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中米トライアングル??

~中米トライアングル;メキシコ、グアテマラ、キューバの魅力を探る~

プロフィール

ニックネーム:
ますお めのす
居住地:
中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
性別:
男性
年代:
70代
自己紹介:
あまりとりえのない人間ですが、唯一のよりどころとしてこれまで旅にその人生(生きがい?)を託してきました。その経験が少しでもお役に立つのなら、と思って登録いたしました(20年ほど前に一般旅行業務取扱主任試験(?)に合格したのですが結局それをいかす機会に恵まれなかったことを悔いている人生です。旅暦は45年約70ヶ国くらい?といったところです。)

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ベリーズとグアテマラの中間地帯から
検証 その2,ベリーズシティ〜グアテマラ国境〜フローレス
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>フローレス
  • 中南米>ベリーズ>ベリーズシティ
テーマ:鉄道・乗り物 その他 
投稿日:2017/03/20 16:14
コメント(0)
この記事は前回の続きですが、オリジナルです、、8:45a.m.に2年前にきていたから記憶鮮明なベリーズシティに着いたわたしは、最初から次のバスでグアテマラ国境の街ベンケBenque Viejo del Carmenまで行くつもりでいた。特に海好きでもなかったし、また遺跡はだいたい前回に回っていたから、今回はベリーズはどこにも寄らない予定だった。一番の目的はベリーズシティ〜グアテマラ国境〜フローレスのルートの検証であったが、このルートに関しては直通のシャトルバスは最初から利用するつもりはなく、ほとんど前回同様普通のバスを使って国境まで行き、ルート検証というよりは前回バッテリー切れで撮れなかった国境付近の写真を撮りたいと思っていた。次のベンケ行きのバスは9時半だったが、これはだいたい一時間に一本くらいあるようだった。荷づくりをしなおして、ターミナルの売店を冷やかしていたら(ドルの小銭で使えるか試したりしていた)時間はあっという間に過ぎてバスは時間通りやってきたのだった。

この国の通貨はベリーズドルBZ$でUS1ドルはBZ2ドルで固定されていた。BZドルの持ち合わせはなかったが、米ドルの細かいのが多少あったからそれで何とかなると思っていた(メキシコの出国税を米ドルで払わなかったのが、ここで正解となっていた)。ベンケまではBZ10ドルとのことだったので、US5ドルの支払いで問題はなかったのだった。しかし、この時思わぬ驚きと幸運にわたしの胸は高鳴っていた。こんなところで書くべきことではないが、このバスの車掌さんが褐色の美人、今までこんな魅力的な車掌さんにあったことがあろうか(?、これはベリーズのみならず、全世界・生涯のわたしのバス経験でいっているのだ)。いやー、重労働も厭わず笑顔の素敵なたいへんチャーミングな女性だった。で、悪い癖で何とか写真を一枚撮ろうとずっとチャンスを狙っていたが、うまくかわされてシャッターチャンスはなかった。とうとう終点で降りるときに、ダメもとであてずっぽにシャッターを切ったら、あの素敵な笑顔は写らなかったが美人の面影は十分汲みとれる写真が撮れていた、無断掲載してしまうのだけれど、ベリーズでこの車掌さんのバスに乗り合わせたら幸運を喜んでください、、

もう一つベリーズのバスの特筆すべきことを発見、前回もうすうす感じていたことだけれど、この国のバスは極めて時間に正確なこと、下手すると日本人以上かもしれないことを知って、ベリーズの国民性をまた一つ確認した思いだった。何となればベリーズシティ発9時半はもちろん定刻だっただけでなく、次の大きな街首都のベルモパンは、かっきり10:55着で11:00に発車し、サンイグナシオには12:00ちょうど着、終点ベンケには12時半ちょうど着だったのである。いや、そうそうこれほどかっきりに着けるものではないと思うのだが(一つには渋滞がほとんどないので、時間調整はしやすいのかもしれないが)むしろ国民性というか性格?特に周辺の中南米諸国の人々と比べると、やはり異質性を感じて興味深かった。ということで以上のようにベンケまではかっきり3時間(美人のバスだったからあっという間)、12時半に着いたのだったが、驚くなかれ、それは2年前の某日にここに着いた時と同じ時刻だったのである。

タイトル画像は、ベリーズ〜グァテ国境、ベリーズ側イミグレを出てグアテ側イミグレに向かう途中でベリーズ側を見たもの
次の写真2枚、ベリーズシティから乗った外国人旅行者が多く降りたところで、いったい何があるのかと思ったら、ベリーズ動物園だった。初めて知ったのだがここはちょっと面白そうだった、、
ベリーズ動物園 1
ベリーズ動物園 2
ベルモパンに停車したベンケ行バス、写っているのがドライバー、かっちり5分休憩して出発
ベンケ行きのバス
前回一泊したサンイグナシオの街もよく覚えていた、ここは12時着、、
サンイグナシオ
シュナントニッチ遺跡は前回も写真を撮ったが、この渡しは何とも風情があっていい;2枚
シュナントニッチ遺跡への渡し 1
シュナントニッチ遺跡への渡し 2
道路沿いの土産物屋の写真は前回撮れてない、たぶん写真の店のどれかに荷物を預かってもらった
シュナントニッチ遺跡入り口の土産物屋
降り際に隠し撮りしてしまった車掌さん、美しい笑顔ではなかったが、美人の面影はちゃんと出ていた
ベリーズの美人車掌さん

ただ、その時の経験があったから、このとき少し行動を変えたのだった。まず、ベリーズドルを残したくなかった。実はベンケ〜ボーダーは前回もそうだったが、乗り合いタクシーで一人BZ5ドルも変わりなかったので、手元にBZ1ドルが残ることになった(US3ドル払って、BZ1ドルのお釣り)。で、これを使うべくポーター手前で店開きしていた簡易食堂に寄ったのだった。ちょうどお昼時だったし、その日は朝から何も口にしていなかった。もう一つ、グアテ側でも昼食にありつけたと思うが、わたしはどちらかというとベリーズの豆ご飯弁当が好きだった。で、国境を超える前に腹ごしらえしておこう決める。が、この弁当はBZ6ドルだったのだ(以前の記憶がよみがえり、それはどこでもその額だった)。が、正確にいうとBZ5ドルの弁当もあった、が、それはわたしの好みではないポヨ、つまりトリ弁、いやそれならむしろグアテの方がおいしそうだったので、6ドルのステーキ&豆ご飯弁当を、かなり無理やりにだが二枚のステーキを一枚にしてもらって5ドルに負けてもらったのだった。もちろんいい顔はしなかったが、実際ステーキ二枚も食べられなかったのだから、わがままな旅行者と許してもらった。そしてもちろんその屋台のテーブルで、特に急いでいたわけでないから、今回最初で最後のベリーズの食事を楽しんだのだった。

