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京都ミステリー紀行

~楽しい古都ばかり話そう~

プロフィール

ニックネーム:
京都ミステリー
居住地:
京都府
性別:
男性
会社名:
京都ミステリー紀行
会社英字名:
Kyoto Mystery Trip
会社所在地:
京都府
会社電話番号:
090-3653-5729
業種:
現地ツアー企画・現地ガイドなど
自己紹介:
「京都ミステリー紀行」という観光案内をやっております。
よく「ミステリーツアー」と間違えられますが、一般に行われている「行き先や内容を告げずに参加者を募集する」いわゆるミステリーツアーとは違うので要注意。
京都ミステリー紀行とは。
「鵺池」「幽霊の子育て飴」など、京都に残された幽霊譚、怪奇譚を紹介するだけではなく、「菅原道真の怨霊伝説はインチキだった」「平清盛は悪い人ではなかった」「応仁の乱で京都は丸焼けにはなっていなかった」など、通説とは違うことや常識とは反対の説明をする異色のツアー。
『今昔物語』や『江談抄』のエピソードを語る他、『群書類従』や『古事類苑』に基づいた「真相の解明」も行うため、「面白くてためになる」とか「目からウロコの謎解きツアー」とも言われています。

最近、観光地域おこしへのお手伝いも始めました。

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記事一覧

111 - 115件目まで(123件中)

鱧鍋
淡路島から「はも道中」がやってきた〜祇園祭は鱧祭り〜
エリア:
  • 近畿>京都>洛東(祇園・清水)
  • 近畿>兵庫>淡路島
テーマ:観光地 グルメ 歴史・文化・芸術 
投稿日:2013/07/11 19:38
コメント(0)
京都では祇園祭がたけなわですが、これは別名「鱧(はも)祭り」とも言われるくらい、京都の人は鱧という魚を珍重します。もっとも、この時期の鱧の良いやつはあらかた高級料亭に取られてしまって一般庶民の口に入るのはスーパーで売っているようなレベルなのが辛いところではありますが。

京都の人が鱧を有難がるのは、鱧というのは生命力が強いため昔でも生きたまま京都まで運べたから。これは貴重でした。
フランス料理などでも、漁港から内陸部のパリまで運ぶ間に鮮度が落ちてしまった魚をどうやって美味しく食べるか、という課題からあのソースが発達したという。
京都の鱧料理でも無数にあるともいえる鱧の小骨をどうするか、という課題から骨切りというテクニックが生れました。
鱧の小骨は斜めに入っているので、縦に包丁を入れて小骨を切断する。開いた身のほうから約3センチの幅に24回包丁を入れますが皮は切らない。まさに寸止めです。鱧の長さが60センチあれば480回も包丁を入れることになる。ベテランの板前さんがやれば「シャリ、シャリ」という軽快な音が続くのが聞けます。
関東なら「小骨は抜く」という発想しかなかったのでしょうが、京都では「切る」という発想の転換をしたのです。「いもぼう」や「ニシンそば」と並ぶ京都の発明ですね。

骨切り

それはさておき、海を隔てた淡路島から「はも道中」が八坂神社にやって来ました。

道を歩いていると、どこからともなく「活け造り、淡路島から、はも道中!」という声が聞こえてくる。
はて、何をやっているのかと良く見てみれば、わざわざ淡路島から京都まで鱧を運んできた人たちがいたではありませんか。
総勢50名で今年は10匹の鱧を八坂神社に奉納したとのこと。

鱧道中

行列には洲本市長も参加していました。

市長も参加

淡路島の人形浄瑠璃の人形も参加。

人形も参加

法被の背中は浄瑠璃人形の顔になっているようですね。

後ろ姿は

オッサン道中の中に混じる美人2人はクイーン淡路。カメラを向けたら手を振ってくれました。行列でなかったらナンパしそうです。
後ろに従うのは「昔のクイーン」でしょうか。

あわじクイーン

いよいよ主役の鱧が登場します。

これが鱧

桶の中でヘビの様にトグロを巻いてます。

鱧のアップ

八坂神社に奉納された後、ご祈祷のうえ骨切りされて鱧鍋となりました。
私もご相伴にあずかりました。こちそうさ〜ん!


鱧鍋

閻魔さん
【千本ゑんま堂の風祭り】恐い閻魔さんと優雅な風鈴のミスマッチ
エリア:
  • 近畿>京都>洛中(御所・北野)
テーマ:観光地 お祭り・イベント 歴史・文化・芸術 
投稿日:2013/06/27 20:35
コメント(0)
市バス「千本上立売」下車してすぐに千本ゑんま堂があります。
このお寺の説明によると、「百人一首の歌人として知られる小野篁卿は、風に乗ってこの世とあの世を行き来する神通力を有しておられ、昼は宮中に赴き、夜は閻魔の庁に仕えたとの伝説を残しておられます」とのこと。

え? 小野篁が冥界に行くのは六道珍皇寺にある井戸からじゃなかったの? というツッコミは無しにしましょう。
井戸に入ったとたんに風になるのかもしれません。かつて「千の風になって」というアニメ映画の歌が流行りましたが。
そしてその「風」の連想から最終日には風鈴を供養するお祭が行なわれます。

