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京都ミステリー紀行

~楽しい古都ばかり話そう~

プロフィール

ニックネーム:
京都ミステリー
居住地:
京都府
性別:
男性
会社名:
京都ミステリー紀行
会社英字名:
Kyoto Mystery Trip
会社所在地:
京都府
会社電話番号:
090-3653-5729
業種:
現地ツアー企画・現地ガイドなど
自己紹介:
「京都ミステリー紀行」という観光案内をやっております。
よく「ミステリーツアー」と間違えられますが、一般に行われている「行き先や内容を告げずに参加者を募集する」いわゆるミステリーツアーとは違うので要注意。
京都ミステリー紀行とは。
「鵺池」「幽霊の子育て飴」など、京都に残された幽霊譚、怪奇譚を紹介するだけではなく、「菅原道真の怨霊伝説はインチキだった」「平清盛は悪い人ではなかった」「応仁の乱で京都は丸焼けにはなっていなかった」など、通説とは違うことや常識とは反対の説明をする異色のツアー。
『今昔物語』や『江談抄』のエピソードを語る他、『群書類従』や『古事類苑』に基づいた「真相の解明」も行うため、「面白くてためになる」とか「目からウロコの謎解きツアー」とも言われています。

最近、観光地域おこしへのお手伝いも始めました。

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織部泰助の『死か翅の貪る家』を読みました。

2026/10/12 15:02
エリア:
  • 近畿 > 京都
テーマ:
  • 書籍・CD・DVD
  • / その他
  • / 歴史・文化・芸術
表題の作品を読みました。以下にその感想です。

『死か翅の貪る家』
織部泰助(角川ホラー文庫)
SRマンスリーでこの作者の前作『死に髪の棲む家』が傑作だと教えてもらったので、まずその第一作を読み、続けて本書を読んだ。
なるほど確かに角川ホラー文庫から出ているのにホラーではなく堂々たる本格ミステリである。題名の付け方も独特で、これはかつて三津田信三が『○○の如き△△るもの』のシリーズを書き始めたときのワクワク感と同じものがある。ちなみに本作の題名は「しかばねのむさぼるいえ」と読む。「死神」の次は「屍」なのだ。この次は何だろう、という期待も沸く。
何はともあれ、この『死か翅の貪る家』だが、
死か翅蝶という蝶々の鱗粉が付着した者は呪い殺されるという村で起きるのは
(1)密室での死、しかも被害者の口には蝶々が詰まっていた。
(2)密室からの人間消失、その現場は蝶々によって塞がれていた。
この謎に小説家の出雲秋泰と怪談師を名乗る無妙の2人が挑む。この2人がどのような関係かは、是非、前作『死に髪の棲む家』から読んでいただきたい。その方が破天荒な糺川正警部のことも良く分かって良い。二作目だけでは分かり難いと思う。
最後は関係者全員をひとつの部屋に集めて怪談師無妙が謎解きをするのだが、その後で。。。というのも『死に髪の棲む家』と『死か翅の貪る家』の共通点である。
現代でジョン・ディクスン・カーばりの本格物を書いてくれる日本の作家もまだまだいるということは、本格ミステリのタネは尽きないのだ。

http://sealedroom.blog.jp
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