わたしのお好みベリーズ名物<ステーキ&豆ご飯弁当>
ベリーズ側で昼食
食事をすましてイミグレに向かう
ベリーズ側イミグレ

1時に食事を終えイミグレに向かった。このとき国境通過者はほとんどなく並ばずに済む。そしてちょっとした異変、ここの出国に際しては、前回もBZ37.5ドルor US18.75ドルを徴収され、それが今ではUS20ドルorBZ40ドルになっていることは聞いていたから、もちろんその用意はしてあった。で、この時はもうBZドルは一銭も残ってなかったから、US20ドルで支払った。が、どういうわけか、そのとき3ドルお釣りをよこしたのだった。これがどうしてなのかわからなかったのだが、それこそラッキーで、予定した額より少ない場合はやはりもうけたという気分になる、まずここにて3ドル回収した気分になった(メキシコの25ドルに対して)。で、何事もなくベリーズ側を通過、そのあと左側にあるグアテ側のオフィスへ。ここは前回も書いているが素通りしてしまう旅行者が多く、そのために前回写真をとっておこうと思ったのだけれど、あいにくバッテリー切れでそれを果たせずにいた。今回はグアテ側のインフォメーションで写真を撮っていいかちゃんと確認して堂々と写真をとらせてもらった。それだけでなくここのインフォメーションは極めて親切で、なおかつ入国手続きは極めて簡単、入国税等もとられることは一切ないのだから、ここをスルーしては後が大変になるので気をつけてもらいたいところである。1時15分には両国の国境を通過していた。

で、わたしは前回も使ったコレクティボ(乗り合いワゴン車)でフローレスまで行くつもりでいた。それは橋を渡った先のMerchor de Mencosの街の角のコレクティポ乗り場から30分おきくらいにでていて30〜40Qくらいのはずだった(後で確認したらコレクティボ;40Q、バス;50Qだった。なお、この時のQ;ケツァルはUS1ドル=7.3Q、1Q=約15円?)。ところがこの時、ベリーズ側のイミグレが済んでグアテ側のイミグレに向かっていたときに一人の呼び込みから声を掛けられたのだった。フローレスまでミニバスで100Qで行くといってきたのだ。わたしは100Qと聞いたので相手にしていなかった。が、グアテ側のイミグレを終えたとき、その彼がまたやってきて70Qでいいといってきた。その時になって初めてわたしはコレクティポなら30〜40Qで行くのを知っている。だから70Qでも出す気はないと断った。そして前回撮り損ねた橋とモパン河の写真を撮るつもりで橋まで行くと、そこにミニバスが停まっていて、ドライバーと交渉したらしい呼び込み君がまた来て、これは他の客に内緒にしてほしいが50Qでいいといってきたのだ。50Qだったら悪い話に思えなかったので了承すると、すぐに出るような話、そこを無理やり写真を撮る時間だけくれといって、5分くらいもらって写真を撮ってミニバスに乗り込むと、たぶん30分以上は待たされているといった感じの欧米系のツーリストが、いい加減にしろといった顔でわたしを迎えたのだった。その数10人くらいだったか、ほとんどバックパッカーのカップルであった。それでもさすがにこのミニバスは、途中ノンストップだったから早かった。道もほとんど舗装になっていたこともあるが1時間半でフローレス、サンタエレナについてしまったのだ。そしてもちろん他の客からは100Qとっていたであろうから、空港近くで待ち合わせていたフローレス島のホテルをめぐるシャトルに乗り換えさせられたが、それぞれのホテルまで送り届けてくれたのであった。50Qしか払ってないわたしもフローレスのホテルまで送ってくれた。そう思うと、最安値のコレクティボでも40Qプラス、トゥクトゥクが5Qかかること、時間もホテルまでだと3時間はかかることを思えば、この50Qは安かったのである。それも100Qを50Qに負けさせているからおおよそ7ドル得したことになって、これで10ドルの回収ができたことになったのである。

グアテ側のオフィス、手前のインフォメーションの女性は親切
グアテ側オフィス
入国手続きを終えると橋が架かっている
グアテ側オフィスの後河を渡る
シュナントニッチへ渡しで渡る河がモパン河で、その上流がこの国境付近となる。その橋から下流、シュナントニッチ側の写真は、電線が邪魔している
モパン河の下流側
橋の左側が上流
モパン河上流
その橋の途中にミニバスが停まっているのが見える
橋の途中にミニバスが待っていた
フローレスのあるペテンイッツァ湖より、その手前のSalpeten湖周辺の方がまだ未開発な分、断然きれい、、;2枚
Salpeten湖 1
Salpeten湖 2

さて現実的な話、ベリーズシティ〜グアテマラ国境〜フローレス島は、国境からフローレスはコレクティボを使うのが最安値と思われるが、その場合トータルコストがいくらになるかというと、USドル換算で(入出国税は除外して)5+2.5+6USドル=約14ドル?6〜7hといったところか?、一方、今はサンタエレナからもフローレス島からも(ベリーズシティからの逆も)シャトルや直通バスが何本も出ていて、その金額はUS20〜25ドルくらいである。時間は直通だから5時間くらい?この間は道もよくなっていて、本数はそうとう増えているからそれぞれの状況に応じて選択すればいいと思う(金額はせいぜい10ドルの差、時間は1時間くらいの違いだから)。いずれにしろわたしも実践してみて、カンクン発夜の22時(or23時)のADOのバスに乗れば、次の日の夕方にはグアテマラ/フローレスに着けることは確証が得られたということだった。

フローレスのホテルとそのホテルからのlake view、暑いところなのだけれど湖畔を渡る風が気持ち良いところだった;3枚
フローレスのホテル
ペテン湖 1
ペテンイッツァ湖 2

カンクンのADOターミナル
- 検証 カンクン〜ベリーズシティ〜フローレス- その1 ADOカンクン〜ベリーズシティ直行バス
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>フローレス
  • 中南米>ベリーズ>ベリーズシティ
  • 中南米>メキシコ>カンクン
テーマ:鉄道・乗り物 その他 
投稿日:2017/03/20 10:37
コメント(0)
ちょうど一か月前にタイトルのルートを更新・検証のために通ってきました。実は確か2年前にこのルートのことを紹介したら、意外にも多くの方のアクセスを得、その前から数年かかって書いてきたどの記事よりも閲覧数が上回ってしまったのです。それはたいへんな驚きであったのと、こういう記事を書いてる身としては最高の喜びを感じておりました。と同時に自責の念も少なからず生じていました。なぜならその記事は、単なる紹介記事で自分の実体験に基づくものではなかったからです。なので去年あたりからずっと、早めに検証にいかなくてはと思っていたのですが、なかなか機会に恵まれず2年がたってしまったというわけです。ということで、今まで閲覧していただいたことの感謝と更新・検証が遅れてしまったことのお詫びを申し上げ、最新のカンクン〜ベリーズシティ〜フローレスルートの検証結果をお伝えしようと思ってます。なお、この記事は自分のブログからの転載であることも、お許しを乞う次第です、、