毎年7月、千本ゑんま堂では「風祭り」として篁卿が閻魔宮へ赴かれる時間帯に本堂を公開し、本尊である閻魔法王像を特別開扉しているのです。

閻魔さん

お寺のホームページには下記の記載があります。

≪風祭り
7月1〜16日 夜間特別拝観・風鈴供養
ゆるやかに暮れ行く夏の夜。心に染みる風鈴の韻と心に広がる香の薫りを愉しみながら雅やかな風を感じてみませんか。

本尊開扉:午後6時30分より
午後6時より受付開始

香を楽しむ会

西陣音頭体験会
参加料 大人1,000円 中学生以下600円
浴衣または着物でご参拝の方に特典有り。

風鈴供養会:最終日午後6時30分より法要
古くなった風鈴や、ご家庭で眠っている風鈴を当山までお納め下さい。≫

太陽が沈む頃、風祭りが始まります。
日が沈む時に始まる祭りというのも珍しいかも。

閻魔さんライトアップ

本尊開扉のほか、梶の葉祈願もあります。これは願い事を書いた梶の葉が月に照らされるとその願いが叶うという祈願です。
さらに最終日には古くなった風鈴や、家で眠っている風鈴を奉納する風鈴供養会が営まれます。「針供養」があり「櫛供養」もある。そして鶏料理屋さんがやる「鶏供養」もある。だから「風鈴供養」があっても少しもおかしくありません。

風鈴

趣向を凝らした本尊のライトアップや、オリジナル曲「風のまつり」の奉納もあります。
ここの住職さんは音楽CD『えんま様が見てござる』を出した事もある由。アニメ映画の真似をして「千本の風に乗って」とかいうのも出せば如何でしょうか。

ところで、このお寺の閻魔像は当初のものは応仁の乱で焼失し、現在のお像は長享2年(1488)に出来た2代目です。
閻魔さんが燃えてしまってあの世へ行けば、どうなるんでしょうね。

立誠
立誠シネマに行ってみよう〜またもや京都の小学校が新たに甦った〜 
エリア:
  • 近畿>京都>洛中(四条河原町・二条城)
  • 近畿>京都>洛東(祇園・清水)
テーマ:観光地 鑑賞・観戦 歴史・文化・芸術 
投稿日:2013/06/14 18:23
コメント(0)
京都というのは「日本で初めて〇〇をやった」というのが多い。日本で初めて市電が走ったとか、日本で初めて水力発電所を作った(世界でも2番目)とか。さらには日本で初めて公立のオーケストラ、京都市交響楽団(京響)を作ったとか。珍しいのでは明治10年(1877)日本で初めて人を乗せた軽気球を飛ばせた(島津製作所)とか。
もちろん、日本で始めて小学校を作った(明治2年)のも京都ですが、日本で始めて映画が上映されたのも京都。
明治30年に日本で初めて映画が上映された場所が、木屋町通りにある立誠小学校の講堂でだった。残念ながら学校としては閉校になりましたが、校舎は残っています。

そこで、一体どんな映画が上映されたのかが気になるところですが、どうもストーリー性のあるものではなく、単に人や物が動いているだけの映像だったらしい。文字通りの「活動写真」だったか。

さて、この立誠小学校はすでに閉校になっていましたが、新たに映画学校・映画館として生まれ変わりました。
これは龍池小学校が漫画ミュージアムになったり、明倫小学校が芸術センターになったのと同じです。

建物はかつての小学校のまま。
立誠

前には高瀬川が流れている。
高瀬川

そして高瀬川を開削した角倉了以の顕彰碑も。
了以

さらには「高瀬川の沿革」という大パネルまで。
沿革

門を入れば映画の看板。
看板

教室がミニシアターになったのですね。とは言うものの、全教室ではなくひとつだけのようですが。

ここで3Dが観れるなんて思わないでください。確かめてはいませんが、無理でしょう。
だいたい3Dなんて、2時間ほども脳に正常ではない認識をさせるのですから、こればっかり観てるとそのうちパーになりますよ。やたらお金をかけてコケおどしのド派手な画面を見せるだけではスケールが大きいとはいわない。
スケールが大きいというのは、たとえば、アルフッド・ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」や「引き裂かれたカーテン」でしょう。

このシネマではお金はなくてもアイデアはある、といったコケおどしではない作品を見せてもらいたいものです。

校舎(シアターというべきか)の中を歩いているとかつての校歌のパネルが。これを寄贈した卒業生たちは学校が閉校になって映画館になるとは夢にも思っていなかっただろうな。
校歌

ひとつだけ苦言を呈すると、トイレが一ヶ所しかないこと。あまりにもレトロな小学校の校舎をそのまま使っているので仕方ないのですが、いすせれ改善が必要になるでしょう。

さて、ここの特徴は映画学校も併設していること。
学校としては俳優・演技クラス、企画・脚本クラス、配給・宣伝クラスがある。配給と宣伝のノウハウも教えるというのがミソか。
各クラス8回〜15回の授業で、52500円〜115500円まで。まあ高いか安いかは私には分りません。この授業料を高くするのも安くするのも受講者のやる気次第でしょう。

しかし、募集期間の延長をしていたクラスもあるので、一般的には高く感じるのかな。それと、「卒業後」のアフターケアがどうなっているのか。

監督ではなく企画と脚本のコースがあるというのもいい。でも、演技や脚本は他にも学校がありますよね。大丈夫かな。

何はともあれ、ここから巣立った人たちによって京都が「日本のハリウッド」として再生する時が来るか?

