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エリア:
- 近畿 > 京都
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テーマ:
- 書籍・CD・DVD
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- / 歴史・文化・芸術
表題の作品を読みました。以下にその感想です。
『死か翅の貪る家』
織部泰助(角川ホラー文庫)
SRマンスリーでこの作者の前作『死に髪の棲む家』が傑作だと教えてもらったので、まずその第一作を読み、続けて本書を読んだ。
なるほど確かに角川ホラー文庫から出ているのにホラーではなく堂々たる本格ミステリである。題名の付け方も独特で、これはかつて三津田信三が『○○の如き△△るもの』のシリーズを書き始めたときのワクワク感と同じものがある。ちなみに本作の題名は「しかばねのむさぼるいえ」と読む。「死神」の次は「屍」なのだ。この次は何だろう、という期待も沸く。
何はともあれ、この『死か翅の貪る家』だが、
死か翅蝶という蝶々の鱗粉が付着した者は呪い殺されるという村で起きるのは
(1)密室での死、しかも被害者の口には蝶々が詰まっていた。
(2)密室からの人間消失、その現場は蝶々によって塞がれていた。
この謎に小説家の出雲秋泰と怪談師を名乗る無妙の2人が挑む。この2人がどのような関係かは、是非、前作『死に髪の棲む家』から読んでいただきたい。その方が破天荒な糺川正警部のことも良く分かって良い。二作目だけでは分かり難いと思う。
最後は関係者全員をひとつの部屋に集めて怪談師無妙が謎解きをするのだが、その後で。。。というのも『死に髪の棲む家』と『死か翅の貪る家』の共通点である。
現代でジョン・ディクスン・カーばりの本格物を書いてくれる日本の作家もまだまだいるということは、本格ミステリのタネは尽きないのだ。
http://sealedroom.blog.jp
『死か翅の貪る家』
織部泰助(角川ホラー文庫)
SRマンスリーでこの作者の前作『死に髪の棲む家』が傑作だと教えてもらったので、まずその第一作を読み、続けて本書を読んだ。
なるほど確かに角川ホラー文庫から出ているのにホラーではなく堂々たる本格ミステリである。題名の付け方も独特で、これはかつて三津田信三が『○○の如き△△るもの』のシリーズを書き始めたときのワクワク感と同じものがある。ちなみに本作の題名は「しかばねのむさぼるいえ」と読む。「死神」の次は「屍」なのだ。この次は何だろう、という期待も沸く。
何はともあれ、この『死か翅の貪る家』だが、
死か翅蝶という蝶々の鱗粉が付着した者は呪い殺されるという村で起きるのは
(1)密室での死、しかも被害者の口には蝶々が詰まっていた。
(2)密室からの人間消失、その現場は蝶々によって塞がれていた。
この謎に小説家の出雲秋泰と怪談師を名乗る無妙の2人が挑む。この2人がどのような関係かは、是非、前作『死に髪の棲む家』から読んでいただきたい。その方が破天荒な糺川正警部のことも良く分かって良い。二作目だけでは分かり難いと思う。
最後は関係者全員をひとつの部屋に集めて怪談師無妙が謎解きをするのだが、その後で。。。というのも『死に髪の棲む家』と『死か翅の貪る家』の共通点である。
現代でジョン・ディクスン・カーばりの本格物を書いてくれる日本の作家もまだまだいるということは、本格ミステリのタネは尽きないのだ。
http://sealedroom.blog.jp