<<今回のGuate y Mexicoの旅は、一つだけ大義名分があった。2年前に書いたCancun〜Belize city〜 Flores〜Guatemala cityの交通手段という記事が、思いのほか閲覧があって、その後renewalしてなかったから、とても責任を感じていた。その再確認<検証>というのが、実は今回の旅に課した重要なテーマだったのだが、そのためにはCancun 〜Belize cityの夜行バスにどうしても乗る必要があったのだ。(以下多少余計なことが書かれてて、お見苦しいかもしれないがそのまま載せておきます)それこそ、メキシコ、キューバ、グアテマラへの玄関口でもあったカンクンにはこれまで何回くらい滞在したか?いずれにしろ、カリブ海のカリビアンブルーも純白の砂浜も、日本のカップルも多いと聞く豪華ホテル群にも一度も縁のなかったわたしは、それでもカンクンはもういいや、と思うほど魅力は感じておらず、早々に退散すべき街と思っていた。だからマイアミに寄り道してから降りたったカンクン空港では、その時ペソを持ってなかったから、とりあえずバスターミナルまで行く分だけあればと持っていた20ユーロだけ両替する。案の定どこの空港もそうであるように、空港での両替率は極めて悪かった(しかし唯一の例外として、メキシコシティBenito Juarez 国際空港の両替は、ご存知の方も多いと思うが、あの両替屋の数はおそらく世界一と思われるが、それが故に決して悪くない、いやむしろもっとも両替率の良い場所とさえいえる例外と覚えておいて損はない)。カンクンセントロのADOターミナルまでは72ペソだった、、わたしの記憶では48ペソだったころからこの区間を利用しているが、乗るたびに値上がりしているように感じるのだ。しかし今は本数も増えたから、早朝以外は利用価値はありそうだった。第3から、第1によって、第2ターミナルを出るころにはほとんど満席になっていた。そしてADOのターミナルでATMで多額のペソをおろしたが、いつもながらこのやり方がよくわからなくて、メキシカンの若いカップルに教えてもらいながら無事に引き出すことができた。このよくわからないことの一つとしては、手数料の問題でATMの場合はその都度手数料がかかるから、できるなら何回かに分けるよりいっぺんに多額に降ろそうとすると、画面に希望額が表示されずに、自分で希望額を打ち込まなければならなくなる、その辺がわかりずらく、グアテマラでは失敗していたこと、また、隣にもATMの機械が設置してあったが、そちらは利用する人がいなかったから、機械(あるいは銀行)によっても手数料は違ってくるのか、そういう意味ではATMなら空港利用でも、それほど差が生ずることはないのか、等々わからないことだらけなのである。だからあまり利用したくないのだけれど、それでもDebitカードのキャッシングかCCのキャッシングが有利と聞いているので、その機会は多くなっているのだが、この両替術に関しては本当のところはどうなのだろうか?、達人に聞いてみたいところではある‥??、、

それにしても、まさかBelice city行きのバスがそれほど混んでるいるとは知らず、ちょっとした油断であった。両替にもたもたして窓口でベリーズシティのその夜の席はあるかと聞いたとき、まさか残席があと2席しかないとは思ってもいないことだった。危うくセーフだった、、これを逃すとそのあとの予定が滅茶苦茶になるのでこのバスはわたしにしとって極めて重要であったが、その割にはまさかそんなことはあるまいと油断してしまっていたのだった。もう座席の選択の余地はなく、残っていた二つの内のひとつを指定するしかなかった。金額は840ペソだった(因みに、空港での両替、ATMでの引き出し等から、その時のペソを計算してみたところ1ペソ=約6円だった、ということでベリーズシティまで、8.5h<これはADOのいっている時間、実際は10.5hかかった>5000円はやはり少々高く感じられた)。ticketを購入してようやく3時間ほどの余裕ができ、それではと食事に出かける。ここでは前回もそれを利用していたが、中華のコンボが食べられたからマイアミでも食事をとらずにいたのだ - 余談だが、今回の旅でわたしは、飲まず・食わず・寝ずでかなり持つことがわかってきていたから、一日一食くらいの時が多かった- 。なので、その日の最初の食事はターミナル近くに何件かあった中華屋の一つでコンボメニュウ(コンボメニュウというのは、50ペソで2種、70ペソで3種好きなものを選べるといったメニュウのこと)と隣のOXXOで仕入れたビール、ということになった。その時のわたしの選択は48ペソでチャーハンともう一品、OXXOで18ペソの缶ビールだったが、その、これは珍しそうと思って飲んだみたビールが最悪で、筆舌尽くしがたいとはこういうことをいうのかと思えるようなビールだった。よくあんなものが商品化されるものだと思って逆に感心したのだけれど、ま、銘柄は伏せておこうと思う、、

さて、腹を満たして、あとはバスで寝るだけと、それでもまだ2時間ほど、することもなくバス待ちを覚悟しなければならなかった。が、それは2時間では済まなかったのである。その辺のところは少し詳しく書いておく必要がありそうだ。実は2年前にわたしが書いた記事は、こういうバスがありますよ、といった紹介で実際に乗ったわけではなかったから(その時はむしろローカルバスでベリーズシティにいく方法を実体験に基づいて紹介したのだけれど、逆にそれはほとんど読まれなかった)、それこそ無責任極まりないと思ってて、今回はそのバスについては詳細に書かなければと思っていた矢先、これがどうもよく解せないことが起こったのであった。そのベリーズシティ行きの直行バスは22:15発のはずだった、、カンクンはADOの始発ターミナルであるから、ほとんどのバスは時刻表通り運行していて、出発が遅れることはまずなかった。それなのにベリーズシティ行きは、定刻になってもバスは到着しなかったのだ。それも15分待っても、30分待っても、、ほとんどの乗客はおかしいではないかとドアマン(出発口にでるドアを管理している男)に何度も確認していたが、もう少ししたら来るの一点張り、わたしも気になって問い合わせた一人になってしまった。その間正式なアナウンスは一度もなかった(と思う、スペイン語なので聞き逃している可能性もなくはないが)。おかしいとは思いつつ、出てしまったわけではないのと同じバスを待つ乗客はすでにそのころ固まっていたので、一緒に待つしかなかったのだが、かっちり一時間後、つまりカンクン時間の23:15にそのバスは到着したのだった。そしてあとは何事もなかったように、10分後には全員乗車し荷物も積みこんでバスは出発したのだった。まるで、初めから決まっていたような、ちょうど1時間の遅れの出発だった。そして、そのバスが出発した後で、もしかしたらと気づかされたことがあったのだ。何と、乗り込んだベリーズシティ行きのバスに設置されていた時計の時刻が22:25(発車時の時間)になっていたのだった!? 、なーんだこれ? えっ、そういうこと ? しかし、そうだとして、なぜ最初からそう説明しないのだろうか ?、といくつか疑問符の付くことばかりだったが、ともあれバスは(もしかしたら)ベリーズタイムにのっとって発車したのかもしれなかったのであった、、そのとき確認したわけではないが、どうやらベリーズとカンクンは時差が1時間あるようだった。その後ドライバーからは時差が一時間あるような話はなく、その時計のままバスは走り続けたのであった。で、その時刻に従うと、カンクン〜チェトマル間はやはり6時間くらいかかって早朝4:20にメキシコ側国境に到着、全員が起こされバスから降ろされたのだった。