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立誠シネマの上映スケジュールなどはこちらから確認できます。
弁慶
京の五条の橋の上〜弁慶像の股間のモノは小さかった、そして戦いの本家争いとは?〜
エリア:
  • 近畿>京都>洛東(祇園・清水)
  • 近畿>京都
テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術 
投稿日:2013/06/08 21:04
コメント(0)
民族のアイデンティティーとは何ぞや、と大上段に振りかぶってしまうと嫌われるかもしれませんが、要するに、どんなにカタカナ語やラテン文字の表記が増えても誰もが桃太郎や浦島太郎の話を知っている、これが民族のアイデンティテイーですね。
そこで今回は牛若丸と弁慶の話です。
牛若丸と弁慶

京都にお越しの方はもうご存知でしょうが、五条大橋のすぐ近くに牛若丸と弁慶の像があります。歌にあるとおりですね。
ところで、この弁慶像のほうですが、ちょっと悲哀に満ちている。何かと言うと、股間のモノなのです。
あまりにも小さい。写真でお分かりでしょうか。
弁慶

これでは弁慶さんが可哀そうではありませんか。別に信楽のタヌキ並みにしろとは言いませんが、もう少し「立派」なものを付けてあげればどうか。このスモールサイズはないやろう、と思います。

さて、これも「京都通」の方ならすでにご存知でしょうが、平安時代の五条通は今の通りではなく、もうひとつ北側の現在の松原通が五条通でした。豊臣秀吉が政権を取った時に名前が変わってしまったのですね。
秀吉は通りの名前を変えるつもりはなく、ただ橋を架け替えただけ。ところが橋の位置が変わっても京都の人はそれまでどおりその橋を「五条の橋」と言い続けた為、それに引っ張られて通りの名まで「五条通」に変わってしまったと。

そこで問題です。
今の五条通の商店街は当然といえば当然ですが牛若丸と弁慶がシンボルになっています。幟もそのデザインですね。
五条

これに対して平安時代の、本来の五条通でもある今の松原通でもやっぱり牛若丸と弁慶をシンボルにした旗を出しています。

これって、本家争い?
松原

まあどこぞのお家元や老舗会社のように「骨肉の争い」をしているわけではありませんが、むしろ「本家争い」を売り物にしたほうが話題性もあり、人も集まるのではないか、なんて無責任な事を考えている今日この頃です。

ところで、五条坂を上っていって清水寺に行く途中、やはり牛若丸と弁慶が登場します。『義経記』では五条通の対決では引き分けた牛若丸と弁慶が清水の舞台でリターンマッチをやって牛若丸が勝つことになっています。その関係でこんな人形も出来たのですね。
この人形は時間が来ると出てきて対決をします。電気仕掛けなのです。清水坂のどこにあるか、今度行かれる時に探してみては如何でしょうか。
清水坂

イノシシ
十二支を探せ(後編)〜ぶらりと歩けばこんなモノたちがいる〜
エリア:
  • 近畿>京都>洛東(祇園・清水)
  • 近畿>京都>洛中(京都駅周辺)
  • 近畿>京都>伏見・京都市南部郊外
テーマ:観光地 街中・建物・景色 動物 
投稿日:2013/05/30 22:02
コメント(0)
それでは前回に引き続き、京都の街中で十二支の動物を見つけてみます。
後半は馬からですね。
馬と言えば絵馬ですが、この絵馬は競走馬です。ナリタブライアン。年配の方ならご存知でしょう。立派な成績を残した馬は絵馬としても残るのですね。
馬

羊はレストランの入り口にいました。これ、本来は韓国で偉い人の埋葬に使うやつではないかと思います。
羊

猿。なぜ金網の中に入っているかといえば、昔はこの猿が夜な夜な抜け出して近辺で悪戯を繰り返したと。それではいけないというので金網の中に入れてしまったら、もう悪戯はしなくなったそうです。
猿

鳥は風見鶏。ありきたりのを載せても仕方がないので気づきそうで意外と気づかない街中観光地の風見鶏に登場してもらいました。
鳥

犬はヘアサロンの看板? マスコット? 番犬?
ちゃんと鎖で繋いであります。なぜならば、この犬もかつては夜な夜な抜け出して。。。てなことはないわな。
犬

最後はイノシシです。摩利支天を乗せています。神々しい光が差し込んでいますね。

歩くたびに新しい発見がある町、京都。一度、確たる目的を持たず、ぶらりと歩いてみて何かを発見するという贅沢な旅も如何でしょうか。
イノシシ

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