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京都ミステリー紀行

~楽しい古都ばかり話そう~

プロフィール

ニックネーム:
京都ミステリー
居住地:
京都府
性別:
男性
会社名:
京都ミステリー紀行
会社英字名:
Kyoto Mystery Trip
会社所在地:
京都府
会社電話番号:
090-3653-5729
業種:
現地ツアー企画・現地ガイドなど
自己紹介:
「京都ミステリー紀行」という観光案内をやっております。
よく「ミステリーツアー」と間違えられますが、一般に行われている「行き先や内容を告げずに参加者を募集する」いわゆるミステリーツアーとは違うので要注意。
京都ミステリー紀行とは。
「鵺池」「幽霊の子育て飴」など、京都に残された幽霊譚、怪奇譚を紹介するだけではなく、「菅原道真の怨霊伝説はインチキだった」「平清盛は悪い人ではなかった」「応仁の乱で京都は丸焼けにはなっていなかった」など、通説とは違うことや常識とは反対の説明をする異色のツアー。
『今昔物語』や『江談抄』のエピソードを語る他、『群書類従』や『古事類苑』に基づいた「真相の解明」も行うため、「面白くてためになる」とか「目からウロコの謎解きツアー」とも言われています。

最近、観光地域おこしへのお手伝いも始めました。

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NoPhoto
倉知淳の『犯人は現場に首だけ戻る』を読みました。
エリア:
  • 近畿>京都
テーマ:書籍・CD・DVD その他 歴史・文化・芸術 
投稿日:2026/09/30 14:33
コメント(0)
表題の作品を読みました。
以下にその感想です。

『犯人は現場に首だけ戻る』
倉知淳(実業之日本社)
主人公・折本光一と久世敬太郎は本職は(さほど売れない)フリーライターだが、警察で「派遣さん」と呼ばれる非正規雇用捜査官でもある。まあ、その実態は警察の捜査に「協力」して犯行現場に行ったり関係者に事情聴取したりしてレポートを提出するというもの。あまり良く分からない部分もあるが、2人はいわゆる「隙間バイト」でこれをやっているのだろう。一応は登録制のようであるが。しかしそこはまあ、深く追求せずに「こういう仕事もあるのだ」と大らかに受け止めたい。現代を舞台にしたミステリで民間の探偵がどうやって警察と協力するのか、という課題に対してのひとつの解答がここにあるわけだ。ちなみに、探偵役は久世の方である。
余談だが、この作品中で並の作家なら「京都弁」と書くところを倉知氏は「京言葉」と正しく書いている。流石である。ベテランの境地である。ただ、「京ことば」と書いてくれたらもっと良かったと思う。^^

さて、本書は4作が収録されれているが、全体を貫くキーワードは「切断」である。「切断」というとジョイス・ポーターの『ドーヴァー4』を思い浮かべるが、「犯人は何故切断したのか」という謎に四者四様の解決がある。短編本格ミステリのお手本のような一冊なのだ。

「犯人は現場に(首だけ)戻る」〜首ヲ切ル者〜
強盗殺人の容疑者が殺され、切断された首が強盗殺人の現場である家の門柱に乗せられていた。何故。
首切断の理由も本格ミステリ的で納得がいく。傑作である。冒頭の作品が良いと全体に対する期待が膨らむ。

「かゆいところに手が(もう一本分)届く」〜腕ヲ切ル者〜
車に撥ねられて死んだ女性の右腕が切断され、死体の腹の上に乗せられていた。何故。
切断した腕の使い道は何だったのか、という謎である。
この事件に別件の殺人事件が絡み、久世は犯人が切断した腕を何に使ったかを解き明かす。

「悪事千里を(片方の足で)走る」〜足ヲ切ル者〜
被害者は左胸を刺され、首を絞められて、左足を切断されていた。しかも切断された足はご丁寧にもズボンの中に戻されていたのである。何故。
これは関係者の証言から「被害者は足を見せたくなかった」とうのはすぐ分かる。では、それは何故かというと想像がつかないのである。
前半の二作では折本と久世の2人は担当刑事の案内であっちこっち動き回るのだが、この第三話では一ヶ所に留まっている。つまり関係者がひとつの場所に集まっている所で事情聴取をしているわけだ。なので小説としてもかなりの部分は各関係者の証言だけが並べられている。
これは作者の手抜きではないだろう。証言だけを次々と読むことで被害者の「足の秘密」がクローズアップされて来るのである。ちゃんと考えているのだ、と思う。