たぶんこのイミグレ(メキシコ、ベリーズとも)は24hオープンのようで、手続きとしては何ら問題はなかったのだが、よく訳が分からないこと、その2として、ここでも出国税?500ペソ(またはUS25ドル)をとられてしまったことであった。この件は2年前も同じことを記しているのだけれど、もちろん納得いってないのでもう一度書かせていただく。それはto mexico or from mexicoの国境を陸路で越える場合に支払わされるわけのわからないtaxのことである。一応入国税とか出国税と呼ばれる類のtaxのようだが、これが一律でないことの疑問である。額はこれまでの経験からたいたい25ドル相当額だったが、早い話、支払わされる場合と場所が一定でなかったことがその(疑問の)発端といっていい(1999年以来数度の陸路越えをしているが払ってないケースもあり)。つまり取られたり、取られなかったりがあったのは、1,イミグレの担当官(あるいは国境の場所)によるのか、2,入国か出国かによるのか、3,それまでの滞在日数によるのか、といったことで旅行者によってそれぞれ状況は違うのかもしれないが、今回もわたしは無条件に(何ら説明なく)ペソかドルかと聞かれたから、ペソで払ってしまったのだ。実は2年前のここでも出国時にきっちり取られてはいた。あとから、せめて拙いスペイン語ながら、どうして払わなければならないのか問いただしてみるべきだったと悔やんだ。それでなくとも今回はたった数時間のメキシコ滞在であったのだから、すくなくとも3,の理由なら該当しなかったはずだった。そう思うと余計悔しかったのだ。ま、それでもこのADOの直行バスが、それなりに価値ありと思ったのは、やはりこの深夜(早朝か?)にイミグレに横つけしてくれて、全員が終了するまで待っててくれ、そのあと数キロ離れたベリーズ側のイミグレまで連れてって、同じように手続きが終わるまで待っててくれるありがたさ、といってよかった。ことのほかここの国境越えは、メキシコ側とベリーズ側が離れすぎていて歩ける距離ではなかったからだ。で、メキシコ側は出国だったから約30分、ベリーズ側は少々手際も悪く、入国審査で全員終了するまで1時間ほどかかって、結局ベリーズ国境を出発したときは、すでに東の空が明るくなり始めた朝の6時ころになっていたのだった。

ベリーズ国境から、ベリーズシティまでは、前回の一度通っていたから2.5h〜3.0hくらいかかるのはわかっていた。コロサルまでは15分、そこからオレンジウォークが1時間で7:15着、オレンジウォーク〜ベリーズシティが1.5hで、ベリーズシティ着は結局8:45だった。だからカンクンからだと10時間半、ADOの時刻表によると8.5hとなっていたが、もとよりそれはイミグレの時間を除いていっているとしか思えなかった。あるいはとぼけて23:15→8:45に基づいていってることとしか解せなかったが、いずれにしろカンクン→ベリーズシティ8.5hというのは現実的な数字ではなかったのである。また、乗車時に満席だった直行バスも結構途中で降りる客がいて、ベリーズシティまで乗車していたのは2/3、そのうち外国人旅行者が1/2くらいだったから、せいぜい15〜6人というところだったか?、このあと45分待って普通のバスでグアテマラ国境に向かうことになるが、少々長くなりすぎたので、ベリーズ〜グアテマラ国境〜フローレスは次回にさせていただきます、、>>

写真とタイトルの説明;まずタイトルの選択に交通といった項目がなく、鉄道・乗り物もいまいちしっくりこなかったが、ま、乗り物の扱いになるかと思ってこのタイトルを選択、またタイトルの写真も相応しいものがなく、仕方なくADOの待合室になってしまった。が、この写真に時差についての案内が出ていたのである。内容は定かでないが、そもそも今回の時差1時間というのはカンクンのあるQuintana Rooが特例だったのか、あるいはもしかしたら夏時間ということだったのか?実は未だよくわかってないのである、、

以下の写真は上からメキシコ側のイミグレ 4:30〜5:00頃
メキシコ側イミグレ
次がベリーズ側イミグレ 5:30ころ
ベリーズ側イミグ<br />
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その下はベリーズの車窓から 3枚
ベリーズ車窓1
オレンジウォークを過ぎて渡ったこの河は前回ラマナイ遺跡にいくときに船に乗ったところだった
ベリーズ車窓2
ベリーズ車窓3

ベリーズのバスターミナル着はベリーズタイム8:45だった
ベリーズバスターミナル

Mopan River
ベリーズ経由Guatemala in ; 実践編 その3, ベリーズ〜グアテマラ国境越え
エリア:
  • 中南米>グアテマラ
  • 中南米>ベリーズ
テーマ:その他 
投稿日:2015/04/13 12:03
コメント(0)
このベリーズ〜Guatemala inルートは前回からお話ししているように二つあります。1,はグアテマラ国境近くの街サン・イグナシオSan Ignacio〜ベリーズ国境ベンケ・ビエホ・デル・カルメンBenque Viejo del Carmen〜グアテマラ国境の街メルコール・デ・メンコスMerchor de Mencos〜フローレスFlores、2,がベリーズ南部の港街プンタ・ゴルタPunta Gorda〜グアテマラのカリブ海に面した港街プエルト・バリオスPuerto Barrios(orリビングストンLivingston)に渡るルートです。

