街ナランホへNaranjoへは15Q/30分の距離(30分おき?)でコレクティボが待機していました。当初、フローレスへの直通があることを知らずそのコレクティボでいったんナランホに出るつもりでしたが、ミニバスが45Q/4hでフローレスまでいってくれるなら、そのバスの出発まで1時間ほど待ちましたが、そのほうが安くて便利であることはいうまでもありません、国境〜フローレス直通バスは2時間に一本あって10時12時14時16時18時で、わたしが乗ったのは16時発のバスでした、、
なので日没まで2時間くらいは車窓が楽しめ、少なくともLa Libertadという分岐の街まで街らしい街(大きな村も一ヶ所くらい?)はひとつもないそのルートは、しかしそれでも全線舗装でパレンケ→フローレスほどの悪路はまったくなく快適なものでした。グアテマラの山野の美しさを、また乗客はその全部が地元の人たちでその生活ぶり(その素朴さ・貧しさ)を見てとれる、グアテマラ初心者にはそのイントロダクションとしていいルートかもしれないと思われました。わたしが45年前に初めてグアテマラへ入国してメキシコとの格差に驚かされた記憶がよみがえりました、、が、それは決して悲愴とか悲惨といったものでなく、むしろ風景の美しさや荒廃していない人々の心/優しさ・穏やかさ、子供たちの純真な姿といったものを身近に感じられる(かといって彼らからすればその貧しさに苦しめられているのですが)このルートはそんな素朴さがまだ見られるルートとも言えるかもしれません(たぶん観光ルートではなくツーリストも少なくその影響も少ないから??)。ただ、やはりフローレスまで4時間はパレンケ→フローレスルートと同じくあまりにも遠かった、、それでもバスは予定通り20時にはサンタエレナのバスターミナルに着きました、、ということで単純にテノシケ→フローレスは時間的には乗継がうまくいったとして6時間くらい?テノシケのコレクティポ乗り場から35ペソ(200円くらい?)+ミニバス45Q(450円)でした、、
<写真説明>タイトル画像;この辺の子供たちには馬が遊びのひとつ?
以下の画像は上から、国境行きコレクティボ、国境付近(メキシコ側とグアテマラ側から3枚)、にわか作りのメルカドとその中、最後がフローレス行きミニバス、、