「幽明境を(首も手足も)異にする」〜ばらばらニ切ル者〜
最後の作品は少し短い。他の三編の半分の長さである。
被害者は頭部と四肢がバラバラに切断され、ご丁寧にも両手足は手首と足首とでも切断されていたのである。何故。
最後の作品では折本と久世は動き回らないだけではなく、関係者の事情聴取もしない。否、する必要がないのだ。何故ならば聴きに行くべき関係者がいないから。
これでどうやって事件を解決する?
それが出来るのである。現場の状況だけで久世敬太郎は真相を喝破する。見事だ。
先行の三話はWEB雑誌に掲載されたようだが、この最終話は書き下ろしである。だから手を抜いたのではないだろう。最小限の手懸りだけで論理を組み立てて解決に至るという、究極の設定なのだ、と思う。

本格派ファンならこの本を読まない手は無い。
今年のベストテン候補である。

http://sealedroom.blog.jp

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周浩暉の『死亡通知書 宿命』を読みました。
エリア:
  • 近畿>京都
テーマ:書籍・CD・DVD その他 歴史・文化・芸術 
投稿日:2026/09/14 13:27
コメント(0)
表題の作品を読みました。
以下にその感想です。

『死亡通知書 宿命』
周浩暉(早川書房)
前作「死亡通知書 暗黒者」で「中華ミステリというのはここまでレベルが上がったのか」と思わせてくれた作者のシリーズ第二弾。
設定は前作の直後、殺人鬼<エウメニデス>の二代目が活動を開始する。とはいうものの、この二代目の正体は直ぐに判明するのである。
と、いうわけで、本作は「犯人は誰か」という謎はない。追う側も犯人の特定は出来ているので具体的な目標がある。そこで、追いつ追われつの攻防戦になるわけだ。
まずは前作で捕まった人物が脱走し、その追跡なのだが、地下鉄での追うものと追われるものの駆け引きがテンポよく描かれていて、大陸にも日本と同じ地下鉄に乗る日常があるのだと思うと、新聞やネットでは出てこない実情が見れて面白い。
次はそのネットで<エウメニデス>と追跡戦が繰り広げられる。関係者の子供を誘拐した<エウメニデス>を追い詰めることは出来るのか? 地下鉄の方はアクション系だが、こちらは頭脳戦である。ちゃんと趣向を変えているのだ。
話はこれだけでは収まらず、さらに10年前に起きたバラバラ殺人事件が絡んで来る。そのうえ密室殺人も出て来るのだからサービス満点ではないか。ミステリとしては前作「暗黒者」のほうが良く出来ていたと思うし、作者の仕掛けの中にはミステリを読み馴れた人なら想像がつくのもあるが、それでも面白い。

しかしこういう本を読むと中華人民共和国は一応は共産主義国だが、資本主義国と変わらない生活があるのが分かる。プロローグで泥水が流れてゴミが堆積している街外れの描写があるけど、こんなのもちゃんと検閲を通るのだ。3000円はちょっときついかもしれないが、読む値打ちはある。

http://sealedroom.blog.jp

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【南座の観劇で感激】『流白浪燦星』(ルパン三世)「碧翠の麗城」
エリア:
  • 近畿>京都>洛中(四条河原町・二条城)
テーマ:鑑賞・観戦 その他 歴史・文化・芸術 
投稿日:2026/09/09 15:05
コメント(0)
【南座の観劇で感激】『流白浪燦星』(ルパン三世)「碧翠の麗城」
9月8日は南座で新作歌舞伎「流白浪燦星」の第2弾を観てきました。^^
今回は片岡愛之助さんが流白浪燦星(ルパン三世)と石川五ェ門の二役。これはもう、どこかで早替りがあると期待が膨らみます。しかも、南座の客席に入ると宙乗りの段取りがしてあった。思わず「おおーっ」でした。