1,サン・イグナシオ→ベンケ 30分2BZ$(バス;1時間に一本)。なお、途中シュナントニッチ遺跡入り口までは20分1.5BZ$、遺跡入り口からベンケは5〜10分くらいだったが同じく1.5BZ$。ベンケ→国境はタクシーで10分5BZ$、この間のタクシーはシェアすれば安くなるかと思ったが、その場合でも一人5BZ$だった。
出国手続きは37.5BZ$(US18.75ドル)払うだけで簡単、その分を残して、もしベリーズに戻らない場合は出国前に両替しておいたほうがよい。プンタ・ゴルダには両替屋は一人もいなかったが、こことメキシコ国境には両替屋がいて、それほど率は悪くなかった。
ベリーズのイミグレでスタンプを押してもらって、少し行くと左手にグアテマラのイミグレがある。ただ、うっかりすると見落としかねないくらいわかりずらい。わたしの場合は教えてくれた人がいて助けられたが、あとでアンティグアであった若い日本の男の子は素通りしてしまったといっていた(入国手続きを経てないと出国時面倒なことになるので、くれぐれも注意を!)。そこを過ぎるとたぶん国境と思われる橋があって、渡るとすぐにメルコール・デ・メンコスの街になっていた。だからグアテマラ側イミグレは橋の手前だったことになる。(この橋とその下を流れる川Mopan Riverはたいそう美しかったが、悔しいかな、このとき前日にカメラの充電を忘れていて、すでにバッテリー切れになっていたので写真がない)
グアテマラ側に入って、進行左手にコレクティボのターミナルあり(橋から5分くらい)ここから15分か20分おきにフローレス行きのコレクティボ(乗り合いワゴン車)がでている。2時間30Q(普通のバスもあるが本数は非常に少ない、一日2本?、弾丸編で書いたが、むしろベリーズ・シテイ〜フローレス間の直通バスのほうが本数は多い;5時間US25ドル、フローレス→ベリーズ・シティは160Q)ということで普通のバス・タクシー・コレクティボの乗り継ぎでベリーズ・シテイ→フローレスは乗継ぎがうまくいけば6時間約US12ドルだったので、やはりシャトルの半額となります。

2,ベリーズ・シティ〜プンタ・ゴルダのバスは前回書いたように普通バスで6時間半22BZ$だったが、一日4便?のプエルト・バリオス行きのボートに乗るにはプンタ・ゴルダに一泊しなければならないかもしれない。宿は数軒あって安宿は30BZ$〜、プンタ・ゴルタからのボートは写真のイミグレ兼船着場になっているところにあった看板によると一日4便あって50BZ$となっているが、曜日によって異なる可能性ありで要確認。というのもわたしは実際はプエルト・バリオス→プンタ・ゴルダを利用したのだけれど、そのとき確認したら一日2本といわれ(当初プエルト・バリオス→プンタ・ゴルダは一日3〜4便あると思っていたが10:30AMと1:30PMの2便しかないといわれた)当初の予定が狂ってしまった経緯があったからだ。また、リビングストンへのボート(to,from)についても詳細不明、わたしがプエルト・バリオスから乗ったボートは、どのような経緯かわからないがリビングストンを経由したので、もしかしたら、そのとき、そのときで寄ってくれることがあるのかもしれない?。いずれにしろプンタ・ゴルダ〜プエルト・バリオス間は本数ははっきりしないがデイリーであるのは確しかで、料金はプンタ・ゴルダ→プエルト・バリオス50BZ$、逆のプエルト・バリオス→プンタ・ゴルダは200Q(どちらもUS25ドル)約1時間の船旅である。

<写真の説明>タイトル画像は、シュナントニッチ遺跡入り口付近を流れるモパン川Mopan River、この奥(上流)数kmのところに国境あり。以下の写真は上から順に1,プエルト・バリオスの船着場、写真右のボートがプンタ・ゴルダ行きボート。2,プエルト・バリオス付近の海。3,リビングストンの船着場(わたしの乗ったボートはリビングストンに寄った)。4,この付近、カリブ海沿岸部に多く住むガリフナ系の人々(2012/2月リビングストンで撮影したもの)。5,プンタ・ゴルダの船着場、まっすぐ行った先にイミグレがある。6,イミグレをでたところにボートの発着案内板があった。7,何もない街プンタ・ゴルダの中央公園?。
プエルトバリオスの船着場
プエルトバリオス港付近2
リビングストンに寄る
2012/2リビングストン
プンタゴルダの船着場
プエルトバリオス行きポートの案内板
プンタゴルダの街の中心?

3,さて、では1,または2,のルートを使って、果たしてベリーズ・シティ〜グアテマラ・シティ間はどちらがコスト的に安く時間的に早いのかという比較をしてみたい。それには3-1としてフローレス〜グアテマラ・シティのバス、3-2,プエルト・バリオス〜グアテマラ・シティのバスを調べればいいわけだが、フローレス〜グアテマラ・シティは弾丸編で述べているが8〜9時間130〜190Q(本数は多)、一方のプエルト・バリオス〜グアテマラ・シティはグアテマラの大手バス会社リテグアLiteguaの独占路線で5時間40〜80Q(こちらも本数は多、またLiteguaはデラックスバスから普通のバスまでバスのクラスも何種類かあり)。で、料金的に安いバスを使ったとして、3-1は前述のようにベリーズ・シティ〜フローレスが(便宜的にUSドルで表示すると)12ドルで、フローレス〜グアテマラ・シティ130Q:16.25ドル(1ドル;8Qとした場合)トータルすると約28ドル、時間的にはベリーズ・シティ午後発ちでフローレスからの夜行バスを使えば次の朝にグアテマラ・シティ着が可能(フローレスは見所が多いので数泊を勧めるが、もしそうでない場合、フローレス/サンタ・エレナのバスターミナルに例えば夕方着いたとしてもその日の夜行バスに空きがあるかは保証できない)。このルートは夜行バスを使えるのが大きい。3-2は移動費としては22BZ$+50BZ$+40Qでこちらは約41ドルとなり、もしプンタ・ゴルダもしくはプエルト・バリオスで一泊となるとその分の費用と時間もプラスしなければならなくなる(乗り継ぎ待ちを考えず移動時間だけならば多少短くトータル12〜3時間くらいか?)。なので時間的にもコスト的にも、またフローレスはグアテマラ屈指の観光地ということでもあるので、やはりフローレス経由が第一のお勧めルートとなるが、もし往復する場合となると、どちらを先にするかは別として、往きをフローレス経由にしたら帰路はリオ・ドゥルセ、リビングストン、プエルト・バリオスを絡めたルートをとるのが面白いかと思う。なおフローレスの宿やTikalツアーについては広く公開されていると思うので、それを参考にされるほうがいいと思うが、例えば安宿なんかだとドミで35Qくらいから、バストイレ共同で60Q〜、またTikalツアーも多くのトラベルエージェンシーが80Q〜から往復のツアー(入場料別途)をだしているが、サンタ・エレナのバスターミナルから片道30Qでミニバスもでているので、それを利用する手もあり。また、このルートのTikal以外のマヤ遺跡のひとつ、ベリーズ国境に近いヤシャ遺跡に行くにはフローレスからタクシーをチャーターすると高額になるので、その場合は国境の街メルコール・デ・メンコスまで行ってチャーターしたほうが安い(フローレスからの往復だと500Qは下らない、メルコール・デ・メンコスからだとせいぜい200Q?)。これは遺跡ファンは覚えておいて損はないと思う。ただ、今現在その先のナクム遺跡、あるいはナランホ遺跡へは悪路のためタクシーでは無理とのことだった。

Litegua社のデラックスバス/2012年2月撮影
Litegua

以下の写真も2012年撮影のヤシャ遺跡;3枚
2012/10 ヤシャ遺跡1
ヤシャ遺跡2
ヤシャ遺跡3

4,追加事項となります。前の記事を見直していて、グアテマラの出国税について後日記します、と書いていたのを(忘れてしまっていた)見つけ、ここに補足いたします。まず、プエルト・バリオスのイミグレは船着場の手前すぐのところにあり、これは見落とすことはないでしょう。問題は、そこでまさかの出国税80Q(またはUS10ドル)と言い渡されたことです。初めてのことでした。それまでに陸路でグアテマラを出国したことは何回かあり、一度も出国税なるものを払わされたことはなかったからです(メキシコ/パレンケ〜メキシコ/コロサル経由でグアテマラ/ラ・テクニカLa Tecnicaから入国したときに入国税として40Qとられたことはあった。そのほかホンデュラス/コパンにいったときも入国税か出国税を若干とられた記憶あり)。なので、本当のところグアテマラの出国税なるものはどのようになっているのか知らないのですが、もしかしたら新たにそのような決まりになったのかもしれないということと(これはメキシコの場合でもいえることですが)場所によって人によって異なるということも無きにしも非ず、なので、ある程度はそのつもりでいたほうがいいかもしれない、ということしかいえません、スミマセン。

以上、ベリーズ経由Guatemala inに関する今回知りえた情報をまとめてみたのですが、どのルートを通るにしてもベリーズ、グアテマラともに見所が結構あるので急がずにローカルバスでゆっくり旅することをお勧めします。当初お伝えしたように、それだと弾丸編のカンクン〜ベリーズ・シティ〜グアテマラ・シティ間の移動費約US100ドルの半額で移動できるのですから‥。

ラマナイ遺跡2
ベリーズ経由Guatemala in ; 実践編 その2,ベリーズの見所?
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>フローレス
  • 中南米>ベリーズ>ベリーズシティ
テーマ:その他 
投稿日:2015/04/09 08:48
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コロサルCorozal〜ベリーズ・シティBelize City間のバスはコロサルのバスターミナルに貼ってあった時刻表によるとかなりの本数があるようだったが、実際は1時間に一本か1時間半に一本くらいだったのではないか?。しかし早朝から夜遅くまで、かなりの本数があったのは確かで、料金はコロサル〜オレンジ・ウォークOrange Walkが4BZ$(国境〜オレンジ・ウォーク5BZ$)オレンジ・ウォーク〜ベリーズ・シティ5BZ$(国境〜ベリーズ・シティ10BZ$、コロサル〜ベリーズ・シティ9BZ$)と非常にわかりやすいものだった。また、時間もかなり正確で(これはベリーズ全体にいえることだが、交通量が少なく渋滞がないので時刻が安定している印象あり)コロサル〜オレンジ・ウォークが1時間、オレンジ・ウォーク〜ベリーズ・シティは1時間半だった。なので国境あるいはコロサルからベリーズ・シティまでのバスは座れればなんら問題はないけれど、その途中の大きな街(旅行者にとって重要な街)オレンジ・ウォークからの乗車だと座れない場合あり。

<写真説明>タイトル画像はラマナイ遺跡、下はコロサルのバス停に貼ってあった時刻表、その下はオレンジウォークのバスターミナル
コロサルのバス停に貼ってあった時刻表
オレンジウォークのバスターミナル

ベリーズ・シティのバスターミナルは日本でいえば東京駅みたいなところで、ベリーズ各地へ(から)のバスがすべてそこから発着していて、乗り場が5ヶ所くらいあったが、同時に2台以上のバスが停車しているのを見たことがなく、また各地へのバスの案内(時刻表?)みたいなものもなかった。なので、詳しいバス情報は正直よくわからないのだが、聞いた範囲で以下のことがわかった。そこからは知らない街も含めて各地へバスが出ていたが、我々旅行者に重要なのは次の3方面と思われる。
1,オレンジ・ウォーク、コロサル、メキシコ国境方面は上記のように1時間〜1時間半に一本?。
2,サン・イグナシオSan Ignacio、グアテマラ国境の街ベンケ・ビエホ・デル・カルメンBenque Viejo del Carmenへは1時間に一本(曜日によって30分に一本といっていた)サン・イグナシオまでは2時間半9BZ$、サンイグナシオ〜ベンケは30分2BZ$。
3,ダングリガDangriga、プンタ・コルダ Punta Gorda(グアテマラ/プエルトバリオスへのボートが出ているところ)は早朝から夕方まで一日10本くらいあることがわかった。ベリーズ・シティ〜ダングリガまで3時間、プンタ・ゴルダまではExpressが2本あって、それだと5時間半 24BZ$(?)、普通は6時間半22BZ$だった。なお、現在の首都であるベルモパンBelmopanへは、2,と3,のバスがすべて通るので本数は多、時間は1時間15分といったところか?
いずれにしろベリーズのバスは比較的時間どおりなのと、わりとバス代は安いという印象があった。例えばメキシコ国境からベリーズシティ経由でグアテマラ国境のベンケまではベリーズ・シティ乗換えだが、バス待ちの時間を除けば6時間21BZ$(US10.5ドル)、もうひとつの国境の港であるプンタ・ゴルダまでは少し遠いので時間はかかるが、それでもバス待ちを考慮にいれなければExpress利用で8時間半34BZ$(US17ドル)、つまりベリーズを一日で通り抜けるのは十分に可能なのであった。

首都ベルモパンのバスターミナル
ベルモパンのバスターミナル

ベリーズはやはり海派の人向きの国といえるだろう。有名なカリブ海のリゾート地キー・カーカーCaye Caulkerやサン・ペドロSan Pedroへはベリーズシティの中心スィング橋の袂(バスターミナルから歩いて15分くらい)からボートがしきりに出ているし、ダングリガやプラセンシアPlacenciaもカリブ海に面したビーチのある街である。アンティグアであった日本の若者は、どこからと聞き逃したが、その近くから無人島に渡りそこでしばらく過ごしていたと話していた。

写真下、左に停泊中のボートがキーカーカー行き?
キーカーカー行きのボート?