お話は、意に染まぬ結婚を強要される姫君と出会った流白浪燦星が幻の古城にある財宝を巡って悪役の瀧津弾正と戦い、銭形刑部がそれを追うというもの。押しも押されもせぬ娯楽大作です。
とは言うものの、流白浪燦星と石川五ェ門の二役というのは趣向としては面白いのですが、やはり少し無理があるようで、ストーリー上の制約が大きすぎて活劇としては何か物足りない部分がありました。
もうひとつ面白い趣向としては、前作でも有名な歌舞伎の場面がパロディとして出てきましたが、今回もそうで、わりと長丁場だったのが「金閣寺」のパロディでして、瀬織姫が雪姫になります。^^

さて、お待ちかねの宙乗りですが、てっきり愛之助さんが1人で勤めるのかと思ったら何と中村米吉さんと2人でやったのです。流白浪燦星と瀬織姫がペアで宙乗りという大外連。しかも流白浪燦星は途中で空中に投げ出され、必死で空を泳いで瀬織姫が投げてくれた帯を摑んで無事に飛んで行く。この場面だけでも観に行った甲斐がありました。
最後は「これで幕ならちょっとショボいのではないか」と思ったら、やはりフィナーレがあり、みんなで踊る踊る。もう大満足です。しかも、最後の舞台あいさつの後で写真撮影タイムもあり、お客さん急いでスマホの電源を入れました。
実に楽しい舞台で、多くの人に見ていただきたいです。まだ切符買えると思います。
#ルパン歌舞伎
南座1

南座2

南座3

NoPhoto
【今日、京響】第714回定期演奏会(8月29日)
エリア:
  • 近畿>京都>洛北(上賀茂・比叡)
テーマ:鑑賞・観戦 その他 歴史・文化・芸術 
投稿日:2026/08/29 23:06
コメント(0)
【今日、京響】第714回定期演奏会(8月29日)
指揮:ヤン・ヴィレム・デ・フリーント(京響主席客演指揮者)
独奏:鈴木愛美(ピアノ)
<曲目>
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲3番
(休憩)
シューベルト(ウェーベルン編):6つのドイツ舞曲 D820
シューベルト:交響曲7番ロ短調「未完成」

今回は渋いと言えば渋い、地味と言えば地味な演奏会だった。
前半のベートーヴェン「ピアノ協奏曲3番」は躍動感のある演奏で、独奏ピアノの音もオーケストラの音に埋もれることなく良く聴こえた。その分、少し音が硬かったのかもしれないが、やはり将来を期待されるピアニストなのだろうと思う。
しかし、曲が終るが早いか「ブラボー!」が出たのはちょっと残念。
後半はシューベルトが2曲だったが、最初の6つのドイツ舞曲は私の好みから言うと地味過ぎた。でも、こういうのが定期演奏会で取り上げられるのはあまり無いと思うので、得難い体験ではあった。
メインの「未完成」は今までに何度も聴いているが、これを最後に持って来たコンサートは初めてである。やっぱり私にとっては地味だった。^^
デ・フリーント氏の指揮は端正で、どこからも後ろ指差されない演奏。今日も録音していたようだ。
前にやったシューベルトの交響曲1番と4番のCDも発売されて、会場で売っていたが、今日これを買った人はデ・フリーント氏がサインをしてくれるらしい。いずれシューベルトの交響曲は全曲録音するのだろう。

ところで今日の演奏会はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のヘンリック・ホッホシルトという人が客演コンサートマスターを務めていた。どういう絡みでこうなったのかは知らないが、最初のベートーヴェンでオーケストラの音が出たとき、明らかにいつもとは違う音だと思った。不思議なものである。
こういう体験が出来るのも生演奏ならではだろう。

NoPhoto
京都駅の構内に給水スポットが出来てました。
エリア:
  • 近畿>京都>洛中(京都駅周辺)
テーマ:観光地 街中・建物・景色 その他 
投稿日:2026/08/11 13:41
コメント(0)
京都駅の構内に給水スポットが出来てました。
どうやら水のサーバーの宣伝だったようです。^^

給水

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