ダングリガバス停近くのロータリーのガリフナの太鼓像
ダングリガの街のロータリー


残念ながらわたしは海やビーチに関しては縁がなかったので、くわしくお伝えすることができないが、ベリーズはその他にもマヤの遺跡が多く残されいることでも有名である。その中でも特に重要な遺跡ラマナイLamanaiとアルトゥンハAltun Haはオレンジウォークから、カラコルCaracolはサンイグナシオからのツアーがあった。また、サンイグナシオ近くにはシュナントニッチXunantunich、カハル・ペッチCahal Pechという遺跡もあったが、それはツアーを利用しなくても訪れることができた。いずれの場合もオレンジウォーク泊、またはサンイグナシオ泊となるが、オレンジウォークは35BZ$〜、サンイグナシオは30BZ$〜の安宿あり、どちらもなかなか面白く魅力的な街だった。すべての遺跡を訪れたわけではないが、近いうちにその詳細をホームページに記す予定。ベリーズという国にはそれほど期待はしていなかったが、訪れてみると存外面白く、のんびりしているのとちょっと近隣諸国と違ったユニークさがあって思いがけず気に入ってしまった。たぶん、まだ国が新しいのと英国領だったからか、なにかとても新鮮さを感じ、また未知数・未開発な部分が多いことから将来楽しみな魅力を秘めている国といえた。

サンイグナシオの安宿街<この写真は朝の6時ころ撮ったもので、人影がないが、夕方からこの界隈はレストラン・ホテル・トラベルエージェントのひしめくエリアなのでものすごい賑わいをみせていた>
サンイグナシオの安宿街

シュナントニッチ遺跡へはこの艀に乗って対岸に渡り歩いて30分、もっとも歩いている人はわたしくらいで、ほとんどはツアー客で車で5分、その下が弾丸編のタイトルにも使ったシュナントニッチ遺跡
シュナントニッチ遺跡は艀に乗って
シュナントニッチ遺跡

オレンジウォークの街の中心
オレンジウェークの中心

ラマナイ遺跡へは下の写真のボートで行くツアーがあって、これに参加した(100BZ$)
ラマナイ遺跡はボートに乗って
このボートツアーはなかなかよかった(オレンジウォークから約1時間半)
ボートツアー
タイトル画像と下の2枚がラマナイ遺跡
ラマナイ遺跡4
ラマナイ遺跡3

Corozalパルケセントラル
ベリーズ経由Guatemala in ; 実践編 その1, メキシコ〜ベリーズの国境越え
エリア:
  • 中南米>ベリーズ>ベリーズその他の都市
  • 中南米>メキシコ>チェトゥマル
テーマ:その他 
投稿日:2015/04/06 03:51
コメント(0)
前回の投稿から早、一ヶ月がたってしまいました。今回は5週間の旅で数日前に帰国したのですが、今回はこれまで数回グアテマラを訪れていたにもかかわらずVISA代が高くて寄ってこなかったベリーズに、もしかしたら最後の旅になるかもしれなかったのでVISAをとってでも行かねば、と去年からずっと思っていてのことでした。それが前回も記したように今年から突然VISA不要になったのは誠に朗報だったのですが、今回はなかなか安い航空券を見つけらず、だいぶ出遅れてしまったというのが実情でした。で、ようやく日本を発てたのが2月の末でトータル5週間のうちGuatemalaに中3週間滞在し、前後の一週間ずつをカンクン〜ベリーズ〜グアテ市(アンティグア)の往復陸路移動にあてた旅となりました。

これは個人的な好み・スタイルの問題になりますが、今までベリーズが無縁だったもうひとつの理由に、わたしはあまり海に興味がなかったという点があり、それは今回の報告にもベリーズの海情報が欠けてしまっていることを予めお断りしておかなければならないと思っております。それともうひとつ、わたしは超貧乏旅ヤさんである、ということも付け加えておかなかければならないと思っています。なので、前回紹介した弾丸編の直通バスやシャトルバスを実際は一度も使ってないし、その結果として交通費においては少なくともADOのダイレクトバスやシャトルバスを使った場合の半分くらいの費用でその間を移動してきたこともあわせて申し上げておかなければならないでしょう。

そこで、まずはカンクン〜ベリーズinについてのバス情報ということになりますが、確かに一日一本のADOダイレクトバスは国境越えのわずらわしさを思えば、それなりの価値があることも認めざるを得ないかと思います。その理由は単純にカンクンCancun〜チェトマルChetumal間はわたしが利用したMayaBの2等バスならADO<354ペソ>の2/3<235ペソ>で移動できるのですが、チェトマル→ボーダー(国境)→ベリーズinがちょっと面倒?少々難しかったことにあります。それはベリーズシティまで行くチェトマルからの直通バスの乗り場が、チェトマルに二つあるバスターミナルのどちらとも直結していないということがあげられます。わたし自身それを知らずにいたので、けっこうこの国境越えは難儀いたしました。で、メキシコ(チェトマル)→ベリーズ(コロサル)の国境越え実践編は以下のようになるかと思います。

<写真説明>タイトル画像はコロサルのパルケセントラル(中央公園)、下はチェトマルのパルケセントラル(そこには立派なマヤの博物館Museo de la Culturaがあった)
チェトマルパルケセントラル

1,ベリーズシティ直行バスはMercado Nuevo(メルカドが二つとあるというのも紛らわしくてわかりづらいところ)から毎朝10時から数本(1時間か1時間半に1本、最終は夕方5時か6時ころ?、ベリーズシティまではUS$5ドル)でているようで、これがもっとも安く面倒なくベリーズinできる方法と思われますが、その乗り場まではADOの長距離バスターミナルに着いたとしても、セントロのバスターミナルに着いたとしても、そこからはタクシー(15〜20ペソ、1ペソおよそ8.5円)を使うのが賢明かと思われます(コレクティボを見つけられればその方がもっと安い)。

パルケセントラル前のADOターミナル、この写真の左端辺りにSanta Elenaに行くバス乗り場がある
パルケセントラルにあるADOターミナル

上の写真に見えるコレクティボ(乗り合いワゴン車)で下のMercado Nuevoまで4ペソ、ベリーズ行きバス乗り場は下の写真の右手、塔の下辺り
Mercado Nuevo

2,わたしは上記1の方法を知らなかったのでMayaBできて、着いたターミナル(ADOの長距離バスターミナル)から結局国境までタクシーを使わざるをえませんでした。最初200ペソと吹っかけられ、交渉したら100ペソまで下がったのでそれで承知しメキシコ国境のイミグレまで行きましたが、後で二つの失敗が明らかになりました。その1-メキシコ側の国境までは地元の人なら7〜80ペソとのこと。その2-100ペソといわれたら、少なくともメキシコ側のイミグレで手続きを終えるまで待っててもらって、それからベリーズ側のイミグレまで行ってもらうこと(これは後述するが重要)。

メキシコ側のイミグレーション
メキシコ側イミグレーション

3,これも少々わかりにくいが、メキシコ側国境の街サンタエレナ(Santa Elena)までADOセントロバスターミナル前のパルケセントラルからバスあります。

サンタエレナに停まっていたチェトマル、メルカドセントラル(パルケセントラル)行きバス
チェトマルメルカド行きバス

4,メキシコ・ベリーズ間は両国のタクシー等(バスも)の行き来がかなり自由なようで、チェトマルのタクシーはコロサルまで行くといっていました。US20ドルで行くといっていたが、たぶん交渉次第ですがUS15ドルくらいまで下がると思います。なのでここであらためてチェトマルからタクシーを使ったときの料金を以下にまとめてみました。メキシコ側イミグレまで70〜80ペソ、ベリーズイミグレまで100ペソ(タクシーを使った場合のベスト)、コロサルまで200ペソ(US15ドルくらい)といったところでしょうか??

以上が、メキシコ側国境までの行き方、あるいは越え方になりますが、歩いて国境になっている川Rio Hondoを越えた場合、次の問題があって、これもわたしは知らなかったので、そこで失敗というか、けっこうな損失を蒙ることになりました。以下はその詳細、、

‥普通、国境になっている川を渡れば入った国のイミグレはすぐにあるものと思っていたら、ベリーズのイミグレはそこから数キロ先にあるとのことでした。それは歩ける距離ではなかった(もちろん歩けないこともないだろうが)。で、そこまでどう行くかが問題となるのですが(これが上記2で述べたこと、その点を考えるとやはり1がベストとなる)、そこに(歩いて橋を渡ったあたり-下の写真)わたしのようなカモを待っている(たぶんベリーズ側の)タクシーないし業者がいるのです。いや、それを利用するしかないのですが、その相場を知らないとカモにされるということで、わたしはまんまとその手口に乗せられ余計な出費を嫌う貧乏旅行者として恥ずべき敗北を喫したのでした。なのでそこからの通常の料金は覚えておいて損はないと思います(もちろんその場でベリーズシティ行きのバスに遭遇すればその場からも乗れると思うし、そのほうがベター)。

写真前方の橋を渡って国境を越えてきたあたり、普通ならこの辺にベリーズのイミグレがあってしかるべきと思われるが、それは遥か彼方にあって、この辺にはタクシー?業者?手配師?がカモを待っている??要注意!!
国境の川Rio Hondo渡ったあたり


まず、ベリーズ国境からコロサルの街までは通常タクシーでBZ$2ドル(2BZ$ベリーズドルがUS$1ドル<固定>)、バスだと1BZ$、これは国境の川からベリーズのイミグレまでの区間も含みイミグレ手続き中は待機していてくれます。だからチェトマルでベリーズシティ行きのバスに乗れなかったとしても、最安値でチェトマルからコロサルまでいく方法は、パルケセントラルからバスでサンタエレナまでいって(せいぜい10ペソ?)、歩いて国境を越えタクシー代US$1ドルでコロサルまで行けるということです(だから、かかっても合計2〜3USドル)。これはあとでわかったことなので、当初知らなかったわたしはチェトマル〜国境にタクシー100ぺソ、国境〜コロサルにカモられてUS10ドル、つまり計16〜7ドルもとられて悔しいベリーズ初日になったのでした。

国境〜コロサルCorozalは20分くらい、下の写真はコロサルのバスターミナル
Corozalのバスターミナル

そのバスターミナルには下の写真のポスターが貼ってあった。それによるとパス(陸路)だけでなくボートでもBelize inできるることがわかる。
water taxi?

いくつか書き忘れたことがあるので補足いたします。
1,<見所について>これは重要な点かと思われますが、チェトマル、コロサルは見所があって、宿泊する価値があるところかということですが、もちろん興味の焦点は人それぞれですが、少なくとも一般的な視点(?あるいはわたしの感想)でいえば、両街ともどうしても寄りたいところとはいい難い?、ま、遺跡派のわたしはコロサルのSanta Risa遺跡にはいってみたが(Cerros遺跡はアクセスが大変そうだったのでパスした)ほとんど感動はなかったので、素通りしてもそれほど惜しくはないところといえそう、、
2,<宿情報>チェトマルのパルケセントラル付近に中級400ペソ〜、安宿200ペソ〜、数軒あり、コロサルはバスターミナル近辺に2軒の安宿を見つけたが、いずれもUS25ドル〜で中身は安宿だが料金は安宿とはいえない、つまり適当な宿がなかったということなる、つまりその意味からも、この両街は飛ばしたほうが賢明かもしれない、、
3,<注意点>上記の理由からも、ADOのダイレクト夜行バス(カンクン22:15発、616ペソ:US44ドル、ベリーズシティ朝6〜7時着、時差1時間あり)は利用価値ありに思われますが(このバスはコロサル、オレンジウォークで下車できると思います。というのも帰りの便はオレンジウォーク、コロサルからも乗れるからです)カンクンからこの両街素通りで安く早くベリーズシティに行くには、次の点を注意すれば可能となります。それはADO(354ペソ、約6時間)MayaB(235ペソ、約7時間)いずれを利用するにしてもカンクンを朝9時発までのチェトマル行きのバス(または夜行バスという手もあり)に乗ることです。そうすればチェトマルのどちらのターミナルについても、タクシーでベリーズシティ行きのバス乗り場にいってもらえば(20ペソくらい?)ベリーズ行き最終バスに間にあう、ということです。ベリーズシティまでは約4時間US5ドルですから、それだとトータルUS22〜23ドル(MayaB利用の場合)なので、ま、ADOの直通バスの半額ということになります。
4,<入出国税>実は、わたしはこれがよくわかってないのです。特にメキシコとグァテマラの場合。その点今回通過したベリーズはいずれも出国時US18.75ドル(BZ$37.5)と明確でしたが、メキシコの場合これまで陸路で何回出入りしたか覚えていないほどですが、その都度払わされたり不要だったり‥??いくつか明らかに点があります。まず、飛行機で出国する場合は予めticket購入時にその分が含まれますから、まず請求されることはありません。問題は陸路の場合ですが、では、それは入国税なのか出国税なのか?ということ(一度の滞在で入出国時に両方払わされたことはない)と、たぶん場所によることはないと思うのですが、滞在日数が関係するのではないか?という点です。しかし、実はそれもあいまいで、はっきり説明されたことがない。で、払わされたこともあれば払わされなかったこともあるのです。その額はほぼ一定でドル換算で22ドル前後?(為替変動があるのか21〜23ドルといった印象あり)そして今回ここでもメキシコ滞在2日にもかかわらず(これまで短期の場合不要だった記憶もあったので一応問いただしたが受け付けてくれなかった)320ペソ徴収されたのでした(もしかしたら係官のポケットに消えたかもしれないが‥??)。
<グアテマラの場合については後日記します>

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